2023年8月7日更新

漫画『ノケモノたちの夜』最終回まで全話ネタバレあらすじ&感想!少女と悪魔が織りなす感動の物語

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苦しい人生を生きる薄幸の少女と、彼女に興味を抱く悪魔の交流を描いた漫画『ノケモノたちの夜』。 この記事では本作の最終回までのあらすじをネタバレありで徹底解説!少女と悪魔の旅はいったいどこへ行き着くのか、その結末やそこまでの過程をしっかり紹介し、本作が人気を博した理由をあますことなくお伝えしていきます。

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1巻ネタバレ感想

19世紀末のロンドンに暮らす少女ウィステリア。彼女は両親を亡くし神父に引き取られますが、その神父は人身売買に手を染める非道な人間でした。ウィステリアはその神父のもと奴隷のように扱われ、教会の屋根裏で苦しい生活を強いられることに。 そんな彼女の心の支えとなっていたのが、かつて崩国の十三災として恐れられた大悪魔のマルバスでした。本来悪魔は人間の目に映りませんが、ウィステリアは生まれつき悪魔の姿を視認することができ、それをきっかけにマルバスと交流を持つようになったのです。 そんななかウィステリアは貴族に売られることが決まってしまいます。彼女はマルバスに助けを求めますが、悪魔は対価なしに誰かを助けることができません。そのためウィステリアは自らの目を捧げ、マルバスと契約。ウィステリアはマルバスに助けられ、2人は宛てのない旅に出発するのでした。

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苦しい生活を送るウィステリアに手を差し伸べるマルバスが本当に素敵です。ウィステリアは視力を失ってしまいますが、マルバスがいればきっと大丈夫なはず……。

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2巻ネタバレ感想

ロンドンを離れることになったウィステリアとマルバス。彼らは新たな町で自分たちと同じように契約を交わしている、人間のダイアナと悪魔のナベリウスに遭遇。ウィステリアは同じような境遇のダイアナと打ち解け友人関係を築いていきます。 そして次の町では盗人の少女ハリエットと彼女の相棒である悪魔モリーと出会うことに。一見いいコンビに見える2人ですが、実はハリエットには重大な秘密が隠されていました。なんと彼女はすでに死んでおり、霊体としてこの世に留まっていたのです。 そんななかモリーは悪魔退治を目的とする剣十字騎士団の手でひん死の状態に。ハリエットは自身の魂を差し出し、モリーを回復させることに成功します。これによりハリエットの魂はモリーの一部となり、2人はいつまでもともに生き続けることになったのです。

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モリーとハリエットのエピソードがあまりに切なくて、思わず涙してしまいました。悪魔と人間。種族を超えた固い絆がとてもまぶしかったです。

3巻ネタバレ感想

ハリエットたちと別れ次の町を目指すウィステリアたち。その道中で彼女たちはダイアナの実家でもあるブラックベル家を訪問。そんななか代々悪魔との関りが深かかったブラックベル家は、王室に危険分子とみなされ討伐対象となってしまいます。 ブラックベル家粛清のため準備を進める剣十字騎士団。そんななか、ブラックベル家を守るために立ち上がったのがダイアナでした。剣十字騎士団とぶつかりあうダイアナとナベリウス。そしてその戦いにウィステリアとマルバスも参戦することに。 果たしてウィステリアたちは、剣十字騎士団の手からブラックベル家を守ることができるのでしょうか……。

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得体の知れない謎の勢力、剣十字騎士団が現れ緊迫感溢れる展開に。これまでとはまた違った盛り上がりを見せていて、手に汗握るストーリーが繰り広げられています。

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4巻ネタバレ感想

剣十字騎士団は対ブラックベル家の切り札として大悪魔アスタロトを投入。ウィステリアたちは苦戦を強いられますが、マルバスの力によりアスタロトの打破に成功します。しかし混乱する戦場のなか、剣十字騎士団がブラックベル家の屋敷に放火。 燃え盛る家を見てダイアナは呆然自失の状態に。ウィステリアの言葉により再度奮起するダイアナでしたが、その隙に狙撃を受け重傷を負ってしまいます。 ひん死になったダイアナを見て混乱し、暴走を始めるナベリウス。すべてを破壊しつくすようなナベリウスでしたが、ウィステリアとマルバス、そしてダイアナの言葉により正気を取り戻すことに成功。失ったものは多くありましたが、激しい戦いについに終止符が打たれました。

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ダイアナとナベリウスの絆の深さが伝わる名エピソードでした。それにしてもナベリウスやマルバスが予想以上に強くて驚きです!

