2025年4月期、フジテレビ木曜劇場枠にてドラマ『波うららかに、めおと日和』が放送されます!主演を務めるのは、2025年1月期に続いて2クール主演を務めることになった芳根京子です。 この記事では『波うららかに、めおと日和』のあらすじ・原作ネタバレまで詳しく解説していきます。 本記事にはストーリーのネタバレが含まれるため、未視聴の人は注意してください。
タップできる目次
- 『波うららかに、めおと日和』作品概要・あらすじ
- 【ドラマ】第1話のあらすじ・ネタバレ
- 【ドラマ】第2話のあらすじ・ネタバレ
- 【ドラマ】第3話のあらすじ・ネタバレ
- 【ドラマ】第4話のあらすじ・ネタバレ
- 【ドラマ】第5話のあらすじ・ネタバレ
- 【ドラマ】第6話のあらすじ・ネタバレ
- 【ドラマ】第7話のあらすじ・ネタバレ
- 【ドラマ】第8話のあらすじ・ネタバレ
- 【原作】最新巻までのあらすじ・ネタバレ
- 【原作】第1巻のあらすじ・ネタバレ
- 【原作】第2巻のあらすじ・ネタバレ
- 【原作】第3巻のあらすじ・ネタバレ
- 【原作】第4巻のあらすじ・ネタバレ
- 【原作】第5巻のあらすじ・ネタバレ
- 【原作】第6巻のあらすじ・ネタバレ
- 【原作】第7巻のあらすじ・ネタバレ
- 【考察】戦争は描かれる?結末は?
- 『波うららかに、めおと日和』キャスト
- 『波うららかに、めおと日和』監督・脚本家
- 『波うららかに、めおと日和』ドラマオリジナルの展開に注目!
『波うららかに、めおと日和』作品概要・あらすじ
タイトル | 『波うららかに、めおと日和』 |
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放送時間 | 毎週木曜よる10時~10時54分 |
キャスト | 芳根京子 , 本田響矢 |
監督 | 平野眞 |
脚本 | 泉澤陽子 |
原作 | 西香はち『波うららかに、めおと日和』(講談社) |
このドラマの原作は、西香はちの漫画『波うららかに、めおと日和』。講談社の「コミックDAYS」にて2022年10月から連載中で、原作もまだ完結していません。 原作は30代~50代女性から圧倒的支持を集める人気漫画。今回は待望の実写化となります!
あらすじ
舞台は昭和11年。主人公・江端なつ美(芳根京子)(旧姓:関谷)は突然、父親に「嫁ぎ先が決まった」と告げられ帝国海軍に勤める江端瀧昌(本田響矢)と結婚することに。しかし結婚式当日に海軍の訓練で瀧昌が来られなくなり、なつ美は「写真」相手と式を挙げることになったのでした。 その後海軍の演習を終えた瀧昌と初対面を果たしたなつ美ですが、無口な瀧昌に困惑。恋愛経験のないなつ美は懸命に妻として瀧昌を支えようとし、次第に瀧昌の優しさに気づいていき……。
【ドラマ】第1話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
昭和11年の春。なつ美(芳根京子)は父・篤三(高橋努)から、突然結婚話を言い渡されます。しかも式は1週間後。挙式当日、帝国海軍の中尉である新郎の瀧昌(本田響矢)は、なんと急な訓練のため式に出席しなかったのです。 なつ美は瀧昌の「写真」の隣で、花嫁衣裳を着ていました。その後つ美は仲人である瀧昌の上官の家に居候させてもらい、上官の妻・郁子(和久井映見)と2週間も瀧昌の帰りを待っていて……。
ネタバレ
