ドラマ『世界で一番早い春』原作漫画ネタバレ&あらすじ!後悔をやり直すタイムスリップラブストーリー
2025年6月19日より、MBS系列「ドラマ特区」枠で『世界で一番早い春』の放送が決定!同名漫画を原作とする本作について、詳しいあらすじやキャストなどを解説していきます。 本記事には原作漫画のネタバレが含まれるため、未読の人は注意してください。
ドラマ『世界で一番早い春』作品概要・あらすじ

タイトル | 『世界で一番早い春』 |
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放送日 | 2025年6月19日~ |
監督 | 富田未来 , 北川瞳 |
脚本 | ニシオカ・ト・ニール , 松本美弥子 , 桐乃さち |
キャスト | 吉田美月喜 , 藤原樹 , 大倉空人 , 大原梓 , 日比美思 , 味方良介 |
原作 | 川端志季『世界で一番早い春』(講談社) |
『世界で一番早い春』のあらすじ
連載作品『リバイブライン』が漫画賞を獲得し、授賞式に参加した晴田真帆(吉田美月喜)。彼女は受賞スピーチで突然、「私が作ったものではありません」と明かします。 実は真帆が発表していた漫画は、高校時代の先輩・雪嶋周(藤原樹)が遺した設定ノートを元にしたもので、“雪嶋先輩に作品を返したい”と願っていました。とある夜、真帆は雪嶋が生きていた過去へタイムスリップしてしまい、高校時代をやり直すことを決意するのでした。
ドラマ『世界で一番早い春』キャスト・登場人物解説
晴田真帆役/吉田美月喜
主人公・晴田真帆(はるた まほろ)は大ヒット作を生み出し、順風満帆な26歳の漫画家。彼女が描く漫画は、雪嶋周の設定ノートを下敷きに描かれたものでした。 ひょんなことから過去のやり直しを決意し、雪嶋への想いとその死の秘密に向き合います。 吉田美月喜は2018年に女優デビューし、翌年に『町田くんの世界』で映画初主演!2026年内公開の『KARATEKA』にて、海外映画に初出演することが決定しました。
雪嶋周役/藤原樹(THE RAMPAGE)
もう一人の主人公・雪嶋周(ゆきしま しゅう)は、真帆のマンガ部の先輩。高校生ながら『週刊リーグ』で漫画家デビューし、真帆の漫画家人生に大きな影響を与えた人物でした。 今から10年前、新連載の企画を書き留めた設定ノートを残したまま心臓の病で亡くなりました。 ストイックな性格の雪嶋を演じるのは、「THE RAMPAGE」のメンバー・藤原樹。俳優としても活躍しており、ドラマ『日本統一 関東編』(2023年)などに出演しています。
嵐景政役/大倉空人(原因は自分にある。)
嵐景政(あらし かげまさ)は真帆の高校時代の同級生。卒業後は出版社に勤めており、真帆の編集担当として働いています。 演じる大倉空人は、ダンスボーカルグループ「原因は自分にある。」のメンバー。2019年に『モトカレマニア』で俳優デビューを果たし、映画『女神降臨』(2025年)などの話題作に出演しました。
雪嶋紗香役/大原梓
雪嶋紗香(ゆきしま さやか)は周の妹。現在は漫画家となった真帆のアシスタントをしています。 そんな紗香を演じる大原梓は、2019年にドラマ『博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?』で俳優デビュー。2024年にドラマ『ビリオン×スクール』の東堂雪美役で注目され、ネクストブレイク女優の仲間入りを果たしました。
霧里役/日比美思
霧里(きりさと)はギャグ漫画家・ゴリラ丸男のアシスタントで、「霧ちゃん」と呼ばれています。 霧ちゃん役の日比美思は、2009年に「Dream5」のメインボーカルとしてデビュー。ドラマ『マジで航海してます。』(2017年)から本格的に女優へ転身しました。2024年にデビュー15周年を迎え、歌手やグラビアアイドルとしても活躍中です。
ゴリラ丸男役/味方良介
