フジテレビ版『大奥』(2024年)の最終回ネタバレ・全話あらすじを結末まで!原作なしのラストとは?
2024年1月期、フジテレビの木曜劇場枠でドラマ『大奥』の放送が決定しました!フジテレビでは2003年から『大奥』がドラマ化されてきましたが、19年ぶりに連続ドラマとして舞い戻ってきます。そして主演は、小芝風花が務めます。 この記事では、2024年の『大奥』のあらすじ、フジテレビ版のネタバレについても詳しく解説していきます! ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれるため、未視聴の人は注意してください。
タップできる目次
【ネタバレなし】『大奥』(2024年)のあらすじ
舞台は江戸中期。景気が悪化した世の中で、人々は厳しい暮らしを強いられてきました。 人々は何とかこの厳しい世の中を変え、明るい未来に導いてくれる新たな将軍の登場を待ちわびるように。そんな中、倫子(小芝風花)はのちの第10代将軍・徳川家治と政略結婚させられてしまいます。 大奥にやってきた倫子は、天下人の寵愛を受けようと天皇に仕える1000人余りの女たちの戦いを目の当たりに。そしてある人物は、江戸幕府を混乱させようとある策を立てていて……。
漫画『大奥』では描かれているストーリー?【放送前に予想】
2024年版のドラマ『大奥』は、原作が漫画である可能性は低いと思います。漫画『大奥』は、よしながふみによる作品です。 この漫画は男女逆転版の大奥で、女性が将軍となる世の中を描いています。NHKではこの漫画『大奥』を原作とし、2023年にテレビドラマ化されていますね。 2024年版ドラマについては、原作の有無は発表されていません。しかし漫画は男女逆転版なのに対し、本作は小芝が将軍の妻となっているため将軍は男性かと思います。よってこれまでのフジテレビ版『大奥』と同様、原作なしのオリジナルストーリーになると予想します。
【ドラマ】第1話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
公家の姫である倫子(小芝風花)は、徳川家治(亀梨和也)との婚儀を控え、付き人のお品(西野七瀬)と準備に追われています。そして大奥総取締役・松島(栗山千明)に導かれ、倫子たちは婚儀を行いました。 家治の父・家重(高橋克典)は、婚儀にも出席せず女中と遊んでばかり。そんな家重が突然亡くなり、倫子は第10代征夷大将軍・家治の正室となります。こうして倫子は、大奥に足を踏み入れたのでした。 倫子には、新たにお知保(森川葵)が付き人になるとのこと。お品がいると伝えても聞き入れられず、お品は縄で縛られて納戸に監禁されてしまいます。倫子はお知保に準備をしてもらったのですが……。
ネタバレ
家治は倫子の恰好を見て、「倹約と無様は異なる。この格好は見るに堪えぬ」と告げます。倫子はこのことを思い人である信通(鈴木仁)に手紙で伝えようとしますが、お知保に邪魔をされてしまいました。 倫子は大奥から逃げ出そうとしますが、すぐに見つかり家定と夜を過ごすことに。しかし「そなたのような色気のない女子、抱く気にならぬ」と言われ、倫子は笑われる始末。その後倫子は縛られたお品を見つけ、和歌を読むふりをして信通に助けてほしいと手紙を出し……。 倫子はあえて白い内着を着て、「私は何をされようと、そなた方のように汚い心には染まりません!」と皆の前で宣言。しかし信通からの返事の手紙を、皆の前で読まれてしまいます。家治は手紙を手に取ると、少し呼んでビリビリに破きました。 お品が手紙を復元すると、なんと信通は倫子の姉と夫婦となったと書かれていて……。老中の田沼(安田顕)は、家治がわざと手紙を破ったのではないかと推測しました。その田沼は、松島と何やら企んでいる様子。松島は「早めに駆除しなければ」と口にしていたのでした。
