ポルノグラファー

傑作BL『ポルノグラファー』が実写ドラマ化!あのシーンはどうなる!?【あらすじ・キャスト徹底解説】

2018年7月19日更新

丸木戸マキの傑作BL『ポルノグラファー』が竹財輝之助&猪塚健太で実写ドラマ化決定!嘘つき官能小説家と純情年下大学生の切ないラブストーリーが、一体どんな風にドラマになっているのか気になりますよね?作品のあらすじや見どころを徹底解説します!

BLマンガ『ポルノグラファー』がまさかの実写ドラマ化!

丸木戸マキによるボーイズラブマンガ『ポルノグラファー』が、竹財輝之助と猪塚健太のW主演で実写ドラマになります。フジテレビの動画配信サービス・FODで配信後、地上波での放送も決まっている本作。原作では濡れ場もある作品なだけに、どのように実写ドラマ化されるのか気になりますよね。 『ポルノグラファー』は、自転車事故をきっかけに出会ったピュアな大型犬系大学生・久住春彦と、アンニュイな色気漂うメガネ美人の官能小説家・木島理生の恋を描く物語です。今回は原作の魅力やドラマ版キャストを解説しながら、ドラマのみどころになるであろうシーンについて紹介していきます。

純情大学生×誘い受け官能小説家『ポルノグラファー』の原作あらすじ

ポルノグラファー (onBLUEコミックス)
出典 : amzn.asia

ある日、事故で怪我を負った小説家の木島理生。彼は、加害者である久住春彦に自分の執筆活動を手伝うことを提案します。木島が口述した内容を書き取ることになった久住でしたが、その内容は淫語だらけの官能小説でした。やがて久住は、木島自身に惹かれ始めることになります。 木島はいくつもの嘘を重ね、本心を誰にも見えない場所に押しやっているような一筋縄ではいかない人物です。そんな木島を痛いほど真っ直ぐに思う久住と、胸の奥に燻る行き場を失った叶わぬ恋心と出口の見えないスランプに人知れず苦悩する木島の心情が丁寧に描かれています。 "誰のために、なんのために"書くのかを見失った木島が、久住の太陽のような愛に出会って、ゆっくりと愛と生きる意味に再会する。本作はそんな切ない人間ドラマでもあります。

いびつな関係を描く3人の登場人物・キャストを徹底解説

官能小説家・木島理生役は既婚イケメン・竹財輝之助

ポルノグラファー
ポルノグラファー

主人公の一人、木島理生は端正な顔立ちで美人という言葉が似合う、一見真面目そうな人物。元々は純文学を書いていましたが、現在は官能小説を生業としています。顔色ひとつ変えず過激な淫語を淡々と口にしていく姿からは得も言われぬ色気が漂う、掴みどころのないイケメン。 木島を演じるのは、竹財輝之助です。2004年に『仮面ライダー剣』で俳優デビュー以降、数々のドラマや映画に出演。2014年には女優の藤真美穂と結婚している既婚イケメンなのです。当初は出演を迷ったという竹財が、あの気怠げな木島の色気をどう演じるのか楽しみですね。

純情大学生・久住春彦役は『娼年』で話題の猪塚健太

もう一人の主人公・久住春彦は、素直で真っ直ぐな笑顔が印象的な大学生です。当初は怪我をさせてしまった責任感から代筆に取り組みますが、次第に木島の紡ぐ世界観と、そして木島自身にも惹かれていきます。久住の本音からひらりと逃げていく木島に翻弄される姿は、読みながら思わず応援したくなってしまう人物です。 演じる猪塚健太は、『トミカヒーロー レスキューフォース』の主演や、『ミュージカル「テニスの王子様」』で知られる俳優です。松坂桃李主演で話題となった『娼年』では、VIP向け娼夫・アズマを好演した猪塚。本作では受けではなく攻めを演じる点にも注目です。

