漫画『医龍』最終回まで全話ネタバレあらすじ&感想!ドラマも大ヒットした医療漫画の金字塔
ドラマシリーズでは4期に渡り放送され最高視聴率21.0%を記録するほど人気を博した『医龍』。バチスタ手術への挑戦を軸に院内政治、病気や患者との向き合い方、そして医者の信念など重厚なストーリーを楽しめる医療漫画です。 この記事では『医龍』最終話までをネタバレありであらすじ紹介していきます!
1巻~5巻ネタバレ感想
バチスタ手術の論文で教授を目指す加藤はNGOでチーム「医龍」を率いる外科医の朝田と看護師のミキをチームに引き入れます。 研修医・伊集院、循環器内科医・藤吉がチームに加わりました。朝田は胸部心臓外科医局長の野口が推薦するペースメーカーの不備を明らかにしたり外国人の急患を手術したりと医局のルールを次々と破っていきます。 野口が朝田を切ろうとしていると気づいた加藤は早々にバチスタメンバーを発表。バチスタの初患者は元婦長の奈良橋が選ばれました。 新米の臨床工学士が途中退出したことがきっかけでチアノーゼを起こすもなんとか危機を脱します。術中のミキによる越権行為を含めて野口に詰められる加藤でしたが「処分すればマスコミにリークする」と伝え事なきを得ました。
画力は医療漫画の中でもずば抜けていると思います。主人公・朝田の人間性に惚れ惚れします。
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6巻~10巻ネタバレ感想
加藤と同じ日にバチスタを成功させた北日本大の霧島。朝田と伊集院はERで麻酔のプロ・荒瀬と出会います。荒瀬の行きつけのバー店員・香を救ったことで荒瀬はチームに加入しました。 野口はバチスタ手術で霧島に遅れを取る加藤を教授選挙で推薦しないと通達。その裏では野口が霧島のため患者を選んでいたと知りました。朝田は教授会に選挙改革案を出すことを提案し加藤はついに野口に宣戦布告します。 救命救急部の責任者・鬼頭を説得し改革案は提出されました。同じ頃3度目のバチスタ手術が始まるも冠動脈瘤を引き起こし加藤は手術中止を決めます。 朝田は同時にバイパス手術を行うことで続行しようと試みますが、そこに同僚・木原の母が急患で運び込まれてきました。木原の呼びかけに応じた朝田は一時離脱となり……。
野口が憎たらしすぎる。ここからどう選挙戦で加藤がのし上がっていくのか楽しみです。
11巻~15巻ネタバレ感想
急患対応から戻った朝田は「変性部位を二重に重ねる」という切り札によってバチスタを成功に導きます。 教授選挙は加藤・鬼頭・霧島の3人が推薦する候補者による争いとなりました。鬼頭の擁立した候補者・国立から米国留学を進められた朝田はなんと留学を宣言しました。 さらに伊集院は霧島の指導を受けることに。特別室患者・田原への手術の助手を自ら志願します。しかし手術中に霧島と木口がミス、修正のため伊集院がリスクのあるプランを提案しました。野口は霧島の朝田に対する劣等感を見抜き伊集院のプランを遂行するよう指示したのです。 無事手術を終えるも田原の容体が急変、大動脈解離になっていました。悪天候により輸血が間に合わないと知った伊集院は「血液をとってくる」と言い出し……。
バチスタチームがバラバラになっていくようで残念です。でも伊集院くんが医者として成長する姿は見たいという……。
16巻~20巻ネタバレ感想
原付きで血液を届けた伊集院の行動も間に合わず田原は亡くなります。孫の涙を見た伊集院はバチスタチームへの復帰を決意しました。 義父・野口のツテで病院にやってきた美沙子。胎児に心臓の異常が見つかり、さらに自転車と衝突して重症で運び込まれてきます。加藤はこの状況で母子ともに命を救いました。 加藤は仕事と家庭の両立を掲げ医局の支持を増やしていきます。一方大動脈瘤が見つかった野口は数多の不祥事を審議会に暴露し始めました。 野口は国立・霧島・加藤から執刀医を決めることに。最終的に世界的な麻酔医・バウマンらを擁する国立を指名します。 バウマンにミスを助けられ自信を失った荒瀬に対して伊集院は「立ち直ってほしいんだよ、あんたに」と涙ながらに説得、再びバチスタチームが動き出しました。
荒瀬に対する伊集院の言葉はアツかった!朝田もこのままチームに戻ってバチスタチーム再結成してくれ〜
21巻~25巻ネタバレ感想
手術中にバウマンがてんかん発作を起こし、野口の大動脈瘤が破裂してしまいます。バトンタッチされた加藤・朝田は新しい術式で野口を救いました。しかし国立の息子・真悟は父の失敗に直面して激昂、屋上から飛び降りてしまいます。 真悟の飛び降りに巻き込まれた朝田は自ら伊集院に命を託しました。伊集院は血液凝固剤を飲む必要がいないという理由で手術リスクの高い弁形成を選択します。その理由は朝田がNGOに戻る可能性を考えたから。そして真悟も朝田も一命を取り留めたのです。 選挙では予備選で国立が敗北となり、野口は加藤の推薦を決めました。決選投票では満場一致で加藤に票が入り、ついに霧島との勝負に勝ったのです。 そして退院した朝田は再び紛争地へと出向くのでした。
一番好きな医療マンガです!朝田が右手を見ていたのは障害が残った説と加藤先生のキスを思い返した説、どっちもあり得る描き方が上手いなーと思いました。
『医龍』の見どころ
脇役では終わらない、医者それぞれの群像劇
本作の主人公は天才外科医の朝田ですが、作中では脇役にも大きく焦点が当てられます。 例えば医局に染まっていない伊集院が朝田や霧島の考えに触れながら最終的にどのような道を進むのかというストーリーや加藤や野口、霧島らが中心となる教授選挙のストーリーなど。 他の医者や看護師に関しても内面や過去の描写が多くヒューマンドラマが大きな魅力の作品です。ドラマでは描ききれていない部分もあるのでドラマ派の方もぜひ読んでみてください!
『医龍』あらすじをネタバレ解説しました!
坂口憲二や稲森いずみといった豪華な俳優陣でドラマ化もされた『医龍』。原作でも医療ドラマとしての完成度が高く「医療漫画の最高峰」と呼ぶ漫画ファンがいるほどの傑作です。25巻と少し完結まで長いもののその分病院内の濃密な人間関係が楽しめます。 この機会に『医龍』をコミックシーモアで一気読みしてみてはいかがでしょうか。