ドラマ『婚活1000本ノック』最終回ネタバレ・全話あらすじ!原作から結末を予想してみた
2024年1月期、フジテレビの「水10ドラマ」枠で『婚活1000本ノック』の放送が開始しました!主演はお笑いトリオ・3時のヒロインで活躍し、本作がドラマ初主演となる福田麻貴。この記事では、『婚活1000本ノック』のあらすじネタバレ、原作についても詳しく解説していきます! >ドラマの結末はいかに?原作ネタバレ・結末予想はこちら ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれるため、未視聴の人は注意してください。
【ネタバレなし】『婚活1000本ノック』のあらすじ
売れない小説家・南綾子(福田麻貴)は、パートナーを探して日々婚活に奮闘しています。そんな綾子の前に、「クソ男・オブ・ザ・イヤー」の栄冠を与えたクズ男が、なんと幽霊の姿になって目の前に現れました。そのクズ男は自分が成仏するため、綾子の婚活をサポートすることになったのです。 綾子は婚活を進めていくも、遊び目的の男に引っ掛かったり、生理的に受け付けない男に出会ったり。さまざまな男に出会うことで、綾子は1000本ノックのような恋愛のいざこざに巻き込まれていきます。 幽霊と共に婚活する綾子は、幸せをつかみ取ることができるのでしょうか……。
第1話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
2023年の年末。売れない小説家の綾子(福田麻貴)は、年下のイケメン彼氏・山田(八木勇征)と交際中。綾子はいつか彼氏と温泉に行きたいという夢を話すと、山田は「俺がその夢叶えてあげるよ」と微笑んだのです。 しかし山田から、突然連絡が途絶えます。何度連絡しても返信がなく、怒った綾子は山田を心の中で「2023年のクソ男オブザイヤー」に認定し……。
ネタバレ
2024年。インターホンが鳴り綾子がモニターを見ると、そこに映っていたのは山田。山田はいつの間にかリビングに侵入しており、幽霊になったと言い出します。実は女性に刺されて死んでしまったとのこと。綾子がニュースを確認すると、確かに山田は殺害されていました。 山田は死んで1年以内に成仏しないと虫になってしまうようで、誰かと交わした約束を果たさなければならないとのこと。山田は綾子に彼氏を作り、温泉に行くサポートをすると言い出します。こうして綾子は、山田とともに婚活に励むことに。 綾子は男女が集まるパンの試食会に参加し、そこでハト男(白濱亜嵐)に話しかけられます。浮かれる綾子ですが、トイレで出会ったミキモト(雛形あきこ)に、年下男のデメリットを告げられました。冷静になった綾子ですが、ミキモトはハト男にロックオンした様子。 後日、ハト男に呼び出された綾子。そこには4人の女性がいて、何と全員ハト男のパートナーと発覚します。20代前半から40代前半の女性がおり、綾子は30代前半枠にスカウト。そしてミキモトも、40代後半枠にスカウトされていたのです。 しかし綾子は、自分だけ愛してくれる人がいいと提案を断ります。綾子は山田とともに、本気で婚活することを誓ったのでした。
第2話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
いつも外見で男を選んできた綾子(福田麻貴)は、今度は中身でを見ると山田(八木勇征)に宣言。友人の鳥羽(中越典子)とおけけ(橋本マナミ)にこのことを相談すると、綾子は「ペアシート婚活」を勧められます。綾子は早速参加することに。 会場はたくさんのペアシートが並び、男女2人で3分だけ会話をし男性が次々に交代していくシステム。そこで綾子は顔の形がハートパイに似た男性(竹財輝之助)と出会い、自分が官能小説を書いていることを明かすと……。
ネタバレ
ハートパイはその場で綾子の小説を購入。少し外見が気になったもののいい人で、綾子はおけけを連れて後日4人でグループデートをすることに。 ハートパイが連れてきたのは、ペアシート婚活にもいたマスクマン(ゆうたろう)。しかしこのマスクマン、マスクを取るとイケメンで綾子は惹かれてしまったのです。ですが中身を見ると決め、綾子はハートパイとのデートを重ねて行きます。 2度目のデートでは、ハートパイの鼻毛に気づいてしまった綾子。髭の濃さも気になってしまい、ハートパイも綾子が自分を気に入っていないことに気づき始めました。 そんな中、綾子はマスクマンから連絡をもらい結局マスクマンのマンションへ。「またやり逃げされるかもしれない」と不安を抱えて部屋に入ると、そこはゴミ屋敷のような部屋で……。 しかもマスクマンは綾子に、避妊なしでのセックスを求めてきたのです。怒った綾子はすぐに帰宅。ハートパイを好きになれたら幸せになると分かっていても、好きになることはできなかったのでした。 そんな山田は、なぜか留置場に行っていて……。
