『ブギウギ』村山興業・愛助のモデルは吉本興業?『わろてんか』との繋がりも
23年後期朝ドラ『ブギウギ』。笠置シヅ子をモデルに、戦後を照らしたスター歌手の人生を描いています。 そんな『ブギウギ』で話題となったのは、主人公・スズ子(趣里)の恋人役・愛助(水上恒司)!愛助の実家で営む“村山興業”はあの一大企業がモデルなのです。 この記事では、村山興業や愛助のモデル、そして話題となっている2017年後期朝ドラ『わろてんか』との繋がりも紹介していきます。
『ブギウギ』“村山興業”のモデルは吉本興業!
『ブギウギ』に登場する“村山興業”のモデルは、実は大手芸能プロダクションの吉本興業! 実際に、『ブギウギ』のヒロインとなった笠置シヅ子は、吉本興業の御曹司である吉本穎右と恋に落ちています。 ということから、『ブギウギ』でスズ子が恋に落ちる愛助(水上恒司)のモデルは吉本穎右で、愛助の実家である村山興業のモデルは吉本興業なのです。
村山愛助(水上恒司)のモデルは?
先ほどもご紹介した通り、水上恒司演じる村山愛助のモデルは吉本穎右(よしもとえいすけ)。吉本興業創業者の吉本せいの息子で、1923年に吉本興業の後継者として生まれました。 戦地に赴けないなど、作中でも愛助の体が弱いことがたびたび描かれますが、実際の吉本穎右も病弱でした。1947年に、肺結核のため25歳という若さで亡くなってしまうのです。 『ブギウギ』第1話冒頭では、スズ子がシングルマザーとして1人で赤子を育てているシーンが描かれましたね。母親のツヤ(水川あさみ)と弟の六郎(黒崎煌代)をすでに亡くしているスズ子にとってはとても酷なように思えますが、スズ子は最愛の恋人も早くに失ってしまう……という展開が予想されます。
小雪が母親・村山トミを演じる
愛助の母親・村山トミ役を演じるのは小雪。モデルは吉本興業の創業者・吉本せいです。自由人であった夫の泰三の代わりに経営に尽力し、吉本興業を一大企業まで育て上げました。 吉本せいは、シヅ子と穎右の恋愛に大反対だったと言います。9歳も年が離れていること、芸能人と事務所側の人間と立場が違うこと、様々理由はあったようですが、本作でも小雪演じるトミが2人に立ちはだかる手強い壁となることが予想できますね。
朝ドラ『わろてんか』(2017年)と繋がりが?
こうした『ブギウギ』の裏話に、朝ドラファンから注目を浴びているのが2017年後期の朝ドラ『わろてんか』。実は『わろてんか』に登場した北村笑店のモデルとなったのも吉本興業なのです!
吉本せいをモデルに演じていたのは葵わかな!
『わろてんか』のヒロイン・藤岡(北村)てんのモデルとなったのは、吉本興業創業者の吉本せい。葵わかなが演じました。 『ブギウギ』でいうところの小雪が演じる村山トミと同じ役、ということですね!
吉本穎右をモデルに演じていたのは成田凌!
そしてヒロインの息子・北村隼也、つまり吉本穎右をモデルとした人物を演じていたのは成田凌。 『ブギウギ』の水上恒司演じる愛助と同じ役ということができます。ただし『わろてんか』では一部違う人物の要素も盛り込んで、吉本興業の発展に大きく活躍する人物として描かれているため、役どころとしては少々異なるでしょう。
『ブギウギ』村山興業・愛助(水上恒司)の今後に注目!
『ブギウギ』の村山興業や愛助のモデルには驚きの事実がたくさん!史実を知って観るのもまた違った面白さがありそうですね。愛助とスズ子が繰り広げる恋路に、今後も注目です。 また『わろてんか』との繋がりも朝ドラファンとしてはたまりません……!この機会にぜひ『わろてんか』も観返してみてはいかがでしょうか。