2024年3月25日更新

『厨房のありす』最終回ネタバレ・全話あらすじ!原作なしのオリジナルストーリー

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2024年1月から放送される『厨房のありす』は、自閉スペクトラム症の料理人ありすを主人公にした原作なしのオリジナルストーリー。 この記事では『厨房のありす』のあらすじをご紹介していきますので、チェックしてみてくださいね。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

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【ネタバレなし】『厨房のありす』のあらすじ

自閉スペクトラム症のありすは「料理は化学です」が口癖の天才料理人です。心優しいゲイのシングルファーザー心護と暮らし、幼い頃からありすを守る元ヤンの親友もいます。 そんなありすの店にある日突然、住み込みバイト希望でやってきたのが酒江倖生。住所不定のフリーターで無愛想な倖生は怪しまれますが、ありすに気に入られ採用されます。 「もっと要領よく生きられたらいいのに」みんながお互いを支え合い、温かいごはんと言葉で絆を結んでいく物語。ありすのお客さんに合わせた“やさしいごはん”は、今日も人々を癒やしていくのでした。

第1話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

「ありすのお勝手」の店主・八重森ありす(門脇麦)は、自閉スペクトラム症・ASDを抱えています。元ヤンの幼なじみ・和紗(前田敦子)がホールを担当し、ありすは厨房で料理を作っていました。 そんな中、住み込みのバイトを希望する青年・倖生(永瀬廉)が店にやってきます。 倖生は店でつい寝てしまい、起きると豚の角煮定食が用意されていました。倖生は料理の美味しさに感動し、ありすが化学的に料理を作ってることに驚き……。倖生は、ひとまず採用が決定したのです。

ネタバレ

倖生はありすの症状について、和紗から説明を受けます。そんな和紗は夫の金之助(大東駿介)と2人の息子と両親と暮らしで、現在妊娠中。そろそろ次男の銀之助(湯本晴)の誕生日があり、ありすは銀之助の嫌いな野菜を使ったメニューを作ると宣言していました。 倖生は、夜は大学で清掃のアルバイトをしています。そこで偶然ありすの父・心護(大森南朋)と出会い、倖生は家で1品料理を作ることに。しかしつい鍋が火を吹いてしまい、ありすは火事の記憶がフラッシュバックしパニックを起こしてしまい……。心護は元素記号を唱え、ありすを落ち着かせます。 心護は、ありすの母親が事故で亡くなったこと、心護がありすを引き取ったことを倖生に明かします。翌日倖生は昨夜のことをありすに謝り、昨夜は中はトロトロ、外はサクサクのコロッケを作っていたと明かします。 この言葉にヒントを得たありすは、銀之助に中はトロトロ、外はサクサクのコロッケや春巻きを振る舞います。銀之助は最初は抵抗を感じたものの、美味しそうにピーマン入りのコロッケを頬張りました。そして倖生は、住み込みでのバイトを正式に始めることに。 その後ありすがテレビを見ていると、五條製薬の取締役・蒔子(木村多江)を見て「お母さん」と呟き……。

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第2話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

こだわりの強いありす(門脇麦)の数々のルールに対し、倖生(永瀬廉)は戸惑いながらも一緒に暮らすことに。また、心護(大森南朋)は学生たちに、年頃の男女が一緒に暮らすのは危ないと言われ、ありすと倖生が2人きりにならないように動きます。 そんなある日、常連の雅美(伊藤麻実子)が夫と離婚したいと愚痴をこぼします。ありすはそんな雅美に、ストレスを吹き飛ばす牡蠣グラタンを作りました。 場面は変わり、八重森家。倖生はありすのルールを1つ破ってしまいます。そんな倖生にありすの感情が爆発。ありすは「虫唾が走っています!」と言い、家を出て行ってしまうのでした。 それに対し倖生は、和紗(前田敦子)のアドバイスを聞きながら、ありすのルールを理解しようとし……。

ネタバレ

一方のありすも、人と一緒に住むことを考え始めます。和紗はありすに、人と一緒に暮らすのは譲り合いだと説明。ありすは倖生にルールばかり押し付けていて、自分がわがままだと悩んでいました。 翌日、開店前に雅美の夫の白石(近藤公園)が1人で店にやってきます。昨夜から雅美が帰らないという白石に、ありすは雅美が離婚を考えていることを全て伝えてしまいました。怒った白石ですが、倖生が間に入り落ち着きます。そしてありすの鯵の雑炊を食べ、涙を流したのでした。 帰宅後、ありすは倖生に新ルールを提案します。曜日ごとに使う食器やバスタオルの色は変えられないけれど、調味料の並べ方とテーブルの拭き方は倖生に任せると歩み寄りました。心護はありすの成長に喜びます。 その後ありすは倖生に、蒔子(木村多江)が自分の母親で、心護が母親は死んだと嘘をついていることを明かします。ありすはその嘘を信じているふりをしていると言い……。

