【ネタバレ】「ロイヤルファミリー」最終回まであらすじ更新!目黒蓮は何役?原作小説を結末まで解説
2025年10月期のTBS系列「日曜劇場」枠にて、『ザ・ロイヤルファミリー』が放送決定!競馬に関わる人々の夢と絆を描く本作について、各話のあらすじ・原作小説のネタバレなどを紹介します。
タップできる目次
- ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』あらすじ【ネタバレなし】
- 【最新話】第5話「日本ダービー」あらすじ・ネタバレ
- 第1話「ゲートイン」あらすじ・ネタバレ
- 第2話「逃げ馬」あらすじ・ネタバレ
- 第3話「庭先取引」あらすじ・ネタバレ
- 第4話「メイクデビュー」あらすじ・ネタバレ
- 第6話「有馬記念」あらすじ・ネタバレ
- 原作小説『ザ・ロイヤルファミリー』あらすじ【ネタバレ注意】
- 原作小説『ザ・ロイヤルファミリー』結末をネタバレ
- 【役柄判明】目黒蓮は中条耕一役
- 『ザ・ロイヤルファミリー』相関図
- ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』キャスト・登場人物解説
- 『ザ・ロイヤルファミリー』モデル・実話は存在する?
- 『ザ・ロイヤルファミリー』元競走馬が出演?馬の名前や特徴を紹介!
- ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』作品概要
- ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』原作ネタバレ&各話あらすじ紹介
ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』あらすじ【ネタバレなし】
栗須栄治(妻夫木聡)は税理士事務所を営む父を尊敬し、親子で一緒に働くことを夢見ていました。大手税理士法人で順調にキャリアを積んでいた矢先、栗須は税理士としての挫折を経験します。 希望を見出せなくなった中で出会ったのは、馬主(競走馬のオーナー)である山王耕造でした。そこから人生が大きく動き出し、未経験の競馬の世界へと飛び込んだ来栖。彼は家族や仲間たちと共にひたすら夢を追いかけ、彼らとの絆で奇跡を起こしていき……。
【最新話】第5話「日本ダービー」あらすじ・ネタバレ
あらすじ
耕造(佐藤浩市)は隠し子騒動で栗須(妻夫木聡)から説明を求められ、相手は元ホステスの美紀子(中嶋朋子)で、今は前橋の病院で療養中であることを伝えました。 栗須は美紀子のお見舞いで、大学生の息子・耕一(目黒蓮)がいることを知ります。栗須は美紀子の援助をするようになり、耕一もまた競走馬の世界に魅せられていくように。 しかし耕造の妻・京子(黒木瞳)は穏やかではない様子。そして佐木(高杉真宙)とロイヤルホープは、日本ダービーへの出走を決め……。
ネタバレ
美紀子は余命1年で、耕一には父親のことについては何も話していませんでした。耕造もまた耕一の存在を知ったのは最近とのこと。 そんな中耕造は、G1レースでロイヤルホープが椎名(沢村一樹)のヴァルシャーレに負け、椎名を食事に誘います。なかなか本音を明かさない椎名に強気な言葉をかけた耕造は、「今後うちの馬に勝つことはありません」と椎名に言い切られてしまいました。 しかし椎名は栗須にこっそり「山王社長は勝てると思いますよ。お世辞ではなく」と本音をこぼします。そしてホープの日本ダービーの出場が決まり、耕造は美紀子に馬券をプレゼント。京子は耕造に対し、財産分与に関する取り決め書を手渡します。 耕一も競馬が大好きで、ラジオ越しに美紀子と応援します。栗須は加奈子(松本若菜)と会場で応援。必死にホープを応援したのですが、僅差でヴァルシャーレに負けてしまったのでした。 その後美紀子が亡くなり、葬儀場で耕造と耕一は対面。ですが耕一は札束の入った香典を受け取らず、「二度と会うことはありません」と告げ……。
第1話「ゲートイン」あらすじ・ネタバレ
あらすじ
税理士として働く栗須(妻夫木聡)は、ロイヤルヒューマン社の人事統括部長・優太郎(小泉孝太郎)から、競馬事業部の実態調査を依頼されます。この会社は、耕造(佐藤浩市)が一代で築き上げた人材派遣会社. 耕造が進める競馬事業部は赤字続きで、優太郎は撤廃を目論んでいたのでした。 栗須はこの仕事を受けて以降、初めて見る馬のセリに衝撃を受けたり、北海道で実家のファームを手伝う元恋人・加奈子(松本若菜)と再会したりと生活が一変。競走馬の処分という現実も目の当たりにし、栗須の心は徐々に変わっていき……。
ネタバレ
栗須は競馬事業部が撤廃になった際、今抱えている馬の引取先に関わらせてほしいと耕造に頼みます。栗須は競馬事業部にある膨大な資料を自宅に持ち帰り、翌日会議に現れました。 不審な領収書と不自然な請求書を発見したという栗須は、耕造に長年仕えていた金城が横領を行っていたことを指摘。耕造に赤字の非はなく、競馬事業部は存続の可能性があると訴えたのです。 この件で、栗須は所属していた税理士事務所を退職。そんな栗須に連絡をした耕造は、馬の魅力を栗須に語り掛けます。そして耕造はどんどん馬の魅力に気づいていく栗須に、「俺んとこ来るか?そのかわり1つ約束してくれ。絶対俺を裏切るな」と声をかけ……。 こうして栗須は、ロイヤルヒューマンに入社したのでした。
【ゲスト】武豊騎手など現役選手が登場!
