映画「ウィキッド」のキャスト・日本語吹き替え声優一覧!けみお(kemio)は何役で出演してる?【ふたりの魔女】
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- 映画『ウィキッド ふたりの魔女』のキャスト・日本語吹き替え声優一覧
- 【エルファバ】シンシア・エリヴォ(吹き替え:高畑充希)
- 【グリンダ】アリアナ・グランデ(吹き替え:清水美依紗)
- 【フィエロ】ジョナサン・ベイリー(吹き替え:海宝直人)
- 【ネッサローズ】マリッサ・ボーディ(吹き替え:田村芽実)
- 【ボック】イーサン・スレイター(吹き替え:入野自由)
- 【ファニー】ボーウェン・ヤン(吹き替え:kemio)
- 【シェンシェン】ブロンウィン・ジェームズ(吹き替え:ゆりやんレトリィバァ)
- 【マダム・モリブル】ミシェル・ヨー(吹き替え:塩田朋子)
- 【オズの魔法使い】ジェフ・ゴールドブラム(吹き替え:大塚芳忠)
- 【ディラモンド教授】ピーター・ディンクレイジ(吹き替え:山寺宏一)
- ブロードウェイ&劇団四季版のキャストも登場!
- 映画「ウィキッド」はキャストも多様性を体現
- 映画『ウィキッド ふたりの魔女』は吹き替え・キャストも豪華!
映画『ウィキッド ふたりの魔女』のキャスト・日本語吹き替え声優一覧
映画『ウィキッド ふたりの魔女』のあらすじ
緑色の肌で周囲から疎まれる魔女・エルファバ(シンシア・エリヴォ)と、裕福な家庭で育ち人気者の魔女・グリンダ(アリアナ・グランデ)は、大学寮でルームメイトになります。正反対の2人は、反発し合いながらも徐々に友情を深めていきました。 ある日、魔力の強いエルファバは学長のマダム・モリブル(ミシェル・ヨー)からオズの魔法使いがいるエメラルドシティへと行くよう促され、グリンダを誘いますがーー。
【エルファバ】シンシア・エリヴォ(吹き替え:高畑充希)

エルファバは父や周囲から疎まれ、孤独を感じ続けてきた魔女。 エルファバ役を演じたのは、シンシオ・エリヴォです。舞台ではトニー賞・ミュージカル主演女優賞受賞、映画ではアカデミー賞・主演女優賞ノミネート、と高い演技力が評価されている名女優。 そんな実績十分の彼女も、オーディションを受けており「オーディションを受けると自分が掴んだという使命感が生まれる」と好意的に振り返っています。 吹き替えは「ピーター・パン」や「ミス・サイゴン」など、舞台経験が豊富な人気女優・高畑充希が担当。小さい頃から「ウィキッド」の大ファンだったため「映画公開を聞いて、絶対に参加したい!」と熱意を持ってオーディションに臨みました。
「Defying Gravity(自由を求めて)」のエルファバで涙が……。舞台装置での臨場感とはまた違った、躍動感のある動きにシンシアの力強い歌声が合わさって鳥肌もの!観劇ファンにも見てほしい!
(20代男性)
【グリンダ】アリアナ・グランデ(吹き替え:清水美依紗)

グリンダは魔法の才能はないものの、天真爛漫で人気者の魔女です。 グリンダ役を演じたのは、アリアナ・グランデ。世界的な歌姫でありながら、アリアナもオーディションでグリンダ役を射止めました。 「役を演じられなければ病んでいたかも」と語るほど、グリンダ役を熱望。約3か月のボイストレーニングと演技練習を重ね、監督からも「アリアナの話し方でも歌い方でもなかった」と、役への入り込みに賛辞を送っています。 吹き替えを担当したのは、歌手でミュージカル俳優の清水美依紗です。「次世代アリアナ・グランデ発掘オーディション」で特別賞を受賞したことから一躍有名になった、生粋のアリアナファン。「彼女の夢が叶った作品で声を当てられて嬉しい」とコメントしています。
映画ならではの愛らしい世界観に、グリンダが歌う「Popular(ポピュラー)」が本当にぴったりでした!アリアナのチャーミングな表情と透き通るような歌声も楽曲とマッチしています。
(10代女性)
【フィエロ】ジョナサン・ベイリー(吹き替え:海宝直人)

フィエロは転校生としてシズ大学にやってきた、ウィンキー国の王子です。 フィエロ役を演じたのは『ジュラシック・ワールド 復活の大地』(2025)への出演も決定している、今注目の俳優・ジョナサン・ベイリー。2人の魔女と接する中で成長していくフィエロと重ねて「シンシアとアリアナの演技を見て、自分も導いてもらった」とコメントしています。 吹き替えはミュージカルで活躍する俳優・海宝直人が担当。海外まで観に行くほどの原作ファンで「繊細な心の揺れ動きをしっかり伝える」ことを意識して役に挑みました。
【ネッサローズ】マリッサ・ボーディ(吹き替え:田村芽実)

ネッサローズは足が不自由なため、車椅子で生活するエルファバの妹です。 ネッサローズを演じたのは、11歳から車椅子で生活する女優・マリッサ・ボーディ。1年間さまざまなオーディションを受け続け、本作で念願の長編作品デビューとなりました。 吹き替えはハロー!プロジェクトのアイドルグループ「アンジュルム」を卒業後、女優として活躍する田村芽実が担当。演技では「純粋さの内にある意志の強さ」を意識したと語っています。
【ボック】イーサン・スレイター(吹き替え:入野自由)

