2023年9月27日更新

2023年後期朝ドラ『ブギウギ』あらすじ・キャスト!ヒロインのモデルは?

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『ブギウギ』

2023年度後期に放送予定の連続テレビ小説『ブギウギ』。大人気「朝ドラ」の第109作目のヒロインを勝ち取ったのは、女優・趣里。『ブギウギ』の撮影は2023年春頃から始まり、放送時期は2023年秋から2024年3月頃までの予定です。 本記事では、2023年度後期朝ドラ『ブギウギ』のキャスト・出演者一覧や、あらすじ、ヒロインのモデルについて詳しく紹介していきます。

放送時期 2023年10月2日(月)〜
ヒロイン 趣里(花田鈴子役)
モデル 笠置シヅ子
脚本 足立紳

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『ブギウギ』のあらすじ

時代は大正。下町で育った主人公・花田鈴子は、歌や踊りが大好きな天真爛漫な銭湯の看板娘。 小学校を卒業した鈴子は、やがて「歌と踊りでたくさんの人たちを笑顔にしたい」と思うようになり、道頓堀の歌劇団へ入団します。抜群の歌唱力をもった鈴子は、日々の稽古でみるみるうちに上達し、のちに「ブギの女王」と呼ばれる頭角を現していくのでした。 時は経ち昭和13年、鈴子は上京します。そこでとある人気作家と出会い、鈴子は歌の指導を受けることに。この出会いが鈴子の運命を大きく変え、鈴子は「スウィングの女王」と呼ばれるほどの人気を獲得していきます。 しかし、そんな鈴子の毎日は戦争により一変。鈴子の歌は「敵性音楽」とみなされ、厳しく制限されることになります。家族の死、恋に落ちた青年の訃報など、度重なる不幸に悩む鈴子でしたが、鈴子には歌がありましたーー。

『ブギウギ』の相関図

『ブギウギ』のモデルは?

『ブギウギ』のモデル・笠置シヅ子のプロフィール

本名 亀井静子
生没年月日 1914年8月25日 ~1985年3月30日
出身地 香川県大川郡相生村 (現:東かがわ市)

『ブギウギ』のヒロイン・花田鈴子は、戦後の大スター・笠置シヅ子がモデルになっています。 彼女は1927年に松竹楽劇部生徒養成所に合格後、娘役で初舞台を経験。1934年には「恋のステップ」でデビューを飾り、その後は「東京ブギウギ」「買い物ブギー」などの名曲をリリースし、「ブギの女王」として一世を風靡しました。 本作に原作はなく、笠置シヅ子の人生をモチーフに、脚本家のオリジナル作品として再構成が行われます。また、史実通りにはならず、団体名や登場人物名の名前も一部改変して制作される模様。あくまでもフィクションとして、ヒロイン・花田鈴子のスター歌手への成長が描かれる予定です。

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花田鈴子役/趣里

『ブギウギ』のヒロイン

『ブギウギ』 趣里

オーディションにより、2471人の応募の中からヒロインに選ばれたのは女優・趣里。ドラマ『3年B組金八先生ファイナル』(2011年)でデビュー後、ドラマ『ブラックペアン』(2018年)、映画『もっと超越した所へ。』(2022年)など、多くの話題作に出演し、個性派女優として人気を集めています。 2016年度前期に放送された連続テレビ小説『とと姉ちゃん』では、「あなたの暮らし出版」の大塚寿美子役を熱演。朝ドラオーディション4度目、2度目の出演にして主演の座を手に入れました。 本作で主人公・花田鈴子を演じることになった趣里は、「まさか自分にこんな日が来るとは思っていなかった。これまで支えてくれた方々へ感謝の気持ちを忘れず恩返しができるように、視聴者の方々の心がブギウギ、ズキズキ、ワクワクするような作品が届けられるよう全力で頑張っていきたい」と朝ドラヒロイン決定の喜びを語っています。

村山愛助役/水上恒司

水上恒司

村山愛助は、大阪にある日本随一の演芸会社・村山興行の御曹司です。鈴子の大ファンだった彼は、次第にお互いに惹かれ合っていきます。ともに多くの困難を乗り越え、鈴子の人生に大きな影響を与える運命の相手です。 愛助を演じるのは、水上恒司(旧芸名:岡田健史)。ドラマ『中学聖日記』(2018年)や『真夏のシンデレラ』(2023年)などに出演しており、映画『死刑にいたる病』(2022年)では、阿部サダヲとともにW主演を務めました。

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【キャスト】花田家の人物

花田梅吉役/柳葉敏郎

柳葉敏郎

花田梅吉は鈴子の父で、大阪の下町・福島で銭湯を営んでいます。映画や芝居、お酒と美味しい食事が大好きで、いつも明るく情にもろい部分もあります。鈴子の夢を応援し、いつも場を盛り上げてくれる存在です。 梅吉を演じるのは、柳葉敏郎。一世風靡のメンバーとして活躍後、1988年以降は多くのトレンディドラマに出演。『踊る大捜査線』シリーズ(1997年~)の「室井慎次役」で一躍有名となり、数々の作品に出演中です。