第3話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
綾子(福田麻貴)は打ち合わせで、婚活で「心揺さぶられる相手と結ばれたい」と語っています。すると隣のブースから九本(関水渚)の笑い声が聞こえました。2人はいつも通り言い合いになりますが、そんな九本も婚活に苦戦中。 実は九本は、山田(八木勇征)と同じく幽霊になった父・龍二(宇梶剛士)に婚活を邪魔され続けているのです。 その頃綾子は鳥羽(中越典子)の勧めで、ラテンダンスの婚活パーティに参加。そこでラテン系の男・熱盛(大貫勇輔)と熱いダンスをし、綾子は完全に心を揺さぶられ……。
ネタバレ
熱盛はメキシコ料理のシェフで、とにかく熱い男。綾子は熱盛に料理を振る舞ってもらい、夢を語る熱盛に惹かれていきます。 一方九本は、高スペックの堂島(風間俊介)とアプリで知り合い仮交際へ。しかし龍二と、龍二に指示された山田によってデートを邪魔されてしまいます。 龍二によって倉庫に閉じ込められた九本と堂島。すると堂島は、どうしても今日シュークリームの美味しい店に連れて行きたいと語り……。 龍二は逆に閉じ込めたことで2人が盛り上がってしまったことに焦り、2人を開放。2人はシュークリーム店で、1万人目のお客様として祝福されたのでした。 その頃綾子と熱盛は2回目のデートへ。そこで綾子は熱いプロポーズを受けたのですが、そこにやってきたのは九本。九本は熱盛に「お前田舎に帰るんじゃなかったのかよ!」と元ヤンに戻って熱盛を締めあげたのです。 実は熱盛は結婚詐欺師で、以前九本も騙されてお金を取られていました。綾子を救った九本ですが、熱盛を締めあげる姿を堂島に見られてしまい……。結局綾子も九本も、今回の婚活はうまくいかなかったのでした。
第4話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
綾子(福田麻貴)は次に、もじゃもじゃ髪にメガネの男・大池、通称・小池(野村周平)と出会います。小池とお茶をしながら、綾子は相手に求める条件をチェック中。その途中に山田(八木勇征)が登場し、綾子は小池が年商5,000億の大企業の御曹司であることを知ったのです。 小池は綾子を気に入ったようで、綾子の官能小説も読み次号も楽しみにしているとのこと。綾子も少しずつ小池が気になるも、若くもなくかわいくない自分が御曹司と付き合っていいのか悩みます。
ネタバレ
そんな時、小池が突然綾子の手を取り走り出します。2人の目の前に現れたのは、小池の母・サツキ(萬田久子)。サツキは顔合わせの時からずっと小池と綾子を見張っていたようで……。 サツキは綾子を受け入れますが、条件を提示。それは、大池貿易の名ふさわしい人間になる必要があるとというものでした。その後サツキは花やしきでのデートにも乱入してきましたが、綾子は5,000億のために我慢します。 3人はフレンチレストランで食事をすることに。ナイフとフォークに苦戦する綾子に、サツキは「マナー教室を予約した」と言い出します。さらに「仕事は辞め、家のことを最優先してもらいます」と言われ……。ついに綾子は「おかしいだろ!」と席を立ち上がります。 綾子は「自分で幸せを掴みたいんです。だから仕事は辞めません!」と宣言し、小さなエビを手づかみで食べ去っていきます。そんな綾子の姿を見た小池も、手づかみでエビを食べ「エビの味噌うまい!」と叫んだのでした。
第5話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
婚活に疲れ始めた綾子(福田麻貴)は次に、成婚できなかった場合は登録料が全額返金されるという結婚相談所・メルヘンカンパニーに行ってみることに。そこで、婚活マイスター・森歌子こと森まつ毛(アンミカ)に会い、綾子は一気に5人の男性を紹介されたのです。 5人とは、アルピニストのご来光(吉村界人)、大学教授の男爵(川﨑麻世)、落語家(今井隆文)、スポーツジム経営の日サロ(ワタリ119)、和菓子職人見習いのヤギオ(千賀健永)。綾子は5人全員に好感を持ち、人生最大のモテ期にワクワクしたのです。
ネタバレ