ボックはグリンダに想いを寄せる、マンチキン国出身の青年。 ボックを演じたのは、トニー賞のノミネート歴もある俳優のイーサン・スレイターです。 オーディションの知らせが届いた日、偶然にもブロードウェイ版のボッツ役、クリストファー・フィッツジェラルドと一緒にいたそう。「(彼が演じた)エネルギーの塊のようなボッツ」の部分も残したと語っています。 吹き替えは『千と千尋の神隠し』(2001)のハク役でおなじみ、声優の入野自由が担当。「リハーサルで映像を観るときから鳥肌が立った」とファン目線の想いも口にしています。
【ファニー】ボーウェン・ヤン(吹き替え:kemio)

ファニーはゴシップが大好きな同級生です。 ファニー役はコメディアンや作家となどさまざまな顔を持つ俳優、ボーウェン・ヤンが演じています。 吹き替えにはなんとインフルエンサーからモデル、タレントまで幅広く活躍するkemio(けみお)が大抜てき。自身のYouTubeチャンネルでは、アフレコ現場の密着動画も公開しており「こんだけ泣いたことないってぐらいボロボロ泣いた」とkemioらしさ全開で感想を語っています。
【シェンシェン】ブロンウィン・ジェームズ(吹き替え:ゆりやんレトリィバァ)

シェンシェンはファニーといつも一緒にいる、グリンダの同級生です。 シェンシェン役は女優のブロンウィン・ジェームズが演じました。楽しかった撮影の1つとして「What is this Feeling?(大嫌い!)」の食堂で踊ったダンスを挙げ「ナイフや食品を使うからテーブルマナーの勉強を思い出した」と振り返っています。 シェンシェン役はNetflixドラマ『極悪女王』(2024)の熱演も記憶に新しい、芸人・ゆりやんレトリィバァが担当。本作は「自分だけじゃないんだと気づかせてくれる」と語っています。
【マダム・モリブル】ミシェル・ヨー(吹き替え:塩田朋子)

マダム・モリブルはエルファバの才能にいち早く注目する、魔法学の権威です。 オスカー女優のミシェル・ヨーが演じています。本作の監督、ジョン・M・チュウと友人関係であり、監督自らが電話して、本作への出演が決まりました。 吹き替えは文学座所属の女優・塩田朋子が担当しています。記者会見でミシェル・ヨーの歌声に触れ「愛らしい表情が、言葉に乗せて語られているよう」と表現しており、彼女の演技を壊さないよう努めたと語りました。
【オズの魔法使い】ジェフ・ゴールドブラム(吹き替え:大塚芳忠)

オズの魔法使いは、文字通りオズの国を統治する魔法使いです。 役を演じたのはジェフ・ゴールドブラム。「ジュラシック・パーク」シリーズを始めとして、数々の映画史に残る名作に出演する俳優です。作中の「シンシアとミシェルが揃ったシーンを演じ終えて、もういつでも死ねる」と本作の出来に大満足しています。 吹き替えは、レジェンド声優の大塚芳忠が担当しました。ジェフ・ゴールドブラムの声を何作も担当していますが、歌唱は意外にも初挑戦。公開前には「仕上がりにドキドキ」と語っていました。
【ディラモンド教授】ピーター・ディンクレイジ(吹き替え:山寺宏一)

ディラモンド教授は言葉を話せるヤギ。歴史学の授業を担当していますが、グリンダからは「過去の話ばかり」と言われてしまいます。 ディラモンド教授は「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズのティリオン・ラニスター役でおなじみの俳優、ピーター・ディンクレイジーが演じました。 吹き替えはこちらもレジェンド声優の山寺宏一が担当。作中で難題が待ち受ける役柄に対しては「迫害される事への恐れや怒り」も含めて演じたと語っています。
ブロードウェイ&劇団四季版のキャストも登場!
イディナ・メンゼル(吹き替え:岡村美南)

作中で登場する劇「Wizomania(魔法マニア)」では、ブロードウェイ版「ウィキッド」で初代エルファバを演じたイディナ・メンゼルが登場しました。 さらに吹き替えには、劇団四季でエルファバを演じた岡村美南を起用。キャストと吹き替え、どちらにもサプライズを用意し、往年の「ウィキッド」ファンを驚かせました。
クリスティン・チェノウェス(吹き替え:谷原志音)

同じくイディナ・メンゼルと一緒に登場したのが、ブロードウェイ版「ウィキッド」で、初代グリンダを演じたクリスティン・チェノウェス。なんと当時バックステージでアリアナと写真を撮っており、Instagramで写真とともに「この役を運命づけられていた。おめでとう!」と言葉を贈っています。 吹き替えは劇団四季でグリンダ役を演じた谷原志音が特別出演しました。
映画「ウィキッド」はキャストも多様性を体現

「ウィキッド」では、エルファバの肌の色による差別や、動物たちの締め出しなど「差別・排斥」といった問題が色濃く描かれています。そんな本作は、さまざまなバックグラウンドを持つキャスト起用も含めて、社会の「多様性」のあり方に一石を投じる作品となっています。 メインキャストのシンシア・エリヴォは、2022年にバイセクシャルであると公表。コミュニティへの多大な貢献に対して、LGBTセンターから表彰もされました。グリンダ役のアリアナ・グランデは、兄・フランキーがゲイであり、同性愛嫌悪に反対する団体を支援しています。 さらに、脇を固めるジョナサン・ベイリーやボーウェン・ヤンもゲイを公表した俳優です。また、ネッサローザ役には、役柄と同じ車椅子ユーザーのマリッサ・ボーディを起用し、現場ではバリアフリーも徹底しました。
映画『ウィキッド ふたりの魔女』は吹き替え・キャストも豪華!

『ウィキッド ふたりの魔女』(2025)の超豪華な吹き替え・キャストを紹介しました。 原作が大好きな俳優・吹き替え声優陣の熱意もあって、日本でも大ヒットを記録しています。エルファバとグリンダの美しい歌声をぜひ映画館で堪能してください!