2026年大河ドラマ『豊臣兄弟!』のあらすじ・キャスト紹介!主演は仲野太賀
2026年大河ドラマ『豊臣兄弟!』のあらすじ
放送期間 | 2026年1月~12月 |
---|---|
脚本 | 八津弘幸 |
時代考証 | 黒田基樹 , 柴裕之 |
制作統括 | 松川博敬 , 堀内裕介 |
プロデューサー | 高橋優香子 , 舟橋哲男 , 吉岡和彦 |
演出 | 渡邊良雄 , 渡辺哲也 |
貧しい農家に生まれた小一郎(豊臣秀長)のもとに、音信不通の兄・木下藤吉郎(豊臣秀吉)が現れ「織田信長に仕え大出世を目指すから、家来になってほしい」と願い出てきます。 強引な兄の誘いで城下町の清州に出てきた小一郎は、信長と運命的な出会いを果たし野心を燃やす若者たちとの刺激的な出会いをするのでした。 桶狭間の戦いでの信長奇跡の勝利を経て、武士として生きていく覚悟を決めた秀長ですが、武士として生きるのは簡単な道ではありません。 信長のもとでメキメキと頭角を現す木下藤吉郎。藤吉郎の天才的とも言える活躍を実現していたのは、秀長の知恵と勇気と調整力でした。 絶妙のコンビネーションで戦国時代の荒波を乗りこなす木下兄弟。小一郎が願う万民が笑って暮らせる太平の世を作ることは実現できるのでしょうか。
主人公・豊臣秀長は何者?
豊臣秀吉に比べると知名度の落ちる豊臣秀長はいったいどんな人物なのでしょうか。 秀長は秀吉の3歳下の弟です。秀吉から絶大な信頼を寄せられ、兄のサポートを行った秀長はもう1人の秀吉といっても過言ではないほど。秀吉から邪悪さを取り除いた人物とも言われており、人格者でもありました。 秀長没後に秀吉の暴走は始まり、豊臣家は没落。もし秀長が長生きしていれば豊臣家の時代が続き、徳川家の時代はやってこなかっただろうと言われるほどの人物です。
豊臣秀長役/仲野太賀【主演】

名前が太賀(たいが)なことから、いつか大河の主演をやれたらいいねと言われ続けてきたという仲野太賀。2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』でついに主役を務めることとなりました。 『江〜姫たちの戦国』(2011年)では豊臣秀頼を演じており、今作でも豊臣を演じることに縁を感じているそうです。 これまでなかなかフィーチャーされてこなかった秀長という人物を演じることをワクワクしていると語り、魅力的な秀長にすると語る太賀の演技が楽しみです。
大河ドラマ出演歴
仲野はなんと、大河ドラマは本作が6作品目となります。これまで『風林火山』(2007年)、『天地人』(2009年)、『江〜姫たちの戦国〜』(2011年)、『八重の桜』(2013年)、「いだてん」(2019年)に出演。本作で念願の主人公を演じることになりました。
豊臣秀吉/池松壮亮

小一郎の3歳年上の兄・豊臣秀吉(藤吉郎)を演じるのは、池松壮亮です。藤吉郎として尾張中村の貧しい農家で生まれ育った秀吉は、織田信長のもとで頭角を現し、後に天下統一を果たす重要な人物です。 演じる池松は、2003年にハリウッド映画『ラスト・サムライ』で映画デビューを飾りました。その後『宮本から君へ』(2019年)や『本心』(2024年)など、数々の映画やドラマで主演を務めています。
大河ドラマ出演歴
池松は本作が大河ドラマ3作品目の出演となります。『義経』(2005年)で源頼朝の少年期を、『風林火山』(2007年)で武田勝頼役を演じ、19年ぶりに大河ドラマへの出演が決まりました。
直/永野芽郁→白石聖

小一郎と藤吉郎の故郷・尾張中村の土豪の娘である直を演じるのは、永野芽郁です。直は本作でのヒロイン。小一郎とは幼馴染であり、小一郎のことを密かに慕っています。 演じる白石は、永野芽郁の代役として2025年5月に急遽直役に抜擢されました。2025年は『私の夫と結婚して』にも出演が決まっており、NHKドラマから配信ドラマまで幅広い作品に出演しています。
大河ドラマ出演歴
白石は大河ドラマ出演歴はなく、本作が初めての出演となります。これまで多くの映画・ドラマに出演している白石は、『しもべえ』(2022年)や『カナカナ』(2022年)などNHKドラマ出演歴も多数。今回待望の大河ドラマ出演を飾ります!
出演内定の永野芽郁からの変更!
2025年5月18日に出演辞退が発表された永野芽郁に代わって、5月22日に白石の出演が決まりました。永野は俳優・田中圭との不倫報道が出たため、所属事務所から5月18日に降板の申し出をしたとのこと。白石は急遽代役として、直役に抜擢されています!
慶/吉岡里帆

