『虎に翼』第1週あらすじ 伊藤沙莉が法曹の世界へ！松山ケンイチがナイスアシスト

2024年度前期のNHK朝ドラ『虎に翼』。主演は伊藤沙莉で、、女性として初めて弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子をモデルに描かれています。第1週目から、困難な状況に立ち向かう主人公に勇気をもらえる展開となりました！ この記事では、『虎に翼』第1週あらすじ、視聴してみての感想を詳しく解説していきます！ 本記事にはストーリーのネタバレが含まれるため、未視聴の人は注意してください。

昭和6(1931)年。女学校に通う猪爪寅子(伊藤沙莉)は、父・直言(岡部たかし)と母・はる(石田ゆり子)に次々とお見合いを勧められる日々を送っています。寅子は結婚した自分を想像しても胸が躍らず、卒業したら学校で学んだ知識を生かしたいと思っていました。 2回のお見合いに失敗した寅子。3度目のお見合い相手・横山(藤森慎吾)に、寅子は社会情勢の知識をこれでもかと語ってしまい……。「女のくせに生意気な」と横山に言われ、3度目のお見合いも失敗に終わったのでした。

寅子の親友の花江(森田望智)は、寅子の兄・直道(上川周作)との結婚準備を進めています。花江は結婚することが夢で、寅子は花江の結婚観が普通だということを理解していました。 そんな中、はるは親戚に不幸があり故郷・香川に里帰りすることに。家事を任された寅子は、下宿人の佐田(仲野太賀)に弁当を届けるため大学へやってきました。そこで寅子は、裁判官・桂場(松山ケンイチ)が「婚姻状態にある女性は無能力者」と言っているのを聞いてしまい……。 「は？」と大声で反応した寅子。そのまま寅子は教授・穂高(小林薫)の講義を聞き、法律に興味を持ち始めます。穂高も寅子に、「明律大学女子部法科」への入学を勧めたのでした。

寅子は直言に大学進学を相談し、直言は帰ったらはるを説得すると宣言します。寅子は明律大学女子部に出願を済ませますが、直言ははるが帰ってきても何も言ってくれません。 花江は、結婚式前にはるの機嫌を損ねたくないと寅子に相談。花江は直道を好きになってから、「したたか」に自分を好きになってもらえるよう動いたことを寅子に明かします。寅子は花江に「どうしても欲しいものがあるならば、したたかにいきなさいってこと」と教えられました。 迎えた花江と直道の結婚式。寅子は盛り上がる男性たちの横で「スン」としている女性を見て、改めて結婚へのいいイメージを持てなくなりました。そして結婚式の終わりに、寅子は偶然穂高と会ってしまい……。

なんと穂高は、直言とはると知り合いだったことが判明。寅子は穂高に「試験は一応あるが、合格」と笑顔で告げられ、思わぬ形ではるに受験がバレてしまったのでした。 寅子は黙っていたことをはるに謝罪しますが、はるはまだ寅子に見合いを勧めます。翌日はると振袖を買いに行く約束をした寅子は、待ち合わせ場所の甘味処で偶然桂場と再会しました。 桂場は寅子に「女子部進学には反対。どうせ泣いて逃げ出すのがオチだ」と告げます。それを聞いていたはるは、「何を偉そうに！」と反論。はるは寅子を連れて、法律の書店へと足早に向かったのです。 はるは改めて「地獄を見る覚悟はあるの？」と確認。寅子が「ある」と言うと、はるは六法全書を購入し寅子にプレゼントします。こうして寅子は、地獄行きの切符を手に入れたのでした。 第2週から、大学女子部編がスタートします。大学に入学した寅子は仲間と出会いますが、男装の同級生・よね(土屋志央梨)とは折が合わないようで……。 第1週、寅子が結婚や女性の生き方に疑問を持つ姿にはすごく共感します。女性の生き方が制限されている当時の様子は、見ていて辛い気持ちになりました。最後、桂場はナイスアシスト！キャストも豪華で、ますます面白くなりそうです。