第1話から、競馬会のレジェンドとも呼ばれる武豊騎手や、現役の丸田騎手、菅原騎手、今村騎手が出演しました。武騎手は馬主の椎名(沢村一樹)と会話するシーンも披露。1番人気のウイングドイルに騎乗し、逃げ切り勝ちする見事なシーンを演じました。 ちなみに騎乗した馬は2021年のG3・新潟記念に勝利した「マイネルファンロン」で、現在はロケ地となった新潟競馬場で誘導馬を務めています。
第2話「逃げ馬」あらすじ・ネタバレ
あらすじ
ロイヤルヒューマン社の競馬事業部の専任秘書として働き始めた栗須(妻夫木聡)は、同時に競馬を嫌う耕造の妻・京子(黒木瞳)の対応も引き受けることに。 優太郎(小泉孝太郎)は今年中に、中央競馬で1勝できなければ競馬事業部を撤廃するよう父である耕造に訴えます。するとロイヤルファイトを勝たせようと必死になった耕造は調教師と決別してしまい、栗須は調教師探しをすることになり……。 栗須は加奈子(松本若菜)から広中(安藤政信)という優秀な調教師がいると聞き、早速広中の元を訪ねます。
ネタバレ
京子は栗須を呼び出し、飲食事業部に引き抜きたいと言葉をかけます。栗須はこの時、京子が「競馬が大嫌い」だということを知ったのでした。 耕造(佐藤浩市)の評判が悪くなかなか調教師が見つからない中、栗須は広中に調教師になってもらいたいと頼みます。後日広中はロイヤルファイトとイザーニャ2頭を預かると言い、ある提案をしました。猛反対した耕造ですが、栗須の説得を受け広中に2頭を託すことに。 2017年の中山競馬場。広中の行った提案とは、ファイトよりイザーニャのほうが勝つ確率が高いと思い今回はイザーニャを出走させるということでした。栗須は耕造からもらったロレックスを身に着け、イザーニャを全力で応援します。 結果、イザーニャは見事に勝利。栗須は耕造、加奈子(松本若菜)が大喜びする中、広中に調教を断られた椎名(沢村一樹)の馬は負け、悔しい表情を浮かべます。栗須は京子の提案を断り、結果を知った優太郎は「親父は悪運が強い」とこぼしたのでした。
【ラストに注目】記事の見出しは⋯⋯
「東日スポーツ」競馬班のエース記者・平良(津田健次郎)は、ラストに感動的な見出しを考えていました。 それは、「2頭の馬が結んだ縁 山王氏×広中師 ロイヤルファミリー始動」。ロイヤルイザーニャとロイヤルファイトのことを「ロイヤルファミリー」と名付け、見事にタイトルを回収しました。
第3話「庭先取引」あらすじ・ネタバレ
あらすじ
加奈子(松本若菜)は父・剛史(木場勝己)がセリ市を介さず馬主と直接取引する「庭先取引」にこだわって馬主と揉めてしまうため、牧場の経営に悩み始めます。 一方未勝利戦を制したイザーニャに救われ存続を保った競馬事業部ですが、その後イザーニャとファイトが揃って怪我をしてしまいます。「有馬記念勝利」という夢のため、栗須(妻夫木聡)と耕造(佐藤浩市)は新たな競争馬を探すことに。 その時、ライバルの椎名(沢村一樹)も同じ馬のセリに参加していて……。
ネタバレ
