『響け!ユーフォニアム』田中あすか先輩は退部する?嫌いと言われる理由や両親との関係を徹底解説
田中あすかは『響け!ユーフォニアム』に登場する3年生です。主人公・黄前久美子入部時の副部長で、同じユーフォ奏者として久美子に多大な影響を与えたキーパーソンでもあります。 この記事では、新作アニメで話題の『響け!ユーフォニアム』に登場するあすか先輩を徹底解説!退部騒動の真相や、ファンに嫌いといわれる理由、声優情報などをまとめて紹介します。 ※この記事は『響け!ユーフォニアム』の重要なネタバレを含みます。
『響け!ユーフォニアム』田中あすか(たなかあすか)のプロフィール
田中あすかは主人公・黄前久美子(おうまえくみこ)が入るユーフォニアムパートの3年生。低音パートリーダーで、吹奏楽部の副部長でもあります。黒髪にメガネ、さらにスタイル抜群の美人です。演奏技術がずば抜けているだけでなく頭脳明晰で頭の回転も速く、周りから完璧超人のように扱われることも。 あすか先輩は一見するとクールなのですが、意外にもノリがよく明るい性格。一方で他人には本心を見せないため、つかみどころがありません。
初手からグイグイくる美人なお姉さん!抱えている闇が深そうで心配になります…
【嫌い】あすか先輩のカリスマ性は好き嫌いが分かれる?
あすか先輩は初対面からグイグイ人との距離を詰めますが、それとは裏腹に他人の問題には無関心な態度を貫きます。 そこにはもちろん彼女なりの楽器への強い思いがあるのですが、ソロパートを誰が担当するかで揉めることに「心底どうでもいい」と言い放つなど、自分にとって有益かどうかで判断する利己的な言動が目立ったのも事実。 部で一丸となって上を目指す部員たちを応援しているファンにとっては、利己的なあすか先輩にイラッとしてしまうのもわかる気がします。とくに1期はあすか先輩の特別感が色濃く描写されているので、反感を買ってしまったのでしょう。 良くも悪くも人の感情を動かせる、それもあすか先輩の魅力の1つだといえます。
【退部】母親が原因?退部騒動の真相を解説
あすか先輩は全国大会前に、退部騒動を起こします。原因は先輩の母・田中明美が彼女に退部を迫り、学校側にも直談判したからです。全国大会行きが決まって引退時期が後ろ倒しになったことで、母親が我慢の限界を迎えたのでした。 あすか先輩の父親は世界的なユーフォ奏者・進藤正和ですが、幼少期に両親は離婚。母親は別れた夫から贈られた楽器を娘が吹くことに嫌悪感を示し、あすか先輩も女手一つで育ててくれた母親に逆らえなかったのです。 最終的に久美子らの言葉に背中を押され、模試での好成績と大喧嘩の末にあすか先輩は部活に復帰します。
【ソロ】あすか先輩が吹いた楽曲「響け!ユーフォニアム」
作品のタイトルになっている『響け!ユーフォニアム』は、実はあすか先輩が子どもの頃、父親から贈られたユーフォニアムとともに受け取った1冊のノートに綴られていた楽曲「響け!ユーフォニアム」からきています。 アニメ2期ではあすか先輩が度々演奏している楽曲で、夏合宿では朝早くに演奏していました。また退部騒動のなか、あすか先輩のもとを訪れた久美子に河原で演奏して聴かせたのもこの楽曲です(アニメ2期9話)。 同曲は2期ラストの特殊EDでも流れており、あすか先輩が久美子に与えた影響の大きさを印象づけています。
【声優】田中あすかを演じるのは寿美菜子
アニメ「響け!ユーフォニアム」シリーズで田中あすかを演じているのは寿美菜子(ことぶきみなこ)です。10代の頃から声優ユニット・スフィアとしても活躍していました。『けいおん!』の琴吹紬役や『ドキドキ!プリキュア』のキュアダイヤモンド役などが有名。 艶っぽい低めのトーンの芝居で、あすかの底しれぬ人物像を見事に表現しています。
寿さんの関西弁キャラの安定感はやっぱり段違い!いい感じにイラッとさせてくるのもさすがです。
『響け!ユーフォニアム』唯一無二の存在感放つあすか先輩がかっこいい
『響け!ユーフォニアム』のあすか先輩を紹介しました。2024年4月からはあすかからバトンを受け継いだ久美子が部長を務める3年生編がいよいよスタート。これを機に改めて久美子とあすか先輩の関係性をおさらいしてみてはどうでしょうか。