漫画『宝くじで10億円当たったのでモラハラ夫と離婚します』最新話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！虐げられた嫁の一発逆転ストーリー

漫画『宝くじで10億円当たったのでモラハラ夫と離婚します』は夫からも義両親からもこき使われ虐げられてきた主人公が、宝くじで一発逆転する下剋上ストーリーです。 ここからは『宝くじで10億円当たったのでモラハラ夫と離婚します』のストーリーをネタバレ込みで最新巻まで解説。記事後半では作品の見どころや配信状況も紹介していきます！

主人公の多香子は愛娘の流香と夫・ヨシオの実家で暮らす主婦。無職の夫に代わり外で働きながら、足の悪い義父の介護や家事全般、全てを1人でこなしていました。 しかし夫を筆頭に義実家の面々は多香子に感謝するどころか、毎日人間性を否定するような酷い言葉を投げかけてくる始末。精神的にも肉体的にも辛い生活に限界を感じつつも、小さいころに両親を亡くしている多香子は家族というものへの憧れを捨てきれずにいました。 そんなある日、多香子は住んでいる町で宝くじの高額当選者が出たというニュースを目にします。その額なんと10億円。 自分も購入していたことを思い出した多香子は、まさかと思いながら宝くじを確認し、その中から10億円の当選番号が書かれたくじを見つけるのでした。

10億円に当選した多香子は換金をするためこっそりと銀行へやってきました。しかし運の悪いことに義母の友人と遭遇してしまい、宝くじ当選を疑われてしまいます。 その場は何とかごまかしたものの結局換金はできず、夫たちに銀行へ行ったことがバレ、問い詰められてしまうのでした。夫や義母にバレてしまったら全て奪われる。そう考えた多香子は何が何でも宝くじのことは隠し通そうと決意します。 さらに10億円を手にしたことで多香子の態度にも変化が。いつも介護を押し付けてくる義母に毅然とした態度で立ち向かい、束の間の休みを勝ち取ったのです。 一方、多香子の変化に気が付いたヨシオは、宝くじのニュースを目にして「まさかな」と違和感を飲み込むのでした。

多香子が宝くじを換金しに行けず悩んでいたある日、義妹が息子2人を連れてやってきました。といっても義妹は息子たちを押し付けてさっさと外出。多香子はヤンチャな甥っ子たちの面倒を1人で見ることになるのでした。 そして事件は夕食時に起こります。甥っ子の1人が振り回したフォークが当たり、流香の頬に傷が付いてしまったのです。注意しても一向に止めようとしない甥っ子に、思わず手を挙げてしまった多香子。 今までなら考えられない行動でしたが、責め立ててくる義妹たちにも怖気ることなく反論します。そしてこれからは絶対に娘を傷つけさせないと固く決意するのでした。

甥っ子たちが帰ってから宝くじが無くなっていることに気が付いた多香子。家中探しても見つからず、つい気弱になって以前の気弱な態度に戻ってしまいます。すぐその事に気が付いた義母は、最近は自分でやっていた義父の介護もすぐさま多香子に丸投げしてきました。 一方、義父から呼び出された多香子は彼の部屋で会社の封筒に入った宝くじを発見。安堵した多香子は心の底から義父に感謝をします。そしていつもぶっきらぼうな義父が、内心多香子に世話をかけていることを申し訳なく思っていたと知るのでした。 義父の思いを知った多香子は、今日からリビングで一緒に夕飯を食べようと提案します。流香も祖父との会話が嬉しいようで、久しぶりに平穏な時が訪れたと思った多香子でしたが……。

多香子が妹に反抗したと知ったヨシオは大激怒。流香や義父の前で多香子を殴り、酷い言葉を浴びせてきました。すると「家族は助け合う」というヨシオの言葉に義父が反応します。 義父はヨシオがずっと無職で家事も育児も多香子に任せきりだということを咎め、怒ってくれたのです。しかしついに多香子に味方が現れたと思ったのも束の間、ヨシオとの激しい口論で興奮した義父は心臓発作でそのまま亡くなってしまいます。 その後行われた葬儀で、ヨシオは参列者の前で義父が死んだのは多香子のせいだと言いがかりをつけてきました。義母も同じ考えのようで、義実家での多香子の肩身はさらに狭くなっていきます。

物語冒頭から主人公に対する怒涛のモラハラ展開が続く本作。注目ポイントはやはり、10億円を手にした主人公が一体どうやって義実家の面々に復讐を果たすのかという所です！ 義実家の面々は義父を除き、数話読んだだけでフラストレーションがMAXレベルまで溜まるほど救いようのないクズばかり。経済的にも精神的にも強くなった主人公が、奴らを完膚なきまでにボコボコにするまで物語から目が離せませんよ！