『君が心をくれたから』10話のあらすじ 永野芽郁に突きつけられる残酷な現実とは?
愛する人の命を救うため自分の五感を差し出した女性の切ない恋を描いた『君が心をくれたから』。この記事では、『君が心をくれたから』10話のあらすじを紹介していきます。 ついに視覚を失うことになった雨。最後に太陽の花火を見たいと願いますが、花火大会の日に雨が降ってしまいます。そんなピンチを助けてくれたのが案内人・千秋。千秋は太陽のために雨を止め、太陽の花火は上がりますが、2人に待っていたのは残酷な現実なのでした。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。
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千秋と霞美、母の気持ち
花火の審査に合格した太陽(山田裕貴)は、どんな花火かは当日の楽しみと言い雨(永野芽郁)は喜びます。千秋(松本若菜)も太陽の花火を見に来るつもりで「あの子の花火を見届けたら、思い残すことはない」と日下(斎藤工)に語ります。 花火大会当日、霞美(真飛聖)に会いに行った雨は、もうすぐ目が見えなくなることを告白しました。今まで何もできなかったと悔やむ霞美は「言う資格ないけど、お母さんの子どもに生まれてきてくれてありがとう」と雨に伝えます。
花火大会中止のピンチ
雨は最初に五感を失うことを告白し支えてくれた司(白洲迅)にお礼を言います。司は雨に対し、君は強くなったと言うのでした。 花火大会の準備が進む中、天候は怪しくなり強風が吹いてきます。すると、花火の機材が倒れてしまい太陽は下敷きになり血を流し倒れ、救急車で運ばれることに。 太陽が目を覚ますと時刻は6時すぎ。雨が降っていて花火大会は中止されようとしていますが、太陽は諦めることができません。 必死になる太陽に千秋が「待ち合わせに来てほしい。叶えよう。10年前の約束」と言います。続けて千秋は母であることを太陽に告げ、その瞬間雨は止んだのでした。消えてゆく千秋は太陽の花火が上がることを心から願っています。
上がる花火と失われる視力
運営に頼み込み花火が上げられることになりました。太陽と雨は一緒に花火が上がるのを待っています。まずは陽平(遠藤憲一)の花火が上がり、次が太陽の花火です。 なかなか太陽の花火が上がらない中、太陽は初めて会って傘を貸したときのことを話します。そして、自分の花火はあの日の赤い傘をイメージして作ったと言いました。 ついに太陽の花火が上がり、雨は「きれい……」と言いますが花火とは違う方向を向いています。時刻は8時をすぎており、雨の視力はもう失われていたのでした。 「太陽くん、10年間願い続けた夢を叶えてくれてありがとう」笑顔で言う雨ですが、「あなたの花火を見ることはできなかったけど」と付け加えるのでした。
最後に失われるのは「聴覚」
太陽の花火を見ることは叶わなかった雨。いよいよ最後に失われるのは「聴覚」です。次回、『君が心をくれたから』最終回では、聴力を失うことになった雨が最後に聴きたい言葉を太陽にリクエストします。 聴力が失われるまでの1週間を幸せに過ごす2人。聴力を失う3月31日に雨が行きたいと言ったのは2人が出会った長崎高校でした。奇跡を起こし五感を失うことになった2人が迎える結末とは、いったいどんなものなのでしょうか。