2024年4月2日更新

『ダンジョン飯』シスルは最後に死亡した?実はかわいい狂乱の魔術師について徹底紹介

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ダンジョン飯 ティザービジュアル
©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

『ダンジョン飯』は、主人公のライオスとその仲間たちが、魔物を料理し食べながら冒険を続けていくファンタジー作品です。 そんな本作で恐るべき敵キャラとして登場するのが、「狂乱の魔術師」ことシスル。この記事では彼のプロフィールや強さ、魅力について詳しく紹介していきます! ※この記事は『ダンジョン飯』の重大なネタバレを含みます。

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『ダンジョン飯』シスルのプロフィール

種族 エルフ
年齢 1000歳以上
出身 不明
身長 不明
肩書き ダンジョンの主 狂乱の魔術師
声優 小林ゆう

シスルは当初「狂乱の魔術師」と呼ばれ恐れられていた存在です。物語の舞台となるダンジョンの主とされており、迷宮内の秩序を乱す者の前に現れては彼らを排除しています。 褐色の肌に銀色の髪が特徴のエルフの男性で、一見したところ子どもにも見えるほど幼い雰囲気です。基本的に無表情もしくは怒りで顔を歪ませることが常ですが、自分にとって大切な存在にはあどけない笑顔を見せることもあります。

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恐ろしい悪役なのに、あのあどけない笑顔を見るとなんだか憎めない。

【死亡?】シスルはあらゆる欲望を食われてしまう

欲望を 食べられるシーン 11巻72話

結論から言えば、シスルは死亡はしていません。しかし自身に力を与えた悪魔・翼獅子に「欲望」を食べられたことで、抜け殻のような状態になってしまいます。 翼獅子は人間の欲望を食べることを至上の喜びとしており、シスルに近付きその後おとなしくしていたのも彼の欲望を「熟成」させるためでした。 まず「抵抗欲」を食べて抵抗する気力を奪ったうえで、シスルの中から宝石のように輝く欲望を見せつけるように取り出した翼獅子。その後シスルの絶叫にも構わずマイペースに食事を続ける姿は、まさに残酷そのものでした。 欲望をすべて失った人間は、最終的に生きたいという気持ちすら失ってしまいます。シスルも最終話の時点で肉体的には生きていますが、食事や水も「もうなんにもいらないよ」と言っており、着実に死へと近づいていることがうかがえました。

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【過去】シスルが狂気に囚われた経緯とは

シスルはかつて「黄金の国」に道化師として連れてこられたエルフで、後に宮廷魔術師として活躍するようになります。彼は王子のデルガルと兄弟のように育ち、先王が毒殺された後で王位に就いた友を支えるため日々懸命に頑張っていました。 しかし「この国の皆がずっと平穏に暮らせるように」という願いから、国をダンジョンの中に封じ込めたことがきっかけで、彼の運命は変わってしまいます。皆を想うあまりに独善的なふるまいを見せるようになり、疲労や鬱憤も溜まって少しずつ狂気に陥っていったのです。

【強さ】シスルは圧倒的な力を持つ「狂乱の魔術師」

シスルはダンジョンを1000年(!)ものあいだ支配してきました。当然圧倒的な力を持っており、魔物を生み出したり地形を変えたりと圧倒的な魔法を使って、さまざまな相手を翻弄していきます。 現代では「禁忌の黒魔術」とされる古代魔術にも通じており、時空間や魂にまで鑑賞することが可能。「本をめくるだけであらゆる生き物を殺す」とまで評されており、まぎれもなく作中最強クラスのキャラクターの座にいるといえるでしょう。 また性格も非常に冷酷かつ横暴で、敵認定したものには一切容赦せず、ありとあらゆる手段を使って殺そうとしてきます。たとえばライオスたちは彼と遭遇したとき、四方から迫る石壁に圧死させられそうになっていました。残酷すぎる……。

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【かわいい】シスルは無邪気な表情がかわいい!

ラスボス的存在として君臨していたシスルですが、デルガルをはじめ自分の大切な存在が絡んでくると、無邪気な表情を見せることもあります。 亡霊相手ににこっとかわいらしく笑いかけたり、「みんな」のためにいいアイデアを思いついたときには満面の笑みで小躍りしたり。敵に対する邪悪な笑みや普段の無表情と比べてみれば、まったくの別人級です。 おそらく本来のシスルはこちら側で、不運や翼獅子の策略が重なった結果、歪められてしまっただけなのでしょう。そう思うと、なんだかシスルがかわいそうになってきます……。

【声優】シスルを演じるのは小林ゆう

小林ゆう

アニメ『ダンジョン飯』でシスルの声を担当しているのは、ホーリーピーク所属の小林ゆう。少し低めのハスキーボイスが特徴で、中性的な役柄を演じることも多いです。 おもな代表作には、『進撃の巨人』のサシャ役や『イナズマイレブンGO』の霧野蘭丸役などがあります。悪役を演じるイメージはあまりないですが、ぶっ飛んだキャラを演じることはしばしばなので、シスル役の演技にも期待できそうです。

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中性的な雰囲気が魅力の小林さんだから、シスル役にもぴったりだね!

『ダンジョン飯』シスルは意外とかわいいやつだった…

『ダンジョン飯』
©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

「狂乱の魔術師」の通称で知られ、皆から恐れられる存在だったシスル。しかしもともとは、友である王や民を守りたいという純粋な気持ちから動く少年でした。シスルの活躍や魅力を味わうためにも、ぜひ本編をチェックしてみてくださいね!