NHK歴代大河ドラマ作品一覧!【21世紀編!主演キャスト・平均視聴率】

2018年3月11日更新

毎年1年かけて放送されるNHK大河ドラマ。骨太な戦国の戦物語からアットホーム的な要素の強い家族や一族の絆を描いた物語まで、21世紀に話題となった作品を一覧にして紹介します。

歴代大河ドラマ、主演俳優を一覧にして紹介!【21世紀編】

毎年1年を掛けて放送されるNHK大河ドラマでは、歴史に名を遺した数々の歴史人を、多くの名俳優たちが演じてきました。 戦がテーマのもの、家族や絆をテーマにしたもの、小説が原作のものからオリジナリティあふれる作品まで、今回は21世紀に入ってから放送された作品一覧と豪華な主演俳優、平均視聴率をご紹介します。

第40作『北条時宗』(2001年)【平均視聴率18.5%】

主演キャスト:和泉元彌

鎌倉幕府を支えた北条一族の1人、北条時宗に焦点を当てて生涯を描いた作品です。鎌倉時代を舞台にしたドラマは初で、幕府の内部抗争から蒙古との闘いまで、国際的なスケールで描いた壮大な作品となりました。 北条時宗は大変生真面目な性格をしていた故、執権という将軍を補佐する大きな役目を担う運命と責任に苦悩し葛藤します。北条時宗を演じたのは和泉元彌で、和泉は今作品が大河ドラマ初出演となりました。狂言師が演じるという事で話題になった作品でもあり、独特の演技が見ものです。

第41作『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』(2002年)【平均視聴率22.1%】

主演キャスト:唐沢寿明・松嶋菜々子

加賀百万石を築いた名将・前田利家と、その妻・まつを中心に戦国群像を描いた作品です。利家とまつの他に、秀吉とねね、佐々成正とはる、の3組の夫婦の交流を軸に構成されたホームドラマ的要素の強い物語で、主役が唐沢寿明と松嶋菜々子と二大スターの共演であった事も当時話題となりました。 利家には根は真面目ながらかぶき者な一面があり、そんなスタイルを唐沢自身も楽しんでいたのだとか。また、松嶋演じるまつには数々の名言があり、頼もしく凛々しい「らしさ」を伺える演技で高評価を得ました。

第42作『武蔵 MUSASHI』(2003年)【平均視聴率16.7%】

主演キャスト:市川海老蔵(新之助)

NHKテレビ放送開始50周年、大河ドラマ40周年を記念して作成されたドラマで、剣豪・宮本武蔵の生涯を描いた作品です。荒くれ者だった武蔵が己の弱さを知り、恋や友情、人との出会いの中で成長する姿が描かれており、主役は市川海老蔵(新之助)が務めました。 剣豪として、また哲学者としても著名な宮本武蔵ですが、歴史的な活躍が少なかった事もあり、原作の小説にオリジナリティを加えた作品となりましたが、露骨な描写があった事から演出しては異色な部分もあったようです。

第43作『新撰組!』(2004年)【平均視聴率17.4%】

主演キャスト:香取慎吾

幕末から明治に移り変わる激動の時代を生き抜いた新選組を局長・近藤勇を中心に描いた作品です。新選組は主に京都で治安の為に活躍した組織でしたが、その活躍の時期は短く、彼らにとっては怒涛の数年間だったといえるでしょう。 日本を想い、志高く熱い若者たちをまとめ上げた局長・近藤勇を演じたのは香取慎吾でした。初期の頃は爽やかで優しい好青年な近藤でしたが、隊が成長するにつれ近藤も貫禄のある佇まいへと変化していきます。その他、個性的な隊士達のキャラクター達が引き立つ群像劇としての魅力も兼ね備えた作品となりました。

第44作『義経』(2005年)【平均視聴率19.4%】

主演キャスト:滝沢秀明

家族の絆・親子の絆をコンセプトに源義経の生涯を描いた作品です。義経は幼少の頃に平家に預けられていた事から、平清盛を父と信じていました。後に真実を知りつつ源平合戦へと身を投じていく義経ですが、平家一門と闘う事を割り切れずに兄とすれ違っていってしまいます。 兄との絆、清盛との絆の中で葛藤する義経を演じたのは滝沢秀明で、その演技力も評価が高かったのですが、滝沢ならではの身体能力を生かした演出も光りました。ワイヤーアクションを取り入れたり、八艘跳びでは20キロもの鎧兜着用したままジャンプして飛び降りるなど独自の演出があったそうです。

