2024年11月21日更新

Netflix『さよならのつづき』最終回までのネタバレ&あらすじ!結末はハッピーエンド?

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さよならのつづき
©Netflix

Netflixシリーズ『さよならのつづき』がついに配信開始!本作は有村架純と坂口健太郎のダブル主演。2人の4度目の共演に注目が集まっています。 この記事では、『さよならのつづき』の全話あらすじ・ネタバレを紹介します。結末のネタバレが含まれるため、読み進める際は注意してください。

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【ネタバレなし】『さよならのつづき』のあらすじ

さえ子(有村架純)はプロポーズされたその日、恋人の雄介(生田斗真)を交通事故で亡くしてしまいます。恋人を失った悲しさを仕事に没頭することで埋めようとしていたさえ子ですが、雄介への想いは膨らむばかりでした。 一方、大学職員の成瀬(坂口健太郎)は、雄介の心臓を提供され一命をとりとめます。そんな成瀬には、時々自分のものではない記憶がフラッシュバックするのでした。 悲しみに打ちひしがれるさえ子と、さえ子の恋人の心臓をもらった成瀬がひょんなことから出会い、2人は互いに、自分の中の新しい感情を自覚し始めるのでした。

【第1話:プロポーズのつづき】あらすじ・ネタバレ

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コーヒー豆の輸入・販売などを行う会社「茜」に勤める菅原さえ子(有村架純)は、恋人の中町雄介(生田斗真)に連れ出され、山道を走る路線バスに乗っていました。 雄介がふと「この先はプロポーズに最高の場所だ」と口に出し、思わず笑ってしまうさえ子。プロポーズに応じますが、バスは雪崩に巻き込まれ崖下に転落します。病院で看護師から雄介の死を知らされ、彼が持っていた婚約指輪を手渡されるのでした。 数ヶ月後。雄介が一緒に住みたがった青い壁の家で暮らすさえ子に、彼の心臓を移植された人物から匿名の「サンクスレター」が届き、さえ子は少し前向きな気持ちになります。 そんな中、ハワイでコーヒー農園を営むヒロ(三浦友和)からも連絡があり、雄介との出会いを思い出しました。 4年前、ヒロに契約を断られたさえ子が空港で落ち込んでいると、雄介がピアノを弾いてくれます。彼が励まし、協力してくれたおかげで、無事ヒロと契約を結ぶことに。惹かれ合う2人は体を重ね、「もし日本で再会できたら、付き合おう」と約束して別れました。 帰国したさえ子は、新しく契約する「MARU COFFEE」の店主・井上健吾(奥野瑛太)を訪ねます。雄介が親友の店に内装を手伝いに来ており、まさかの再会に涙が溢れました。 時は流れて2024年5月、さえ子はハワイの空港で雄介と同じ「I want you back」を演奏する誰かのもとへ急ぎますが、そこにはもう誰もいませんでした。

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【第2話:いのちのつづき】あらすじ・ネタバレ

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ハワイの空港でさえ子と入れ違いになった“誰か”は、成瀬和正(坂口健太郎)という人物でした。 心臓病で入院していた成瀬は、雄介がプロポーズの演出で用意した季節外れの花火を見上げ、「来年の花火大会は無理だろう」と妻のミキ(中村ゆり)に言います。その直後、移植手術を受けたことで退院が叶い、夫婦でハワイ旅行に来たのでした。 練習もしていないピアノの曲が弾けたり、嫌いだったコーヒーを好きになったりと、成瀬の変化に本人だけでなくミキも首をかしげます。 ドナーの恋人から匿名でサンクスレターの返事が届き、そこには「幸せになって」とありました。 復職した小樽体育大学に向かう途中、成瀬が乗る予定の電車が線路の不具合で遅延します。駅のホームで足止めされた乗客たちに、コーヒーを振る舞おうとする成瀬。そんな様子を見たさえ子が、「手伝います」と言って駆け寄ってきました。 成瀬はとなりでコーヒーを淹れる女性と、ハワイで過ごした記憶がフラッシュバックします。