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第3話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

ありす(門脇麦)は、もうすぐ生まれる和紗(前田敦子)の子供の名前を考え始めます。ありすは、人の名前には親子の願望が込められていることを知りました。 スーパーでありすと倖生(永瀬廉)が買い物をしていると、常連の優奈(新井郁)家族に遭遇。店長の三國谷(前原瑞樹)はありすの天敵で、ありすは小学生の時三國谷にいじめられていたことを今でも皆に言い続けているのです。 そんな時、和紗の義母の体調が悪くなり和紗は数日店を休むことに。倖生は1人でホールを担当すると決め……。

ネタバレ

一方蒔子(木村多江)は、心護(大森南朋)に五條製薬に戻ってきてほしいと思っていました。蒔子の夫・誠士(萩原聖人)が心護の元を訪ねると、心護は「五條家とはもう関わる気はないから安心しろ」と誠士を追い返します。 優奈はずっと顔色が悪く、息子の空の受験と義母・陽子(円城寺あや)からのプレッシャーに耐え続けていました。心護はそんな優奈に、ありすを引き取って育てることが大変だったと吐露。続けて大変な時は、「助けて」って言っていいんだと優奈に伝えました。 その後倖生が三國谷に支払いをしようとした時、空がスーパーで万引きするところを目撃。空は優奈に「さがさないでください」と書置きを残して行方をくらませており、皆で懸命に空を探します。 すると三國谷は、空と一緒にいた倖生が誘拐したと言い出し……。もちろん誘拐していませんでしたが、倖生は空を庇って本当のことは言いませんでした。 翌日、ありすは店で皆にあんこう鍋を振る舞います。そして和紗の子供の名前を「虎虎愛(ここあ)」はどうかと提案しました。その時、空は万引きをしたことを倖生と三國谷に謝罪。陽子も優奈にプレッシャーをかけていたことを謝ったのでした。 その夜、蒔子が突然ありすの店にやってきて……。

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第4話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

ありす(門脇麦)の元にやってきた蒔子(木村多江)は、心護(大森南朋)に五條製薬に戻ってきてほしいと頼みます。しかし心護は「もう関係ない」と怒って蒔子を追い返しました。ありすは自分がASDだから蒔子に捨てられた、自分には愛される資格も愛する資格もないと呟き……。 そんなありすを見た倖生(永瀬廉)は、ありすを五條製薬に連れて行きます。案の定門前払いされ、電話番号のメモを受付に託したありす。そこにやってきた誠士(萩原聖人)は、蒔子に渡しておくと言いながらメモを握り潰しました。

ネタバレ

蒔子から連絡がないと嘆くありす。心護は金之助(大東駿介)から、倖生とありすが付き合うんじゃないかと言われ激しく動揺します。 倖生は百花(大友花恋)に頼み、弁当の配達をしにありすを連れて再び五條製薬へ。2人は警備員に囲まれてしまいますが、そこに蒔子がやってきます。 蒔子は、ありすは自分の子ではなく妹の未知子(国仲涼子)の娘であることを明かします。未知子は研究の仕事をしながらありすを大切に育てていましたが、亡くなったとのこと。すると道隆(北大路欣也)が乗り込んできて、「こんな役立たずの人間がうちの人間のわけないだろ!」とありすに告げ……。 心護もありすと倖生に、研究室での火事があり、それが原因で亡くなったことを伝えます。話を聞いていたありすは、火事の時未知子が自分を助けてくれたことを思い出して涙を流し……。ありすは母に愛されていたことを知り、幸せな気持ちになったのでした。 一方倖生にバレンタインチョコを渡しそびれた百花は、心護が「あの火事が事故じゃないって知ってるんだよな」と誠士に言っているのを聞いてしまったのでした。

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第5話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

ありす(門脇麦)たちの元に、常連客の明里(金澤美穂)がやってきます。明里は不動産会社の先輩・圭介(渡辺大知)に恋をしていますが、デートで告白できなかったよう。それを聞いたありすは、自分は「恋愛の好き」と「それ以外の好き」が分からないことに気づきます。 ありすと倖生(永瀬廉)は明里の恋を応援するべく、カップルのふりをして圭介と明里に物件を紹介してもらうことに。ありすは圭介が明里を好きなのかあらゆる作戦で見極めようとしますが、全然分からなかったのでした。