いよいよ瀧昌が帰宅。男性と話す機会が少なかったなつ美は動揺し、2人には気まずい空気が流れます。少し手が触れただけでドギマギしてしまう2人。こうしてウブな新婚生活が始まったのです。 緊張していた初夜は、布団がなくうたた寝のような形で終わりました。翌日瀧昌は帰宅しなかったため、なつ美は面会に行くことに。なつ美は瀧昌に面会に来るような女性がいないことに安心し、「一緒に家へ帰りますか」と2人で家に戻ります。 そんな中、瀧昌の友人で甘味屋の坂井(戸塚純貴)に出くわし、坂井に「嫁さん」となつ美を紹介する瀧昌。その後2人は名前で呼び合うことにし、緊張しながらも何とか名前を呼び合いました。 夜。初夜に何をするか分かっていないなつ美に、瀧昌は「私たちは距離を縮めることが先です」と手を握ります。その夜2人はずっと手を繋いだまま眠り……。 翌日、瀧昌は「詳細は言えませんが、しばらく家をあけます。お元気で」と出勤します。瀧昌は 2ヶ月経っても帰って来ず、なつ美の元にある電報が届いたのでした。
【ドラマ】第2話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
ぎこちない新婚生活を送るなつ美(芳根京子)と瀧昌(本田響矢)。そんな中、瀧昌は仕事で2ヶ月間家を空けることになり、なつ美の元に瀧昌から電報が届きます。 明後日になつ美と瀧昌が会うことを知った母屋に住む郁子(和久井映見)は、「新婚旅行ね!」と張り切って準備を手伝います。ピンクのワンピースを着て待ち合わせ場所に向かったなつ美。そこに、白い軍服制帽姿の瀧昌がやってきて……。
ネタバレ
お互いを、「かわいい」「かっこいい」と思った2人。その後パン屋で初めてのクリームパンを食べ、2人は海を眺めます。 旅館の部屋に戻ると、布団が2枚並んで敷いてありました。緊張するなつ美に対し、瀧昌は窓を開けて「星や太陽から艦の位置を割り出す仕事がある」と星を見ながら話し始めます。 そのまま手を握り、初めての接吻をした2人。しかしなつ美は酸欠で倒れてしまい、朝を迎えます。翌朝うどんを食べに行こうと話していた時に、海軍から呼び出しの連絡が入ってしまったのでした。 なつ美は実家に帰省し、久しぶりに幼馴染の瀬田(小宮璃央)と再会。瀬田はよくなつ美をいじめていましたが、実はなつ美のことがずっと気になっている様子。 瀧昌は、なつ美が幼馴染の瀬田に会っていたことを知り動揺します。瀬田のことを聞き出したい気持ちの瀧昌ですが、なつ美は家族のことをいろいろと話していました。 すると瀧昌は突然「食事が終わったらすぐにお風呂に入ります。なつ美さんもすぐに入ってください。今夜、初夜を最後までします」と宣言し……!
【ドラマ】第3話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
嫉妬から「初夜をする」となつ美(芳根京子)に言ってしまった瀧昌(本田響矢)でしたが、2人は焦らずに前に進むことに。翌日散歩をしていた瀧昌は、秘密の場所があるとなつ美に伝えます。 そこは初夏になるとたくさんの蛍が見られる小さな川。話を聞いたなつ美は、「我が家の恒例行事として蛍を見に行きたい」と言い、瀧昌は嬉しくなったのでした。 その後瀧昌は上官から背広を作るように言われ、なつ美と共に初めてのテーラーへ。接客してくれた少年を見て、子供が欲しいと感じるなつ美と子供が苦手な瀧昌。ですが瀧昌も、なつ美に似た子供がいたら可愛いだろうなと思うようになり……。
ネタバレ
それからなつ美は、子供が欲しいので子宝神社に行きたいと言い出します。瀧昌は、子供は初夜と同じことをしないと授かれないと明かし、なつ美は驚きました。そしてなつ美は、購入していたトンボのカフスボタンを瀧昌にプレゼントします。 翌日2人は写真館で写真を撮影。明日瀧昌がまた出発してしまうと知り、なつ美は号泣してしまいます。瀧昌は母が父にしていたように自分の髪を切ってほしいと伝え、なつ美は瀧昌の髪を切りました。 瀧昌が仕事に出た後、なつ美は海軍士官の妻の集まりである「花筏の会」に参加。不慣れななつ美は、会長の姪で独身の芙美子(山本舞香)に助けられながら準備を進めます。 するとなつ美は、会長(筒井真理子)にお茶を出した時にこぼしそうになり……!