花田ツヤ役/水川あさみ

水川あさみ

花田ツヤは鈴子の母で、梅吉とともに銭湯を経営しいつも番台に座っています。義理と人情を大切にしていて、とってもしっかりとした性格。子供を大切に思う母でもあります。 ツヤを演じるのは、水川あさみ。13歳の時に芸能事務所に入り、1996年に「ヘーベルハウス」のCMでデビューを飾ります。15歳で映画「劇場版 金田一少年の事件簿」のオーディションに合格し、女優としての道を歩み始めました。2019年には、俳優の窪田正孝と結婚しています。

花田六郎役/黒崎煌代

黒崎煌代

花田六郎は、鈴子の3歳年下の弟です、マイペースなところがあり、たまにぼーっとしていることも。亀をペットとして飼っており、相棒としていつも一緒にいます。 六郎を演じるのは、黒崎煌代(くろさき・こうだい)。2022年の事務所のオーディションに約5000人の応募者の中から合格し、本作が俳優デビュー作となります。

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【キャスト】梅丸少女歌劇団(USK)の人物

橘アオイ役/翼和希

橘アオイは、梅丸少女歌劇団(USK)の第1期生。男役トップスターとして活躍しており、新しく入ってきた鈴子の教育係として鈴子を厳しく指導しています。 アオイを演じるのは、翼和希。翼自身もOSK日本歌劇団の男役スターとして活躍し、2011年にOSK日本歌劇団研修所に入学。高い歌唱力と演技力が評判を得ています。

白川幸子(リリー白川)役/清水くるみ

清水くるみ

白川幸子(リリー白川)は、鈴子と共にUSKに同期入団し娘役として活躍しています。実家が裕福なため小さい頃からバレエを習っており、器用で立ち回りもうまい少女です。 幸子を演じるのは、清水くるみ。2007年の「アミューズ30周年全国オーディション」でグランプリを獲得し、上智大学で学びながら女優としても活躍。『悲しいボーイフレンド』(2009年)で映画初出演を飾っています。

桜庭辰美・桜庭和希役/片山友希

片山友希

桜庭辰美(桜庭和希)は、鈴子とUSK同期入団の男役です。とても真面目で、貧しい家庭育ちのため家のことを手伝いながら練習に励んでいます。後輩の秋山に抜かれてしまい、焦る一面も……。 辰美を演じるのは、片山友希。中学2年生の時に養成所に入って俳優活動を始め、『フタリノセカイ』(2022年)には映画初主演を飾っています。

秋山美月役/伊原六花

伊原六花

秋山美月は、鈴子のUSKの後輩です。実力が高く、ライバルの花咲歌劇団から移籍してきた逸材。男役として大人気で、タップダンスの名手でショーに対する意識も高い実力者です。 秋山を演じるのは、伊原六花。幼い頃から子役としてミュージカルに出演し、大阪府立登美丘高等学校での「バブリーダンス」が大ブレイク。以後は女優として、『なつぞら』(2019年)にも出演しました。

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林役/橋本じゅん

林は、梅丸少女歌劇団(USK)の音楽部長を務めています。歌劇団の現場責任者でもあり、とても面倒見のいい存在です。 林を演じるのは、橋本じゅん。大阪芸術大学芸術学部舞台芸術学科を卒業後、俳優として活躍。現在は母校の専任教授も務めています。2023年7月期には『ハヤブサ消防団』にも出演中です。

股野義夫役/森永悠希

股野義夫は、梅丸少女歌劇団(USK)の専属のピアニストです。鈴子たちの練習でいつもピアノを弾いて支えており、少し気弱な性格をしています。 股野を演じるのは、森永悠希。子役として俳優活動を始め、長年映画やドラマに出演し活躍。『べっぴんさん』(2017年)では小澤龍一役として出演しました。

大熊役/升毅

升毅

大熊は、日本随一の興行会社・梅丸の社長です。梅丸は、梅丸少女歌劇団(USK)の親会社。金勘定に厳しいのですが、芸事が大好きです。 大熊を演じるのは、升毅。1975年にNHK大阪放送劇団付属研究所に入所して俳優デビューし、朝ドラ出演は『あさが来た』(2015年)など、本作を含めて8作品目となります。

大和礼子役/蒼井優

蒼井優

大和礼子は、大阪の梅丸少女歌劇団(USK)第1期生の娘役で、劇団を引っぱるトップスターです。鈴子のあこがれの先輩で、鈴子は彼女から歌や踊りへの大切な精神を受け継いでいきます。 礼子を演じるのは、数々の映画やドラマで活躍している蒼井優。 礼子を演じるにあたって、「大和礼子は、トップスターのプライドを背負い、孤独と戦いながら周りを引っ張っていく人物です。その、内に秘めたエネルギーを大切に、皆さんと「ブギウギ」を楽しめたらと思います。」とコメントしています。