【第3話:記憶のつづき】あらすじ・ネタバレ

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成瀬は「どこかでお会いしましたよね」と、ナンパの常套句でしかない台詞を言ってしまい、さえ子から「ありません!」ときっぱり拒絶されます。後日さえ子は成瀬に謝罪しますが、これ以降、彼の発言が雄介と重なるようになりました。 一方のミキは、地味で気弱だった夫が別人のように変化するごとに不安が増し、「明るくなってよかった」と笑う両親にも八つ当たりしてしまいます。 ミキの実家はりんご農家を営んでおり、成瀬も義両親の代打で品評会の手伝いを頼まれました。車で山道を走っていた時、成瀬は急に鼓動が早くなり、視界に映った雪崩にパニック状態に……。そのまま病院に運ばれ、さえ子の誕生日にお祝いを伝える約束を守れませんでした。 成瀬は「ドナーの記憶を持っているのでは?」と言い、主治医も「医学的には証明されていないが、症例は存在する」と静かにうなずきました。 この心臓は何を求めているのかと、成瀬の心に言葉にならない不安が生まれるのでした。

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【第4話:誕生日のつづき】あらすじ・ネタバレ

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成瀬の中の雄介を求めてしまうけれど、2人を同一視するのは違うと考えたさえ子。今後は電車で会っても、「適度な距離感で付き合っていこう」と成瀬に言います。 成瀬夫妻はお祭りの打ち上げ花火を見に出かけ、“成瀬の中にいる誰か”についての話をしました。 さえ子は物置を改装した学生カフェでコーヒーを出したい、との依頼で小樽体育大学へ。学生生活課の成瀬が担当してくれ、思わぬ形で2人に接点ができました。 そんな中、台風13号が北海道に上陸。成瀬や学生たちが夜を明かしていた構内に、焙煎機の様子を見に来た職人・篠田(イッセー尾形)を追ってさえ子がやって来ました。さえ子は図書館に向かい、コーヒー関連の本を読み漁るうちに眠ってしまうのです。 成瀬はさえ子の寝顔を見つめ、フラッシュバックする記憶の中の女性と彼女が完全に重なります。 目を覚ましたさえ子に、誕生日に伝えたかった言葉は「今日は世界の祝日(菅原さえ子生誕祭)にすべき日」だったと告げるのでした。

【第5話:嵐のつづき】のあらすじ・ネタバレ

成瀬は生前の雄介と同じ言葉で誕生日を祝い、さえ子も「もしかして」と言いかけた時、2人を探していた篠田が姿を現しました。 さえ子が寝言で言った名前をヒントに、2023年12月の路線バス事故にたどり着く成瀬。さえ子が事故現場に行くと彼も来ており、「サンクスレター」の内容の答え合わせをします。成瀬のドナーが間違いなく雄介だと判明し、さえ子は心臓の音を聞かせてもらいました。 さえ子が健吾に記憶の話をすると、「そいつ(成瀬)が好きなんじゃないの?」「会わないほうが良い」と言われ、「でも雄介がいるんだよ!」と反発します。さえ子と入れ替わりでMARU COFFEEに成瀬が現れ、彼は「健吾を覚えている」と言いました。 成瀬は健吾の涙を見て、「人を困らせてばかりだ」と辛そうな表情を浮かべます。妻を愛しているのに、さえ子のことも考えてしまうと、今の心境を吐露するのでした。最寄りの駅まで迎えに来たミキは、様子がおかしい夫を心配そうに見つめて……。

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【第6話:運命と偶然のつづき】あらすじ・ネタバレ

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さえ子は通勤途中に呼び止められ、成瀬から「雄介さんが育った街を見たい」とお願いされました。 健吾にLINE越しで道案内を頼み、雄介の地元で彼のルーツを辿る旅が開始。最後に健吾が教えてくれた場所は、雄介が1番好きだった「風の通り道」でした。送られてきたツーショットに健吾が微笑んでいると、ミキがお会計をしにやって来て、その画像を見てしまいました。 ミキは駅でさえ子を待ち伏せし、雄介へのお礼と彼女に「夫と会うのはやめてほしい」と言います。 しかしここで、お祭りの日に成瀬と話した「私なら会いたいって思ってしまう」という言葉が、さえ子を通じて自身に降りかかってくるのでした。 青い壁の家に無意識に向かっていた成瀬は、ヒールが折れて転んださえ子を発見。さえ子は背負って家まで送ってくれた成瀬を引き止め、見つめ合った2人はキスをします。行為に及ぼうとしたところで成瀬の胸の手術跡が視界に入り、さえ子は思い留まりました。