【ドラマ】第4話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
「花筏の会」でお茶をこぼしそうになったなつ美(芳根京子)ですが、ギリギリセーフ。会に参加したなつ美は瀧昌(本田響矢)の過去を知ることも大事だと言われ、つい瀧昌の過去が気になってしまいます。 そんな時、芙美子(山本舞香)が家にやってきます。2人は一緒にライスカレーを作り、郁子(和久井映見)を誘って一緒に食べることに。そこでなつ美は、郁子に瀧昌の過去について聞いてみたのですが……。
ネタバレ
実は、郁子も瀧昌が柴原家に来る前のことは知らないとのこと。なつ美はその後寝てしまったのですが、郁子が芙美子に「瀧昌は自分を軽んじるところがあるから、2人の結婚を急かしてしまった」と言っているのを聞いてしまいます。 後日、妹のふゆ子(小川彩)と幼馴染の瀬田(小宮璃央)が訪ねてきます。そこに瀧昌も帰宅。瀬田を不審者だと思った瀧昌は、なんと瀬田を投げ飛ばしてしまいました。 誤解が解けた2人は、どうやら気が合う様子。しかし瀧昌はなつ美に「他の男と仲良くしないで」と告げたのでした。 夜、瀧昌はなつ美は自分と結婚したせいで寂しい思いをさせてしまっていると呟きます。なつ美は結婚に後悔はないと言い、瀧昌の過去を聞き出しました。瀧昌は父と母を14歳で亡くし、親戚の家で厳しく当たられたとのこと。 親戚が父の恩給を横取りしていると分かり、瀧昌は歩いて柴原家へ。なつ美は怒りに震えますが、瀧昌は父が夜間練習中の事故で亡くなったことは明かしませんでした。 瀧昌はまたしばらく家を空け、離れ離れの生活に。なつ美は花筏の会で出会った潤子(小島藤子)から、「艦が沈んだ」と聞かされ……。
【ドラマ】第5話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
瀧昌(本田響矢)が出立して数週間が経ち、なつ美(芳根京子)は潤子(小島藤子)から「艦が沈んだ」と聞かされショックを受けます。郁子(和久井映見)からそれは過去にあったことと説明されるも、「明日有事があってもおかしくない」と意識を新たにしました。 11月、瀧昌から「アサッテカエル」と手紙が届きます。風邪をひいて全く声が出なくなってしまったなつ美は、偶然家にやってきた芙美子(山本舞香)に瀧昌に風邪がバレないよう間に入ってほしいと頼み……。 2人は久しぶりに帰ってくる瀧昌のために、コロッケを作ったり編み物をしたりして帰りを待ちました。しかし夜遅くになってもなかなか帰ってきません。
ネタバレ
ようやく帰宅した瀧昌は、泥酔し同僚の深見(小関裕太)に寄りかかっていました。ショックを受けたなつ美は瀧昌を追い出し、翌日瀧昌はなつ美に謝罪します。 すると芙美子が「仕事を言い訳にするのはいささか卑怯では?」と言い、「家主を締め出すのはそれこそ失礼なのでは?」と言い返す深見。2人の言い合いが始まってしまいます。 瀧昌となつ美はすぐに仲直りし、なつ美は実は芙美子が深見に気があるのではと勘違い。2人の仲を取り持とうと張り切りるも、芙美子は深見を特に好きだったわけではないことに気づきます。ですが深見は芙美子を「興味深い」と感じ、日曜に喫茶店で会いたいとなつ美に伝言を託しました。 芙美子も誘いに乗ることにし、迎えた当日。なぜかなつ美と瀧昌は学生服に着替えていて……。
【ドラマ】第6話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
芙美子(山本舞香)と深見(小関裕太)が喫茶店で会うことになり、変装して様子を見に行ったなつ美(芳根京子)と瀧昌(本田響矢)。深見たちにバレバレの2人でしたが、デート気分を味わいながら芙美子たちを見つめます。 すると深見は芙美子に「私はあなたを理想の結婚相手だと考えています」と打ち明けます。深見は結婚に恋情はいらないと考えており、芙美子は理解を示しながらも提案を断りました。 なつ美は母・さつき(紺野まひる)から手紙を受け取り、いつ実家に来るのかと問われます。なつ美を喜ばせたい瀧昌は「すぐに帰ろう」と言い、2人はなつ美の実家へ。そこには瀧昌を見定めようとするなつ美の姉たちがいて……。