耕造は狙っていた馬を椎名に競り落とされてしまいます。そこで栗須は、加奈子の牧場の馬を見に行くことを耕造に提案。近年競走馬は北稜ファームの馬が多く勝利しており、野崎ファームなど日高の牧場は経営が苦しくなっていました。 しかし剛史は耕造の前でも強気で、「勝つ気はあるのか」と頑なで2人は言い合いに。結局剛史は耕造に馬を見せず、加奈子は頭を下げました。 加奈子は栗須と別れて半年後に結婚。翔平を出産した後牧場を継ごうと決め、二拠点生活の末に離婚していました。 日高の牧場で働く林田(尾美としのり)も廃業することになり、栗須は林田が預かっていたロイヤルハピネスを野崎ファームに預けることを耕造に提案。この時普段懐かない野崎ファームの馬が耕造に懐いている姿を見た加奈子と剛史は、衝撃を受け……。 剛史と耕造はお酒の力を借りて腹を割って話し合い、お互いの「勝つ」という気持ちを確認。耕造は野崎ファームの馬を1億円で購入し、「ロイヤルホープ」と名付けたのでした。
第4話「メイクデビュー」あらすじ・ネタバレ
あらすじ
耕造(佐藤浩市)が購入したロイヤルホープは警戒心が強く、ジョッキーも見つからない状態になってしまいます。そこで栗須(妻夫木聡)と広中(安藤政信)は、岩手競馬所属の金髪のジョッキー・佐木(高杉真宙)に目をつけました。 栗須が佐木と交渉を行う中、ロイヤルヒューマン社にあるスキャンダルが発覚し、優太郎(小泉孝太郎)が対応に当たったのですが……。
ネタバレ
佐木は中央競馬から地方競馬に移籍した過去があり、その理由は暴行事件を起こしたからとのこと。栗須は椎名(沢村一樹)に食事に誘われ、佐木が松井というジョッキーに地方の厩舎出身であることを揶揄され、暴行してしまったことを聞かされます。 そんな椎名は、来年デビューする「ヴァルシャーレ」の騎乗に松井を指名すると宣言。全てを聞いた栗須は、佐木にロイヤルホープに乗ってほしいと説得します。すると佐木の父親が「親を言い訳に使うな」と佐木の背中を押し……。 その頃二重派遣に関する告発記事が出たロイヤルヒューマン社でしたが、無事対応を終えます。その後耕造は美紀子(中嶋朋子)という女性の病院にお見舞いに行っていたのでした。 警戒心の強いロイヤルホープは、徐々に佐木には心を開いていきます。佐木は試験にも合格し、迎えたデビュー戦。最初は出遅れてしまったロイヤルホープでしたが、最後に一気に駆け抜けヴァルシャーレを抜iいて勝利したのです。 喜びに包まれる耕造や栗須たち。そんな中、「耕造に隠し子が発覚」という記事が出て……。その隠し子とは、美紀子の息子・耕一(目黒蓮)だったのでした。
目黒蓮の役柄判明&中嶋朋子のゲスト出演
第4話、ようやく目黒蓮の役柄が明らかになりました!目黒は耕造の隠し子・中条耕一役として出演。今後耕造の後を引き継いで、馬の世界に足を踏み入れることになるかもしれません。 また耕造の愛人で耕一の母親・中条美紀子役として、中島朋子が出演しました。美紀子は入院中で、耕造もお見舞いに行っていましたね。耕造と美紀子の関係は長年続いていて、それが週刊誌にスクープされることとなってしまいました。 目黒の役どころが佐藤浩市&中島朋子の息子役ということで、豪華さに歓喜の声が集まっています!
第6話「有馬記念」あらすじ・ネタバレ
あらすじ
あと一歩で勝利に届かないロイヤルホープでしたが、着実にファンを増やしています。しかし耕造(佐藤浩市)は栗須(妻夫木聡)に、2017年の有馬記念が終わったら来年の有馬記念を最後に自身もロイヤルホープも引退すると告げ……。 耕造は次期社長に優太郎(小泉孝太郎)を指名。そして耕造はあることを告白したため、栗須は急遽耕一(目黒蓮)に会いに行くことになります。
ネタバレ
放送後に更新します!
