2024年3月21日更新

『君が心をくれたから』11話のあらすじ 過酷すぎる運命……永野芽郁に心を返した山田裕貴

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『君が心をくれたから』

愛する人の命を救うため心を差し出し、五感を失うことを選んだ女性の切ない恋を描いた『君が心をくれたから』は涙なしには観られないラブストーリー。この記事では、『君が心をくれたから』11話のあらすじを紹介していきます。 ついに最後の感覚「聴覚」を失うことになった雨。最後に太陽が伝える言葉はいったいどんなものなのでしょうか。意外な結末に視聴者が驚かされた『君が心をくれたから』最終話をチェックしていきましょう。

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聴覚を失うまで1週間

桜まつりで太陽(山田裕貴)の作った花火を観られなかった雨(永野芽郁)。最後の五感「聴覚」が失われるのは1週間後の3月31日16時です。太陽はそれまでの間、2人で楽しむことを決意しました。 思い出の地を巡る2人。雨は最後に2人が出会った高校に行きたいとリクエストします。最後のデート当日、雨は春陽(出口夏希)にメイクをしてもらい、春陽を応援していることを伝えました。春陽は「私、花火師になるね」と雨と約束を交わします。 そして、雨と太陽は高校を訪れ出会った当時の緊張を思い出しました。高校の中に入り教室へと2人は向かいますーー。

五感を失った雨が目覚めると……

15時まで残り3分。聴覚を失うまで1時間となり、雨は「会いに来ないで。私のこと2度と思い出さないで」と太陽にお願いします。太陽は雨にすがりますが、雨は一点を見つめ呼びかけに反応しません。 実は聴覚を失うタイムリミットは15時で、雨は太陽に1時間遅く伝えていたのでした。 その後、ベッドで目を覚ました雨は五感を取り戻しています。そこへ司(白洲迅)がやってきて太陽が急性心不全で亡くなったことを告げました。 雨を助けたい太陽は日下(斎藤工)に助けを求め、雨が差し出した心を受け取るか受け取らないかの選択を迫られます。太陽は迷わず雨に心を返すことを選択し、自身は死亡、雨には五感が戻ったのです。

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数年後、夢を叶える雨

「一人前のパティシエになってね」 太陽との約束を果たし、雨は自分のお店をオープンさせました。雨は最高傑作のマカロンをお客さんから褒められています。 そのとき、晴れているのに雨が降ってきました。雨は外に出て赤い傘を差し空に向かって「叶えたよ。2つとも。赤い傘と未来の約束」と言います。 太陽は死ぬときに「雨の夢が叶ったら雨を降らせるよ。そのときあの傘を差してくれたら嬉しいな。約束」と言い残していたのです。雨はその約束を果たし、満面の笑みで空を見上げます。 「太陽くん、ありがとう。あなたと出会ってからの10年間は人生で1番嬉しい時間でした。君が心をくれたから」

悲しい運命に涙する人多数

五感を失う雨の恋は、まさかの太陽が死亡するというエンドを迎えました。雨は夢を叶え幸せそうですが、視聴者としては太陽と幸せになる未来が観たかったという声が多数寄せられています。 聴覚を失う時間を遅く伝える雨、雨からもらった心を迷わず返した太陽。お互いがお互いを深く思いやる気持ちは涙なしでは観られませんでした。 太陽は亡くなってしまいましたが、雨が店をオープンさせたときに雨が降ったことでちゃんと見守ってくれていたんだなと感じられます。できれば生きて笑う2人が観たかったですが、奇跡が導いた2人の結末は少し悲しいものでした。