小一郎の正妻、後の慈雲院の慶(ちか)を演じるのは、吉岡里帆です。慶は激動の時代の中、兄嫁の寧々と一緒に豊臣兄弟を支える存在となっていきます。そして小一郎の晩年まで、寄り添い続けることに。 演じる吉岡は、『あさが来た』(2015年)でNHK朝ドラの主演を務めています。2024年には『まる』、『正体』などの映画出演があり、2025年にも『九龍ジェネリックロマンス』など2本の映画出演が決定しています。
大河ドラマ出演歴
吉岡は意外にも、本作が大河ドラマ初出演となります。NHKドラマは朝ドラ以外にも『しずかちゃんとパパ』(2022年)などに出演しており、待望の大河ドラマ出演ですね。
寧々/浜辺美波

豊臣秀吉の正妻・寧々を演じるのは、浜辺美波です。秀吉が関白になったあと、寧々は「北政所」と呼ばれるように。負けず嫌いの性格で、徐々に戦国時代のファーストレディに成り上がります。 演じる浜辺は、NHK朝ドラ「らんまん」(2023年)でヒロインを熱演。第74回紅白歌合戦では司会を務めるなど、NHKの作品に多く出演しています。
大河ドラマ出演歴
浜辺も意外にも、大河ドラマは初出演となります。NHKドラマには朝ドラ以外にも、「オリバーな犬」(2022年)などに出演。初大河での演技がとても楽しみですね。
豊臣家家臣
藤堂高虎役/佳久創

築城の名人であり、江戸時代には津藩の初代藩主を務めた藤堂高虎を演じるのは、佳久創です。高虎は主君を変えて転々とし、秀吉のもとでは中国攻めや賤ヶ岳の戦いなどに参戦します。 演じる佳久は元ラグビー選手。引退後は俳優として活躍し、2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で武蔵坊弁慶役を演じた際には体重を88kgから115kgまで増量したことが大きな話題となりました。
石田三成役/松本怜生

豊臣政権を支えた秀吉の忠実なる家臣・石田三成を演じるのは、松本怜生です。石田三成は秀吉と柴田勝家が争った賤ヶ岳の戦いで活躍し、数字に強く太閤検地などでも活躍しています。 演じる松本は、オーディションを経て役を勝ち取りました。2022年の「彼とオオカミちゃんには騙されない」への出演で話題となり、2025年7月期には『シンデレラ クロゼット』で主演を務めます。
織田家一族
織田信長役/小栗旬

天下一統を狙う孤高のカリスマ・織田信長を演じるのは、小栗旬です。織田信長は言わずと知れた「天下布武」のスローガンのもと天下一統を目指したカリスマ的武将で、対立した弟を自らの手で殺害したことでも有名です。 演じる小栗は、2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で主演を務めました。大河ドラマへの出演は本作を含めてなんと10作品目。本作は出演に悩んだようですが、仲野と池松の豊臣兄弟を近くで見てみたいと出演を決めたそうです。
お市役/宮﨑あおい

信長の妹・お市を演じるのは、宮﨑あおいです。小栗演じる信長とお市の兄妹を、豊臣兄弟と対をなす「織田兄妹」として描かれる予定。兄や織田家のために、波乱万丈な生涯を毅然として生き抜きました。 演じる宮﨑は、2008年の大河ドラマ『篤姫』で主演を務めました。それから大河への出演は14年ぶりということで、同じく過去に主演を務めた小栗と強力タッグで脇を固めます。大河ドラマは自身の人生を変えた大きな作品とのことで、再び出演できることを楽しみにしていると語っています。
その他武将・女性たち
徳川家康役/松下洸平

豊臣兄弟の最強のライバル・徳川家康を演じるのは、松下洸平です。江戸幕府初代将軍として泰平の世を築いた徳川家康は、「桶狭間の戦い」で主君の今川義元が信長(小栗旬)に討たれたことで運命が大きく変わります。織田の後の天下統一を狙う豊臣兄弟の、ライバルとして奮闘します。 演じる松下は、『光る君へ』(2024年)以来の大河ドラマへの出演。オファーを受けた際は驚きと嬉しさとプレッシャーで一瞬頭が真っ白になったという松下が、1年半かけて家康を演じきります。
明智光秀役/要潤