原作小説『ザ・ロイヤルファミリー』あらすじ【ネタバレ注意】
ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』の原作は、第33回山本周五郎賞、2019年度のJRA賞馬事文化賞を受賞した早見和真による同名小説です。 早見の作品はエンタメ性の高さと人の心を動かすストーリーが評価され、続々と実写化が決定しており、2024年には同局で『笑うマトリョーシカ』が放送されました。また、妻夫木主演の映画『ぼくたちの家族』(2014年)や『連続ドラマW イノセント・デイズ』(2018年)の原作者でもあります。
第一部あらすじ 栗須と山王の出会い
税理士として働く栗須はビギナーズラックで当てた馬券が縁で、大学時代の友人の叔父・山王と出会います。山王は人材派遣会社「ロイヤルヒューマン」の社長であり馬主。栗須は父と働けなかった未練を山王に重ね、山王の専属マネージャーに転職しました。 馬主として多数の競走馬を持つ山王に尽くしていた栗須。しかし山王の会社が違法派遣で事業改善命令を出されたり、山王の隠し子騒動が起こるなど問題が多発。さらには山王に肺がんが見つかるなど前途多難な状況が続きます。 山王は隠し子の耕一と面会。耕一はロイヤルホープと、母が見立てた3頭の馬を受け継いだのでした。
第二部あらすじ 受け継がれる馬と遺志
第一部から3年が経ち、春頃に山王は亡くなってしまいます。耕一が受け継いだ馬の名前は、ロイヤルファミリー、ロイヤルリブラン、ロイヤルレイン。ロイヤルファミリーのジョッキーには、父・山王の遺志を引き継いで加奈子の息子・翔平を指名しました。 その後ロイヤルファミリーはデビュー戦であるG1「宝塚記念」で圧勝したものの、全治1年の骨折の怪我を負ってしまいます。ロイヤルファミリーは復帰をしたものの思ったような結果が得られず、休養することになりました。 同時に、耕一と栗須の関係もぎくしゃくしていき……。
原作小説『ザ・ロイヤルファミリー』結末をネタバレ
1度加奈子にプロポーズを断られていた栗須でしたが、その後も順調に交際を重ね加奈子からプロポーズをされます。2人はロイヤルファミリーが復帰戦で勝利した日に、籍を入れました。 迎えた有馬記念の日。名馬16頭が戦うことになったこの戦いで、レース終盤にはロイヤルファミリーとソーパーフェクトの一騎打ちとなります。ですが後ろから追いついてきたビッグホープとファミリーが写真判定にもつれこみ、結果1位ビッグホープ、2位ロイヤルファミリー、3位ソーパーフェクトとなってしまいました。 ロイヤルファミリーと翔平は、この戦いで引退を示唆していました。しかしこの結果は父からのメッセージだと受け取った耕一たちは、ロイヤルファミリーの引退を取りやめ。翌年以降、ロイヤルファミリーは輝かしい活躍を続けていたのでした。
【役柄判明】目黒蓮は中条耕一役
当初から出演が決定していた目黒蓮ですが、第3話まで役柄が未発表でした。加奈子の息子・翔平の大人の姿ではなど、役柄にさまざまな考察が浮上していました。そして第4話でついに明らかになり、目黒は後半の重要人物となる中条耕一だと判明しました! 耕一は耕造の隠し子。耕造は中条美紀子という愛人がおり、その子供が耕一です。耕一はゆくゆく競馬に熱心な青年へと成長し、耕造の夢を受け継いでいく存在となっていきます。後半には欠かせない人物であり、目黒が大役を任されたという形になったと思います!