ネタバレ

ありすは心護(大森南朋)から、好きな人の話を聞きます。 心護は昔晃生(竹財輝之助)という人が好きでしたが、当時なかなか同性愛は受け入れられず結婚できなかったと伝えました。 そんな時、ありすは突然圭介から「明里さんの事が好きになってしまった」と相談されます。ありすは圭介が「美味しいものを食べたら明里ちゃんと共有したい」と言ったのを聞き、自分も倖生に美味しいものを食べさせたいと思っていることに気づき……。 ありすは和紗(前田敦子)に、倖生が好きになったと打ち明けます。そしてありすの店で明里と圭介の食事会が開かれ、圭介は明里に告白し2人は結ばれました。閉店後ありすは倖生を誘うも、倖生は用事があると出かけてしまいます。 倖生が向かったのは、晃生のお墓。そこには心護もいて、心護は「お父さんを殺したのは僕だ」と倖生に告げ……。

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第6話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

心護(大森南朋)は晃生(竹財輝之助)から息子の名前を聞いたことがあり、倖生(永瀬廉)に出会った時から倖生が晃生の息子ではないかと勘づいていたと話します。 倖生が好きだと気づいたありす(門脇麦)は、和紗(前田敦子)たちにアドバイスをもらって倖生にアプローチを開始します。しかし変わった方法ばかりで、倖生は戸惑ってしまい……。

ネタバレ

その頃ありすの店がSNSに投稿され、連日大繁盛。店が忙しい中、ありすは心護に倖生が好きだと相談します。しかし心護は「傷ついてほしくない」とありすの気持ちに反対しました。 一方倖生のことが好きな百花(大友花恋)は、ありすも倖生が好きだと分かりありすを見下す発言をしてしまいます。翌日、ありすは倖生に豪華なお弁当を差し入れしました。百花にもお弁当を作ったありすですが、百花は「いらない」とありすにお弁当を返してしまい……。 後日ありすは、ウェブの取材を1人で受けることに。しかし取材では、ありすの料理ではなくASDのことばかり質問されました。せっかく作った料理も食べてもらえず、落ち込むありす。すると倖生は、残った料理を一生懸命食べ始めたのです。 そんな倖生を見て、ありすは「好きです」と告白。倖生も「俺もありすのことが好きだ」とありすを抱きしめました。 その頃百花はSNSで、「倖生は横領犯の息子で、窃盗の逮捕歴もある」という書き込みを見つけていて……!

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第7話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

気持ちが通じ合ったありす(門脇麦)と倖生(永瀬廉)ですが、倖生は横領犯の息子というSNSが拡散されると店を辞めて出て行ってしまいます。さらに倖生は、ありすのことを「好きだ」と言ったのも嘘だと言い……。 ありすは店を休むほど落ち込みますが、和紗(前田敦子)の支えで店を再開。倖生のことを忘れる決意をします。

ネタバレ

ありすは「恋活パーティー」に参加するも、人とうまくコミュニケーションが取れません。ありすは蒔子(木村多江)に、好きな人を忘れるにはどうすればよいかと相談。この時蒔子はありすの好きな人が倖生で、倖生が晃生(竹財輝之助)の息子だと気づき……。 倖生はありすと再会し、心護(大森南朋)が自分の父を殺したと打ち明けます。晃生は愛人の心護に唆されて横領させられ、自分は復讐のために心護の元に現れたこと、心護も認め証拠の手紙があることもありすに告げました。 再び塞ぎこむありすですが、今度は和紗が激しいお腹の痛みで倒れてしまいます。その頃倖生は百花(大友花恋)に告白されるも、断っていました。倖生は金之助(大東駿介)から「和紗が倒れてありすがやばい」と連絡を受け、急いでありすの元へ。 倖生は取り乱すありすを抱きしめ、ありすは落ち着きます。和紗は無事女の子を出産し、和紗も赤ちゃんも無事でした。 ありすと倖生は、学会から戻った心護に横領事件のことを聞き出します。すると心護はそれは誤解で、全ては濡れ衣なんだと打ち明け……!

