実写映画『九龍ジェネリックロマンス』のキャストを紹介!吉岡里帆&水上恒司のW主演
2025年8月に実写映画が公開される予定の『九龍ジェネリックロマンス』。本作では魅力あふれる街・九龍を舞台に、謎めいたラブロマンスが展開されていきます。 実写映画版には個性豊かな俳優がキャスティングされており、それぞれの演技に期待大です!本記事では、作品のあらすじやキャストについて紹介していきます。
『九龍ジェネリックロマンス』が実写映画化!
『九龍ジェネリックロマンス』は2025年、テレビアニメと実写映画のWメディア化が決定しています。 実写版では作品の世界観を忠実に表現するため、全編真夏の台湾でロケがおこなわれたとのこと。作品の最大の魅力である「九龍」という街がどう再現されているかも見どころのひとつとなっています。もちろん、W主演の吉岡里帆と水上恒司の演技からも目が離せません!
実写映画『九龍ジェネリックロマンス』のあらすじ
ノスタルジーたっぷりの街・九龍城砦にある不動産屋で働く鯨井令子。彼女は先輩である工藤発に好意を寄せており、なんとか距離を縮めたいと思っていました。 一方の工藤も令子のことを憎からず思っているようで、あちこち連れ出してくれたり可愛がったりはしてくれるものの、決定的な出来事は何も起こりません。 そんなある日、令子は工藤が自分と瓜二つの恋人と一緒に写った写真を持っているのを見つけてしまいます。また同時に、自分に過去の記憶がないことにも気付いて……? 一途に工藤を想う令子は、彼に近付き自分の過去や正体を探る過程で、街そのものに隠された大いなる謎に迫っていくことになります。
実写映画『九龍ジェネリックロマンス』のキャスト
鯨井令子(くじらい れいこ)役/吉岡里帆

鯨井令子は不動産会社の社員で、ショートカットと涼しげな目元が特徴の美女です。なぜか過去の記憶がありません。先輩である工藤に想いを寄せており、その恋心をきっかけに彼と自分にまつわる謎を追うことになります。 令子を演じるのはフラーム所属の女優・吉岡里帆。これまでに数々のドラマや映画で活躍しており、『きみが心に棲みついた』や『ホリック xxxHOLiC』など実写作品に出演する機会も多いです。 過去にグラビア経験もある通り抜群のスタイルの持ち主で、チャイナドレスもよく似合っています。次第に明かされていく令子の“素顔”、そのギャップをどう演じ分けるのかも見どころのひとつです。
工藤発(くどう はじめ)役/水上恒司
工藤発は令子と同じ会社で働く先輩社員で、遅刻の常習犯です。面倒見は良いですがつかみどころがなく、令子に対してもどっちつかずの態度をとります。何やら秘密を抱えているようです。 工藤役は、2022年8月まで岡田健史の芸名で活躍していた俳優・水上恒司。『中学聖日記』で俳優デビューを果たして以来、『MIU404』や『死刑にいたる病』などさまざまな作品に出演してきました。 令子の先輩という役どころでありながら、彼本人は令子役の吉岡より6歳年下。第47回日本アカデミー賞優秀主演男優賞の受賞など、高い演技力を評価されている彼が、一体どんな演技を見せてくれるのか期待が高まります。
蛇沼みゆき役/竜星涼

蛇沼みゆきは大企業・蛇沼製薬の若き社長で、食えない雰囲気をまとっています。なぜか令子に近付いてきますが、その目的はなかなか見えてきません。 みゆきを演じるのは研音所属の俳優・竜星涼。『獣電戦隊キョウリュウジャー』で初主演を果たし、その後も連続テレビ小説『ひよっこ』などの演技で注目を集めました。曲者役も見事にこなす実力者なので、みゆき役にはぴったりのキャスティングといえるでしょう。
タオ・グエン役/栁俊太郎

タオ・グエンは工藤の友人で、「金魚茶館」という喫茶店の店員。工藤と令子によく似た彼の“恋人”について、どうやら何かを知っている様子です。 グエン役の栁俊太郎はスターダストプロモーション所属のモデル、俳優です。独特の雰囲気と高い演技力を持っており、その圧倒的な存在感がたびたび評価されています。工藤や令子との絡みも注目ポイントです。
楊明役/梅澤美波

楊明は九龍にある靴屋の店主(原作漫画ではぬいぐるみなどを作って稼いでいる)で、令子と意気投合として仲良くなります。令子の親友であり良き理解者であり、頼れる相談相手です。 楊明を演じるのは、乃木坂46のメンバーである梅澤美波。3代目キャプテンとしてアイドル活動に励むかたわら、ドラマや映画にも出演してきました。『映像研には手を出すな!』では主要人物のひとり・金森さやかを演じています。
小黒役/花瀬琴音

小黒は九龍のさまざまな店でアルバイトを掛け持ちする小柄な女性です。令子と工藤とは顔見知りで、仲良くしています。 そんな小黒を演じるのはソニー・ミュージックアーティスツに所属する女優・花瀬琴音。初主演作『遠いところ』での演技が評価され、第37回高崎映画祭 最優秀新人俳優賞などさまざまな賞を受賞しました。今後の活躍にも期待が寄せられています。
ユウロン役/フィガロ・ツェン

ユウロンは蛇沼の友人で、彼と行動をともにしています。九龍について調べており、さまざまな情報を持っているようです。 ユウロン役は台湾の俳優で歌手であるフィガロ・ツェン。日本でも放送された台湾ドラマ『イタズラなKissII 〜惡作劇2吻〜』をきっかけに、日本でも存在を知られるようになりました。日本のドラマにも何度か出演しており、『孤独のグルメ Season8』や『時効警察はじめました』などにゲスト出演しています。
原作は眉月じゅんの漫画『九龍ジェネリックロマンス』
実写映画『九龍ジェネリックロマンス』の原作は、眉月じゅんによる同名漫画です。2019年から『週刊ヤングジャンプ』にて連載中で、コミックスは2025年4月17日に最新11巻が発売されます。 一見ただのラブコメかと思いきや、徐々に世界に隠された秘密が明かされていき、壮大かつ複雑なストーリーが展開されていく本作。あちこちに伏線が散りばめられているので、どのエピソードを読んでいるときも油断はできません。
『九龍ジェネリックロマンス』豪華キャストの演技から目が離せない!
吉岡里帆と水上恒司をはじめとして、個性豊かなキャストが勢ぞろいの実写映画『九龍ジェネリックロマンス』。謎めいたストーリーはもちろん、彼らの演技からも目が離せません! ぜひこの機会に、原作漫画とアニメもあわせて楽しんでみてくださいね。