第45作『功名が辻』(2006年)【平均視聴率20.9%】

主演キャスト:仲間由紀恵・上川隆也

「内助の功」という言葉の元となった妻・千代と夫・山内一豊の物語を描いた物語です。夫婦の絆をテーマに描いており、織田信長から徳川家康まで、天下が移り変わり激動の時代、一豊は千代の機転により功名を立てて行きます。 千代は明るく細かい事は気にしない女性で、端切れを集めてパッチワークで着物を仕立てたり、旗を手作りしたり、とユニークなアイデアで「カリスマ主婦」的な一面を見せています。夫を支えた妻・千代は仲間由紀恵が。妻に支えられ功名を立てた夫・一豊は上川隆也が務め、殺伐とした戦国の世で微笑ましい夫婦を演じました。

第46作『風林火山』(2007年)【平均視聴率18.7%】

主演キャスト:内野聖陽

戦国時代の甲斐の国を舞台に、武田信玄の軍師を務めた山本勘助の生涯を描いた作品です。勘助には妻・ミツを殺された事で武田家に恨みがあり、初めは復讐の為に武田家に士官しました。しかし、後に武田信玄となった武田家の嫡男・晴信の想いに触れる内、いつしか晴信に天下を取らせたいと願うようになっていきます。 主演を務めたのは内野聖陽で、内野は勘助が諸国を求め放浪する際、汚れた人間臭い勘助をリアルに表現しようとメイクや衣装、立ち回りに至るまで徹底した拘りを見せました。

第47作『篤姫』(2008年)【平均視聴率24.5%】

主演キャスト:宮崎あおい

徳川13代将軍・徳川家定の正室である篤姫の生涯を描いた作品。篤姫は大変男勝りな性格で、行動力もある積極的な女性でした。夫婦の絆を大切にし、自分の居場所である大奥を守る強く美しい女性の姿は視聴者からの共感を呼びました。 幕末といえば徳川が衰退していく時期であり、幕府の外側から描かれる作品が多い中、幕府側からの目線で描かれた事で新鮮さもあったようです。徳川を影で支えた篤姫を務めた宮崎あおいは、当時史上最年少の主役として放送開始前から話題になっていました。

第48作『天地人』(2009年)【平均視聴率21.2%】

主演キャスト:妻夫木聡

上杉景勝に仕えた武将・直江兼続の生涯を描いた作品です。直江兼続は戦の時に用いる兜に「愛」という文字を掲げている事で有名で、今でも実物が残っています。これは利を追及する時代に愛を重んじた己の思想を掲げたもので己の信念を貫く直江兼続らしさを表したものでもあります。 非常に実直で義を重んじる忠義の人、直江兼続を演じたのは妻夫木聡です。妻夫木は演技の幅が広い俳優ですが、柔らかい印象が強かった為、年を重ねる演技には苦労した様子。妻夫木の凛々しい演技は多くの人の支持を集めました。

第49作『龍馬伝』(2010年)【平均視聴率18.7%】

主演キャスト:福山雅治

明治維新の立役者、坂本龍馬の生涯を描いた作品です。坂本龍馬が育った土佐には当時武士の中にも身分制度があり、龍馬は武士でありながら虐げられる生活を送っていました。この経験から、身分に縛られず誰もが自分の意志を伝えられる国造りをしたい、と龍馬は奮闘します。 龍馬の人懐こく物怖じしない性格は多くの人を惹きつけ、当時は勿論、今も日本中から愛されています。そんな龍馬演じたのは福山雅治で、新しい龍馬を、という意気込みで演じました。生死を彷徨う切迫したシーンでは表情の繊細さや息遣い伺える臨場感ある演技を見せています。 歌手としても活躍する福山が大河ドラマ主演を務めたことは、彼の俳優人生にとって大きな一歩となったでしょう。

第50作『江〜姫たちの戦国〜』(2011年)【平均視聴率17.7%】

主演キャスト:上野樹里

主人公となった江は江戸幕府第2将軍・徳川秀忠の側室です。今作品は、江の視点から見た武将たちの活躍、その武将たちを支える女性たちの姿を描いた作品で、女性に焦点を当てた物語となっています。 天真爛漫で好奇心旺盛な江を演じたのは上野樹里です。今作品では幼少期から大人に至るまで一貫して同じ女優を使う、という演出をしており、幼い頃は奔放で大胆な演技を、大人になってからは声質と抑揚を変え、雰囲気の違う演技を魅せました。