2024年5月8日更新

ドラマ「95(キュウゴー)」全話あらすじネタバレを最終回まで!高橋海人主演の青春偶像劇

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「95(キュウゴー)」原作情報

小説名 95キュウゴー
作者 早見和真
発売日 2015年11月28日
出版社 角川書店

「95(キュウゴー)」の原作者は早見和真です。2014年8月に刊行された『イノセント・デイズ』で第68回日本推理作家協会賞を受賞し、その受賞後第1作目として執筆されたのが本作です。 物語の舞台となるのは1995年の渋谷。大人の作った仕組みに抗い、がむしゃらに駆け抜ける高校生たちの様子を描いた青春群像劇です。 作者の早見和真は新聞社への内定を取り消され自暴自棄になっていたところ、小説の執筆を勧められ作家としての経歴をスタートさせました。「95(キュウゴー)」以外にも、『ぼくたちの家族』(2014年)、『イノセント・デイズ』(2018年)が実写化されています。

ドラマ「95(キュウゴー)」のあらすじ【ネタバレなし】

広重秋久(高橋海人)はカラオケ会社に勤務しており、取材で「日本の音楽産業の30年史」について問われています。高校時代について聞かれた秋久は、29年前のある記憶を思い返していました。 時は1995年3月20日。それまで成績もよく優等生だった秋久は、地下鉄サリン事件に遭遇します。この時に初めて「人の死」に直面した秋久は、このまま世界が終わってしまうのではないかと言葉にできない不安に押しつぶされそうに。そんな時、秋久は今まで話したことのなかった同級生・鈴木翔太郎(中川大志)に呼び出されます。 このまま大人になって死んでいく、それで満足なのかと焚き付けられた秋久。翔太郎にあるチームに誘われた秋久が、激動の1995年を生き抜いていく青春ドラマです。

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原作小説のネタバレ【結末まで】

このドラマの原作は、早見和真の小説「95」(角川文庫)です。 チームのメンバーは翔、セイラ、マルコ、レオ、ドヨン。秋久たちチームが皆で花火を上げていると、人気カリスマモデルのホウライが現れます。ホウライは同じく政治家の父を持ち、好きな人も同じという翔を敵対視していました。すると大黒という人物が翔を撃ったため、秋久は大黒の口に銃を入れ……。秋久は引き金を引いたものの、空発に終わったのでした。 怪我をしたチームメンバーは全員無事。秋久はセイラに恋をしていましたが、その想いは実りませんでした。 37歳になったとき、チームは約束通り再会を果たします。秋久はアスカという女性と結婚していて、チームは20年後の再会を約束しながら花火を打ち上げ……。しかし警察に見つかってしまい、チームの皆は手を繋ぎながら走って逃げたのでした。

第1話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

秋久(安田顕)は、音楽ライターの新村(桜井ユキ)から「音楽産業の30年」について取材を受けるため、渋谷の喫茶店メケメケに向かいます。秋久は質問に答えながら、ずっと目を背けていた29年前の出来事を思い返していました。 1995年3月20日、地下鉄サリン事件が発生しました。当時の秋久(高橋海人)は、成績優秀で真面目な高校生。そんな秋久はこのサリン事件を目の当たりにし、人は簡単に死ぬということを実感し……。

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ネタバレ

秋久が言葉に出来ない不安を抱えていると、同級生の翔太郎(中川大志)に出くわします。当時、1999年に世界が終わると言われており、翔太郎は世界が終わった後も生き残ると宣言。持論を秋久にぶつけました。 秋久は翔太郎のチームのマルコ(細田佳央太)に、メケメケに呼び出されます。そこにいたのは、翔太郎、レオ(犬飼貴丈)、ドヨン(関口メンディー)など高校の同級生たち。そこには、入口で出くわしたセイラ(松本穂香)の姿もありました。 秋久は皆からQと呼ばれ始め、5人目の仲間を探していると言われます。そして翔太郎に「俺たちのチームに入れ」と誘われ……。 「時代の先頭に立つ。かっこいい大人になるために」という翔太郎に、秋久は「理解できない」と反論。すると翔太郎は秋久に勝負を持ち掛け、「俺かお前か、どっちの言ってることが正しいか勝負しよう」と告げます。秋久は翔太郎と、タイマン勝負をすることになってしまったのでした。

