映画『ロマンティック・キラー』の原作漫画をネタバレ解説!「令和のイケパラ」キャストも紹介

ラブコメ漫画『ロマンティック・キラー』が、ついに実写映画化!2025年12月12日公開予定です。 イケメンキャストには「なにわ男子」高橋恭平、「INI」木村柾哉、「FANTASTICS」中島颯太と、歌手グループ出身の俳優陣が集結しました。 この記事では映画『ロマンティック・キラー』のあらすじやキャスト陣の紹介、さらに原作漫画の結末までをネタバレありで解説します。
映画『ロマンティック・キラー』のあらすじ【ネタバレなし】
ゲームとチョコと猫を生きがいにする"恋愛無関心”な女子高生・星野杏子(上白石萌歌)。彼女の前に魔法使いリリが出現します。人間界の「恋愛エネルギー」不足で困窮する魔法界を救うため、リリは杏子の三大欲求を没収し「1ヶ月以内の恋愛成就」を強制。 魔法により、杏子の生活は激変しました。クールな転校生・香月司(高橋恭平)、野球部エースで幼馴染の速水純太(木村柾哉)、そして上から目線の王子様・小金井聖(中島颯太)といったイケメンたちが次々と登場。杏子をロマンティックな罠が襲います。 平穏な日常を取り戻すため、杏子は胸キュントラップを回避していきますがーー。
原作漫画を結末までネタバレ
1巻のネタバレ
「恋愛よりお家」な女子高生・星野杏子のもとに、突然魔法使いのリリが現れます。リリ達は人間の恋愛エネルギーを糧にしており、杏子に恋愛させるため、彼女の「三大欲求」であるゲーム、チョコ、猫を没収。それらを取り戻すため、杏子はロマンティックな展開を回避しようと奮闘し始めます。 さっそくクールな転校生・香月司と親しくなりました。しかも、リリの策略でいきなり2人きりの同居生活がスタート。生活する中で、2人には少しずつ奇妙な絆が芽生え始めます。 また、杏子に好意を抱く幼馴染設定の爽やか野球少年、速水純太も登場。杏子の周りは否応なく少女漫画のような展開になっていきました。
2巻のネタバレ
杏子宅に下着泥棒が侵入したことで、純太が心配し一緒に住む展開に。杏子、司、純太の3人での同居が始まり、司と純太の間には微妙な空気が流れ始めます。 恋愛には興味がない司でしたが、杏子が自身のファンに連絡先を教えるのをきっぱり拒否する場面に遭遇。さらに、買い物デートでの杏子の振る舞いにも触れ、司の心にはわずかな変化が生まれていきます。 一方、リリの策略で世間知らずのお坊ちゃま・小金井聖が参戦。リリは聖にのみ「三大欲求の贈り物OK」という特別ルールを設け、杏子を誘惑します。しかし、杏子は聖の誘いを断固拒否。ちやほやされて生きてきた聖には、むしろ杏子が魅力的に映りーー。
3巻のネタバレ
ある日、司の姉・愛里紗がやってきました。杏子は疑問だった「司が一人暮らしをする理由」を聞きますが、2人とも曖昧な返答に。愛里紗が帰宅後、司から「いつか"お前には"話すから」と伝えられ、杏子は「お前には」という言葉にときめくのでした。 また別の日。杏子は純太が小学校時代の「トンタ」と同一人物だと気づきます。リリが恋愛のために作った人物だと思っていた杏子は、純粋な恋であると知り意識が変わりました。 後日開かれた同窓会では、杏子を好きだった龍矢が純太に強く当たってしまいます。杏子が間に入り、龍矢は純太に謝罪。その流れで龍矢が告白するも、杏子は間髪入れず拒否するのでした。
4巻のネタバレ【完結】
杏子の前に、司の元ストーカー岸優花菜が現れます。彼女のせいで、司は一人暮らしをしていたのです。杏子は、岸の存在に震える司を抱きしめます。 杏子が岸に刃物で切りつけられる事件が発生しました。司は岸を殴り飛ばし、杏子も怪我をしながら「あたしは香月君を1人にしない」と宣言。この一件で司は杏子への恋心を自覚し、ついに彼女を抱きしめます。 その後、リリがなぜか消失。実は杏子のために、リリは岸の記憶を消すという禁忌を犯し、人間界を追放されていたのです。事情を知った杏子は後任を脅し、リリを担当に戻すことに成功します。 リリは杏子に三大欲求を返還しますが「高校卒業までに恋しないと永久没収」という新たな条件を突きつけました。
漫画『ロマンティック・キラー』の感想・評価