【ドラマ】第2話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
倫子(小芝風花)とお品(西野七瀬)は、松島(栗山千明)やお知保(森川葵)からさまざまな嫌がらせを受けるように。一方家治(亀梨和也)は、田沼(安田顕)を老中首座に任命。田沼は裏で松島と繋がっており、自分たちの息のかかった側室を家治にあてがおうと考えていて……。 ある日、お品はお知保から松島に届けて欲しいと箱を預かることに。しかし中の焼き物が割れていて、松島はこの焼き物を売って女中たちに新しい懐紙入れを支給するつもりだったと言います。倫子とお品は、上級女中300人分の懐紙入れを作ることになってしまい……。
ネタバレ
倫子は「必ず作り切ってみせよう」と懐紙入れ作りに励みます。しかし途中で懐紙入れが全て切り刻まれてしまい、また1から作り直すことに。 翌朝、倫子とお品の姿が見えず松島たちは必死に探します。倫子は家治のお出迎えにも現れず、その後松島たちに300人分の懐紙入れを見せました。松島は、家治のお出迎えをしなかったことに激怒。 倫子も「今後この城での無用な嫌がらせや誹りは、断じて許しません!」と言い返しますが、松島に家治に謝るよう言われ……。家治に頭を下げた倫子ですが、家治は倫子が作った懐紙入れを「わしにもくれぬか?」と手に取ったのでした。 その夜、倫子は家治の御渡りで夜を共にすることに。しかし家治は子供はいらないと考えていました。家治はお返しに、倫子に懐中時計をプレゼント。家治は倫子に「他に好きな男がおるのであろう。好きでもない相手と交わる意味がどこにある?」と、2人は並んで布団に入ったのでした。
【ドラマ】第3話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
倫子(小芝風花)はお品(西野七瀬)に、昨夜の家治(亀梨和也)の御渡りは何もなかったことを説明。それを知った高岳(田中道子)たちは、倫子のことを「添い寝姫」とあざ笑いました。 一方お知保(森川葵)は里帰りをしますが、妹から帰ってきてほしいと頼まれます。その頃松島は、倫子の目の前で家治に側室を設けるよう迫り……。 家治は側室話に対し、「子はいらぬ」と宣言。お品は倫子に、家治は母・お幸の方(紺野まひる)を父・家重(高橋克典)のせいで亡くしているという噂を伝えました。
ネタバレ
本日のお菓子は、お品の大好きなきんつば。倫子は大きいのをお品に分けてあげると、そこには碁石が入っていました。きんつばは、大奥料理役人の葉山(小関裕太)が用意したもの。葉山は、お品の好物がきんつばと聞いて好意で用意をしただけで……。 葉山はお手打ちにされる覚悟をしますが、倫子は正直に話してくれた葉山に「あなたは信用できる」と自分に仕えるよう命じたのです。誰が碁石を入れたのか、これは松島(栗山千明)が裏で手を引いていたのでした。 その後倫子の布団に蛇が仕込まれ、大騒ぎに。蛇を仕込んだのは高岳の仕業で、松島は高岳に余計なことをするなと怒ります。家治は再び御渡りをし、2人は夜空を眺めました。 家治は倫子に、「子が自由に学べる場所を作りたい」と夢を語ります。倫子も「生まれや立場によって線を引かれるのではなく、女性が色とりどりに生きられたら」と願い……。家治は「そなたは好きに生きろ」と倫子に伝えたのでした。 里帰りをしていたお知保は、妹に「私にはずっと好きな方がいて、その人の目に留まるには偉くなるしかない」と大奥に戻ってきました。翌日松島は家治の側室として、なんとお知保を皆に紹介。裏で田沼(安田顕)は、不吉な笑みを浮かべていたのでした。
【ドラマ】第4話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