キーパーソン・ 城戸士郎役は吉田宗洋

物語の中盤から登場する城戸士郎は、木島の大学時代の友人であり、現在は木島の担当編集者です。そして、木島にとってはとても重要な人物。城戸は、木島が苦しみスランプに陥る原因であり、物語が大きく動くきっかけを作り出します。 城戸役を演じるのは吉田宗洋です。主に舞台を中心に活動しており、183cmの高身長を生かしたダイナミックなアクションにも定評があります。役作りのために頭を丸めたりと、身体を張ることも。本作出演にあたり、研究のためにアニメイトに足を運んだというエピソードからも期待が高まります。

原作のあのシーンはどうなる!?みどころを紹介

久住が木島の声で思わず興奮してしまったシーン

物語序盤、淫語を口にする木島とそれを書き取る久住というシーンは、2人の関係が始まるきっかけとして不可欠な部分です。官能小説を淡々と読み上げる木島の声に久住は思わず興奮してしまい、いたずらな笑みを浮かべた木島に体の変化を指摘されてしまいます。 淫らな言葉を口にする木島の色気が、読者の感性も刺激する大事なシーンのひとつです。内容が内容なだけに、地上波ドラマではさすがに全てを原作通りに再現するのは難しいと思います。この読み上げる小説の内容がドラマでは一体どうなっているのでしょうか。

久住×木島の妄想シーン

代筆を続けるうちに久住は、木島の書く官能小説で、木島のあられもない姿を妄想をするようになってしまいます。久住が木島に興味を抱くきっかけのひとつとなるので、ここも重要なシーンです。 ドラマCD版では、妄想の濡れ場を再現した演技が挿入されていました。実写ドラマでは、久住が妄想している様子だけを映像にするのか、それとも実際に色気漂う妄想シーンがリアルに再現されるのでしょうか。このシーンをはじめとした妄想のなかでの濡れ場をどう演出するのか、原作ファンには気になるところです。

クライマックスでの感情と欲望がぶつかりあうシーン

葛藤とすれ違いを乗り越えて、2人が感情をぶつけあうシーンは、本作のみどころのひとつです。とくに、それまで本音らしい本音を出さずにいた木島が心情を吐露する部分は、木島の葛藤がストレートに伝わってきて胸を締め付けられます。原作はその構図や言葉選びも高く評価されているだけあって、大事なこのシーンをどう実写に落とし込んでいるのか注目したい部分です。 あわせて気になるのが、クライマックスからのエンディングです。原作では、2年の時を経てラストシーンを迎えます。とても素敵な終わり方をしているので、このシーンはぜひ原作を忠実に再現してほしい部分です。

『ポルノグラファー』とあわせて読みたい丸木戸マキ作品

インディゴの気分 (Feelコミックス オンブルー)
出典 : amzn.asia

丸木戸マキの作品は、ただセックスの描写がうまいBL作品ではなく、登場人物が抱える葛藤や苦悩といった人間ドラマが丁寧に描かれているのが特徴です。 『ポルノグラファー』に登場する木島と城戸の学生時代を描くスピンオフマンガ『インディゴの気分』も発売されています。『ポルノグラファー』で語られた木島と城戸の過去が綴られている本作を読むことで、より『ポルノグラファー』での2人の葛藤の根深さが感じられるはずです。

『ポルノグラファー』ドラマ化でBL界が変わる!?

このBLがやばい! 2018年度版 (Next BOOKS)
出典 : amzn.asia

実写ドラマ版『ポルノグラファー』は、FODで2018年7月28日0時から先行配信がスタート、地上波では8月8日から放送が始まります。BLらしい描写はありつつも、人間ドラマとして傑作といわれる本作がどう映像化されるのか、ぜひ放送にて確認してみてください! 2018年はドラマ『おっさんずラブ』のとにかくピュアな同性同士の恋愛模様が話題となりました。一方で、リアルな描写もある、ザ・BL作品なこの『ポルノグラファー』は、果たしてどんな評価を得ることになるのでしょうか。BL作品のドラマ化の新たな成功例となるのかどうか、BL好きなら注目しておきたい作品です。