まず綾子は、ご来光、男爵、ヤギオの3人それぞれとデートをします。ご来光とのデートを楽しんだ綾子ですが、ヤギオとはカフェで3時間も喋って大盛り上がり。綾子は徐々に、ヤギオが気になり始めたのです。 しかしヤギオから3日も連絡が来ず、「結婚相談所を退会することにしました。もう会えません」と連絡が来てしまい……。山田(八木勇征)に言われ、理由を聞いた綾子。ヤギオは「叔母に勧められたけれど、こういう方法は合わなかった。綾子の幸せを願っている」と答えます。 告白イベントの日。なんと森まつ毛は日サロと駆け落ちし、綾子はご来光か男爵のどちらかを選ばなければなりません。綾子が答えようとしたところ、ヤギオが「ちょっと待った!」登場し……! 綾子はヤギオに「結婚を前提に付き合って下さい」と告白され、最大の幸せを手に入れたのでした。
第6話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
ヤギオ(千賀健永)と交際を始めた綾子(福田麻貴)は、山梨にあるヤギオの実家に行くことに。実家は明治創業の由緒ある和菓子店で、綾子は村全体から大歓迎を受けました。 その後ヤギオの同級生たちとお酒を飲んだ綾子。ヤギオは綾子の夢を全力でサポートしていくと語っていて、綾子はなぜかしゃっくりが止まらなくなり……?
ネタバレ
そんな時、綾子は小池(野村周平)と再会。小池は綾子のおかげで全部を捨て、1人暮らしをしていると言います。そして実家の会社ではなく、今は小さなデザイン会社で働いていました。 実は山田(八木勇征)は、ヤギオの実家でヤギオの同級生・和代(大野いと)を見た後姿を消していました。山田は昔ずっと和代が好きでしたが、いざ手に入ると思った瞬間プレッシャーを感じて和代を追い返し、和代とやりまくったと嘘をついてしまったことがあり……。 綾子はヤギオや友人たちとキャンプに行くも、小池に言われた「型にはめられた人生を生きるより自由に楽しんだ方がいい」という言葉を思い出します。 休日はキャンプよりも、ダラダラしたくなった綾子。再びしゃっくりが止まらなくなり、綾子は「ごめんなさい、私結婚できません」とヤギオに告げたのです。 駅で和代に会った綾子は、自分は霊媒師で隣に山田の幽霊がいると伝えます。すると和代は恨みを晴らすかのように、山田に「地獄に落ちろクソ男!」と言い放ったのでした。 綾子は、もう結婚しなくてもいいと思い始めます。そして山田に「幽霊でもいいから、ずっとそばにいてほしい」と伝え……。
第7話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
綾子(福田麻貴)は山田(八木勇征)と疑似恋愛を始めることになり、予想以上に快適で心地いい生活を送っていました。しかし見かねた山田は、綾子のスマホを使って勝手にマッチングアプリで相手を探し始めます。 綾子は山田に3回も騙され、趣味も合わない男たちと会うはめに。怒った綾子はようやく、自分の意思でマッチングアプリをスタートさせたのです。
ネタバレ
綾子とマッチングしたのは、何もかもスマートな男・ラジ男(忍成修吾)。最初はいい男に見えたラジ男ですが、職業を詐称していました。さらにラジ男は既婚者で子供もいることも発覚。 仕事に打ち込もうとする綾子ですが、連載中の官能小説が廃刊になることを告げられてしまいます。恋愛も仕事もうまくいかず、人生に絶望した綾子。綾子はつい、「何も頑張らないで2人で死んだように生きようか」とラジ男の手を取ろうとし……。 すると山田が「ふざけんな!」と現れ、綾子を止めます。綾子はどんな人と出会っても、山田と比べてしまう気持ちを吐露。綾子は山田に「あんたが好きなの!だからもう死んじゃってるなんて認めたくないんだよ!」と告白したのです。 しかし山田は綾子の婚活中、自分を殺して刑務所にいる女性(川﨑珠莉)に会っていました。女性との生前の約束「朝まで一緒にいる」が果たされ、山田は成仏してしまいます。綾子は消えゆく山田にすがりますが……! 山田は綾子に「もっと好きな人に会えるから!生きて!」と言いながら姿を消したのでした。
第8話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
山田(八木勇征)に失恋した綾子(福田麻貴)は、しばらく山寺にこもります。山田は成仏したかに思われましたが、実は綾子のことが気になって引き返しまだ成仏していませんでした。そんな山田は、九本(関水渚)の家に居候することに。 九本は山田を家に泊める代わりに、婚活を邪魔する父・龍二(宇梶剛士)を成仏させる協力をしてほしいと頼みます。そこで山田は、ある人物と九本をくっつけて龍二を成仏させようとし……。
ネタバレ