恋愛に無関心な杏子が、恋愛ルートをどうにかして「キル」していくのが最高に面白い!杏子の漢顔といい、ツッコミセリフといい、コメディ部分はかなりツボでした。恋愛メインだけど、恋愛拒否の設定もあってキュンキュンするシーンは少なめ。4巻でやっと司も恋に本腰になっていたので、2〜3年の司と杏子がどうなったのか気になりすぎます!

テンポが良くてあっという間に読めちゃいました。個人的に主人公・杏子の人間性がステキで、最後までしっかり感情移入して読めるのも◎。4巻からシリアスな展開もあってびっくりしました。ラブコメとしては珍しい展開で良かったのですが、反面もっと4人の恋愛模様を見たかったのが正直なところ。映画化されるということで、聖の勘違い王子様っぷりがどのくらい表現されているか期待です(笑)。
令和のイケパラ?映画のキャスト一覧
星野杏子役/上白石萌歌

ゲームとチョコと猫をこよなく愛する「非ヒロイン属性」の女子高生。恋愛には全く興味がなく、三大欲求を奪還するため、強制的に起こるあらゆる恋愛ルートを全力で回避します。 演じるのは、上白石萌歌。本作は『子供はわかってあげない』(2021)以来、約4年ぶりの映画主演です。ドラマでは2025年の春ドラマ『イグナイト -法の無法者-』に出演しています。
香月司役/高橋恭平

杏子の学校に転向してきた、女子にモテモテなクールイケメン。過去のトラウマから恋愛に無関心でしたが、杏子との出会いを経て少しずつ心境が変化していきます。 演じるのは、「なにわ男子」の高橋恭平です。2019年に゙放映された『絆のペダル』でドラマデビュー。2023年には『なのに、千輝くんが甘すぎる。』で映画初主演を飾っています。
速水純太役/木村柾哉

杏子の幼馴染で、爽やかな笑顔が魅力のスポーツマン。杏子に好意を寄せているものの、想いを伝えられずにいます。杏子をリードしようと奮闘する、素直で一途なキャラクターです。 演じるのは「INI」のリーダー・木村柾哉。2022年のドラマ『君の花になる』で俳優デビューしました。2024年には『あたしの!』で映画初出演・初主演を果たしています。
小金井聖役/中島颯太

世間知らずで純粋なお金持ちのお坊ちゃま。世の女性はみな、自分に好意があると勘違いしています。杏子との交流を通じて、少しずつ成長していく愛らしいキャラクターです。 演じるのは「FANTASTICS from EXILE TRIBE」の中島颯太。2025年は本作のほか『顔だけじゃ好きになりません』、『映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』、『仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者』の3本にも出演が決まっており、役者としての活躍も大注目です。
映画「ロマキラ」の公開日は2025年12月12日!
映画『ロマンティック・キラー』は2025年12月12日公開予定です! 「令和のイケパラ」として注目される本作は、恋をしたくない女子と3人のイケメンによる恋愛模様が繰り広げられます。ヒロイン杏子役の上白石萌歌、そして「なにわ男子」「INI」「FANTASTICS」と、今をときめく歌手グループから選ばれた、イケメン俳優陣の演技にも注目です。 映画公開に合わせて、原作漫画を予習してみてはいかがでしょうか。