漫画「悪役王子の一途な執着、果てない溺愛。 」最新話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！スパダリ王子に骨の髄まで甘やかされるシンデレラストーリー

漫画「悪役王子の一途な執着、果てない溺愛。 」は、悪役王子の元に嫁ぐことになった転生ヒロインが、噂とは違い優しく紳士的な王子に思いっきり溺愛されてしまう物語です。 この記事では本作のストーリーをネタバレ込みで最新5巻まで解説していきます！記事後半では作品の見どころや配信状況などもまとめているので、ぜひ最後まで読んでみてください！

RPGゲームのモブ令嬢に転生したミリィは、人々が集まる舞踏会で家のために結んだ婚約を破棄されてしまいます。するとそこに国王の嫡男・ルドガー第一王子があらわれ、ミリィの前に跪くといきなり求婚をしてきました。 その強大な魔力と残虐さから悪魔の化身とも呼ばれ、ゲームの中では敵キャラだったルドガーからのプロポーズに困惑しつつも、家を救うため結婚を決意したミリィ。恐ろしい噂とは違い優しく穏やかな彼に、少しずつ心を開いていきます。 ルドガーの邸宅へとやってきたその晩、ミリィは間違ってルドガーの寝室で眠ってしまいます。すると自分のベッドでミリィが眠っている状況を夢だと勘違いしたルドガーが、愛を囁きながら体に触れてきて……。

愛撫でミリィを絶頂させてから、ようやくこれが現実だと気が付いたルドガー。翌朝ミリィが寝室からいなくなってしまったことで嫌われたと思い取り乱しますが、単に庭に出ていただけだと知り安堵します。 一方、そんなルドガーの様子を見て、ミリィはこの世界がゲームのシナリオとは別の世界線にあると考えていました。お風呂の中で物思いにふけっていると、浴室にルドガーがやってきて2人は一緒に入浴することに。 どうして彼がこんなにも自分を大切にしてくれるのか疑問に思いつつも、ミリィはルドガーの愛の言葉を受け入れます。そして2人は良い雰囲気になり、お風呂の中で昨夜の続きを始めるのでした。

お風呂で甘い時間を過ごしてから数日たち、ミリィは王子妃教育に励む日々を送っていました。領主と王族の仕事を朝早くから遅くまでこなすルドガーの姿を間近で見て、もっと頑張らなければと考えたミリィは、家庭教師を付けて欲しいとお願いします。 未だに自分が妻に選ばれた理由はわからなかったものの、過保護すぎるほどのルドガーの優しさに甘えることなく、1日でも早く立派な妃になりたいと思っていたのです。 するとルドガーは「今のままでも充分に素晴らしい妃だ」と言って、ミリィを優しく抱きしめます。ルドガーの有り余るほどの愛情を受け、ミリィは誰かに求められるということの喜びを実感するのでした。

王族付きの家庭教師を迎え、前にもまして忙しい日々を送っていたミリィ。あまりの忙しさに毎日寝落ちしてしまい、なかなかルドガーを寝室に招けずにいました。 そんな中、久しぶりにお休みがもらえたミリィは、ルドガーの側近であるアンディにお茶を振舞ってもらうことになります。 ゆったりティータイム中に考えるのはもちろんルドガーのこと。そして自分がルドガーと一線を越えることを全く嫌だと思っていないことに気が付くと同時に、彼のことが好きなのだと自覚するのでした。 その後、屋敷の庭を散歩していたミリィは、見たこともない花を目にします。すると手に取ろうとした瞬間花びらが開き、花粉を被ってしまって……。

違法媚薬の原料でもあるラミアの花の花粉を被り、発情状態になってしまったミリィ。倒れた彼女に駆け寄ったルドガーも同じ症状を発症してしまいます。そして少しでも症状を軽くするため、ルドガーは茂みの影でミリィを愛撫し始めました。 しかし媚薬の効果は絶大で、ルドガー自身も余裕がなくなっていきます。そんな彼の姿を見たミリィは「大丈夫だから、最後までして」とお願いしますが、彼女の本心を知らないルドガーは「こんな形で結ばれたくない」と踏みとどまるのでした。 後日すっかり体調も戻ったミリィは父親への手紙を書きながら、子どもの頃文通をしていた相手のことを思い出します。そして名も顔も知らない当時の文通相手は今頃何をしているのだろうと思いを馳せるのでした。

ヒロインのミリィを愛するあまり、異常なまでに彼女を甘やかしてしまうヒーロー・ルドガーの溺愛っぷりが目を引く本作。当たり前のように常にミリィを近くに置き、彼女のやることなすこと全てを全肯定する姿は、もはや嫁バカと言っても過言ではありません。 そしてもちろんベッドの中でも嫁ファースト。自分の欲求を満たすよりもミリィを悦ばせることに全力を注ぐルドガーの「極上愛撫」は必見ですよ！