2025年2月8日更新

【原作ネタバレ】ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』あらすじ・犯人考察!最終回の結末はいかに

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ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』あらすじ

タイトル 『クジャクのダンス、誰が見た?』
放送日 2025年1月24日~
放送時間 金曜よる10時~10時54分
演出 田中健太 , 青山貴洋 , 福田亮介 , 棚澤孝義
脚本 金沢知樹
キャスト 広瀬すず , 松山ケンイチ
原作 浅見理都『クジャクのダンス、誰が見た?』 (講談社「Kiss」所載)

早くに母を亡くし父と2人で暮らしてきた大学生の山下心麦(広瀬すず)は、ある日突然最愛の父が“一通の手紙”を遺し殺されてしまいます。警察官だった父の手紙には「冤罪」の文字が遺されており、心麦は弁護士の松風義輝(松山ケンイチ)と共に事件を追うことに。 犯人は、22年前の事件で父が逮捕し死刑囚となった犯人の息子であることが判明。現在と過去の2つの事件が複雑に交錯し、2人は事件へと迫っていきます。果たして父の事件、そして過去の事件の真相はーー。

第1話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

クリスマスイブの夜。大学生の心麦(広瀬すず)は2人きりの家族である父・春生(リリー・フランキー)と、いつもの屋台でラーメンを食べています。しかしその夜心麦の家は燃え、春生は亡くなってしまったのでした。 父を失い呆然とする心麦。犯人はすぐに逮捕されますが、その人物は春生が22年前に逮捕した資産家一家惨殺事件の犯人・遠藤(酒向芳)の息子・友哉(成田凌)でした。 心麦は屋台の店主・染田(酒井敏也)から、春生からだという封筒を受け取ります。そこには友哉を含む複数の人物の名前と、その人物たちが逮捕された場合は「冤罪」だと書かれていて……!

ネタバレ

しかも手紙には300万円と、「弁護士の松風義輝(松山ケンイチ)に弁護を依頼してほしい」という内容も書かれていました。心麦は松風に弁護を頼むも、最初は断られてしまいます。ですが松風は友哉の元に接見に行き、心麦と春生の依頼、つまり友哉の弁護を引き受けたのでした。 心麦は父の写真がないかと、燃えた家に向かいます。するとそこには、週刊誌記者の神井(磯村勇斗)の姿がありました。心麦は刑事の赤沢(藤本隆宏)に連絡。松風にも報告し、心麦は改めて神井と会うことになったのです。 松風は心麦に、「もしかしたら友哉は犯人かもしれない。冤罪でもない人間を世に放つかもしれない」とこの弁護の危険性を訴えます。それでも心麦は、「父を信じる」と決意をあらわにしました。 そのまま神井と会った心麦。すると神井は唐突に「あなた春生さんの本当の娘じゃないですよね?」と告げ……!

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第2話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

「心麦(広瀬すず)が春生(リリー・フランキー)の娘ではないのでは」と告げた神井(磯村勇斗)ですが、その根拠は”ただの勘”とのこと。心麦はしばらく、松風(松山ケンイチ)の事務所で働くことになります。 留置所にいる友哉(成田凌)は、松風と接見します。友哉は松風にあるノートを渡し、友哉は神井のことも知っている様子で……。

ネタバレ

東賀山事件は、友哉の父・力郎(酒向芳)が第1発見者でした。しばらくして力郎は自白したため、当時施設にいた友哉は壮絶ないじめを受けます。友哉は「父との生活は地獄だった」という嘘の記事も掲載され、仕事に就いても力郎の息子とバレるとクビになっていました。 友哉は幼少時の放火や、やっていない倉庫の放火も疑いをかけられます。このまま認めないと再逮捕、無期懲役。友哉は刑事に迫られる中、力郎もきっとやっていない、疲れて自白しただけだと悟ります。 松風は事務所にやってきた神井に、友哉の被疑者ノートを見せます。そこには「神井さんへ、この人が信頼できそうなら、あの資料を渡してください」と書かれていました。東賀山事件で友哉と数回会っているという神井は、ある封筒を心麦に手渡します。 中身は、心麦の伯母・夏美(原日出子)と心麦には血縁関係がないというDNA鑑定の結果でした。衝撃を受ける心麦に神井は、「東賀山事件の生き残りの林川うたとあなたが同年代というのは、単なる偶然ですかね?」と詰め寄り……。

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第3話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