倫子(小芝風花)は、お知保(森川葵)が家治(亀梨和也)の側室になったと知り動揺します。さらにすぐに家治の御渡りがあると知り、倫子は落ち込みました。 そんな中、増上寺代参が行われることになり、倫子は自ら参ることを宣言。久しぶりに大奥を出てお品(西野七瀬)と茶屋で休んでいると、倫子は定信(宮舘涼太)に声をかけられます。倫子は定信が幼馴染の賢丸であることを思い出し……。
ネタバレ
2人は江戸の町を散策し、定信は倫子にかんざしをプレゼント。しかし子供に盗まれてしまいます。倫子はこの時、江戸の町に貧富の差が広がっていることを知ったのでした。 定信はその後、家治の元へ。定信は、なぜ家治が田沼(安田顕)の言いなりになっているのかと問います。実は定信をかつて養子に出すよう仕向けていたのも、田沼だったのでした。 その夜、家治は倫子の元に御渡りへ。しかし松島(栗山千明)の指示で手下が嫌がらせをし、倫子は支度に時間がかかってしまいます。お品の手伝いで支度を急ぐ倫子ですが、家治の元にはお知保が代わりとして現れました。 実は最初の御渡りで、何もなかったお知保と家治。しかしお知保は家治に昔もらった手ぬぐいを大事に取ってあり、家治に気持ちがあることを伝えます。それでも去ろうとする家治に、田沼は倫子が嫌がらせを受けているのは家治のせいで、子供を作らないと争いは終わらないと告げ……。 幼少期、家治は田沼に「お前は将軍家の子ではない」と告げられます。牢屋に入れられた男が、家治の父とのこと。田沼はその男を家治の目の前で刺し殺し、「これで立派な将軍になりますぞ」と言われていました。 倫子は支度を整え、家治の元へ。しかし松島に邪魔をされ、家治はお知保を選んでしまい……。倫子は悔しさで、涙が溢れたのでした。
【ドラマ】第5話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
家治(亀梨和也)はオランダ商館長を江戸城に招く時に、琴を披露してもてなしたいと言います。松島(栗山千明)の勧めで、琴はお知保(森川葵)が演奏することに。倫子(小芝風花)も琴は得意なのですが、倫子は家治とお知保の御渡りを知ってから落ち込んでいて……。 一方お品(西野七瀬)は葉山(小関裕太)から、ゆっくり話がしたいと蔵の鍵を渡されます。そして田沼(安田顕)と松島は家治と倫子を遠ざけるため、武家伝奏に信通(鈴木仁)を就任させました。
ネタバレ
倫子と信通は久しぶりに2人で話し、倫子は母が病に伏せっていることを知ります。信通は「一緒に京に帰らないか」と倫子を誘い、倫子は決断を迫られました。 お知保は一生懸命琴の練習に励みますが、高岳(田中道子)に琴の弦を切られてしまい……。本番の日、倫子はこっそり琴を自分のものと取り換え、お知保を救いました。 お品は葉山と蔵で密会し、そこでこれまで公家の正室が将軍の子を成した例がないことを聞きます。公家の正室が身籠らぬよう、大奥では裏で動きがある様子。 倫子は家治と2人で話し、家治は倫子が琴を貸したことに礼を述べます。倫子は公家の正室が将軍の子を身籠らないという噂は本当か確かめました。家治は「将軍家を保つため。そなたを守るため世継ぎさえ決めれば無用な争いはなくなる」と言い……。 倫子は信通に、京には帰らないことを告げます。倫子は家治への想いを語り、茨の道に進むことを決意しました。そして倫子は家治に「私は上様の妻として生きたいのです」と言い、2人はその夜ついに結ばれます。 しかしその頃、お知保は家治の子を身籠っていて……!
【ドラマ】第6話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
お知保(森川葵)は妊娠し、徐々にお腹が大きくなっていきます。一方の倫子(小芝風花)は、なかなか妊娠できず焦る毎日。お品(西野七瀬)は葉山(小関裕太)に倫子の食事について相談しました。しかし朝霧(華耀きらり)に、2人が密会しているところを見られてしまいます。 そして、お知保は家治の子供を出産しました。気になる性別は……!
