2025年10月24日更新

ドラマ『小さい頃は、神様がいて』最終回まであらすじ・ネタバレ!結末の小倉夫婦は離婚するのか考察

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北村有起哉×仲間由紀恵が夫婦役を演じるドラマ『小さい頃は、神様がいて』がスタート。「子どもが20歳になったら離婚する」、そんな約束を交わした夫婦の物語が始まります。 この記事ではドラマ『小さい頃は、神様がいて』のあらすじ・ネタバレやメインキャスト、見どころを一挙に紹介します。結末考察やあんの過去解説も!

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ドラマ『小さい頃は、神様がいて』作品概要・あらすじ【ネタバレなし】

タイトル 『小さい頃は、神様がいて』
脚本 岡田惠和
キャスト 北村有起哉 . 仲間由紀恵 , 小野花梨 . 石井杏奈 , 小瀧望 , 近藤華 , 阿川佐和子 , 草刈正雄

『小さい頃は、神様がいて』のあらすじ

2人の子を持つ小倉渉(北村有起哉)とあん(仲間由紀恵)夫婦には、「子供が20歳になったら離婚する」という19年前の約束がありました。約束を忘れマイペースに日々を過ごす渉と、その日を心の支えとしてきたあん。 Xデーが迫る小倉夫婦が暮らすレトロなマンションで、ある嵐の夜、他の住人たちと思いがけず一晩を共に過ごすことになります。当初は互いに無関心だった住人たちとの交流が、少しずつ夫婦の心を解きほぐし、離婚の約束を抱えた夫婦の関係にも変化をもたらし始めーー。

『小さい頃は、神様がいて』全話あらすじ・ネタバレ!最終話まで更新

【ドラマ】読みたいあらすじ・ネタバレ話数をクリック
第1話第2話第3話
第4話

第1話あらすじ・ネタバレ

あらすじ

東京郊外にある、3階建てのマンション「たそがれステイツ」。1階には慎一(草刈正雄)とさとこ(阿川佐和子)夫妻が住んでおり、家事や地域活動な慎一に対しさとこはあまり興味がない様子を見せています。 2階には、女性カップルの奈央(小野花梨)と志保(石井杏奈)が暮らしています。そして3階には、食品会社に勤める夫・渉(北村有起哉)、妻・あん(仲間由紀恵)、映画監督を目指す大学生の娘・ゆず(近藤華)の3人が住んでいました。息子の順(小瀧望)は、すでに消防士として独立しています。 ある日台風が来るということで、慎一は川の氾濫に備えてマンションの前に水嚢を積み上げることに。渉がそれを手伝ったことが縁で、渉は3階の小倉家で夜を過ごすことを提案し……。

ネタバレ

渉の家に集まった面々は、ホームパーティーのように楽しい時間を過ごします。慎一が今地域活動に勤しんでいるのは、現役時代はさとこに家のことを任せきりだったという罪滅ぼしのため。しかしその姿に、さとこは少し鬱陶しさを感じていました。 奈央と志保は恋人同士だと明かし、将来はキッチンカーをやりたいと夢を語ります。停電などのトラブルはあったものの、無事に一夜を明かした面々。翌朝あんは、「うちも色々ありましたよ。子供が20歳になったら離婚するなんてこともありましたし」と屋上で皆の前で呟きます。 夜、あんは渉に「生きてるんだけど、あの約束」と口を開きます。何のことか分かっていない渉に対し、あんは0時になった瞬間「あと54日」となったスマホを見せたのでした。

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第2話あらすじ・ネタバレ

あらすじ

娘のゆず(近藤華)が20歳になるまで、あと54日。驚いた渉はあんに反論し、言い争いが始まりそうになります。2人がゆずにバレないように車に乗り込むと、慎一(草刈正雄)とさとこ(阿川佐和子)、奈央(小野花梨)と志保(石井杏奈)は喧嘩の予感を察知したのでした。 渉とあんが言い争いをしている中、奈央と志保は深夜の散歩へ。リサイクルショップで売られているキッチンカーを発見した2人ですが、到底届かない金額に肩を落としてしまいました。 翌日。夜にゆずが出かけると知り、あんと2人きりになりたくない渉は、慎一にあることを頼み始め……。

ネタバレ

渉とあんは車の中や車の洗車をしながら離婚について話し合い。コンビニのたい焼きを半分こしながら、昔のことを思い返していました。まだ子供が小さかった頃、あんは家事と育児に追われ「こんなの私の人生じゃない。別れて!」と爆発したことがありました。この時に、ゆずが20歳になったら離婚すると約束していたのです。 翌日、慎一の家で再び集まった面々。しかしあんは、渉が自分と2人きりになりたくないから皆を誘ったことを見抜いていました。慎一が渉と手を組んだことを責める女性陣たちですが、皆2人の離婚話がどうなったのか気になっていて……。 さとこに「離婚するの?」と聞かれたあんは、即答で「はい」と答えます。子供たちはこの話は知らないと言ったあんですが、すでに順(小瀧望)もゆずも両親の離婚を悟っていました。 お酒が回ったあんは、渉が嫌いじゃないことを告白。渉個人の問題ではなく、「子供が大人になったら自分を取り戻したい」と涙を流し……。

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第3話あらすじ・ネタバレ

あらすじ

あん(仲間由紀恵)は皆の前で、渉(北村有起哉)に「離婚してほしい」と懇願。全員が渉の反応を待ちますが、何も答えることができません。 そんな時ゆず(近藤華)から「朝まで帰れなくなった」と連絡が入り、2人に気を遣った面々は男女に別れて夜を明かすことに。 渉と慎一(草刈正雄)は家族に対しての後悔を語り、あんとさとこ(阿川佐和子)、奈央(小野花梨)と志保(石井杏奈)はテントではしゃぎます。翌朝、慎一とさとこの提案で皆でラジオ体操に向かうと、渉はあることを思い出し……。