【第7話:人生のつづき】あらすじ・ネタバレ

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成瀬は帰り際、玄関にあった傘と長靴を見て、さえ子と雄介に会った日を思い出しました。 とある雨の日、同じ店の軒先で雨宿りをしていた成瀬とさえ子。駆けつけた雄介とさえ子の夫婦漫才に勇気をもらい、成瀬は移植手術を受ける決意をしたのです。 さえ子もまた、迎えの車の中から雨具を持って来てくれた青年が成瀬だと気付きます。 翌日さえ子は成瀬を呼び出し、雄介への愛は変わらないのと同時に成瀬にも惹かれていると告白。これまでのお礼を伝え、「もう会わないようにする」と別れを告げました。勤め先の「茜」を退職し、ヒロがいるハワイへと移住する準備を進めます。 その頃、成瀬の病状は悪化しており、月単位や週単位で人生を考える段階になっていました。事故現場に献花し、「あなたと生きていくことができなくて、すみません」と謝ります。その後、行方がわからなくなったさえ子とMARU COFFEEで入れ違いになり、追いかける途中で倒れ込んでしまい……。

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【第8話(最終回):さよならのつづき】あらすじ・ネタバレ

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ハワイの暮らしに馴染んださえ子の前に、成瀬が突然現れて「中町雄介として、3日間だけ一緒に過ごしたい」と言い出します。 経過は良好らしく、拒否反応と一緒に雄介の記憶もなくなるので、「彼と最後の時間を過ごしてほしい」というのが成瀬の旅の目的でした。さえ子も笑顔で応じますが、実はミキから電話で「成瀬の命がけの嘘を背負ってほしい」と言われ、すべてを知っていました。 いくつかの注意事項の最後に、「セックスは命を落とす危険があります」と声を震わせたミキを思い出し、静かに涙を流したさえ子。彼女は最終日の夜、心臓の音を聞かせてもらいながら眠りにつき、日本へ帰国する成瀬を空港まで見送ります。 成瀬はいつも雄介が曲の入りの前に弾いていたメロディの秘密を教えてくれ、2人は笑顔で握手をし、ハグをして別れの挨拶をしました。 季節が巡って山々も紅葉し、ミキの実家でりんごが実る秋。成瀬は収穫に勤しむ家族のそばで、車椅子に座ったまま眠るように亡くなります。同じ頃、ハワイの空にかかった美しい虹を、コーヒー農園でさえ子が見上げていました。 さえ子は帰国した足で健吾を訪ね、「もう同じ人を好きにならないようにしよう」と言います。彼が雄介から引き継いだコーヒーの木には、待望のコーヒーチェリーが……。その後も挨拶回りをしていると、ミキから収穫を手伝ってほしいと連絡がありました。 憎まれ口を叩きながら、「毎年お願いね。会いたいし」と言うミキに、さえ子も「わかった」と応じ、顔を見合わせて笑うのでした。

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『さよならのつづき』に原作はある?

余命10年 坂口健太郎 小松菜奈
©2022映画「余命10年」製作委員会

本作に原作はなく、脚本は『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(2017年)や『余命10年』(2022年)など数々の代表作がある岡田惠和が務めます。岡田がこれまで多数の映画やドラマの脚本を執筆してきました。 有村とは2017年に『ひよっこ』、坂口とは『余命10年』でそれぞれ共に仕事をしており、再びのタッグに期待が高まりますね。 岡田は登場人物の心情を丁寧に描き、繊細な心をうまく表現しています。有村と坂口のことを「日本の宝物のような2人」と言い、切なく繊細なラブストーリーを2人が演じてくれることをとても楽しみにしている様子。 また監督には、岡田と『ひよっこ』でタッグを組んだ黒崎博が務めることが決定。ちょっぴり切なく、温かい物語になるのではないでしょうか。

『さよならのつづき』のキャスト

菅原さえ子役/有村架純

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恋人の雄介をプロポーズされたその日に交通事故で亡くしたさえ子を演じるのは、有村架純です。恋人を失って悲しみにくれるさえ子ですが、成瀬と出会うことで新しい愛を知ることになります。 有村はさえ子を演じることに対し、「正直、怖い」とコメント。今の自分には辿り着けないかもしれない不安を抱えながら、4度目の共演となる坂口や心強いスタッフ陣と共に撮影に挑んでいます。 有村は『花束みたいな恋をした』(2021年)で主演を務め、Netflix作品では『ちひろさん』(2023年)にも出演中です。