ネタバレ
なつ美の姉・はる江(森カンナ)とあき奈(咲妃みゆ)は、なつ美を心配し瀧昌の様子を伺います。姉たちはなつ美に子作りのことを聞くも、「心の準備ができていない」とまだ初夜を迎えていないことに驚きました。 さつきは、なつ美と瀧昌は結婚前に会っていたと報告。2人はその記憶がなく、近所を散策しながら記憶を思い返します。すると駅舎で話をしている時、観劇で隣で寝ていたのがなつ美と瀧昌だったことを思い出しました。 そしてその時、具合が悪くなったなつ美を助けたのは瀧昌で、なつ美をお姫様抱っこで病院まで運んでいたことが判明。連絡先を見たなつ美の父が、こっそり縁談の話を進めていたのでした。 夜、2人は運命の出会いを果たしていたことについて語ります。2人は同じ布団に入り、「私がこの手で触れてほしいのは、後にも先にも瀧昌様だけですよ」と抱きしめ合い……。こうして無事、初夜を迎えたのでした。
【ドラマ】第7話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
昨夜のことを思い出し、恥ずかしさでいっぱいのなつ美(芳根京子)は、翌朝の朝食づくりをことごとく失敗。瀧昌(本田響矢)も心穏やかではなく、2人はしょっぱい味噌汁を啜りました。 年末が近づき、郁子(和久井映見)は瀧昌にも大掃除を手伝わせたらいいとなつ美にアドバイス。しかし瀧昌に頼むことができず、重い荷物をしまう時にバランスを崩しそうになります。すると瀧昌は「家族なんだし頼ってほしい」と、なつ美に掃除の指示を求め……。
ネタバレ
なつ美たちの家で餅つきが行われ、芙美子(山本舞香)と深見(小関裕太)も訪ねてきます。なつ美はわざわざ2人に買い出しを頼み、仲を取り持とうとしました。すると2人は、八百屋の店先で少年がりんごを盗んでいるのを発見します。 少年の母は亡くなり父は病気で、お腹をすかせた弟妹のために盗みを働いてしまったという少年。芙美子は少年の代わりに代金を払い、深見は少年に新聞配達の仕事を紹介したのでした。 すごろくを楽しみながら新年を迎えたなつ美と瀧昌。妹に贈り物をしたいというなつ美のために、郁子は百貨店の外商・山崎(竹財輝之助)を紹介します。瀧昌は指輪をなつ美に贈ることにし、お互いの名前の頭文字を彫ったお揃いの指輪を作りました。 しかし受け取りは1ヶ月後。どうしても2人で取りに行きたいということで、半年後に必ず2人で取りに行こうと約束をしたのでした。
【ドラマ】第8話のあらすじ・ネタバレ
放送後に更新します!
【原作】最新巻までのあらすじ・ネタバレ
原作漫画は2025年1月に第7巻が発売され、まだ完結していません。よってドラマではオリジナルの展開で描かれると予想します。
【原作】第1巻のあらすじ・ネタバレ
昭和11年春、なつ美は父から突然、帝国海軍中尉・江端瀧昌との縁談を告げられます。 しかし、瀧昌は訓練で不在のため、なんと結婚式は瀧昌の写真と二人きりで行われることに……。 後日、初めて瀧昌に対面したなつ美ですが、無表情で不愛想な瀧昌が何を考えているかわからず困惑します。しかし瀧昌は女性への接し方に慣れていないだけで、本当は心の優しい男性でした。同じく男性経験のないなつ美でしたが、瀧昌の人柄に触れるにつれ、彼を愛おしく思い始めます。 そんな中、突然瀧昌が連絡もなく帰ってこない日がありました。同じく海軍の旦那を持つ郁子から「何も言わずに家を空けるのは当たり前。」、「不在の間家の留守をしっかりと守る、それが私たちの仕事なのよ。」と教えられるなつ美。 一方、瀧昌は「先」がいつなくなるかわからない自分の仕事を自覚しつつ、帰る家になつ美がいることに安心感を覚えます。そして2人は結婚式のやり直しをすることにしたのです。
