漫画『カラーにくちづけ』最新話までのネタバレ！無料で読む方法についても解説

奥手な官能小説家×トラウマ持ち大学生のdomsubユニバースBL漫画『カラーにくちづけ』。 この記事では、本作を無料で読む方法や配信中のサービスについてまとめています。あらすじや見どころ、口コミ感想なども合わせて紹介しているので気になった人はぜひ参考にしてみてくださいね！

男女とは別に2つの性を有した人間が存在する世界。支配欲を持つdomと従属の本能が伴うsubはSMプレイのような関係です。しかし根本的に違うのは、subにとって"domの命令は絶対"という点でした。 大学生の黒田美樹は過去に無理やりdomの所有物を意味する首輪をつけられた青年。首輪を見た周囲の人々は、彼を命令したら喜ぶ人間だと偏見の目で見てきます。subに目覚めてすぐにサブドロップした彼は、偏見だらけの自分の性もdomも大嫌い。抗えない本能を官能小説で満たすことでしのいでいました。 ある日、美樹はベビーシッターに訪れた先でdomの森屋に出会ってしまいます。なんとか仕事を終えるも、身体はすっかり発情してしまい――。

漫画『カラーにくちづけ』の舞台は、男と女とは別に「二つの性」を持つ人間が存在します。その二つの性とは、支配する側の「dom」と従属する側の「sub」です。 主人公の大学生・黒田美樹(ミキ)は、subであることを意味する首輪を装着していました。ただその首輪は過去に無理やりつけられたものであり、彼はそれを隠して生活をしています。 ある日、ミキはいつものように本屋に行き、自らの本能を抑えるために読む官能小説を探していました。誤って本棚から本を落としてしまい、その音で周囲の人たちに気づかれてしまいます。subはdomの言うことを聞く存在であることが知られているため、ミキを見た人は「命令したら喜ぶんだろ？」と陰口を叩くのです。 そんな偏見にも負けずに生活しているミキは、domを求めてしまう自らの性と向き合っていて……。

ある日、ミキはベビーシッターの仕事のために客先を訪れます。そこで出会ったのがdomである森屋です。彼のところで何とか働き終えたミキでしたが、身体はすっかり発情してしまっていました。 帰宅してから眠りについたミキは、自分がsubにされてしまった時のことを夢で見てしまいます。最近はこの手を見ていなかったこともあり、森屋の家に行ったことを後悔していたのです。 森屋の家での仕事を断ろうと考えるのですが、ミキの耳には森屋の声が残っていて……。 その後も森屋の家の仕事を続けていたミキ。ある日ミキは、発情のあまり森屋にくちづけをしてしまいます。ミキは、森屋にもっと気持ちいいことをして欲しいと考えてしまうのです。 そんなミキに対して森屋は、諭すように話しかけます。「ダメだよ」と口にするのですが、森屋の顔は言葉とは違う表情を見せていて……。

ミキは机に向かい、静かに勉強をしていました。しかしその勉強もはかどらない様子。それもそのはず、森屋にキスをしてからというもの、森屋からの仕事の依頼が途絶えていたのです。ミキは森屋のことが頭から離れず、仕事もないのに彼の家を訪れていました。 一方の森屋もミキのことで頭がいっぱいでした。しかし、首輪をしている彼にはパートナーがいると思っていたため、ミキのことは忘れるべきだと自分に言い聞かせていたのです。ただ、ミキが別のdomに抱かれていることを想像して、怒りの感情を抱えていました。 そんな森屋の前にミキが現れます。森屋は彼を家にあげ、テーブルに座ってコーヒーを飲むのです。しかし彼の目はすっかり欲情しており……。

かつてミキをsubにしたパートナーのdom羽賀が現れます。彼はミキを暴力で支配してくるのでした。羽賀の支配に怯えたミキは、悲しそうな表情を浮かべ、腕には縛られた跡までつけられてしまっています。 さらに羽賀はミキに仕事を辞めさせ、森屋の連絡先も消去させていました。 一方で、ミキと連絡が取れなくなったことを森屋は気にしていました。最後に見たミキが怯えた姿をしていたこともあり、羽賀との関係に何かあったのだと感づきます。 そこで森屋はミキに電話をかけ、留守番電話に熱いメッセージを残すのでした。 その後、羽賀の秘密が明らかになります。domだと思われていた羽賀でしたが、実はdomではなかったのです。

森屋はミキを救出すべく羽賀の家を目指していました。森屋が到着すると、ミキと羽賀と鉢合わせします。森屋を見てミキは彼のもとに駆け寄って、彼の胸に飛び込むのでした。 森屋の胸に抱きしめられたミキを見て、羽賀は戻ってくるように命令します。その命令を無視して、ミキは自ら首輪を外し……。 その後、ミキは森屋と共に森屋の家に向かいます。そこで2人はお互いの愛を確認するのでした。ミキの体には首輪や縄でつけられた傷跡が残っていたのです。森屋はその傷跡にくちづけをしていきます。 さらに森屋は「入れるよ」と声をかけ、指を入れていくのでした。そんな森屋の行為に、ミキは愛情を感じながら快感を露わにしていて、幸せをかみしめていたのです。

同級生に無理やり首輪をつけられた挙句捨てられたことでdomを避けるようになったsubの美樹。偏見に満ちた人の目と、自分の意志とは裏腹に昂ってしまう身体を嫌悪していた彼ですが……。 好きな官能小説の作者の森屋に出会い、優しく接してくれる彼に惹かれていきます。それまではただ支配されるだけだった美樹。森屋の「首輪は愛すると誓いあった人に贈る物」という言葉によって、過去の呪縛から解き放たれるのです。 心が通じ合った2人の甘く蕩けるような関係性に思わず頬が緩んでしまいます！

オメガバースではアルファとオメガが番になるパターンが多いのに対し、domsubユニバースはdomがsubを支配する構図になっています。一見するとよく似た設定ですが、2つの間には明確が差異があるんです！ subにとってdomの命令は絶対的なもので逆らうことはできません。しかし、subはdomを信頼することで庇護を受けられるのです。 相手を一方的に支配できる立場にありながらも、互いに信頼関係を築くことでより強固な絆になる。この設定がオメガバースとの最大の違いであり、本作においても重要なテーマとなっています。

2024年3月現在、漫画『カラーにくちづけ』を全巻無料で読む方法はありません。 漫画『カラーにくちづけ』は複数の電子書籍サービスで配信中です。中でも、めちゃコミックでは2024年1月3日まで本作の1話から6話を無料配信中！期間内はたっぷりと試し読みができる筆者イチオシのサイトです。

調査の結果、漫画『カラーにくちづけ』はLINEマンガとピッコマで有料配信されていることが分かりました。 試し読み無料のアプリもありますがめちゃコミックでは2024年1月3日まで6話分無料と、他の電子書籍サイトや漫画アプリよりも長く本編を楽しめますよ！