神井(磯村勇斗)に、伯母・夏美(原日出子)と血が繋がっていないと告げられた心麦(広瀬すず)。心麦は真相を確かめるべく、夏美の自宅へと向かいます。 夏美はあっさりと、神井にDNA鑑定を協力したと告白。夏美によると、心麦の母は子宮の病気を抱えていましたが、すぐに妊娠しその最中は会わなかったと言います。そして「春生(リリー・フランキー)の財産は全て私が管理する」と宣言し……。

ネタバレ

心麦が帰った後、神井は夏美に謝礼を渡します。一方松風(松山ケンイチ)は、神井から友哉(成田凌)のノートにあった“あの資料”をもらうことに。それは音声データで、春生は「林川(野間口徹)にもあなたの父・力郎(酒向芳)にもとんでもないことをした」と友哉に告げていました。 松風は染田(酒井敏也)のラーメン屋で、春生の話を聞くことに。しかし警察は常に染田を見張っていました。実は染田は30年前、野球選手のサインの偽造や覚せい剤で2年の実刑を食らっていたのです。 心麦は林川歌について調べると、自分と生年月日が違うことで安心。戸籍抄本も確認し、養女と書かれていないことを確認しました。心麦は改めて春生のことを信じようと決意します。 その頃刑事の赤沢(藤本隆宏)は、検事の由紀(瀧内公美)に逮捕起訴の圧力をかけられ、染田を警察に連行。染田は春生の手紙を偽造したことを認め、染田のラーメン屋にいた謎の男は「全部片付いた」と誰かと話していて……。

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第4話のあらすじ・ネタバレ

第4話のあらすじ・ネタバレは放送後に更新します。

原作漫画は完結済?タイトルの意味とは?

原作漫画は完結している?

原作漫画『クジャクのダンス、誰が見た?』は、「Kiss」(講談社)にて2022年9月号から連載中の作品です。まだ原作が終わっていないため、ドラマでのラストはオリジナルの展開になると予想します。 浅見の前作『イチケイのカラス』では、主人公の入間みちおにかなりのコメディ要素がありました。しかし本作にコメディ要素はなく、本作は本格的なサスペンス作品として描かれています。

タイトルの意味は?

「クジャクのダンス、誰が見た?」はインドのことわざで、誰も見ていなくても価値があるといえるのか、という意味があります。 作中では心麦の父親がこの言葉を引用し、「目撃者がいなくても、いずれは自分の犯した罪と向き合わなければならない」と幼い心麦に伝えていました。 これは父親が隠していた秘密や死の真相、そして過去の事件にも繋がってくる、「罪からは逃れられない」という物語全体を通したテーマと言えるでしょう。そして心麦は自らがダンスの目撃者となるべく、事件の真相に迫っていきます。

原作の注目ポイント

山下春生が殺害された事件と「東賀山事件」という2つの重大事件の真相を、大学生の心麦と弁護士の松風が中心になって解き明かしていきます。 次々と新事実が明かされ、一体何を信じればいいのかわからない……そんな複雑な展開が繰り広げられ、一体次は何が起こるのかとハラハラさせられる作品です。 その一方、心麦をはじめとした主要キャラがとても魅力的で、彼らのやりとりにはほっこりさせられることも。彼らの関係性がどう変化していくのかも注目ポイントです!

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【考察】東賀山事件とは?真犯人は誰?

東賀山事件とは2000年7月7日、有名な資産家一家である「林川家」の一家6人が惨殺された事件のことです。捜査の末、遠藤力郎という人物が逮捕されました。力郎は林川家の庭師であり、事件の第一発見者でもあります。 力郎は当時アリバイがなく、林川家と金銭トラブルがあったことから逮捕され死刑判決を受けました。しかし春生は力郎は冤罪ではないかと考え、捜査を続行。ようやく真相にたどり着いたものの、何者かに殺害されてしまいました。

真犯人は誰?

①林川明宏の愛人や、長男・安成の嫁など複数人による犯行?

トラブルを抱えていたと言われている林川家。特にグループを一代で築き上げた林川明宏は、多くの愛人がいました。よって明宏の愛人の誰かが事件を起こした可能性が考えられます。 また明宏の本妻・乃梨子にいびられていたのは、長男・安成と結婚した里子。里子は良家の出身ではなく、里子が林川家への恨みから犯行に至ったかもしれません。 この事件は、複数人による犯行とも考えられます。一家は皆、手足を縛られ階段の手すりに吊るされており、これを1人でこなすのは容易ではありません。複数人で結託し、犯行に至ったと思われます。

②検事の阿南由紀?