【原作】第2巻のあらすじ・ネタバレ
海に出ている瀧昌と会えないなつ美でしたが、手紙のやり取りでさびしさを紛らわせます。ぎこちなさは残りつつも、2人の心の距離は少しずつ、確実に近づいていました。 そして2か月ぶりに鳥羽で会うことになった2人。洋装で現れたなつ美がかわいすぎて、瀧昌は直視できません。 旅館に泊まることになった2人は、夜、明かりを消して星空を眺めながら話をします。見つめられると恥ずかしいと言うなつ美に、瀧昌は目を閉じるかわりに触れたいと返す瀧昌。そんな瀧昌の手を自分の頬にくっつけるなつ美に我慢できなくなった瀧昌は、なつ美を引き寄せて口づけをしました。 何度も唇を重ねる2人。しかしなつ美が酸欠で意識を失ってしまい、初夜とはなりませんでした。 それからしばらくして、再び家に戻ってきた瀧昌。なつ美が幼なじみの男性「瀬田君」に会っていたことを知った瀧昌は不安になり、「今夜初夜を最後までします」と宣言しました。そしてついに2人は結ばれます。
【原作】第3巻のあらすじ・ネタバレ
ついに「初夜」を成功させたなつ美と瀧昌。翌朝からラブラブモード全開かと思いきや、恥ずかしさが勝ってしまい、よりぎこちない関係になってしまいます。しかし相手を思う気持ちはどんどん強くなっていました。 瀧昌が再び海に出るまでの間、2人はテーラーへ行ったり、銭湯へ行ったりと夫婦水入らずの時間を満喫します。また亡くなった両親の話や、過去の生い立ちをなつ美に打ち明けた瀧昌。お互いのことをより知っていく2人の結びつきは、さらに深まるのでした。 幸せな日々を過ごしたなつ美でしたが、再びいなくなる瀧昌を前に、思わず涙がこぼして「寂しい」と口にしてしまい……。そんななつ美に瀧昌は「後ろ髪を引かれる思いを断ち切るという決意と、必ず帰るという約束」として自分の髪を切らせるのでした。 そして瀧昌が出発した後、なつ美は海軍士官の妻たちが集まる会に出席します。しかしそこでなつ美は海軍の戦艦が沈没してしまったという情報を聞いてしまうのです。
【原作】第4巻のあらすじ・ネタバレ
軍艦が海に沈んだという情報はあくまでも噂でしたが、なつ美は不安のあまり夜も眠れません。 しかしその後、郁子から沈んだのは瀧昌の乗る艦ではなく、彼が無事であることが知らされます。安堵し涙ぐむなつ美に、郁子は「明日有事があってもおかしくない、そんな仕事をしているの。それだけは覚えておいてね。」と優しく声をかけるのでした。 その夜、なつ美は海軍士官に嫁いだ者として覚悟を新たにします。 しばらくして、無事に帰宅した瀧昌。ある日、なつ美は瀧昌のためにセーターを編もうと考えます。しかし寸法がわからず、なつ美は瀧昌が眠っている間にこっそり彼の体を測り始めました。 ところが実は起きていた瀧昌。我慢できなくなった瀧昌は「何をしているんですか」となつ美を抱きかかえます。なつ美は動揺しますが、彼の温かいぬくもりに思わず瀧昌を抱きしめ返しました。 そしてなつ美への愛しさがあふれた瀧昌は、なつ美を押し倒し……。
【原作】第5巻のあらすじ・ネタバレ
瀧昌と熱すぎる夜を過ごしたなつ美は、なかなか瀧昌を直視することができません。一方、季節ごとに寝具を用意し、料理や風呂など、瀧昌のために日々準備をするなつ美に、瀧昌は感謝するのでした。 瀧昌が用意したこたつに入ったなつ美は、「こうやって並んで座っているのが なつ美さんで良かった」という瀧昌の言葉に心から嬉しくなります。 そんな中、瀧昌はなつ美と共に彼女の実家を訪れました。結婚式に参加できなかった瀧昌は、あらためてなつ美の家族に挨拶をしにきたのです。すると少し緊張した空気が流れる中、なつ美の母が口を開きました。「実はね、この2人は、ずっと昔、まだお互いがほんの子供だった頃に、一度だけ会っているんですよ」と……。 瀧昌の誠実で優しい人柄に触れ、さらに幼い頃から運命的につながっていたことを知ったなつ美の父や姉たちは、心から瀧昌を歓迎するのでした。 一方で戦争が少しずつ近づいてきている気配もあります。果たしてなつ美と瀧昌は、このまま穏やかで幸せな日々を続けていくことはできるのでしょうか。