その人物とは、小池(野村周平)。九本が結婚しないと龍二は成仏できずに虫になってしまうということで、九本は小池にいきなり「結婚してほしい」と頼みます。ただし本当に結婚するのではなく、結婚するふりをして龍二を成仏させようという作戦を練りました。 山田は、九本と小池が運命の出会いを果たすところを龍二に見せ、龍二を騙します。そして九本と小池の交際が週刊誌にスクープされ、龍二は娘のスクープに笑顔を見せました。 一方綾子は、新たにBL漫画のストーリーを書くという仕事を引き受けます。山から戻った綾子は小池に頼まれ、九本と小池の大恋愛作戦に協力することに。 迎えたプロポーズの日。デートの演出も完璧で、いよいよ小池が九本にプロポーズをする時、いきなり堂島(風間俊介)が「ちょっと待った!」と現れたのです。堂島は週刊誌の記事を見て、ずっと九本を追いかけていたのでした。 堂島は以前ヤンキー姿に戻った九本に驚いたものの、九本に「好きです」と告白。九本は告白をOKし、2人は抱き合います。小池は「幸せになれよ!」と九本に伝え、龍二は娘の幸せに涙を流し喜びました。 帰り道、綾子は山田にばったり遭遇し……。綾子は山田が成仏していなかったことにようやく気づいたのでした。
第9話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
山田(八木勇征)が成仏していなかったと知った綾子(福田麻貴)は、山田に怒りをぶつけます。山田もなぜ成仏せずに戻ってきたのかを、うまく説明できずにいました。 そんな中、九本(関水渚)と堂島(風間俊介)の結婚式が行われます。幽霊の龍二(宇梶剛士)は綾子に、「山田は綾子のために戻ってきたかもしれない」と伝えました。そして娘の晴れ姿を見た龍二は、無事に成仏し……。
ネタバレ
九本はブーケを綾子に向けて投げると約束していました。九本の投げたブーケは最初全く違う方向に飛んでいったのですが、なぜか空中で急旋回し綾子の目の前に飛んできます。これを見て、綾子は山田が近くにいてくれていると確信したのでした。 綾子は山田と話し合い、もう一度婚活に真剣に挑むことを決めます。綾子は小池(野村周平)と一緒に地方の婚活イベントに参加することにし、綾子を監視するため編集担当の相沢(白河れい)も一緒に参加することに。相沢はイベントでモテモテで、多くの男性に言い寄られます。 一方、さっぱり声をかけられない綾子はイベント中に、冷やかしに来た地元の漁師の男たちに絡まれてしまいます。そんな綾子を救ったのは、小池でした。小池のもじゃもじゃヘアは実はカツラで、小池は皆の前でそのカツラを投げたのです。 小池ははげた頭を見せ、自分に注目が集まるようジョークを飛ばします。こうして綾子は小池に救われ、自分は小池への特別な想いがあることに気づき……。山田は、小池への気持ちに気づいた綾子の背中を押したのでした。
最終回のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
綾子(福田麻貴)は自分が小池(野村周平)を好きなことに気づき、山田(八木勇征)は成仏するために綾子の恋を応援します。 そんな中、イベントに参加していたオカメ(足立梨花)は綾子に、「小池は先に東京に帰るらしい」と伝えます。綾子は急いでバス停に向かったものの、それはオカメの嘘。綾子は急いで会場に戻るも、すでにオカメと小池はカップルになっていたのでした。 ショックを受ける綾子の部屋を訪ねたオカメは、綾子に「小池さんのことが本当に好きになってしまったんです」と涙ぐんで謝り……。その瞬間、オカメが笑みを浮かべたのを山田は見逃しませんでした。
ネタバレ
山田はオカメの部屋に忍び込み、オカメの秘密を突き止めます。実はオカメは小池の母・サツキ(萬田久子)によるスパイで、サツキは小池を取り戻すためにオカメに協力させていたのです。 綾子は自転車で、必死に小池とオカメの乗るバスを追いかけます。バスがたどり着いたのは小池の実家。綾子は「騙されてる!」と小池に忠告するも、小池は「何となく気づいてました」とオカメが実家の会社の社員であることに気づいていたようで……。 小池はサツキに、自分は今幸せであることを訴えます。サツキも息子の幸せを知り、もう何も言わないことにしたのでした。 綾子は小池に「好き」と告白。少し時間をくださいと言われた綾子は、そわそわする日々を送ります。そして小池は週末、「南綾子さん、好きです!」と告白OKの返事をし……。2人は手を繋いで、仲良くラーメンを食べに行きました。 綾子と小池は温泉旅行に行くことに。綾子は山田に「山田のこと絶対忘れないから。あの世でも元気でね」とさよならの挨拶をします。そして露天風呂に入る綾子と小池を見つめながら、山田は湯煙のように姿を消したのでした。
【原作】『婚活1000本ノック』の結末をネタバレ
- 幽霊・山田は成仏できる?