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【キャスト】銭湯「はな湯」の人物

易者役/なだぎ武

なだぎ武

鈴子たちの実家・銭湯「はな湯」の常連客である易者。商店街で占いをしていますが、鈴子によれば、「この占いは当たらないで有名」とのこと。 そんな易者を演じるのは、お笑い芸人のなだぎ武です。R-1グランプリ2007年および2008年の優勝者である彼は、モノマネを得意とし、お笑い以外に俳優としてもドラマから舞台まで、幅広く活躍しています。 朝ドラへの出演は2015年の『まれ』に本人役で出演して以来、2度目となります。

アホのおっちゃん役/岡部たかし

アホのおっちゃんは、いつも酔っぱらっていて薄汚い格好で出歩いています。大工仕事が得意で、いつもただで銭湯に入りに来る謎の存在でもあります。 アホのおっちゃんを演じるのは、岡部たかし。24歳の頃に役者を志して上京し、主に舞台を中心に活躍。近年はドラマ出演が増え、朝ドラは『エール』(2020年)などにも出演しました。

アサ役/楠見薫

アサは、鈴子たちの銭湯「はな湯」の常連客です。常連なだけでなく、銭湯の休憩スペースであん摩の仕事もしています。 アサを演じるのは、楠見薫。1989年から2001年まで遊気舎の看板女優として活動し、現在は「隠れ朝ドラ女王」の1人と呼ばれることも。『おちょやん』(2020年)など、朝ドラ出演は本作含め10作品目となります。

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熱々先生役/妹尾和夫

熱々先生は、花田家のかかりつけの医師です。銭湯の常連客でもあり、熱々先生と呼ばれる理由は「熱々や。身体を冷やしたらあかん」と言うのが口癖だからです。 熱々先生を演じるのは、妹尾和夫。妹尾は長年、ラジオパーソナリティとして活躍中。『暴れん坊将軍』シリーズ(1978年~)など、俳優としても活躍しています。

ゴンベエ役/宇野祥平

ゴンベエは、「はな湯」の住み込みの従業員です。頼りになる優しい男性なのですが、少し謎な部分を秘めている人物です。 ゴンベエを演じるのは、宇野祥平。映画を中心に活躍し、『オカルト』(2008年)で映画初主演。映画『罪の声』(2020年)では複数の助演男優賞を受賞し、演技力が高い評価を得ています。

【キャスト】その他の周辺人物

茨田りつ子役/菊地凛子

茨田りつ子は、歌手であり鈴子の生涯のライバル。りつ子のモデルは、ブルースの女王と呼ばれた淡谷のり子。りつ子が歌う「別れのブルース」に惹かれた鈴子は、良きライバルとなっていきます。 りつ子を演じるのは、菊地凛子。映画『バベル』(2006年)の出演以降、日本でも映画を中心に活躍。2015年に俳優の染谷将太と結婚し、2児の母でもあります。

タイ子役/藤間爽子

藤間爽子

タイ子は大阪・福島の芸者の娘で、鈴子の幼なじみです。転校してきた鈴子に最初に話しかけ、それ以来、いちばんの親友となります。 タイ子を演じるのは、女優で日本舞踊家の藤間爽子。三代目藤間紫として日本舞踊紫派藤間流の家元も務めるかたわら、ドラマ『マイファミリー』(2022年)や『silent』(2022年)などの映像作品にも出演指定マウs. 朝ドラに出演するのは、『ひよっこ』(2017年)、『ちむどんどん』(2022年)以来3回目です。

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ハット役/福徳秀介(ジャルジャル)

福徳秀介

ハットは、洋食屋の配膳係として働いています。鈴子たちがよく行く洋食屋で、鈴子たちともよく会話を楽しんでいます。 ハットを演じるのは、お笑いコンビ・ジャルジャルの福徳秀介。お笑い芸人としてだけでなく、俳優や作家としても活躍。2020年には著書『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』を発表しました。

コック役/後藤淳平(ジャルジャル)

後藤淳平(ジャルジャル)

コックは、洋食屋の料理人です。鈴子たちがよくやってくる洋食屋で料理を作っていて、よく厨房から顔を出して鈴子たちの会話に加わっています。 コックを演じるのは、お笑いコンビ・ジャルジャルの後藤淳平。俳優としても活動していて、『ロックンロール・ストリップ』(2020年)では映画初主演を飾っています。

羽鳥善一役/草彅剛

草彅剛

大阪生まれの作曲家・羽鳥善一は、鈴子の音楽の師匠です。上京した鈴子の才能に惚れ込み、彼女を鍛え上げて一流の歌手へと成長させていきます。モデルとなったのは、「東京ブギウギ」、「青い山脈」、「別れのブルース」などを生み出した作曲家・服部良一です。 羽鳥を演じる草彅剛は、本作が朝ドラ初出演。「皆さんに楽しんでいただける作品になるよう、服部さんの楽曲を聴き、収録に臨みたいと思います」とコメントしています。

2023年後期朝ドラ『ブギウギ』のキャスト・あらすじは随時更新中

​ヒロインが趣里に決定した、2023年度後期放送予定の連続テレビ小説『ブギウギ』。これまでの朝ドラとは違った、歌あり踊りあり、朝から心が「ブギウギ」するようなドラマを届けてくれることでしょう。 気になるヒロイン以外のキャストはこれから決定するそう。発表次第、随時更新していきます!