ゴリラ丸男(ごりらまるお)は『週刊リーグ』で連載を持つ人気ギャグ漫画家。真帆だけではなく、彼もタイムスリップに関わっている可能性が浮上します。 演じる味方良介はミュージカルや舞台で活躍し、2022年にTVドラマデビュー。2025年7月期のドラマ『愛の、がっこう。』でも、主要キャストに抜擢されました。
ドラマ『世界で一番早い春』見どころを解説
ドラマ『世界で一番早い春』の見どころは、タイムスリップによる先の読めない展開です。最初は一人だけかと思いきや、タイムスリップする人物が真帆以外にいると発覚!人生のやり直しを繰り返すうちに、周囲を取り巻く状況はどんどん複雑に……。 斬新な設定の作品に集結したのは、ネクストブレイクが期待される若手俳優たち。海外進出を控える吉田美月喜とマルチに活躍する藤原樹がW主演を務め、その他キャストも実力派揃いです。
原作漫画『世界で一番早い春』結末までネタバレ解説
本作の原作は、『宇宙を駆けるよだか』などで知られる川端志季による同名漫画。『YOU』で連載中だった『僕のオリオン』と並行し、『Kiss』にて2018年4月号から2021年6月号まで連載され、単行本は全5巻が刊行されました。 少女・女性向け漫画アプリ「Palcy」などでも配信され、若い女性を中心に人気を集めています。
漫画『世界で一番早い春』最終巻までのネタバレあらすじ
高校のマンガ部に入部した晴田真帆は、先輩の雪嶋周が亡くなったのをきっかけに、彼の妹・紗香から雪嶋が遺した漫画の「設定ノート」を受け取りました。 その内容を描いた作品は大ヒットするも、ネタが尽きた後はスランプに陥り、ある時から雪嶋が死ぬと同時に同じ日時に戻るタイムループに巻き込まれます。生徒会の嵐景政、紗香、ギャグ漫画家・ゴリラ丸男とそのアシスタントの霧里も、同じ経験をしていると判明しました。 全員が「設定ノート」を読んだ人物で、オリジナル周の記憶を持つのは紗香とゴリラ丸男と霧里。実は0周目の雪嶋は10年先まで生きており、病死ではなく自殺していたようです。ゴリラ丸男は「婚約者(=真帆)までいた雪嶋が自殺するはずがない。誰かに殺されて、犯人が設定ノートを持ち去った」と推理しました。
『世界で一番早い春』結末ネタバレ
世間に“続きが描けなくて自殺した”と認識させようと、「設定ノート」を持ち去った人物。真帆たちは犯人だと思われる紗香に罠をしかけ、真実を確かめることに……。 オリジナル周では母親に引き取られ、人生のどん底を味わった紗香。長らく会わない兄が漫画家として成功していると知り、憎しみのあまり殺害しました。しかし、兄が父親に虐待されたことや死の間際に嘘の通報をして守ってくれたのだと知り、ずっと後悔を抱えていたのです。 真実を知った雪嶋は未来を変えるため、次は高校時代に真帆と会わないルートを提案します。 高校生漫画家の「晴真」こと真帆を追いかけ、再び『リバイブライン』を描き始めた雪嶋。無事に最終回へたどり着き、桜の木の下に立つ真帆の姿を見て記憶が蘇ります。続きを求める読者の想いから解放され、「設定ノート」も光に溶けていくのでした。
原作の感想・評価

最初は「『バタフライ・エフェクト』じゃん!」って思ったけど、いつの間にかぐいぐい引き込まれる。同じルートをたどりつつ、「そうだったの?」「そうなるの!?」みたいな展開になって面白い。一気読みしてしまった。

健気な主人公が繰り広げる泣ける系少女漫画かと思ってたら、むしろ恋愛要素は薄い気がした。秘密を抱えた人が多くて、ミステリー要素や夢への情熱みたいなのがしっかり描かれてる。ハッピーエンドのその先もみたいなと思った。
実写ドラマ『世界で一番早い春』は2025年6月19日放送開始!
実写ドラマ『世界で一番早い春』は、2025年6月19日深夜から放送スタートです。 先輩の死に関する「ある事実」など、ミステリー要素も含まれている本作。再燃する真帆の雪嶋先輩への「想い」が、どんな結末へたどり着くのか要注目ですね!