5巻ネタバレ感想

剣十字騎士団との戦いも終わり、今度はダイアナたちも含め4人で旅をすることになったウィステリアとマルバス。しかしそんな彼らに不穏な影が近付きます。その正体は大悪魔ダンタリオンと契約した戦闘狂の人間ルーサー。 なんと彼は剣十字騎士団と戦争することを目的に、騎士団員であるスノウを監禁していました。しかもスノウはウィステリアの生き別れの兄。ウィステリアはスノウ救出のため、ルーサーの足取りを追い始めます。 しかしそこに、マルバスと同じ崩国の十三災に数えられる大悪魔シトリが襲来。シトリは人間と契約するマルバスやナベリウスを快く思っておらず、人間との関係を壊そうと画策していたのです……。

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剣十字騎士団との争いもひと段落、と思ったら今度は危険な悪魔たちが襲来!しかも相手は戦闘狂とあり、これまで以上の激戦が繰り広げられることになりそうです。

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6巻ネタバレ感想

スノウの居場所を知るために、探偵であるホームズを探すウィステリア。その一方で、マルバスは悪魔化してしまったスノウの相棒タケナミ、そして剣十字騎士団の団長と戦うことに。強敵の登場に苦戦するマルバスですが、自身の力を解放し見事勝利。 そんななかウィステリアはついにホームズを見つけ、スノウの情報を手に入れることに成功します。手にした情報をもとにスノウ探索へ向かうマルバス。その道中でルーサーと遭遇するマルバスですが、そこで衝撃の事実が発覚します。 なんとスノウはすでに人間ではなくなっていると言うのです……。

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ウィステリアたちのために必死に動くマルバスの姿に感動しました。しかしやっと手がかりを見つけたスノウはすでに悪魔に……?先が気になる衝撃の展開です。

7巻ネタバレ感想

マルバスとは別に独自の動きを続け、ルーサーのアジトに総攻撃を仕掛けた剣十字騎士団。屈強な騎士たちにより追い詰められるルーサーですが、ダンタリオンが力を覚醒させたことで状況は一変。騎士団は数多くの犠牲者を出すことになります。 そんななかマルバスたちが戦場へ到着し、なんと騎士団長と協力してダンタリオンと交戦することに。激戦が繰り広げられますが、ルーサーの負担が大きくダンタリオンは戦いを中断することを決意。そして後日、今度はダンタリオンたちが剣十字騎士団の本部に襲撃をかけます。 それと同時に、悪魔化してしまったスノウがウィステリアの前に登場。マルバスとスノウ。大切な2人の存在を前に、ウィステリアは大きな決断を迫られることになります。

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悪魔化してしまったスノウが現れ物語はいよいよ佳境へ。苦しい立場にいながら健気に頑張る、ウィステリアの姿に心打たれます。

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8巻ネタバレ感想

実はスノウの悪魔化に関わっていたシトリ。彼の策略によりウィステリアはスノウとアルバスを天秤にかけ、どちらか一方を選ばねばならない究極の選択を迫られることになります。しかしウィステリアはその選択に向き合い抗った結果、最後には「2人を救う」ことに成功。 そしてルーサーやダンタリオンとの戦いにも決着が着き、全ての戦いに終止符が打たれます。戦いの傷を癒した後日、ウィステリアたちは湖畔でピクニックを楽しむことに。そこでウィステリアはマルバスとの旅を思い返し、彼が自分にとって大切な存在だと確信します。 そしてその思いはマルバスも同じ。2人は手を取り合って、改めて未来に向けて歩き始めるのでした。

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ウィステリアとマルバス。2人の絆が見えるラストが感動的でした。きっと2人の未来には明るい日々が待っているはずです。

『ノケモノたちの夜』の見どころ

絆が描く感動のストーリー

本作の見どころは何と言っても人間と悪魔のあいだに生まれる、種族を超えた絆です。ウィステリアとマルバスをはじめ、ダイアナとナベリウス、さらに序盤で登場したハリエットとモリーなど、作中には深い絆を持つコンビが数多く登場します。 種族の壁を超えて互いを想う彼らの姿に、涙してしまうひとも多いはず。ファンタジー作品だからこそ描けるピュアな関係性を楽しみたい、そんな方には特にオススメの作品です。

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『ノケモノたちの夜』あらすじをネタバレ解説しました!

人間と悪魔の感動的な物語が大きな話題を呼んだ『ノケモノたちの夜』。 本作は2023年にアニメ化もされている超人気作です。これを機に原作漫画をチェックし、注目を集めたアニメも併せて楽しんでみてはいかがでしょうか!