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第8話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

心護(大森南朋)はありす(門脇麦)と倖生(永瀬廉)に、晃生(竹財輝之助)の横領は濡れ衣だったと説明します。横領した金が所長の晃生の隠し口座に入金されていたのですが、晃生は何も知りませんでした。晃生は何者かに、横領の罪を被らなければ家族の安全は保障しないと脅されていたのです。 心護が晃生を「自分が殺した」と言ったのは、亡くなる前日でも晃生の異変に気づけなかったからでした。倖生はこの時、晃生が自分を大切に思ってくれていたことを知り……。

ネタバレ

その頃五條製薬の蒔子(木村多江)は新薬の調査結果が出て、「少し気になる数値があったから10年前みたいに調整しようか」と柳田(半海一晃)に持ち掛けられています。蒔子は柳田に「私たちは共犯ですからね」と言われ、蒔子は10年前の改ざんの証拠を柳田から買い取りました。 ありすは元気のない倖生のために、水族館に行くなどして励ましを続けます。ありすたちは皆でおでんを囲み、ありすは倖生に、「倖生は1人じゃない。私たちの家族のようなもの」と寄り添い……。ありすたちのおかげで、倖生は少しずつ心が穏やかになっていったのでした。 一方百花(大友花恋)は優作(前原瑞樹)と飲みに行き、ありすが25年前の火事で生き残ったことを知ります。その後百花は誠士(萩原聖人)が心護に、「未知子(国仲涼子)が殺されたと知ったらありすはどうなる」と話しているのを聞いてしまいました。 百花はありすに、ありすの母は殺されたと告げてしまいます。その頃蒔子は、10年前のデータ改ざんの証拠を燃やしていたのでした。

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第9話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

ありす(門脇麦)と倖生(永瀬廉)は、未知子(国仲涼子)が亡くなった火事と晃生(竹財輝之助)の横領事件の犯人が同一犯かもしれないと思うように。そこで2人は百花(大友花恋)の協力を得て、真相を探ることにします。 心護(大森南朋)を問い詰めたありすですが、心護は「2度とこの話はしない」とありすに約束させます。その後倖生は、研究室で鍵のついた引き出しに何かの書類をしまっている心護を見かけ……。

ネタバレ

ありすと倖生は、心護たちの当時の同僚である温田(岡部たかし)に話を聞きに行きます。ありすは空気に触れると自然発火するジエチル亜鉛が当時の火災現場にあったことを推測。そして温田は、偽名を使っていたありすの正体に気づきます。 温田はありすのお勝手にやってきて、火事の話をし始めます。五條製薬は事故と発表しましたが、温田は当時現場にジエチル亜鉛があったことを突き止めていました。当時ラボの鍵を持っていた人物は、未知子、蒔子(木村多江)、心護、誠士(萩原聖人)、温田、晃生の6人。 ありすと倖生は、未知子に嫉妬していた蒔子が放火犯ではないかと思うように。ありすと倖生は蒔子に会いに行く前、恋人同士であることを確認し合います。そして倖生は心護を尾行し、引き出しにある書類を確認しようとするも頑なに隠されてしまいました。 蒔子はありすに、「誠士が未知子を殺すわけがない。ありすの父親は誠士なのだから」と衝撃の言葉を伝えます。帰宅後ありすに問い詰められた心護ですが、まだ真実を語ろうとしません。ありすは「私がASDだから、自閉症だから騙し続けられると思ったのか」と家を飛び出し……。 ありすと倖生は、五條製薬の創立250周年記念パーティーに行くことを決めます。そして2人は誠士に、「本当のことを話してください」と頼んだのでした。

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最終回のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

誠士(萩原聖人)はありす(門脇麦)と倖生(永瀬廉)に、自分はありすの実の父親だと告白します。 29年前に誠士は未知子(国仲涼子)と交際しており、未知子は妊娠し産みたいと誠士に相談。誠士は貧乏な家出身の自分が未知子の父・道隆(北大路欣也)に認められるはずないと思い、いつか道隆に認められるような研究者になると誓います。 未知子は父親の名を明かさずにありすを出産。未知子が亡くなった火事は事故ではなく心護(大森南朋)が火をつけて、晃生(竹財輝之助)の横領も心護が犯人だと言う誠士ですが、そこに心護(大森南朋)が現れて……!

