実写映画『マッチモンド』のあらすじ＆キャストを紹介！原作漫画のネタバレも

『ヤングキング』(少年画報社)で連載中の『マッチモンド』が実写映画化されることが発表されました！ “喧嘩相手”とつながるマッチングアプリを軸に展開される『マッチモンド』。この記事では、原作漫画のあらすじと実写映画のキャストなどを紹介します。

一文無しで職もなく、女好きの18歳の少年・籠目まひろ(醍醐虎汰朗)。あるとき彼は、臆病でトラブルメーカーの都蔵ミキオを助けたことで、「マッチトゥマッチ」という謎のアプリを巡る激しい抗争に巻き込まれていきます。 アプリの向こうでつながるのは“ケンカ相手”！なにも持たないまひろはバトルが蔓延る街をリングに、闘争の渦へと身を投じることになっていきます。

ケンカ相手とつながるマッチングアプリ「マッチトゥマッチ」が原因で追われる身となった都蔵ミキオ。臆病でトラブルメーカーな彼は、あるとき籠目まひろに助けられ、彼を抗争へと巻き込んでいきます。 ミキオを演じるのは、新海誠監督の『天気の子』(2019年)で森嶋帆高役を務め、『カラダ探し』(2022年)や『OUT』(2023年)など、漫画原作の映画に多数出演している*醍醐虎汰朗です。

『マッチモンド』の監督を務めるのは、三池崇史監督の『悪の教典』(2012年)や『土竜の唄 香港狂想曲』(2016年)などで助監督を務めてきた倉橋龍介です。 脚本は殺し屋コンビの日常を描く「ベイビーわるきゅーれ」シリーズの監督・脚本をはじめ、ホラー映画『ゴーストキラー』(2024年)の脚本を手掛けた阪元裕吾が担当しています。 また、プロデューサーは坂元とともに「ベイビーわるきゅーれ」『ゴーストキラー』を手掛け、任侠ドラマ「日本統一」シリーズを牽引してきた鈴木裕介がプロデューサーを務めます。

金なし職なし彼女なしの18歳の籠目まひろ。ある日彼は、不良に追われていた都蔵ミキオを助けたことで、「マッチトゥマッチ」という喧嘩マッチングアプリを知ります。それは、賞金のかかった相手と喧嘩して勝つと、賞金がもらえるというシステムでした。ミキオにアプリに登録するよう頼まれたまひろでしたが、彼は「喧嘩はやらなければならないときにだけするもの」という信念で断ります。 その後、不良たちに囚われたミキオとその友人を助けるため、そのアジトに乗り込んだまひろは、不良たちを瞬殺。実は彼は、「マッチトゥマッチ」が流行り始めたころに、未登録のまま賞金首たちを次々と倒していた“無銭の王”だったのです。 そんなまひろの噂を聞いて、愛知から賞金1700万円のランカー二階堂舞瑠がやってきます。激闘のすえ二階堂に勝ったまひろは、「マッチトゥマッチ」に登録することを生配信で宣言したのでした。

有名になったまひろは、「マッチトゥマッチ」のヌルい現状を変えたいという3700万の賞金首・三島豊成と出会います。一方、有名配信者のココランは配信で不良たちに呼びかけ、「籠目狩り」という企画をしていました。 まんまと企画に誘い込まれてしまったまひろでしたが、ランクを金で買っただけだったココランに圧勝。これまで彼に騙された人々の分もやり返します。 そんななか、二階堂舞瑠が姿を消した愛知県は覇権争いで大変なことになっていました。愛知総會の副総長だった幸村リオンはまひろに助けを求め、彼は愛知に向かうことになります。

リオンに裏切られたまひろは、愛知総取りを足がかりに全国制覇を目指す「ストロベリーフィールズ」の事務所に連れて行かれ、そこでリーダーである朝宮に仲間になるよう勧誘されます。 もちろん断るつもりだったまひろでしたが、3人のランクBを1人で倒すには無理があります。そこへ謎の少年が現れ、まひろに加勢。彼の正体は、岐阜を取り仕切る「BADLAND」のリーダー満屋でした。 実は満屋と二階堂は不干渉条約を結んでおり、それまで岐阜は平和でしたが、朝宮が愛知を仕切り始めたことで岐阜にも危機が及んでいました。 そんななか、朝宮はまひろと満屋が愛知を狙っていると嘘の情報を広め、愛知大連合を発足させます。満屋はやはり愛知にはリーダーが必要だと言い、二階堂を探すことにするのでした。

人気漫画の実写映画化となる『マッチモンド』。都蔵ミキオ役を醐醍虎汰郎が務めるほか、もう1人の主人公である籠目まひろ役は一般公開オーディションが開催されることでも話題になっています。 映画『マッチモンド』の公開日は、今のところ未定です。