【最新話ネタバレ】ドラマ『すべての恋が終わるとしても』あらすじ紹介や「あと2年」の意味を考察!原作は「140字の忘れられない恋」
2025年10月期、「朝日放送テレビ制作日曜10時枠の連続ドラマ」枠にて『すべての恋が終わるとしても』が放送開始。ドラマ「すべ恋」の主演を務めるのは葵わかなと神尾楓珠。切ないラブストーリーが始まります。 この記事では『すべての恋が終わるとしても』あらすじ・原作を詳しく解説します!
【ネタバレなし】ドラマ『すべての恋が終わるとしても』あらすじを解説

本作の主人公は、高校の卒業式の日に付き合いはじめた同級生の男女。その主人公2人を取り巻く8人の男女のそれぞれの恋模様も描いた、切ないラブストーリーが開幕します。 誰かの恋の終わりは、誰かの恋のはじまり。高校の卒業式の日に付き合い始めた羽沢由宇(葵わかな)と大崎真央(神尾楓珠)を中心に、周囲の男女8人のそれぞれの運命の恋が始まります。 真央の幼馴染の颯(藤原丈一郎)と真央の妹・莉津(本田望結)。由宇と真央の母校に通う高校生の蒼(山下幸輝)と沙知(大塚萌香)。仕事に追われる駿太郎(白洲迅)と郁子(市川由衣)など、それぞれの恋の行方に注目です!
ドラマ『すべての恋が終わるとしても』を最新話までネタバレ
このドラマは、「忘れられない恋」をテーマにした切ないラブストーリーです。原作は冬野夜空による同名の超短編集。冬野は自身の旧Twitterに140字の小説を投稿しており、それが元となって書籍化されました。 140字小説という1投稿で1話が完結するという新たなジャンルとなっており、SNSを中心に話題を呼んでいる作品です。
第1話「この恋だけは、終わらないと思ってた」
都立高校に通う羽沢由宇(葵わかな)は、学校で大崎真央(神尾楓珠)と出会います。真央は校舎の壁一面にチョークで絵を描いており、屈託のない笑顔でその絵をホースで洗い流していました。その姿を見た由宇は、一瞬で真央に心を奪われます。 由宇は真央の影響で絵を描き始め、2人は徐々に惹かれ合っていきます。迎えた卒業式の日に2人はようやく恋人同士となったものの、由宇は神戸の美大への進学が決まっており遠距離恋愛が始まってしまいました。 2人が会えるのは2カ月に一度。それから3年、就職活動と卒業制作に追われて会う時間がなくなった由宇は、真央のそばにいるためにある決断をし……。 また2人が知らない間に、真央の幼馴染の颯(藤原丈一郎)と真央の妹・莉津(本田望結)などの恋が始まっていたのでした。
第2話「友達になろ、なれると思う」
真央に別れを告げられた由宇は、まだ現実を受け入れられずにいました。それから3年。由宇は「ソラリス」の広報部への異動を機に東京へ戻り、由宇の絵を気に入ってくれた広報部の野北(白洲迅)と出会います。 そんな時、由宇は偶然真央と再会を果たします。フリーのイラストレーターになった真央と一緒に仕事をすることになった由宇は、久しぶりに高校の仲間たちとも再会。そこで、真央が由宇と別れてからずっと彼女がいないことを聞かされました。 翌日、25歳の誕生日を迎えた由宇は真央と仕事で外出することに。偶然由宇と同じ誕生日だった野北は、2人の過去に気づき始めます。そして由宇と真央は公園を歩き、由宇は「今から友達になろう」と提案。 真央も「俺たちいい友達になれそうだね」と笑顔になり、「誕生日おめでとう」と伝えます。ですが帰宅後、真央は「あと2年」と手帳を見つめていて……。
第3話「こんな恋、1秒でも早く終わらせてくれ」
3年前、野北(白洲迅)と郁子(市川由衣)は仕事先で出会って意気投合。野北は郁子の自由さに惹かれて、運命を感じていました。それからずっと、曖昧な関係が続いていた2人。 現在。ふらりと現れては約束もなくまたどこかへ行ってしまう郁子と離れたいと思う野北でしたが、郁子が来ると拒めない状態に。野北はついに「好きだよ」と言葉にしたものの、郁子から「好き」という言葉を聞くことはできませんでした。 一方、由宇(葵わかな)は真央(神尾楓珠)との関係にケリをつけ、普段通り話せるようになります。飲み会の帰り道、真央は由宇に当時お揃いで買った手帳をまだ持っていることを伝え、由宇にキス。由宇は複雑な気持ちになり、その場を立ち去り……。 翌日野北と由宇は、お互いに昨夜何かあったことに気づきます。由宇と気が合うことを実感し始めた野北は、由宇に「俺のこと恋愛対象として見てよ」と伝えました。 その頃颯(藤原丈一郎)は、莉津(本田望結)が消化器内科に入っていく姿を目撃。実は真央は、大腸がんと診断されていて……。
第4話
放送後に更新します!
【すべ恋・解説】真央(神尾楓珠)の「あと2年」の意味とは?死ぬのか
真央は「あと2年」と手帳を見つめながら呟いていました。それだけでなく、颯(藤原丈一郎)と莉律(本田望結)と話していたシーン。実家に戻ってきた颯が「今年も初詣行かない?」と誘った時も真央は浮かない顔をしていました。莉律は「真央にあの人(由宇)の話しないで」と釘を刺していたため、莉律は理由を知っているようです。 第3話で、真央が大腸がんを患っていることが分かりました。ステージ2と書かれており、由宇と別れた時期に診断されたのかどうかが気になります。いずれにしても、病気や体調不良が原因で由宇に別れを切り出したのではないでしょうか。
【原作小説】冬野夜空による『すべての恋が終わるとしても』をネタバレ