ネタバレ

心護は晃生から託されたボイスレコーダーの音声を再生し、結局火事も横領も全て誠士の仕業だと判明。火事は誠士が心護の名前でジエチル亜鉛を購入し、未知子に睡眠薬を飲ませて誠士が火をつけていました。横領も晃生を脅し、罪を被らせていたのです。 未知子を殺したのは五條家に取り入るためで、誠士が火事の中未知子を助け出したのもパフォーマンス。道隆も蒔子(木村多江)も長年誠士の芝居に騙されていて、事実を知った蒔子は誠士を拒絶します。 誠士は、「自分をこうしたのは道隆だ」と開き直り……。自分にメリットがないものを排除する道隆を真似しただけだと言い始め、道隆はパーティーで誠士のCEO就任は取りやめること、元凶は自分かもしれないことを語ったのでした。 ありすは本当の父親は心護だけだと伝え、心護も今まで事実を話さなかったことを謝ります。倖生は出て行かないと決め、引き続き「ありすのお勝手」で働くことに。 後日、店に蒔子と道隆が来店します。蒔子はありすに謝罪し、道隆はありすの料理を「こんなに美味しいならもっと早く来ればよかった」と褒め……。多くの試練を乗り越えたありすは、倖生や仲間たちとこれからも幸せに暮らしていくのでした。

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原作はなし!玉田真也のオリジナル脚本

『青野くんに触りたいから死にたい』

『厨房のありす』には原作がありません。そのためストーリや結末はまったく予想できず、ドラマの展開を楽しむことができそうです。 脚本を務めるのは玉田真也。『青野くんに触りたいから死にたい』(2022年)、『かしましめし』(2023年)、『スイートモラトリアム』(2023年)などの脚本をこれまでに手掛けています。『JOKER×FACE』(2022年)の脚本では第8回市川森一脚本賞を受賞。 脚本家としてだけでなく、劇作家、映画監督、俳優とマルチに活躍をしており、『厨房のありす』のストーリーも期待大です。

『厨房のありす』の見どころ

現代に生きる人々はどこか生きづらさを抱えているものです。『厨房のありす』の登場人物は、自閉スペクトラム症の主人公・ありす、ゲイのシングルファーザー、謎の不器用な青年と、少し普通ではないとされてしまう人ばかり。 そんな登場人物たちが明るくお互いの足りないところを、得意なことで補い合い支え合います。ありすたちを見ていると、切ないながらも癒やされ温かな気持ちになるでしょう。 しかし、ありすの家族にまつわる過去の事件が、ありすの作り出すやさしい世界に波紋をもたらすとのこと。気になる事件の詳細もドラマの見どころの1つです。

『厨房のありす』のキャスト

八重森(やえもり)ありす役/門脇麦

小さな料理店「ありすのお勝手」の店主・八重森ありすを演じるのは門脇麦です。ありすは自閉スペクトラム症でこだわりが強くコミュニケーションは苦手ですが、得意な化学や料理のこととなると饒舌になり止まりません。 演じる門脇麦は、料理を化学式で説明するシーンが多くセリフのややこしさに怯えていますが、心がほっこりするドラマを演じられることにワクワクしていると語っています。 自閉症スペクトラム症という特性を持ち、不器用ながら一生懸命に生きるありすをどう演じてくれるのかが楽しみです。

酒江佼生(さかえ こうせい)役/永瀬廉

「ありすのお勝手」に住み込み希望でやってくる謎の青年・酒江倖生を演じるのは永瀬廉です。倖生は自閉症スペクトラム症のありすに戸惑いますが、次第に才能に惹かれ支えるようになっていく役どころ。 演じる永瀬廉は倖生との共通点を人見知りなところと語っています。倖生がどうしてありすのところにやってきたのかという謎にも注目してほしいそうなので、要チェックです。 永瀬は主演の門脇とは初共演、大森南朋とは2度目の共演となります。温かい気持ちになれてクスッと笑える作品で、永瀬がどんなミステリアスな青年っぷりを発揮してくれるのでしょうか。

八重森心護(やえもり しんご)役/大森南朋

主人公ありすのゲイのシングルファーザー・八重森心護を演じるのは大森南朋。心護は大学で有機化学を教える教授で、ありすが化学好きになったのも心護の影響です。ゲイであることを公言し、周囲の手を借りながらありすを大事に育てているという役柄。 大森南朋の日本テレビへの出演は2002年の『続・平成夫婦茶碗』以来、22年ぶりとなります。大森はいろいろな謎が途中で明かされるのが見どころだと語っているので注目。ありすの母については多くを語らない心護ですが、母の謎も明かされるのでしょうか。

『厨房のありす』の最終回ネタバレ・全話あらすじは更新予定

2024年1月から放送開始の『厨房のありす』は、心温まるハートフルミステリー。この記事では全話あらすじを随時更新していきます。 天才料理人ありすが毎回どんな活躍をするのか、楽しみにしていてくださいね。