『ザ・ロイヤルファミリー』相関図

ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』キャスト・登場人物解説
| 栗須栄治/妻夫木聡 | 「株式会社ロイヤルヒューマン」競馬事業部の専属秘書。 |
|---|---|
| 山王耕造/佐藤浩市 | ロイヤルヒューマンの創業者、代表取締役社長。馬主。 |
| 中条耕一/目黒蓮 | 耕造の隠し子で、中条美紀子の息子。 |
| 野崎加奈子/松本若菜 | 栗須の元恋人。シングルマザーで「野崎ファーム」に従事。 |
| 山王優太郎/小泉孝太郎 | 耕造の長男。ロイヤルヒューマン人事部の人事統括部長。 |
| 山王京子/黒木瞳 | 耕造の妻。ロイヤルヒューマン外食事業部。 |
| 椎名善弘/沢村一樹 | 人材派遣会社の最大手「株式会社ソリュー」のCEO。 |
| 広中博/安藤政信 | 美浦トレーニングセンター・広中厩舎の調教師。 |
| 佐木隆二郎/高杉真宙 | ロイヤルホープの騎手。 |
| 平良恒明/津田健次郎 | 「東日スポーツ」に所属するフリーライター。 |
| 相磯正臣/吉沢悠 | 椎名の秘書。レーシングマネージャー。 |
| 野崎剛史/木場勝己 | 加奈子の父。野崎ファームの牧場主。 |
| 林田純次/尾美としのり | 北海道日高の生産牧場「林田牧場」の牧場長。 |
| 山王百合子/関水渚 | 耕造の長女。大学生。 |
| 安川すみれ/長内映里香 | 広中厩舎の調教助手。 |
| 遠山大地/秋山寛貴(ハナコ) | 広中厩舎の厩務員。 |
税理士・栗須栄治(くりす えいじ)役/妻夫木聡

栗須栄治(くりす えいじ)は大手税理士法人で働く税理士。山王耕造との出会いをきっかけに、競走馬とそれに関わる人々と熱い夢を追いかけます。 妻夫木聡が日曜劇場で主演を務めるのは、『Get Ready!』(2023年)以来2年ぶり4回目となります。
『ザ・ロイヤルファミリー』モデル・実話は存在する?
原作があり、感動的な展開が話題になっている本作。原作にモデルや実話が存在するのか調べてみたところ、原作者によると”馬主・馬ともにモデルはいない”ということが分かりました。 ですが実際のモデルはいなくても、原作者の早見は多くの競馬関係者に取材を重ね、リアリティのある人物象を描きました。馬主、調教師、馬、記者、競馬ファンなど多くの人たちが関わっていて成り立っている競馬界。そのリアルを目の当たりにできる、リアリティのある作品になっていますね!
『ザ・ロイヤルファミリー』元競走馬が出演?馬の名前や特徴を紹介!
キャスト陣だけでなく、出演している「馬」にも注目が集まっている本作。ドラマに出演している馬は実際に活躍していた元競走馬であり、ドラマ最後のクレジットでも紹介されています。 また山王耕造の馬は、全て「ロイヤル」がついています。これは冠名で、冠名とは馬主が自分が所有する馬の名前に共通して名付ける名前のことです。
ロイヤルホープ
ロイヤルホープは第一部の主人公的存在である馬。名前の通り、山王家の威信をかけた存在で期待が高まっている馬です。加奈子の実家・ノザキファームから手に入れた馬であり、ホープを勝たせるために栗須や加奈子、調教師などが一丸となって戦う姿が描かれています。 ロイヤルホープは、恐らくマイネルホウオウが演じると思われます。マイネルホウオウは2013年にG1競走「NHKマイルカップ」で勝利を収めた名馬。マイネルホウオウの出演は確定しているため、恐らくホープ役ではないかと予想されています!
ロイヤルファミリー
第二部の主人公的存在である馬・ロイヤルファミリー。最初のレースで1位となったものの、怪我など不調に陥ってしまいます。ですがその後復活し、有馬記念での優勝を目指します。 ドラマではまだロイヤルファミリーが登場していないため、どの馬が演じるかは分かっていません。ファミリー役がどの馬なのか、期待が高まります!
ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』作品概要
| タイトル | 『ザ・ロイヤルファミリー』 |
|---|---|
| 放送日 | 2025年10月12日~ 毎週日曜よる21時 |
| 演出 | 塚原あゆ子 , 松田礼人, 府川亮介 |
| 脚本 | 喜安浩平 |
| キャスト | 妻夫木聡 |
| 原作 | 早見和真『ザ・ロイヤルファミリー』(新潮社) |
演出は塚原あゆ子
本作の演出を手がけるのは、数々の名作ドラマを世に送り出してきた塚原あゆ子です。 代表作には『アンナチュラル』(2018年)や『最愛』(2021年)などがあり、登場人物の感情や関係性を深く掘り下げたヒューマンドラマに定評があります。 2025年には『ファーストキス 1ST KISS』が公開され、映画監督としても頭角を現す塚原。競馬を題材にしたドラマは珍しく、難しいとされており、彼女の手腕に注目が集まっています。
ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』原作ネタバレ&各話あらすじ紹介
ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』は、2025年10月12日に「日曜劇場」枠で放送スタート! JRA全面協力のもと実際の競馬場での撮影も決定し、リアルな映像表現が期待できるでしょう。一口馬主ブームなどで盛り上がる競馬界に、新たな風を吹かせるかもしれませんね。

