『院内警察』7話のあらすじ 桐谷健太と瀬戸康史は大切な人を亡くした者同士
病院内に設置された院内交番を舞台に巻き起こるドラマを描いた『院内警察』は、新感覚の医療エンターテテインメントです。この記事では、『院内警察』7話のあらすじを紹介します。 武良井の恋人の死には榊原が関わっていたーー。そして、榊原自身も高校生のときに難病の妹の手術を後回しにされ亡くしています。大切な人を亡くし、今もその苦しみから抜け出せない2人の関係はどうなっていくのでしょうか。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。
武良井の恋人・美咲はなぜ死んだ?
武良井(桐谷健太)の恋人・美咲(入山法子)は、ステージⅣの胃がんで阿栖暮総合病院で抗がん剤の新薬の治験を受けていました。しかし2ヶ月後に間質性肺炎となり、突然帰らぬ人に。治験の責任者は榊原(瀬戸康史)だったのです。 警視庁捜査一課の城川(テット・ワダ)は、武良井に製薬会社も治験患者が間質性肺炎によって相次いで亡くなっていることを把握しており、内部調査を秘密裏に開始したことを伝えます。 美咲の日記を読んだ武良井は、治験者たちは治験を中止にしたくなくて肺炎を黙っていたのかもしれないと思いました。そして、治験の裏で何が起きていたのかを知りたいと改めて思います。
妹と同じ難病の少女
阿栖暮総合病院に入院している結依(梨里花)は、HLHS(左心低形成症候群)で榊原の妹・希に背格好や天真爛漫な性格が似ています。 かつて榊原は希と「将来医者になって病気を治す」と約束していました。しかし、榊原が医者になるのを待たず、妹は亡くなってしまいます。墓参りに行った榊原は「何も返せていない」と言いますが、住職は「返せないなら誰かにあげるのもあり」と言うのでした。 武良井に治験患者から6人目の間質性肺炎患者が出たことを詰め寄られた榊原は、「過去に囚われすぎだ」と武良井を突っぱねます。
退院が決まった清宮の願い
退院が決まった清宮(でんでん)が院内交番に、別れた妻を探してほしいと依頼してきました。武良井が元妻・康恵(山本道子)の元を訪れると、康恵は会いたくないと拒否。武良井は康恵から電話番号を預かり、清宮に渡します。 実は余命わずかだった清宮は康恵に電話をかけますが、それが2人の最後の会話となりました。清宮は亡くなり、康恵は間に合わなかったのです。 結依は清宮の死にショックを受け、「死にたくない」と榊原に訴えます。結依と希の姿が重なり、榊原は「大丈夫だ。俺が治す」と結依の肩に手を置いて伝えるのでした。
また1歩、治験の真相に近づく
榊原の妹への思いが明らかになった『院内警察』第7話は、クールな榊原の人間らしい一面がたくさん見られました。恋人と妹、どちらも大切な人を亡くしている武良井と榊原が、お互いにわかり合う日は来るのでしょうか。 次回、『院内警察』8話では武良井が手に入れた不倫ネタを使い、治験に関するデータを手に入れることに成功。一方、榊原は不器用ながらも落ち込む結依を励まします。そんな中、川本(長濱ねる)の高校の同級生が救急搬送され行方不明にーー。 またもや巻き起こる事件を、院内交番の面々は解決することはできるのでしょうか。