その他に、検察官であり春夫の事件を担当している、阿南由紀が事件に関わっている可能性も考えられます。原作では、由紀が春生の殺害事件について“謎の人物”と連絡を取り合っているシーンが描かれていました。 実は由紀の父親には本妻がおり、由紀は不倫の末生まれた子です。まだ原作でも描かれていないのですが、その父親が林川家の誰かであり、犯行に至ったとも考えられます。

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【考察】父・春生殺害事件の真犯人は誰?

父・春夫殺害事件の真犯人は誰?

①阿南由紀?

まず怪しいのは、原作でも怪しい様子がたびたび描かれている由紀。春生に東賀山事件の犯人が由紀であることを突き留められ、殺してしまった可能性も考えられます。 また由紀が検事として事件に関わっているのも怪しく感じます。自分が参加することでうまく事件をコントロールし、2つの事件で自分が捕まらないように誘導しているのかもしれません。

②赤沢正?

警視庁捜査一課課長・赤沢も犯人候補の1人です。原作では、「心麦の出自の真実を話した」と赤沢に告げた阿波山と高畑が、翌日殺害されています。この展開を見ると、赤沢は何らかの事件に関わっていると思われます。 また東賀山事件が冤罪であったことが明らかになるのを恐れ、殺害したのかもしれません。冤罪を暴かれて困るのは警察や検察の人間。赤沢が家族ぐるみで心麦や春生と親しくしていたのも、動きを監視するためだった可能性もあります。

③山下春生自身?

春生自身が家に火をつけ、自殺した可能性もあります。春生は殺されることを予め分かっていながら、逃げなかったのが怪しいですね。東賀山事件の冤罪を明らかにするために、自身が他殺と見せかけて自殺したのではないでしょうか。 自殺までしなくても……と思いますが、東賀山事件を冤罪としてしまったことへの後悔にかられ、責任を取ったのかもしれません。また自分が死ななければ冤罪が明らかにならない、と諦めもあったのではないでしょうか。

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【原作漫画】1・2巻のネタバレ&感想

12月24日、警察官の山下春生が何者かによって殺害されるという事件が発生。犯人として捕まったのは、彼が過去に担当した一家六人惨殺の猟奇的殺人事件「東賀山事件」の犯人の息子・遠藤友哉でした。 春生の娘・心麦は、今まで父ひとり子ひとりで生きてきたためひとりぼっちに。突然のことに呆然とする彼女でしたが、そんな中、父と一緒によく行っていたラーメンの屋台の店主・染田から、父が書いたという手紙を受け取ります。 そこにはなんと、父が「最悪の事態」として自分が殺されることを想定していたこと、またその場合に冤罪を着せられそうな人のリストが描かれていました。その中にはなんと逮捕された友哉の名も……。 衝撃の事実を知った心麦は、父親の言葉に従って松風義輝という弁護士に友哉の弁護を依頼することにします。週刊誌の記者・神井や染田に接触する謎の人物など、さまざまな人の思惑が渦巻く中、心麦たちは真相を追い始めますが……!?

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心麦ちゃんか健気で切ない……。早く真犯人が見つかってほしい。

【原作漫画】3・4巻のネタバレ&感想

神井から“あなたは春生の実の娘ではないのでは?”、“東賀山事件の生き残り・林川歌と同一人物なのでは?”ととんでもない問いをぶつけられ、衝撃を受ける心麦。根拠もなければ論理も飛躍している話ですが、それだけのことを言う理由が彼にはあるようです。 やがて、春生は東賀山事件で捕まった遠藤力郎の無実に気付いており、真犯人にたどり着いてしまったからこそ殺された可能性が高い、ということがわかってきます。さらに松風の父親で警察官だった久世正勝も、どうやらこの件にかかわっているらしいとほのめかされ……? いきなり大好きな父との親子関係を否定されたり、付き合いが長い染田も河川敷で殺されてしまったりと、心麦にとってはよりいっそうつらい展開が続きます。

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まさかの春生と心麦が実の親子じゃない説。一体どんな謎がこれから明かされていくのか。