| 1作目「140字の恋の話」 | テーマ:恋の始まりと終わり コミックシーモアで試し読み |
|---|---|
| 2作目「140字のさよならの話」 | テーマ:別れと失恋から立ち直る過程 コミックシーモアで試し読み |
| 3作目「140字の忘れられない恋」 | テーマ:記憶に残る、心に刻まれる永遠の恋 コミックシーモアで試し読み |
冬野夜空の原作『すべての恋が終わるとしても』はシリーズ全3作で、テーマは「恋の話」「さよならの話」「忘れられない恋」。3作目は2024年1月26日に出版されています。 1作目の「140字の恋の話」は、片思い中の幼馴染に告白できなかった後悔などを中心に、恋の始まりと終わりが描かれています。 2作目の「140字のさよならの話」では、恋人たちの別れがテーマ。「さよならを言えた恋は、きっと幸せな恋だった」がとても印象的な作品で、それぞれの恋人たちが「さようなら」と言えるまでの軌跡を辿った物語です。 最新作である3作目「140字の忘れられない恋」は、「忘れられない恋」「叶わなかった恋」「運命の恋」の3部作となっています。相手への想いが募りすぎて重荷になってしまう恋や、何年経っても忘れられない記憶に残る恋模様などが詰まっている作品。 いずれも140字の作品が何作も収録されており、TikTokでは「30秒で泣ける」と大きな話題を呼んでいます。
【相関図】登場人物・キャスト解説!葵わかな&神尾楓珠のW主演
| 羽沢由宇役/葵わかな | 神戸の美大に通う真央の恋人。 |
|---|---|
| 大崎真央役/神尾楓珠 | 東京の美大に通う由宇の恋人。 |
| 西颯役/藤原丈一郎 | 由宇と真央の高校時代の同級生。情に厚い。 |
| 大崎莉津役/本田望結 | 真央の妹。颯が初恋で片思い中。 |
| 蒼役/山下幸輝 | 高校1年生。人と関わるのが苦手。 |
| 沙知役/大塚萌香 | 高校1年生。明るくポジティブ。 |
| 野北駿太郎役/白洲迅 | ソラリスの営業企画部。仕事ができ人望が厚いが、3年間恋人なし |
| 宮内郁子役/市川由衣 | ショップバイヤー。「自分の好きなことをして生きる」がモットー |
羽沢由宇役/葵わかな

本作の主人公・羽沢由宇(はざわ・ゆう)を演じるのは、葵わかなです。都内の高校を卒業後、神戸の美大に進学した由宇。高校の卒業の日に付き合い始めた真央とは遠距離恋愛中で、母親を幼い頃に亡くした過去があります。 演じる葵は、2017年の連続テレビ小説『わろてんか』でヒロインを演じ注目を集める存在に。神尾とは初共演となります!
大崎真央役/神尾楓珠

本作のもう1人の主人公・大崎真央(おおさき・まお)を演じるのは、神尾楓珠です。真央は由宇と交際しながら、東京の美大に通っています。マイペースな性格で、思い立ったらどこでも絵を描いてしまうことも。2ヶ月に1回神戸に住む由宇に会いに行っており、バイトと大学生活に奮闘しています。 演じる神尾は、「くるり」(2024年)などラブストーリー出演も豊富な俳優の1人です。
西颯役/藤原丈一郎
由宇と真央の高校時代の同級生・西颯(にし・はやて)を演じるのは、「なにわ男子」の藤原丈一郎です。颯は真央の実家の近くに住んでいて、真央の妹・莉津と3人で昔から仲のいい幼馴染の関係を続けています。 演じる藤原は、ドラマ『ロンダリング』(2025年)で主演を務めるなど活躍中です。
大崎莉津役/本田望結

真央の妹・大崎莉津(おおさき・りつ)を演じるのは、本田望結です。幼馴染の颯が初恋相手で、小学生の頃からずっと片思いをしています。 演じる本田は子役時代から活躍し、映画『きさらぎ駅 Re:』では主演を務めています。
蒼役/山下幸輝

由宇と真央の母校に通う高校1年生・蒼(あおい)を演じるのは、山下幸輝です。人と関わるのが苦手な蒼は、よく本を読んでいます。しかしそれには理由があって……。
沙知役/大塚萌香
蒼と同じクラスの高校1年生・沙知(さち)を演じるのは、大塚萌香です。明るい沙知は、クラスメイトを避けるように行動する蒼に声をかけていきます。
野北駿太郎役/白洲迅

株式会社ソラリスの営業企画部に所属する野北駿太郎(のきた しゅんたろう)を演じるのは、白洲迅です。仕事ができて優秀な駿太郎が、3年間恋人がいないのには理由があって……。
宮内郁子役/市川由衣

ソラリス内にあるショップのバイヤー・宮内郁子(みやうち・いくこ)を演じるのは、市川由衣です。国内外を飛び回る郁子は、恋愛は添え物だと考えて仕事に生きています。
ドラマ『すべての恋が終わるとしても』”忘れられない恋”に浸る
140字の切ない恋物語が、いよいよ待望のドラマ化となります。出会いや別れ、忘れられない恋などいろんな恋模様に感動すること間違いなしです。 ドラマ『すべての恋が終わるとしても』は、毎週日曜よる10:15より放送スタートです!