- 綾子は誰と結ばれた?
- ダル男やセコムはどうなった?
1.幽霊・山田は成仏できる?
綾子の婚活をサポートし続けた幽霊の山田は、成仏するために生前誰かとした約束を1年以内に果たさなくてはなりませんでした。 山田は生前、自分を刺して刑務所にいた犯人の女性と「判決が出る前日、朝まで一緒にいてほしい」と言われていました。そして、その約束を果たしたことで成仏することになったのです。 実は山田は約束のことを忘れていましたが、毎日犯人に会いにいっていたため知らないうちに約束を果たしていました。「お前より早くビヨンセの子どもに生まれ変わってやる」と綾子に言い残し、山田は成仏していきます。 この原作の結末から、ドラマでも綾子と山田が結ばれることはないのではないでしょうか。
2.綾子は誰と結ばれた?
山田に婚活術を批判され、モテ男ではなく真剣な男性を選ぶ決意をした綾子。山田が応募していた漁村での婚活パーティーで、以前お料理合コンに来ていた小池と久しぶりに再会します。 綾子と小池は精神的なつながりを感じ、すぐに意気投合。小池はこれまで出会った男性とは違い、綾子の気持ちを汲み取ってくれる温かな男性でした。 山田に導かれて出会った小池こそが、綾子にとっては運命の人のようです。結婚をするところまでは描かれていませんが、2人の関係が良い方向へと進み出していきます。婚活に苦しんだ綾子は幸せを掴むことができたと言ってもいいのではないでしょうか。
3.その他の登場人物の展開
お見合いパーティーでダントツに人気が高かった食品メーカーの御曹司・ダル男はその後、19歳の花屋で店員をしている女性とカップルになりました。 そして、同じお見合いパーティーでダル男とともに人気を誇っていたセコムは、38歳の体育教師をカップルになったのでした。
原作は同名の小説!見どころは?
本作の原作者も、南綾子。なんと著者自らがヒロインとなり、同名小説『婚活1000本ノック』(2023年12月25日発売)をドラマ化しています。 南はまさか、自分がヒロインの小説がドラマ化するとは思っていなかったとのこと。婚活パーティーやアプリなども発展する中、世の中の婚活をする女性に共感してもらえる作品であると語っています。 また南は、主人公の自分に対して「こんな女は嫌だ」「結婚できないわ」など、悪口も言いながら見てほしいとのこと。あらゆる女性の背中を押す、笑って泣ける作品がいよいよドラマ化します!
『婚活1000本ノック』のキャスト
南綾子役/福田麻貴 (3時のヒロイン)
本作の主人公・南綾子を演じるのは、3時のヒロインの福田麻貴です。綾子は33歳の売れない漫画家で、絶賛婚活中。コロナ禍を経て婚活戦国時代に突入する中、綾子も婚活に勤しんでいました。そんな綾子の前に、クズ男が幽霊となって目の前に現れます。 そのクズ男は綾子の婚活をサポートすることになったのですが、綾子はあらゆる男性との出会いに撃沈していき……。 演じる福田は、本作がドラマ初主演。3時のヒロインのリーダーとして活躍するだけでなく、女優、作家、演出家など多方面で活躍中です。主人公の綾子は「まさに自分」と語っており、親近感のある役を一生懸命演じたいと意気込んでいます!
『婚活1000本ノック』最終回ネタバレ・全話あらすじを結末まで解説
『婚活1000本ノック』は、フジテレビ系水曜夜10時から放送開始です。福田が初主演を飾り、婚活に励む女性を熱演します。いったいどんなドラマになるのか、婚活は成功するのか注目ですね。 この記事では、随時あらすじとネタバレを更新していく予定です!