2023年11月1日更新

「ゼイチョー」3話のあらすじ紹介 シングルファザーの苦悩と“子育ての街”の闇が明らかに

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お金と心に寄り添う徴税吏員の姿を描いた話題のドラマ「ゼイチョー」。第3話で取り立てを行うのはシングルファザーです。理想のシングルファザーと呼ばれる男性は、いったいどうして税金を滞納してしまっているのでしょうか。 この記事では「ゼイチョー」第3話について詳しく解説していきます。シングルファザーの抱える問題に寄り添い解決することができるのかチェックしてみてくださいね。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

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住民税を滞納していたのはシングルファザー

住民税を滞納しているのはシングルファザーの木下裕介(小関裕太)。木下は1年前に妻を病気で亡くしていて、男手1つで保育園に通う2人の子どもを育てています。 年収は450万円あり収入的には税金を払えそうな木下ですが、仕事と育児に追われる生活のために滞納額が膨れ上がってしまうことに。 家に行っても木下に会えないので、饗庭(菊池風磨)たちは保育園のお迎えのタイミングを狙って木下に会いに行きます。力になりたいと話しかけますが、疲弊した木下は「役所に頼るつもりはない」と饗庭らを突っぱねるのでした。

一方“理想のシングルファーザー”がどうやら怪しく……。

木下の通う保育園には、SNSで“理想のシングルファザー”と話題の瀬戸知宏(見津賢)がいます。仕事と育児を完璧にこなす瀬戸ですが、どうやら本当に理想の人物なのかは怪しい様子です。 ある日、納税課に離婚をしシングルマザーになったことで税金を払えないと出渕恵美(大西礼芳)がやってきました。出渕が瀬戸の元妻だということがわかり、饗庭らは2人は偽装離婚なのではないかと疑います。 元夫は理想のシングルファザーなのに、元妻は生活保護を申請するほど生活に苦しんでいる。わざわざ偽装離婚をして不正受給をする必要のなさそうな2人にはどんな事情があるのでしょうか。

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“子育ての街”の闇が明らかになる

瀬戸と出渕が偽装離婚なのではと疑った饗庭と華子(山田杏奈)は、瀬戸と出渕の元を訪れますが2人は悪びれる様子もなく偽装離婚を否定します。 瀬戸と出渕が離婚をしたのは不正受給するためではなく、育休退園という制度のせいでした。下の子を出産するため育休を取得すると、上の子も家庭で保育できると退園を迫られてしまうのです。 待機児童ゼロを目指す市の方針で決定した育休退園。この制度のせいで退職することになった出渕は、保育園に入るにはシングルになった方が入りやすいと知り、使える制度はすべて使おうと偽装離婚をしたのでした。

リアルな描写に視聴者の反応は?

待機児童を巡るリアルな描写の「ゼイチョー」第3話には、視聴者から共感の声が多く寄せられました。 「うちも育休退園で仕事やめたから、気持ちはわかる」 「制度がおかしくても、偽装離婚はダメでしょ」 「木下さんが支援を受けられてホッとした」 子育てを頑張る世代からの共感の声が多く、自分の住む自治体の制度と重ね合わせて考えさせられた人が多くいたようです。子育て世代に寄り添う饗庭の優しさに胸を打たれた人も多くいました。

次週は高額所得者が滞納!マスコミも絡んできて……。

子育ての街の闇を暴いた饗庭が、次週第4話で挑むのは高額所得者の滞納です。年俸が激減し納税が難しくなったプロサッカー選手の滞納には、マスコミも絡んできて事態はややこしくなってしまいそう……。 饗庭はろくに話も聞いてくれない高額所得者に対し、どんな寄り添いを見せるのでしょうか。「ゼイチョー」第4話も見逃さないでくださいね。