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成瀬和正役/坂口健太郎

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さえ子の恋人・雄介の心臓を提供された相手・成瀬を演じるのは、坂口健太郎です。成瀬は心臓移植を受けても、どこか心に違和感を感じながら生きていました。そんな時、さえ子と出会い運命が動き出します。 坂口は2023年、『Dr.チョコレート』や「CODE」など連続ドラマでの主演作が相次いでいます。また2023年、『ヘルドッグス』で第46回日本アカデミー賞・優秀助演男優賞を受賞しました。 有村とは4度目の共演となり、有村とともにこれまでたくさんの物語を生み出してきました。本作では、自分の中にもう1つの心がある、成瀬という難役に挑んでいます。

中町雄介役/生田斗真

さえ子の恋人で、太陽のように周囲を照らす明るさを持つ中町雄介役を演じるのは、生田斗真です。雄介はさえ子との結婚を考え、プロポーズをしました。しかしその日に事故で亡くなってしまいます。 演じる生田は、この雄介役が"最も重要なキャラクター"であることに対し、等身大で挑んだとのこと。1話で雄介の存在感を存分に出したとのことで、演技に注目ですね。

成瀬ミキ役/中村ゆり

中村ゆり

成瀬の妻・ミキを演じるのは、中村ゆりです。ミキは北海道でリンゴ園を営む実家で暮らし、心臓移植を受けることになった成瀬を支え続けます。しかしさえ子と出会った成瀬の変化に気づき、自らも運命に翻弄されていき……。 演じる中村は、なんと本作のために運転免許を取得し撮影に挑みました。成瀬を送迎するシーンがあるため、中村の運転にも注目が集まります!

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今回で4度目!有村架純×坂口健太郎の共演過去作

ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』

2016年1月期にフジテレビ月9枠で放送されたドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』。主演は有村架純と高良健吾で、坂口もこの作品に出演しています。 杉原音(有村架純)は上京してから介護福祉士として働き、運送会社「柿谷運送」に勤務する曽田練(高良健吾)と出会います。中條晴太(坂口健太郎)は練の友人で、小夏(森川葵)に好意を寄せていますが小夏は練のことが好きで……。 このドラマは、坂元裕二によるオリジナル脚本。4人の男女の恋心だけでなく、複雑に絡み合う若者ならではの感情が丁寧に描かれている感動作です。

映画『ナラタージュ』

2017年に公開された映画『ナラタージュ』。島本理生による小説が原作となっており、松本潤と有村架純によるダブル主演。坂口も主演2人に次ぐ重要な役どころで出演しています。 大学2年生の工藤泉(有村架純)は、高校3年生の時から教師の葉山貴司(松本潤)に思いを寄せていました。卒業式の日に葉山にキスをされたのですが、その後2人は会うこともなく……。泉は小野玲二(坂口健太郎)と交際していましたが、葉山と再会することで3人の関係が動き出します。 この作品で、有村と坂口は濃厚なラブシーンを熱演。涙なしには観られない、感動のラブストーリーです。

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ドラマ『そして、生きる』

『そして、生きる』はWOWOWの「連続ドラマW」枠で2019年にテレビ放送され、『劇場版 そして、生きる』が2019年9月に劇場公開されています。有村と坂口がダブル主演を務め、脚本は岡田と、『さよならのつづき』と同じタッグで制作されています。 生田瞳子(有村架純)はアイドルになりたいという夢のため、東京のオーディションへ。その時、東日本大震災が起こり……。瞳子は気仙沼のボランティアに参加し、そこで清水清隆(坂口健太郎)と出会い恋に落ちます。瞳子は清隆の子を妊娠するも、流産してしまいました。 2人は過酷な運命に翻弄されながら、自分たちの人生を切り開いていきます。有村と坂口の演技力に引き込まれる作品です。

『さよならのつづき』あらすじ&ネタバレ!切ない物語に感涙必至

さよならのつづき
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有村と坂口の4度目の共演、さらに岡田との再タッグなどすでに期待値が高まる本作。ぜひこの記事と一緒に、『さよならのつづき』を楽しみましょう!