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映画『終点のあの子』あらすじとキャストを紹介！原作小説の感想も【ネタバレ注意】
柚木麻子のデビュー作『終点のあの子』が、當真あみと中島セナのW主演で映画化されます。この記事では、『終点のあの子』のあらすじ・キャストなど最新情報をお届けし、原作小説も紹介します。 ※本記事には一部、小説『終点のあの子』のネタバレがありますので、未読の方はご注意ください。
映画『終点のあの子』作品概要・あらすじ
| タイトル | 『終点のあの子』 |
|---|---|
| 公開年 | 2026年 |
| 上映時間 | - |
| 監督・脚本 | 吉田浩太 |
| キャスト | 當真あみ , 中島セナ , 平澤宏々路 , 南琴奈 |
| 原作 | 柚木麻子『終点のあの子』 |
映画『終点のあの子』のあらすじ
物語の舞台は私立の女子高。中等部からの進学組だった希代子(當真あみ)と奈津子(平澤宏々路)は、入学式に行く途中で見知らぬ子から声をかけられます。それは、外部生として高校から入学してきた朱里(中島セナ)でした。 父親が有名なカメラマンで、ずっと海外暮らしだった朱里は学校では浮いた存在。しかし希代子は彼女のことが気になって仕方がありません。少しずつ朱里との距離を縮め、親しくなったと思っていた時、希代子は朱里の日記を見つけ……。
映画『終点のあの子』キャスト・登場人物を解説
希代子役/當真あみ
本作の主人公で、帰国子女の朱里に憧れを抱く希代子を演じるのは、注目の若手俳優・當真あみ。 ドラマ『妻、小学生になる。』(2022年)でドラマ初出演を果たし、2025年は『雪風 YUKIKAZE』や映画初主演作『ストロベリームーン』など3本の映画に出演しています。さらに7月期ドラマ『ちはやふる―めぐり―』で連続ドラマ初主演も決まっています。
朱里役/中島セナ
周囲とは一線を画す孤高の存在である帰国子女の朱里を演じるのは、モデル・俳優として活躍する中島セナ。 小学生からモデルとして活動を始め、映画『クソ野郎と美しき世界』(2018年)で映画デビューを果たし、2021年にはポカリスエットのCMにも起用されました。2024年には映画『ブルーピリオド』にも出演しています。
映画『終点のあの子』監督・スタッフを解説
『終点のあの子』を映画化するのは、『愛の病』(2018年)や『スノードロップ』(2024年)で知られる吉田浩太監督。2021年の『Sexual Drive』はロッテルダム国際映画祭に招待されています。 『終点のあの子』も第27回上海国際映画祭に招待され、GALA部門でのワールドプレミア上映されました。これまでも様々な角度から女性を描いてきた吉田浩太監督が、私立女子高で繰り広げられる青春群像をどう表現するのか注目です。
柚木麻子のデビュー作『終点のあの子』の概要・ネタバレ
小説『終点のあの子』は、『伊藤くん A to E』や『ナイルパーチの女子会』などで知られる柚木麻子のデビュー作。2008年の第88回オール讀物新人賞受賞作「フォーゲットミー、ノットブルー」を第1話として、全4編で構成した連作短編集です。 映画化されるのは第1話「フォーゲットミー、ノットブルー」を中心にした、希代子と朱里の出会いの物語。原作小説の第2話は、その2人の物語が希代子の親友・奈津子視点で語られます。 第3話は希代子、朱里、夏子のクラスメイトで、リーダー的存在の恭子がメインに。第4話では彼女たちの7年後が描かれています。 「フォーゲットミー、ノットブルー」では、朱里に振り回された上に日記に悪口を書かれた希代子が、彼女を懲らしめるために日記を晒し、結局2人ともクラスで孤立していきます。
原作小説の感想・評価【ネタバレ注意】
エスカレーター式の私立女子高が舞台で、外部からの人間が浮いてしまう特殊な狭い世界が描かれている。とはいえ、彼女たちはみんな個性的で、それぞれのキャラクターが面白い。こんな青春もありかなと思うくらいキラキラしている。
希代子、朱里、奈津子、恭子、それぞれの視点から彼女たちの青春が語られていて、4作という連作短編集の良さを感じる。高校ではスクールカーストに縛られていた彼女たちが、大学に入って自由になっていく姿も共感するところがあった。
映画『終点のあの子』の公開は2026年！
柚木麻子のデビュー作を映画化した作品『終点のあの子』は、2026年に公開予定！原作を予習して、映画公開を楽しみに待ちましょう。
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