2024年12月10日更新

三宅健が菅田将暉の鼻を大絶賛!?【『サンセット・サンライズ』イベントレポート】

このページにはプロモーションが含まれています
「サンセット・サンライズ」完成披露試写会
撮影:宮澤優香

菅田将暉が主演し、岸善幸が監督を務める映画『サンセット・サンライズ』が2025年1月17日(金)に公開されます。この度、12月9日に都内劇場で開催された本作の完成披露試写会に岸、菅田、井上真央、三宅健、山本浩司、好井まさおが登壇しました。

AD

映画『サンセット・サンライズ』

『サンセット・サンライズ』より
(C)楡周平 / 講談社 (C)2024 「 サンセット・サンライズ 」 製作委員会

本作は、書いたドラマは必ず注目を集め期待と信頼を一身に浴びる宮藤官九郎が脚本を担当し、2023年の『正欲』で第36回東京国際映画祭最優秀監督賞と観客賞を受賞した岸が監督を務めています。 ともに東北出身でもあるふたりの異色のコラボレーションから生まれた本作は、『あゝ、荒野』(17)で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞ほか数々の映画賞を受賞して以来 、7年ぶりに岸監督とタッグを組んだ菅田を主演に迎えています。 本作は、都会から移住した釣り好きサラリーマン⻄尾晋作(菅田)と、宮城県・南三陸で生きる住⺠との交流や、人々の力強さや温かさをユーモアたっぷりに描き、その背景にあるコロナ禍の日本、過疎化に悩む地方、震災などの社会問題と向き合いながら豊かなエンターテインメントに転化させたヒューマン・コメディとなっています。

菅田将暉、レアな魚を釣ったことをさかなクンに報告

東京から三陸地方にお試し移住するサラリーンの晋作を演じた菅田は「先日、さかなクンと会ったんです」と明かし、「『釣りの映画をやりました』と宣伝したら『魚は釣りましたか?』と聞かれたんで『オウゴンムラソイを釣りました』って言ったら、5秒くらい間があってー『ギョギョッ!』って言ってくれて」「『さすがです。オウゴンムラソイはレアで…』と 5分くらい、何を言ってるかわからないくらい興奮してくれました(笑)。釣り好き、魚好きの人にも興奮してもらえる映画です!」と力強く語りました。 ちなみに、菅田は現場に全員分のTシャツを差し入れしたそうで、三宅は「すごくかわいくて気に入ってて、ずっと(自身の)ツアーでも着てました」「竹原ピストルさんも気に入っていて、“モモちゃんの幸せを祈る会”のメンバーで集まる時も着てくるし、僕のコンサートに来た時も、なぜか菅田くんのつくったTシャツで…(笑)」と明かしました。

AD

三宅健、菅田の鼻を絶賛「こんなに鼻が好きな人はいない」

三宅健
(C)楡周平 / 講談社 (C)2024 「 サンセット・サンライズ 」 製作委員会

現場での印象深い出来事や大変だったことを尋ねられると、井上は、菅田以外の面々がクランクアップとなったシーンの撮影で、あと1カットを残して突然の雨に見舞われた際のエピソードを披露。 「みんなで雨宿りをしてたんですが、時間との戦いで...。隣に菅田くんがいたんですけど『いや、もうすぐ、やむんじゃないですかね?』って(菅田が)言ったら、本当に5分くらいですーっと止んできて、パッと見たら菅田くんの後ろに虹が出てたんです。頭の中で(菅田の歌う)『虹』が流れましたよ! 『スターだ!』と思いました」と興奮気味に語りました。 三宅は、初共演となった菅田について「隣で見ると、こんなに鼻が(自身にとって)好きな人はいないなってくらい、鼻がめちゃキレイ」と菅田の鼻を絶賛。 これに対し“鼻フェチ”を自認する菅田も「井上さんも三宅さんもすごく鼻がきれいです。ずっと見てました」と返し、これに三宅が「いや、絶対にそっちの鼻のほうがキレイ。こんな鼻の人、いないから!」となぜか2人で延々と“鼻キレイ”トークを繰り広げ、好井は「これ一生聞いていられるな…」としみじみと語り、会場は笑いに包まれました。

AD

菅田将暉の幸せな瞬間は“なんでもない時間”

菅田将暉
(C)楡周平 / 講談社 (C) 2024 「 サンセット・サンライズ 」 製作委員会

さらに、フリップを使ったトークコーナーでは、映画にちなんで登壇陣それぞれの「自分なりの幸せ」について質問。菅田は「無の時間」を書かれたフリップを掲げ「エレベーターを待っている時だったり、突然訪れる“何でもない時間”がすごく好きです」と多忙なさなかに訪れるふとした無の瞬間が幸せだと語りました。 そして「家族から雑に扱われる」と書いた好井。仕事が入ってしまった好井を除いて、9歳の双子の娘たちと妻の3人がUSJに遊びに行った際のエピソードを明かしました。 好井は、「『何でも買っていいけど、ハリー・ポッターのボールペンだけは買ってきて』とお願いしてたんですよ、大好きだから。で、2泊3日で帰ってきたんですけど、見たことないキャラクターの4本入りのシャーペンを買ってきて」と苦笑い。 続けて、「『ボールペンじゃないし、ハリー・ポッターじゃないし、雑過ぎる!』と言ったら、娘が『まあいいじゃん』と言って、もう一人の娘も『もういいでしょ、パパ』って言うし、奥さんも『もういいじゃん』って。『それより見て!』って買ったものの包装を開けて、ゴミを僕に渡すんです。『いや、ゴン箱ちゃうから!』って言ったら、娘が『パパ、ゴン箱じゃなくてゴミ箱!』って。幸せやなぁ…って」と家族との幸福なやりとりを明かすと、菅田らも「いい話ですねぇ」とうなずいていました。

吹き出し アイコン

菅田さんが話す「無の時間」は、誰にとっても必要で穏やかな幸せな時間だと思うし、好井さんの「家族に雑に扱われる」エピソードは、愛ゆえのあたたかな雑さを感じられて微笑ましかったです!