2023年10月18日更新

『ワンルームエンジェル』原作漫画のあらすじネタバレを最終回まで!幸紀と天使の結末は?

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「このマンガがすごい!」2020オンナ編13位受賞ほか、数々の賞を受賞し話題となった『ワンルームエンジェル』が実写ドラマ化されます! 原作は衝撃的なストーリー展開と、心をえぐる心理描写で多くのファンを抱える漫画家・はらだによる大人気コミックス。 この記事では『ワンルームエンジェル』原作漫画のあらすじと結末のネタバレを紹介します。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

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【ネタバレなし】『ワンルームエンジェル』のあらすじ

趣味も友人も恋人もなく、惰性で毎日を送っていたコンビニ店員の幸紀は、ある日うっかりチンピラに刺されて瀕死になってしまいます。 遠のく意識のなかで真っ白い羽の美しい「天使」を見た彼は、お迎えが来たかと思いきや、その後すっかり完治し帰宅。すると部屋にはあのとき見た天使がいました。 ふてぶてしい態度ながら、記憶もなく飛ぶこともできないという天使を不憫に思った幸紀は、彼をしばらく家に置くことに。 突然始まった不思議なシェアライフは、死んだように生きていた幸紀の心にある感情を芽吹かせます。

【ネタバレあり】『ワンルームエンジェル』の結末は?

最終回、天使は生前、天志(たかし)という高校生だったことがわかります。あることがきっかけで自殺した彼は、同じタイミングで幸紀がチンピラに刺されたことから、幸紀にだけ見え、感情を感じ取れる存在になったのでした。 その後、幸紀と天使は一緒に生きていくことを選び、仕事を探して幸紀の母・あり紗を訪ね、雪深い地域に移り住みます。ある冬、ふたりは雪合戦をして楽しい時間を過ごします。すると天使は「僕、もう飛べそうだ」と言って突然消えてしまいました。 彼がいなくなり、大きなショックを受けた幸紀はしばらく抜け殻のような生活を送りますが、周囲の人々と話すことで、天使からもらった思い出や感情を大切に、生きていく決意をします。 その後、無事に就職した幸紀は、避けていた弟とも向き合い、前向きに人生を歩んでいくのでした。

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なぜ天使は成仏して幸紀から離れた?

天使が成仏したのは、「お互いに心が満たしあうことができたから」とされています。それぞれにやり場のない思いを抱えていた天使と幸紀は、お互いを好きになり、思いやり合うことで、心を満たしていったのです。 心に同じような影を抱えていたふたりは鏡のような存在で、幸紀は天使を大切に思うことで、自分を大切にすることを知っていったのではないでしょうか。 幸紀と過ごしたことで天使の心は満たされ、幸紀もまた天使のおかげで満たされたことで、天使は思い残すことなく成仏することができたのでしょう。

天使と幸紀の結末はハッピーエンド?

思い合うふたりが最後には離れ離れになってしまうという『ワンルームエンジェル』の結末ですが、これはハッピーエンドと考える人が多いです。 幸紀と天使は一緒に生きていくことはできませんでしたが、幸紀は天使との生活を通して生きる気力を取り戻し、前向きに生きていくようになります。 それはきっと天使も望んでいたことで、感涙必至の結末ながらあたたかな気持ちになるという声が多くあがっています。 実はこのエンディングには5ページほどの書き下ろしでつづきがあり、それを読むと、本編の結末と合わせて完璧なハッピーエンドになっています。

『ワンルームエンジェル』の口コミ・感想

吹き出し アイコン

結末には本当に大号泣しました!BLとかジャンル関係なく、みんなに読んでほしい漫画です。結末は人によって思うところがあるかもしれないけど、人生は悪くない、素敵だな、と思える作品です。

(20代女性)

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はじめはギャグテイストでくすくす笑いながらお話にのめり込んでいく感じ。読み進めていくと2人の過去が少しずつ明らかになっていって、うるりとしてしまう。

物語のアップダウンがあるのに、高低差がなめらかで自然に感情がついてくるところは、さすがはらだ先生……!BLというより、人間愛の話だと思う。

(30代女性)

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『ワンルームエンジェル』が2023年10月に実写化

『ワンルームエンジェル』は、MBS(毎日放送)系列で実写ドラマ化され、2023年10月19日深夜1時29分から放送されます! 深夜帯ではありますが、そのほかのキャストにも注目。主演の2人以外にも、幸紀の母・あり紗役に長谷川京子、幸紀のバイト先のコンビニ店長役でおいでやす小田、天使と幸紀の関係の鍵を握る高校生役で田中洸希などが出演します。 原作はジャンルとしてはBLですが、濡れ場なども一切ないので、原作に忠実に映像化されることが期待されています。

『ワンルームエンジェル』の実写キャスト

幸紀役/上杉柊平

上杉柊平

天使と同居することになるヤカラ男・幸紀を演じるのは、2015年にドラマ『ホテルコンシェルジュ』で俳優デビューした上杉柊平。 その後も2016年の朝ドラ『とと姉ちゃん』や『神様のカルテ』(2021年)、『18/40〜ふたりなら夢も恋も〜』(2023年)など、多くのドラマや映画で活躍しています。 本作については「幸紀と天使、意味を持って引き寄せあった2人がどう生きるのか、丁寧に向き合いながらお芝居しています。」と語り、「毎日が素晴らしく、充実しているものかどうかはわからないけど、人生は悪くないな、と思っていただける作品になれば嬉しいです。」とコメントしています。

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天使役/西村拓哉

天使を演じるのは、関西ジャニーズJr.内男性アイドルグループ・Lil かんさいのメンバー、西村拓哉です。これまでにドラマ『なれの果ての僕ら』(2023年)などに出演しています。 原作を読んで「すごく温かくて繊細で、素敵なヒューマンストーリーだなと思いました。」とコメントしている西村。「2人の人間性や関係性が少しずつ変わっていく様子を細かく表現して、演じ切ることができればいいなと思っています。」と意気込みを語っています。

『ワンルームエンジェル』原作漫画のあらすじネタバレを結末まで

号泣必至の傑作コミックスの実写化となる『ワンルームエンジェル』。原作の評判の高さから、ドラマへの期待も高まっています。 BLというジャンルにとらわれない、人間の深い愛と生きていく勇気を与えてくれる本作がどうドラマ化されるのか、楽しみですね!