阪元裕吾最新作『フレイムユニオン 最強殺し屋伝説国岡』のあらすじ・見どころは？国岡シリーズが熱い！

「ベイビーわるきゅーれ」シリーズの阪元裕吾監督によるモキュメンタリー「最強殺し屋伝説国岡」シリーズの第3弾が、2025年10月に公開！この記事では、本作のあらすじ・見どころの他、シリーズ概要を紹介します。

『フレイムユニオン 最強殺し屋伝説国岡[私闘編]』は、阪元裕吾監督によるモキュメンタリーシリーズ「最強殺し屋伝説国岡」の第3弾。“京都の最強殺し屋”である国岡昌幸という架空の殺し屋を追ったフェイクドキュメンタリーです。 これまでに2021年の1作目、2022年の2作目「グリーンバレット」と続き、YouTubeでの「殺し屋密着チャンネル」を経て、3年ぶりに続編映画が公開されます。

殺し屋として大きなミスを犯し、「殺し屋協会」から謹慎処分を受けた真中卓也(松本卓也)。父親は「京都殺し屋ランキング」の元祖No.1で、まともな仕事もできないならと実家に連れ戻されてしまいます。 様子を見に来た殺し屋仲間の国岡昌幸(伊能昌幸)は、家の手伝いに黙々と勤しむ真中に「本当は殺し屋辞めたくないんじゃないの？」と声をかけます。その言葉に殺し屋魂を取り戻した真中は、父親に決闘を申し込むのですが……。

「最強殺し屋国岡」シリーズの面白さは、国岡のゆるい日常とハードな殺し屋アクションの混在がクセになるところ。YouTubeの「殺し屋密着チャンネル」でもフェイクドキュメンタリーならではのシュールさが発揮されています。 映画3作目では、映画シリーズと「殺し屋密着チャンネル」でお馴染みの国岡の殺し屋仲間・真中がフューチャーされるよう。これまでのシリーズで魅せてきた本格アクションがさらに進化しているのかにも注目です。

『ベイビーわるきゅーれ』の脚本作りに勤しんでいた阪元裕吾監督は、「関西殺し屋協会」の紹介で京都最強の殺し屋・国岡昌幸(伊能昌幸)と出会います。国岡はフリーの殺し屋で、阪元監督は彼と行動を共にして密着取材をすることに。 殺し屋・国岡の日常は、友人や恋人と過ごす普通の生活と依頼を受けた殺しの仕事が混在する両極端なものでした。淡々と人を殺めていく国岡でしたが、殺し屋と依頼者との連絡ミスがトラブルに発展。 殺し屋たちの急襲を受けた国岡は壮絶な撃ち合いを繰り広げますが、そこは恋人の結婚式の二次会会場でした。失恋のショックと殺し屋業界のルールの堅苦しさに凹む国岡。それでも最終的にはそのルールの枠で仕事をこなしていくのでした。

京都最強の殺し屋・国岡昌幸(伊能昌幸)のもとに、殺し屋見習いの合宿インストラクターの依頼が舞い込みます。殺し屋仲間の真中卓也(松本卓也)とともに現地で会ったのは、山田ふみか(和泉芳怜)、今井美香(山岡雅弥)、神里はるか(天野きき)、東雲唯(辻優衣)、鹿目梨紗(大島璃乃)、沖田響(内藤花恋)の6人。 みんな一癖も二癖もある曲者ばかりで、イマドキ女子たちのノリに振り回されっぱなしの国岡と真中。さらに殺人集団「フォックスハンター」とも戦うことになりますが、ボスを倒した6人は自信を付け、フォックスハンターを倒した箔もついたため、プロの殺し屋として生きる決意を固めるのでした。

「最強殺し屋伝説国岡」シリーズの監督・脚本を務めているのは、「ベイビーわるきゅーれ」シリーズの阪元裕吾監督。国岡シリーズの要素が「ベイビーわるきゅーれ」シリーズの発展に寄与している感はかなりありそうです。 『ファミリー☆ウォーズ』(2018年)や『ある用務員』(2021年)などシュールかつ本格アクションが満載の作風が特徴。2025年3月には久保史緒里(乃木坂46)と平祐奈主演の『ネムルバカ』が公開されました。

『フレイムユニオン 最強殺し屋伝説国岡[私闘編]』のアクション監督を務めるのは、2023年に大ヒットしたSF時代劇『侍タイムスリッパー』で剣術アクション指導を担当していた垣内博貴です。

「最強殺し屋伝説国岡」シリーズ待望の最新作「フレイムユニオン」は、2025年10月10日に劇場公開されます。それまでにぜひ「ベイビーわるきゅーれ」シリーズなど阪元裕吾監督作を履修しておきたいですね！