「青のエクソシスト」奥村燐(おくむらりん)の正体は?白髪になった理由や出生の秘密も解説
2024年には新作アニメの放映も決定するなど、高い人気を誇る漫画『青の祓魔師(エクソシスト)』。 この記事では本作の主人公となる奥村燐について徹底解説!基本的なプロフィールなどはもちろん、気になる正体やその出生の秘密についてもしっかりとご紹介。作中でも高い人気を誇る燐の魅力に深く迫っていきます。 ※この記事は『青の祓魔師』の重要なネタバレを含みます。
「青のエクソシスト」奥村燐(おくむらりん)のプロフィール
年齢 | 15歳 |
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立場 | 正十字学園 高等部1年生(1-D) 祓魔塾 候補生 |
身長 | 173cm |
誕生日 | 12月27日 |
声優 | 岡本信彦 |
本作の主人公となる奥村燐。両親はおらず弟の雪男とともに、修道院で育てられています。もともとは他の人々と同じ見た目をしていましたが、ある出来事を境に尖った耳や牙、さらには悪魔のような尻尾が生えてしまうことに。 また性格は少々荒っぽく喧嘩っ早い部分があるものの、基本的には温かで正義感あふれる心の持ち主。ちなみに特技は料理であり、好きな休日の過ごし方は「時間のかかる料理を作ること」のようです。
【目的】奥村燐は養父の仇であるサタンを殺すために祓魔師を目指す
修道院で燐たちを育てた養父の藤本獅郎。なんと彼は魔神・サタンに憑依され、燐を悪魔が棲む「虚無界(ゲヘナ)」へ連れ去ろうとします。そのなかで燐は自らの力を覚醒させ、なんとかサタンを撃退することに成功。 しかしその戦いのなかで獅郎は命を落としてしまいます。燐はこの事件をきっかけにサタンへの復讐を誓い、祓魔師になることを決意。そして彼は正十字学園に入学し、仲間たちとともにその腕を磨いていくことになります。
【正体】奥村燐は青焔魔(サタン)と人間の混血児
いったいなぜサタンは獅郎の身体を乗っ取り燐を狙ったのでしょうか。実は燐はサタンが人間に産ませた子ども。つまり悪魔と人間の混血児なのです。しかも燐はサタンの力を色濃く受け継いでおり、虚無界の神の炎とされる「青い炎」を扱うことが出来ます。 燐は獅郎から話を聞くまでこの事実を知りませんでした。また彼が持つ悪魔の力も、降魔剣「倶利加羅(くりから)」により封印済。しかしサタンとの戦いで力が覚醒して以降は、この刀を抜くことで悪魔の姿や青い炎が解放されるようになりました。
【過去】奥村燐の壮絶な過去を解説
産まれた瞬間から騎士を焼き殺す
悪魔の子として産まれた燐は、出生の瞬間から壮絶な体験をしています。彼が産まれたとき、双子の弟である雪男は仮死状態で産まれており、そこにいた騎士たちは彼が悪魔かどうかを確認するため手荒な方法を取ろうとしました。 そのとき燐たちの母は大きく叫び、その声を聞いた燐がすぐさま反応。なんとその場にいた騎士たちを焼き殺してしまったのです。本人に自覚があったかどうかはともかく、その恐ろしい力と本能が垣間見えた瞬間となりました。
喧嘩を繰り返した中学生時代
燐は自身が悪魔の子とは知らなかったものの、周囲との違いを感じながら衝突を繰り返していました。それほど大きくない身体にも関わらず、その力は100人力。恐ろしいほど強い腕力で、ときには喧嘩相手に大怪我を負わせることもありました。 腕っぷしの強さに性格の荒さも相まって、中学時代は「悪魔」とあだ名され嫌われていた燐。友人などもできず授業にもあまり出席しないなど、かなり荒れた中学時代を過ごしていたようです。
【外見】奥村燐は能力の覚醒により悪魔へ変化
そもそもは普通の人々と同じ見た目をしていた燐ですが、悪魔の力が覚醒したタイミングで、尖った耳や牙、そして真っ黒な悪魔の尻尾が発現してしまいます。それらの特徴は力を解放していないときも常に出現している状態となり、燐は尻尾を身体に巻き付けて隠すなど、自身の正体を誤魔化しながら生活。 しかし能力が発動した際には耳が長く尖り、牙も大きく目立つようになるなど、誤魔化しが効かないレベルで見た目が変化。また頭の部分には青い炎でできたツノのようなものまで現れるなど、悪魔の特徴が強く出た外見になってしまいます。
白髪になったのはなぜ?
燐の炎の力を封印していた降魔剣「倶利伽羅」。こちらは日本刀のような魔剣となっており、虚無界へと通じています。燐の炎はこれにより虚無界へと封じ込められていましたが、なんとサタンの介入により剣が真っ二つに折られてしまうことに……。 燐の炎を剣に移植したメフィストが言うには、倶利伽羅は「炎の源である悪魔の心臓」のようなもの。剣が折られたことにより悪魔の心臓は燐のなかへと戻り、彼の髪は真っ白な状態に変化してしまいます。この白髪は燐が真の悪魔に近付いた証拠なのかもしれません。
【強さ】奥村燐の能力は?
燐は悪魔の血を引いているため身体能力が非常に高く、パワーやスピードはかなりのハイレベル。また自身の努力により磨いてきた、剣の腕もなかなかのものです。 しかし1番の武器はサタンから引き継いだ「青い炎」でしょう。青い炎はあらゆるものを焼き尽くす「神の炎」であり、圧倒的な破壊力を有しています。 最初はうまくコントロールできていなかったものの、燐は戦いのなかで徐々に制御感覚を習得。最終的にはほとんど自由自在に使えるようになり、斬撃のような炎を放つ「サタンスラッシュ」などの技まで編み出しています。
【声優】奥村燐を演じるのは岡本信彦
アニメ版『青の祓魔師』で燐の声を担当しているのは、人気声優の岡本信彦です。2006年から声優活動を開始し、その後声優アワードの新人男優賞や助演男優賞を受賞するなど大活躍。 「とある」シリーズの一方通行(アクセラレータ)や『僕のヒーローアカデミア』の爆豪勝己などが代表キャラとなっており、近年では『鬼滅の刃』の不死川玄弥や『葬送のフリーレン』のヒンメルを演じ話題になっています。
燃える主人公・奥村燐の活躍に期待!
悲しい過去を背負いながら自らの運命と戦う主人公・奥村燐。 彼は新しいアニメシリーズでも様々な活躍を見せてくれるはず。これを機に原作漫画や過去のアニメをチェックし、燐のこれからの活躍に備えてみてはいかがでしょうか!