第2話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

秋久(髙橋海人)と翔太郎(中川大志)はかけっこで勝負することになりました。路地裏にたむろするチーマーにケンカを売り逃げる翔太郎。2人は渋谷の街を全力疾走し、小屋と呼ばれるチームの拠点へ行きました。 改めて翔太郎にチームに誘われた秋久ですが踏ん切りがつけられません。その後、カラオケでアルバイトを始めた秋久のところに、マルコ(細田佳央太)が勧誘に来ます。しかし、秋久はチームに入ることを決めきれないのでしたーー。

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ネタバレ

2年生になると秋久は翔、マルコ、レオ(犬飼貴丈)、ドヨン(関口メンディー)と同じクラスになりました。翔は「チームの真ん中に立てるやつが必要だ」と相変わらず秋久を欲しがります。放課後、秋久は半強制的にポケベルを渡されました。 ある日、東京ストリートフリッパーズに勧誘された秋久。翔は「Qちゃんは俺たちといることでプライドがへし折られるのが怖い」と指摘します。そして、雑誌の取材を翔が助ける代わりに秋久はチームに仮入部することになりました。 「法を疑え!決めるのは自分だ」がチームのルールです。 帰る途中、事件の日に目撃した援助交際する女子高生とサラリーマンを見かけた秋久の脳内には、「法を疑え!決めるのは自分だ」という言葉が浮かびます。 秋久は女子高生とサラリーマンの間に割って入り、サラリーマンを撃退。女子高生は援助交際が失敗し怒っていましたが、秋久のポケベルには「アシタ コヤニシュウゴウ」とメッセージが入るのでした。

第3話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

人気雑誌ストリートフリッパーズのフォトシュートに初参加する秋久(髙橋海人)。撮影に緊張する秋久ですが、翔(中川大志)、マルコ(細田佳央太)、レオ(犬飼貴丈)、ドヨン(関口メンディー)らに助けられ乗り切りました。 撮影が終わった秋久はチームに加わることを決意。その後、翔の家にセイラ(松本穂香)と一緒に招かれ、セイラの辛い過去を聞きました。セイラと翔の間にある複雑な関係に興味を持った秋久は、再び翔に挑戦することを決めます。

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ネタバレ

場面は変わり現代、音楽ライターの新村(桜井ユキ)は秋久(安田顕)の話に興味津々。セイラと付き合ったのか知りたがる新村ですが、秋久は「ここから先は後悔しかないので……」とそれ以上話したがりません。 「じゃあ何でここまで話してくれたんですか?」と食い下がる新村に、秋久は何が知りたいのかわからず戸惑います。 再び29年前、セイラは秋久に落とした本を返しました。ノストラダムスの大予言について語る秋久の思想が、洗脳されたものなのではないかとセイラは指摘します。そして「無理しない方がいいよ」と言うのでした。 帰り道、秋久は偶然出くわした「ストフリ」で活躍する江戸橋学園の宝来(鈴木仁)と家で飲むことになります。両親は不在で宝来は姉・淳子(桜井日奈子)の部屋に入っていき、暴行をくわえようとします。淳子が嫌がる声が響く中、秋久は自分の部屋でヘッドホンをして耐え忍ぶことしかできないのでしたーー。

第4話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

人気雑誌ストフリで注目されている江戸橋学園のスター宝来(鈴木仁)と自宅で飲むことになった秋久(髙橋海人)。両親がいない自宅で姉の淳子(桜井日奈子)が部屋に招き入れた宝来に襲われるのを、秋久は見て見ぬふりをすることしかできませんでした。 その後、様子のおかしい秋久から事情を聞いたドヨン(関口メンディー)は、友人と一緒に秋久を傷つけた者への復讐を計画するのでしたーー。

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ネタバレ

1年前まで神戸に住んでいて震災を経験しているドヨンは、震災以降夜空の星が怖くて見られないためプラネタリウムでリハビリ中だと語ります。寄り添ってくれたドヨンに秋久は昨夜のことを打ち明けるのでした。 秋久から話を聞いたドヨンは激怒。秋久は「1番は見て見ぬふりした自分に腹がたってる」と話し、ドヨンは「この先も傷をえぐり続けるのか?」と問います。嫌だと答え静かに涙する秋久を見てドヨンは迅速に動き出しました。 バイト中に呼び出され小屋へ秋久が行くと、そこには宝来とその友人が血まみれで倒れています。「俺たちは仲間が傷つけられたら、その相手を全力で潰す。同じだけ罪を背負い、同じだけ傷つくのがチームだ」とドヨン。 秋久は宝来とタイマン勝負をすることになり、がむしゃらに拳を振るいます。宝来が血に染まり気を失った頃、ドヨンは「お前の勝ちだ」と言い、秋久は顔をくしゃくしゃに歪めながら泣くのでした。