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【原作漫画】5・6巻のネタバレ&感想

林川歌を引き取った津寺井に会いに行った心麦は、彼女が海外留学中だと知り、自分は歌ではないと安堵していました。 そしてなぜ神井が心麦と歌が同一人物だと疑ったのか知るべく、春生の知人である弁護士・鳴川と共に彼の働く出版社へ。すると神井は心麦の家で手に入れた母子手帳の一部を見せてきました。 そこには春生の手紙に記されていた阿波山高畑の名前が。2人は産科医と助産師で、心麦の出生を知る人物でした。2人に会いに行った心麦は、驚きの真実を知ることになります。 なんと心麦はやはり、一家殺人の生き残りである林川歌だったのです。 事件当時、津寺井が歌を引き取り金儲けを企んでいると知った赤沢と春生は、阿波山に頼み出生証明書を偽造。歌は春生に引き取られ、山下心麦として生きることになりました。 その日の晩、心麦に全て話したことを赤沢に伝えた阿波山。すると赤沢はため息をついて「人が良すぎるのが仇になる」と言いました。 そして翌日、心麦はニュースで阿波山と高畑が殺害されたことを知り……!?

吹き出し アイコン

赤沢さん、めちゃくちゃ怪しいんだけど!これは黒確定か……!?

ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』キャスト一覧

山下心麦役 広瀬すず
松風義輝役 松山ケンイチ
山下春生役 リリー・フランキー
神井孝役 磯村勇人

山下心麦役/広瀬すず

本作の主人公・大学生の山下心麦(やました・こむぎ)を演じるのは、広瀬すずです。心麦は温かい性格で、心優しい父と一緒に屋台のラーメンを食べることに幸せを感じ生きていました。父の手紙に松風の名があったことから、松風とともに事件を追っていきます。 演じる広瀬は、TBSドラマでは『夕暮れに、手をつなぐ』(2023年)以来約2年ぶり2度目となる主演を務めます。キャリアは12年目ですが、意外にも本格サスペンスドラマで主演を務めるのは初とのことです!

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松風義輝役/松山ケンイチ

心麦とバディを組む弁護士・松風義輝(まつかぜ・よしき)を演じるのは、松山ケンイチです。理屈っぽいくせ者弁護士ではありますが、一途に父を信じる心麦に協力することを決めたのでした。 演じる松山は、TBSドラマへは『100万回言えばよかった』(2023年)以来の出演。広瀬との共演は初めてとなります。

山下春生役/リリー・フランキー

リリー・フランキー

心麦の父親・山下春生(やました・はるお)を演じるのは、リリー・フランキーです。心麦を男手一つで育ててきた元警察官でしたが、ある夜、殺されてしまうのでした。 演じるリリー・フランキーは、広瀬とは映画『海街diary』(2015年)や連続テレビ小説『なつぞら』(2019年)でたびたび共演を重ねてきました。今作では、そんな2人の本当の親子さながらの演技に期待が高まります。

神井考役/磯村勇人

雑誌「週刊ジダイ」の記者・神井孝(かみい・たかし)を演じるのは、磯村勇人。驚くほどの執念で、春生の事件を追いかけます。 演じる磯村勇人は、『不適切にもほどがある!』(2024年)や『きのう何食べた?』(2019年)など、幅広いドラマで活躍を続けています。今作では影のある記者役に挑戦します。

ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』見どころ

原作は「このマンガがすごい!2024」ランクインの大人気漫画!

このドラマの原作は、「このマンガがすごい!2024」にランクインするほどの大人気作です。原作ファンも多く、待望の実写化ということでドラマ放送前から盛り上がりを見せていますね。 浅見は『イチケイのカラス』の原作者でもあり、この作品は2021年に竹野内豊主演で実写化され、映画化もされるなど大きな反響を呼びました。2作目の漫画連載にして2作目のドラマ化作品、とっても楽しみです。

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広瀬すず×松山ケンイチの初共演!

クジャクのダンス、誰が見た?

意外にも広瀬と松山は初共演。広瀬は原作の心麦とイメージがぴったりで、納得のキャスティングです。また松山も『虎に翼』(2024年)での堅物な最高裁判所長官役が記憶に新しく、本作でもくせ者の弁護士を演じます。松風も松山の印象にすごく合っていると思います。 またサスペンス要素のある作品ということで、原作とどのような変化があるのか考察も盛り上がりそうです!

ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』あらすじ・ネタバレも更新!

クジャクのダンス、誰が見た?

ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』は2025年1月、TBS系列でよる10時から放送スタートです! これは金曜の夜が毎週考察で盛り上がること間違いなしですね。伏線もかなり散りばめられていると思うので、見逃さずチェックしましょう。