ネタバレ
お知保が産んだのは、若君。つまりお世継ぎを産んだことになり、松島(栗山千明)たちは大喜びします。まだ家治は世継ぎと決めたわけではなかったのですが、松島は生まれた子に「竹千代」と名付けるよう家治に提案しました。 家治は、子を「竹千代」と命名すると皆に発表します。倫子は、もう自分は母になれないと落ち込みました。家治はそんな倫子に「無理にそなたまで、子を産む必要はない」と寄り添います。しかし子供にこだわる倫子は「子がおらねば、幸せな家族を築けぬと?」と家治に言われてしまい……。 一方田沼(安田顕)は、松島が勝手に若君命名の件で動いたことに腹を立てていました。すると松島は、「そなたはもう用済み」と告げ2人は決別します。 倫子は竹千代と対面し、自分が子供を持つことに意固地になっていたことに気づきます。倫子は家治に「この大奥で心から愛する方に出会えた私は、この上ない果報者にございます」と伝え、家治は倫子を抱きしめました。その時、倫子は突然苦しみだし……! その頃お品は、倫子の付き人が子を出来にくくするお香を焚いていたことに気づきます。その付き人に指示を出していたのは、なんと定信(宮舘涼太)。定信は父の宗武(陣内孝則)から、家治の血筋を根絶やしにするよう指示されていたのでした。
【ドラマ】第7話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
倫子(小芝風花)は倒れてしまったものの無事で、家治(亀梨和也)は自らこの件を調べると宣言します。 倫子は最近、料理の味が変わったことを気にしていました。すると倫子の料理を作っていた葉山(小関裕太)が、長く休みを取っていることが分かり……。お品(西野七瀬)は、高岳(田中道子)にあることを告げられます。
ネタバレ
葉山は田沼(安田顕)と高岳によって監禁され、暴行を受けていました。葉山を解放する条件として、田沼と高岳はお品に、家治の側室となって家治の子を産むよう指示。お品は葉山を助けたい半面、倫子を裏切りたくないと葛藤します。 その頃倫子の懐妊が分かり、倫子も家治も喜びます。しかしお知保(森川葵)は松島(栗山千明)から、子が流れるという薬のようなものを受け取り……。お知保は倫子の飲み物に薬を入れたのですが、倫子が飲もうとした瞬間止めに入ります。 お知保は「申し訳ございませぬ!」と謝罪。倫子は竹千代から母親を奪いたくないと、このことは不問にしたのでした。 お品は迷いに迷い、葉山を助けと決意します。田沼は家治に実母の遺言を見せて脅し、家治にもお品が側室となることを認めさせました。こうしてお品は、家治の御渡りを受けることに。 一方倫子は高岳から、お品が倫子の付き人を辞め家治の側室となったことを聞き衝撃を受けます。そんな倫子は、突然苦しみだして倒れてしまい……。 実は定信(宮舘涼太)が懐妊祝いとして倫子に贈った白味噌煎餅に、薬が盛られていたのでした。
【ドラマ】第8話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
倫子(小芝風花)は子供を出産しますが、子供は悲しいものとなってしまいました。それからというもの、倫子は落ち込み辛い日々を過ごします。 そんな中お品(西野七瀬)が懐妊し、田沼(安田顕)と高岳(田中道子)は大喜び。お品の子を将軍世継ぎにしようと意気込みます。 落ち込む倫子の元に、定信(宮舘涼太)から贈り物が届きます。それから、倫子を元気づける手紙が何度も届くようになり……。
ネタバレ
お品は出産の時を迎え、無事若君を出産しました。こうして葉山(小関裕太)は解放されることになりますが、既に牢で亡くなっていたのです。田沼はこのことをお品には明かさず、葉山は遠くの島に行ったと嘘をつきました。 お品は家治(亀梨和也)に、若君の幼名に葉山の名前にある「貞」の字を入れてほしいと頼みます。こうして2人の子は「貞次郎」と名付けられました。 松島(栗山千明)は家治に、「災いが起こる前に、お世継ぎはご嫡男の竹千代君であると宣言してほしい」と頭を下げます。田沼には、貞次郎を世継ぎにしてほしいと頼まれる家治。 家治は悩んだ末、竹千代を世継ぎとすると宣言します。もちろん家治は、倫子との間に生まれた姫君の「千代」も、大切な我が子だと思っていました。家治の宣言を聞き、田沼と高岳だけでなくお品も悔しそうな表情を浮かべます。 倫子は定信に、「代参の日に浜御殿で会えるのを楽しみにしている」と返事を書きます。その頃お世継ぎと決まった竹千代の前には、猿吉(本多力)が現れて……!