【原作】第6巻のあらすじ・ネタバレ
大晦日を迎えたなつ美と瀧昌。初めて夫婦2人で過ごす年越しともあり、なつ美は“瀧昌にとって特別な大晦日にする”と意気込みます。 しかし年越しそばを食べ、日付が変わるころ、なつ美は睡魔に襲われました。必死に起きていようと頑張るなつ美を見た瀧昌は、「双六をしましょう」と提案します。2人は結婚してから今までの双六を作ることにしました。結婚生活を振り返りながら、2人はマスを埋めていきます。 ついに年が明け、なつ美と瀧昌は初詣を済ませた後、百貨店を訪れました。すると瀧昌は、なつ美のために口紅を選び、プレゼントしたのです。 瀧昌がプレゼントに口紅を選んだ理由は、「誰かのためではなく、自分自身の好きな色を見つけて、もっと自信を持って輝いてほしい」というなつ美への願いが込められていました。 夜、帰宅したなつ美はさっそく口紅をひいてみます。「あなたの好きな色?」と恥ずかしそうにほほ笑むなつ美に、瀧昌は「あなたが笑えば海は穏やかだ」と返し、2人はキスをするのでした。
【原作】第7巻のあらすじ・ネタバレ
再び仕事で長期間家を空けている瀧昌。なつ美は瀧昌がいない寂しさを埋めるべく、彼への手紙をしたためます。またなつ美は郁子といっしょに化粧の練習をするなど、自分なりの楽しみを見つけ、有意義な時間を過ごしていました。 また、なつ美は瀧昌がいない時にこそ自分を磨こうと決意し、タイピングの練習を始めます。 一方、なつ美からの手紙を受け取った瀧昌は、手紙に描かれた絵が何かわからず頭を悩ませます。瀧昌に相談された部下は「裁縫で何かを作ったのでは ないでしょうか? 中尉の奥様 裁縫お得意ですよね。」と話しました。以前、瀧昌の服のほつれが直されているのを見た部下は、あまりにもきれいで感動したため、覚えていたのです。 自分の妻をほめてくれた部下に心をよくした瀧昌は、彼に高価な煙草をプレゼントするのでした。 そんな中、ついに戦争の影が忍び寄ります。時代は日中戦争が勃発する1937年を迎え、なつ美と瀧昌はどうなってしまうのでしょうか……。
【考察】戦争は描かれる?結末は?
7巻の時点では戦争が開始したという明確な描写はありません。しかし7巻のラストは確実に戦争が近づいている不穏な雰囲気が描かれ、時代設定も史実で日中戦争が勃発した1937年に足を踏み入れました。 漫画は完結していないため、戦争がどのように描かれるのかはまだわかりませんが、ドラマオリジナルでは戦争が色濃く描かれる可能性もあると予想します。なぜなら監督の平野はドラマ「PICU」(2022年)や「監察医朝顔」シリーズなどで病気や震災などシリアスな内容も扱っているからです。 瀧昌が帝国海軍の中尉であるという設定や、時代背景からしても、戦場へ赴くことは避けられません。国のために危険な戦地へ向かう瀧昌と、彼の無事を願いながら待ち続けるなつ美の運命が描かれることが予想されます。 しかし漫画の空気感や、脚本担当の泉澤がハッピーなラブコメを得意としていることから、最終回の結末はハッピーエンドの可能性が高いでしょう。戦争の無慈悲さや、なつ美と瀧昌の危機を描きながらも、胸キュンエピソードをうまく織り交ぜたストーリー展開になるのではないでしょうか。 いずれにせよ、これまで仲睦まじい様子やキュンが止まらないエピソードを展開しているなつ美と瀧昌の幸せを願わずにはいられません。
『波うららかに、めおと日和』キャスト
江端(関谷)なつ美役/芳根京子

主人公・江端なつ美(えばた・なつみ)を演じるのは、芳根京子です。なつ美は4姉妹の三女で、旦那不在という波乱の幕開けから始まった夫婦生活を送ることに。ピュア妻となったなつ美の、初々しくもじれったい夫婦生活が始まります。 演じる芳根は、2025年1月期に『まどか26歳、研修医やってます!』でも主演を務めたばかり。「木曜劇場」枠での主演は初となります!