第5話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

セイラ(松本穂香)と秋久(髙橋海人)が歩いていると、渋谷を牛耳っている実業家の牧野(三浦貴大)がセイラに声をかけてきます。秋久を無視する牧野に突っかかると、秋久は胸ぐらをつかまれてしまうのでした。 夏がやってきて、翔(中川大志)たちチーム一同は「渋谷浄化作戦」と称しチーマー狩りを決行します。翔はそれだけでは物足りず、夏を特別にするスペシャルイベントを秋久に考えるように言うのでしたーー。

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ネタバレ

セイラに手を引かれ、秋久はホテルに入ります。ホテルではセイラにリードされっぱなしの秋久は、ホテルの部屋に入り焦りの感情が出てきました。 「セイラごめん。花火のせいかも。ちょっとどうかしてたわ、今日はやめよう」と語りかける秋久でしたが、その声はシャワーの音にかき消されてしまいます。 しかし、バスローブ姿のセイラを見た秋久はセイラにキスを強要。性的衝動に突き動かされる秋久でしたが、嫌がるセイラの姿を見ていると宝来に襲われた姉の姿が重なります。 2024年、現代の秋久(安田顕)は新村(桜井ユキ)から「母のこと父に伝えたくて」と言われ、「逃げんじゃねえよ。クソ野郎。地獄に落ちろ」という言葉を投げかけられていました。 新村の母がセイラであることは明かされていますが、父は秋久で新村が1996年生まれなことからも、このときにできた子どもだと予想することができます。

ドラマ「95(キュウゴー)」最終回予想!

原作ではチームのメンバーが20年ぶりの再会を果たし、終わりを迎える「95(キュウゴー)」ですがドラマはどんな最終回になるのでしょう。 ドラマは1995年から29年後、大人になった安田顕演じる秋久が振り返る形で描かれています。原作では20年後、秋久がセイラではない女性と結婚していることはわかりますが、そこから先はどうなったのか不明です。ドラマではアラフォーの秋久の現状までが描かれることになるでしょう。 現代の秋久が過去を後悔しており、セイラについて語りたがらないことからも、2人の恋が実ることはないと予想します。青春の輝きと痛みを描き、チームのメンバーそれぞれの歩んだ道が描かれるラストとなるでしょう。

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主演はキンプリ高橋海人!激動の1995年を生きた高校生を演じる

『95』髙橋海人
Ⓒ「95」製作委員会

主人公の「Q」こと広重秋久役を演じるのは、「King & Prince」の高橋海人です。星城学院に通い、地下鉄サリン事件に遭遇するまでは普通の成績優秀な高校生でした。翔にチームに誘われたことで、キラキラとしたかっこいい仲間たちと過ごすように。秋久がどんな青春時代を過ごすのか注目です。 演じる高橋は保育園の年長からダンスを始め、2013年7月に現在の「SMILE-UP.」に入所しました。本作がテレビ東京ドラマの初出演、初主演となり、本作でのケンカのシーンのためにクランクイン前からアクション練習を重ねていたんだそう。 秋久の「嘘をつかず自分の核を持っている」ところに憧れを感じながら演じていると語っています。

脚本・監督も豪華スタッフ陣が集結!

本作は脚本や監督など、スタッフ陣も豪華な面々が揃っています。 脚本は、映画『桐島、部活やめるってよ』(2013年)で第36回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した喜安浩平が担当。監督は映画『アルプススタンドのはしの方』(2020年)、『女子高生に殺されたい』(2022年)などを監督した城定秀夫が務めます。 キャスト、スタッフともに高い熱量を持って撮影に挑んでいるそうです。1995年の渋谷をどう再現するのかにも注目したいですね。

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1995年の渋谷が蘇る!『95』あらすじ・ネタバレは毎週更新

1995年の渋谷を舞台に、若者たちがどのような青春を過ごすのか、心の変化や時代の違いにも注目してドラマを視聴していきましょう。 この記事では、あらすじ・ネタバレを毎週更新予定です!