領民に慕われ名君と称された人格者・明智光秀を演じるのは、要潤です。明智光秀は「本能寺の変」で、天下人である主君・信長(小栗旬)を自害に追い込んだ人物。まだ謎のベールに包まれている明智光秀は、これまでの大河ドラマでも何度描かれてきました。 演じる要は、『青天を衝け』(2021年)などの大河ドラマへの出演歴があり、本作が4作品目。意外にも池松と小栗としっかり芝居をするのは初めてということで、共演を楽しみにしています。
前田利家役/大東駿介

秀吉の生涯の友であり出世争いのライバル・前田利家を演じるのは、大東駿介です。利家は秀吉と出世争いを繰り広げ、五大老の1人として豊臣政権を支えていく存在となります。 演じる大東は、「いだてん」(2019年)などこれまで3作品の大河ドラマに出演。前田利家について「こんな男になりたいと思わせる人物」と語っています。
まつ役/菅井友香

前田利家(大東駿介)の正室・まつを演じるのは、元櫻坂46キャプテンの菅井友香です。まつは学問や武芸に長けていて、家を守るために尽力します。利家が秀吉を支え始めると、秀吉の正妻・寧々とも親密な関係を築いていきます。 演じる菅谷は、2022年にグループを卒業後女優として活動。今回大河ドラマへの出演は初めてとなります。
浅井長政役/中島歩

義に厚く知勇に優れた青年武将・浅井長政を演じるのは、中島歩です。織田家と同盟を結んだ浅井は、信長の妹・お市を妻に迎え3姉妹をもうけます。しかし信長が越前の朝倉義景と対立すると、朝倉方に味方して信長に反旗を翻すことに。 演じる中島は、2025年の朝ドラ『あんぱん』に出演中。大河ドラマは『青天を衝け』(2021年)以来2作品目の出演となります。
茶々役/井上和(乃木坂46)

“浅井三姉妹”の長女・茶々を演じるのは、乃木坂46の井上和です。浅井長政と織田信長の妹・お市の間に生まれた茶々は、ゆくゆく数奇な運命に翻弄されていきます。 演じる井上は、2022年に乃木坂46の5期生として加入。テレビドラマの出演が『スプリング!』(2025年)以来の2作品目で、大河出演が発表された際はファンを始め大きな話題となりました。
柴田勝家役/山口馬木也

織田信長の重臣の1人・柴田勝家を演じるのは、山口馬木也です。田勝家は「鬼柴田」の異名で恐れられた存在で、信長が亡くなったあとの「清須会議」では後継者争いを繰り広げ、やがて「賤ケ岳の戦い」で豊臣兄弟と対立します。 演じる山口は、本作が5作目の大河ドラマ出演。『鎌倉殿の13人』(2022年)では小栗との共演も果たしています。
斎藤龍興役/濱田龍臣

信長に徹底抗戦した美濃・斎藤道三の孫・斎藤龍興を演じるのは、濱田龍臣です。父が亡くなり、14歳の若さで美濃斎藤氏の家督を継いだ龍興。家臣の掌握に苦慮しながらも、信長を苦しめていく存在となります。 演じる濱田は、オーディションを経て斎藤龍興役に抜擢されました。『龍馬伝』(2010年)では子役として大河ドラマに出演しており、大人になってからは初めて大河ドラマに挑戦します。
脚本は八津弘幸が手がける
『豊臣兄弟!』の脚本を手掛けるのは八津弘幸です。1999年に脚本家デビューし『半沢直樹』(2013年)、『家政婦のミタ』(2011年)などの代表作があり、大胆な構成力に定評があります。 「いつかは大河を目指したいです」という20年前の夢を叶え、大河ドラマの脚本を書くことになった八津。王道の戦国時代を描くプレッシャーに押しつぶされそうだと語っていますが、弟に支えられ「豊臣兄弟」のように立ち直っているとのこと。 これまでさまざまな人が描いてきた戦国時代や豊臣家を、八津はどのように描くのでしょうか。
2026年大河ドラマ『豊臣兄弟!』のあらすじ・キャストは随時更新中
2026年の大河ドラマは王道中の王道、戦国時代を描いた『豊臣兄弟!』です。これまであまり知られてこなかった豊臣秀長が主人公のドラマはどんなものになるのでしょうか。 あらすじやキャストは発表され次第、随時更新中ですのでチェックしてみてくださいね。2026年の大河では、ダイナミックな戦国時代の波乱万丈エンターテイメントが楽しめますよ。