江端瀧晶役/本田響矢

なつ美の夫・江端瀧昌(えばた・たきまさ)を演じるのは、本田響矢です。両親を幼い頃に亡くした瀧昌は、父と仲が良くお世話になっていた上官から縁談を持ちかけられ、なつ美と結婚することに。帝国海軍に勤務しており、無口なうえに女性への対応は不慣れで不器用ですが、優しさが溢れる男性です。 演じる本田は、『私は整形美人』(2025年)や『虎に翼』(2024年)など、近年立て続けに話題作に出演中です。
芳森芙美子役/山本舞香

現役のタイピスト・芳森芙美子(よしもり・ふみこ)を演じるのは、山本舞香です。現在は独身なのですが、伯母が海軍士官の妻たちが集まる「花筏はないかだの会」の会長を務めており、そこでなつ美と仲良しに。なつ美の憧れの存在です。 演じる山本は、『忍者に結婚は難しい』(2023年)以来のフジテレビドラマへの出演。プライベートでは2024年10月に、MY FIRST STORYのボーカル・Hiroとの結婚を発表しました。
深見龍之介役/小関裕太

帝国海軍に勤める瀧昌の同僚・深見龍之介(ふかみ・りゅうのすけ)を演じるのは、小関裕太です。容姿端麗で仕事もできるため、モテモテの深見。瀧昌のことをよくからかって楽しんでいますが、2人は仲良しです。 演じる小関は、2025年4月期には『いつか、ヒーロー』にも出演中。ほぼ毎クール連続ドラマに出演しており、2025年1月期には『御曹司に恋はムズすぎる』を含め4作品への出演を果たしました。
瀬田準太郎役/小宮璃央
なつ美の幼なじみ・瀬田準太郎(せた・じゅんたろう)を演じるのは、小宮璃央です。なつ美の父の秘書見習いをしている瀬田ですが、小さい頃はなつ美に意地悪ばかりしていました。ですが瀬田はずっとなつ美に思いを寄せていて……。 演じる小宮は、「魔進戦隊キラメイジャー」(2020年)の主演に抜擢されブレイク。2025年4月期には『霧尾ファンクラブ』にも出演しており、同クールで2作品への出演を果たしています。
坂井嘉治役/戸塚純貴

瀧昌の幼少期からの友人・坂井嘉治(さかい・よしはる)を演じるのは、戸塚純貴です。甘味処を営んでいる坂井は、瀧昌の性格をよく理解している人物。結婚して間もないなつ美と瀧昌の距離が近づくきっかけになった存在でもあります。 演じる戸塚は、主演や脇役何でもこなす俳優。2025年5月からはドラマ『バレエ男子!』への出演も決定しており、主演を務めます。
『波うららかに、めおと日和』監督・脚本家
監督/平野眞
本作の演出を務める平野はこれまで、「PICU」(2022年)や「監察医 朝顔シリーズ」(2019年~)などで演出を担当してきました。なんと主演の芳根の女優デビュー作・「ラストシンデレラ」(2013年)も手掛けており、平野と芳根は本作で12年ぶりに再タッグを組むことになります。 ラブストーリーの名手としても高く評価される平野が、昭和の美しい恋愛をどのように描くのでしょうか。
脚本/泉澤陽子
脚本は、『あのクズを殴ってやりたいんだ』(2024年)や『リコカツ』(2021年)など話題作を生み出してきた泉澤陽子が担当。2025年1月期には、ピュアな恋愛模様を描いて話題となった『ホンノウスイッチ』の脚本も担当しています。 心に残る言葉をセリフに起用したり、人間関係の繊細さを丁寧に描いている泉澤。本作の脚本にも期待が高まります!
『波うららかに、めおと日和』ドラマオリジナルの展開に注目!
次回の「木曜劇場」の『波うららかに、めおと日和』は、昭和のラブストーリーが描かれます。女性支持の高い大人気漫画がどのように実写化されるのか、期待が高まりますね。