【ドラマ】第9話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
倫子(小芝風花)は約束通り定信(宮舘涼太)と会い、自分を励ましてくれたことに感謝を伝えます。定信は、自分なら辛い思いをさせないと倫子を抱きしめました。 その頃高岳(田中道子)は、なぜ貞次郎が世継ぎに指名されなかったのかと田沼(安田顕)を責めています。すると田沼は、「家基(竹千代)に消えていただくしかない」と言い……。
ネタバレ
家基は松島(栗山千明)たちが少し目を離した瞬間、池に落ちて亡くなってしまったのです。家基を殺害したのは、田沼ではなく猿吉(本多力)。猿吉は定信に命じられて家基を池に突き落とし、次は貞次郎を殺すよう命令されていたのです。 お知保(森川葵)は落ち込み、倫子はお知保に寄り添います。そんな時、倫子は貞次郎が次期将軍となることに喜ぶお品(西野七瀬)を見かけ……。倫子は「なぜこんな時に喜べるのです?そなた変わったな」とお品に幻滅したのでした。 猿吉は定信に命を救ってもらった恩があり、貞次郎を殺害しようとします。しかしお品の子ということもあり、貞次郎を殺すことができませんでした。猿吉に「あなたさまは変わってしまった」と言われた定信は、怒りのまま猿吉に刀を振りかざし……。 お知保は、生前家基が描いたという絵を倫子に託します。倫子はその絵を家治(亀梨和也)に渡し、家治は涙を流しました。家治は、自分は将軍家の子ではないこと、それを知る田沼の言いなりになっていることを倫子に明かし……。倫子は悲しむ家治に、寄り添ったのでした。
【ドラマ】第10話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
家治(亀梨和也)は、将軍家の血を引かない自分の子を世継ぎにしていいのか悩んでいます。 倫子(小芝風花)の元には、再び定信(宮舘涼太)から贈り物と手紙が届きました。そこに書いてあった内容に倫子は驚きます。
ネタバレ
手紙には、家治に瓜二つの歌舞伎役者・幸冶郎(亀梨和也)を見かけたと書かれていました。このことを倫子から聞いた家治は、幸冶郎と会うことにしたのです。 家治と幸冶郎は、お互いの父が桜田真太郎であると確認。家治が兄弟かと確信したところに、定信もやってきました。すると幸冶郎は、自分は桜田の息子であるが家治は違うと言い出し……。 2人の母・お幸(紺野まひる)の手紙によると、お幸は将軍・家重(高橋克典)の側室でありながら桜田の子を身籠り、田沼(安田顕)に相談。桜田とお幸が逢瀬を重ねていたのは家治が生まれたずっと後で、家治は父親が違うと田沼に騙されていたことが分かったのです。 田沼を呼び出し、倫子と共に自身の出生を確認する家治。田沼を「鬼だ!化け物だ!」という家治に、田沼は「高いところから見下ろすだけの者たちに何ができる!」と、国を変えるために偉くなるしかなかったと説明します。しかし家治は、田沼に蟄居閉門を命じたのでした。 その後倫子は、遺体で見つかった猿吉(本多力)の遺書に、倫子の子供が流れるよう毒を仕組んだことや家基を殺めたことが書かれていたと聞き……。 家治は、猿吉1人にここまでのことができるはずないと激怒。家治はお品(西野七瀬)には大奥を出て行ってもらうこと、貞次郎が寝所で亡くなっていたことを皆に報告します。自分の血筋を根絶やしにしようともくろむ者がいると怒る家治ですが、血を吐いて倒れてしまったのでした。 その頃定信は、「儂の世はすぐそこだ」と笑っていて……。
【ドラマ】最終回のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
家治(亀梨和也)は体調を崩し、倫子(小芝風花)は松島(栗山千明)から家治が倒れたことを聞かされます。家治の容態を聞いた定信(宮舘涼太)は、「自分たちの番が来た」と笑みを浮かべ……。 江戸には浅間山噴火による火山灰が舞い降り、家治はこの事態を何とかすべく田沼(安田顕)を呼び寄せます。
ネタバレ
家治は田沼を政に復活させ、蟄居閉門を解除します。そして家治は倫子を呼び、やり残したことがたくさんあると後悔を語りました。家治は倫子の手を握ったまま、亡くなってしまいます。 その後田沼の息子が殺害され、定信は田沼の代わりに実権を握ろうとします。その時、定信を呼び出した倫子。倫子は猿吉(本多力)がお品(西野七瀬)に宛てた手紙を見て、定信が全ての黒幕であるということに気づいたのです。 しばらくして、大奥は火事に。田沼は「燃え盛る江戸城は綺麗じゃろ?」と不敵な笑みを浮かべています。倫子は逃げないことを決め、お知保(森川葵)も倫子が逃げないならと残ることを決意。 すると倫子の元にやってきたお品は、「貞次郎は生きているのです」と家治がついた嘘を伝え……。家治は貞次郎をお品に引き取ってもらい、いずれは三つ葉葵のように、倫子、お品、お知保で貞次郎と育ててほしいと願っていたのでした。 田沼は燃え盛る炎の中、家治の部屋で切腹。刀で首を斬り、炎の中で倒れ……。 3ヶ月後、貞次郎は豊千代と名を改め、倫子はまた江戸城で暮らすことに。そんな時、倫子は家治の子を身籠っていることに気づきます。 5年後、倫子は意見書を提出し定信に「城から出て行ってもらいます」と宣言。10年後、豊千代(鈴木福)は徳川家斉として将軍になります。そして家治と倫子の娘・万寿姫は、婚儀の日を迎えたのでした。
主人公・五十宮倫子役を演じるのは小芝風花
主人公・五十宮倫子役を演じるのは、小芝風花です。倫子は東山天皇の皇子・閑院宮直仁親王の娘。 真っすぐで優しい性格に育ちましたが、芯のある女性でもあります。そんな倫子は徳川家治と政略結婚させられ、家治が将軍となったことで倫子は将軍正室として男子禁制の大奥に入ることに。 しかし倫子は、幼なじみの久我信通に想いを寄せているようで……。 演じる小芝は、2023年7月期にフジテレビ系ドラマ『転職の魔王様』に出演したばかり、毎クールドラマに出演しており、出演が途切れません。京都で全編オールロケということで、小芝は「愛をテーマにした新たな大奥をお届けします!」と意気込んでいます。
脚本を担当するのは大北はるか
本作の脚本を担当するのは、脚本家の大北はるかです。大北は『好きな人がいること』(2016年)、『グッド・ドクター』(2019年)、『ナイト・ドクター』(2021年)などフジテレビドラマの脚本を多数執筆。「ラジエーションハウス」(2019年~)の脚本も担当しています。 医療ドラマの脚本が多い印象ですが、本作で時代劇ドラマに挑戦します。時代背景をくみ取りながら、争いや恋愛模様まで盛りだくさんな本作。どのような作品になるか楽しみです。
フジテレビ『大奥』の最終回ネタバレ・全話あらすじを解説
2024年1月期の木曜ドラマ『大奥』は、小芝風花が主演を務めます。京都でのオールロケということで、景色やセット、衣装などにも注目して観ていきたいですね。本記事では、放送後にネタバレも更新予定です!