ネタバレ

渉は昔、家族でラジオ体操に来たことを思い出しました。風邪気味だったゆずは、駄々をこねてラジオ体操に行きたいと言い出します。そして体操後にスタンプをもらい、あんは「なんでもできるんだよゆずは。自分の力で」と声をかけていたことを思い出したのでした。 現在。ラジオ体操をする渉は涙を流しながら、「あんちゃん。わかったよ!離婚しよう!」と叫びます。「愛してるから離婚する。離婚まで53日仲良くしてください!」と号泣し、あんにすがりつきました。 この姿を、ゆずは遠くから見ていました。ゆずは順(小瀧望)に、「私の誕生日が来るたびにあと1年、とか思ってたのかな……」とこぼします。翌朝ゆずは渉とあんに、「コンクールに応募して入選するから」と決意を語りました。 翌朝、慎一とさとこの家に電話がかかってきます。その後神妙な面持ちで、「緊急事態で、これから家を数日留守にする」と小倉家に報告にやってきた2人。さとこは少し震えていて……。

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第4話あらすじ・ネタバレ

あらすじ

慎一(草刈正雄)に代わって、ラジオ体操の当番を務めた渉(北村有起哉)。渉とあん(仲間由紀恵)はゆず(近藤華)に離婚を悟られないように振る舞いますが、すでに知っているゆずはもやもやした気持ちに。 慎一の代わりに掃除をする渉たちですが、どうしても慎一とさとこ(阿川佐和子)に何があったのか気になります。再び離婚のことで口論になった渉とあんが車で言い合いをしていた時、さとこから電話が入り……。

ネタバレ

放送後に更新します!

【結末予想】最終回で小倉夫婦はやり直せるのか?離婚するのか?

19年前に、子供が20歳になったら離婚すると約束した小倉夫婦。あんはずっと離婚を目標に子育てなどを頑張っており、ようやく渉にその気持ちが伝わったようです。 結末は、2人は離婚する道を選ぶのではないかと思います。しかし引き続き「たそがれステイツ」、もしくは近隣に住んで子供たちを含めてたまに集まる良い関係を築くのではないでしょうか。 第3話で、号泣しながら離婚を受け入れた渉。いったんはあんも離婚を思い留まることがあるかもしれませんが、最終的には別々の道を歩むことになると思います。

あん(仲間由紀恵)が抱え続けてきた思いとは?過去のあらすじ解説

あんはなぜ、ここまで離婚を強く望むのでしょうか。 結婚して2人の子宝に恵まれたあんは、若干鬱のような状態で追い詰められることがありました。徐々に「母親ではない自分を取り戻したい」という気持ちが芽生えたあんは、「私は母という存在以外なんにもなかった」と過去を語ります。 渉が悪いわけではなく、「大人になったら自分に戻る」この気持ちが支えとなり、これまで生きてきたあん。突然カミングアウトするのは少しずるい気もしますが、あんにとってはずっと抱えてきた思いだったのですね。

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相関図でキャスト・登場人物解説! 【北村有起哉×仲間由紀恵】

小倉渉役/北村有起

小倉渉(おぐらわたる)は、妻・あんとともに子ども2人を育て、平凡ですが些細な幸せを感じながら、4人家族での暮らしに満足している夫です。 しかし、マイペースで忘れっぽい性格から、妻と交わした離婚に関わる"重大な約束"を覚えていなかったのです。円満だと思っていた渉は、果たして離婚を撤回させられるのでしょうか。 演じるのは、本作が地上波ゴールデン・プライム帯ドラマの初主演となる北村有起哉です。地上波の主演としては2021年の『ムショぼけ』以来4年ぶり。2025年は、映画『逆火』でも主演を務めています。

小倉あん役/仲間由紀恵

小倉あんは、知り合いのもとで仕事をしながら、息子と娘を育てる母親です。夫・渉に対して不満が募り、19年前に「子どもが20歳になったら離婚する」と約束します。その約束を糧に結婚生活を続け、ついにその時がやってくるのですがーー。 演じるのは、フジテレビ系の連続ドラマに5年ぶりの出演となる仲間由紀恵です。言わずと知れた名女優であり、「TRICK」や「ごくせん」シリーズなど、数々の名ドラマに出演しています。

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タイトルの意味!松任谷由実『やさしさに包まれたなら』の一節?

ドラマのタイトル『小さい頃は、神様がいて』は、松任谷由実が「荒井由実」時代に発表した名曲『やさしさに包まれたなら』の冒頭の歌詞から脚本の岡田がインスピレーションを受け、生まれたものだと発表されています。 岡田は「生きることの大変さを、でも、つらそうではない言葉にして、タイトルにしたい」との思いを込めたとのこと。実際に『やさしさに包まれたなら』はドラマ第1話の冒頭から流れており、ドラマの雰囲気を一層盛り上げていました。 改めて、『やさしさに包まれたなら』の歌詞に共感し聴き入ってしまった方も多いのではないでしょうか。

主題歌は松任谷由実(ユーミン)の『天までとどけ』

主題歌を担当するのは、松任谷由実。楽曲のタイトルは、『天までとどけ』です。本作のために書き下ろされた完全新作で、11月18日発売の40枚目のオリジナルアルバム『Wormhole / Yumi AraI』にも収録されます! 『天までとどけ』は、最新のAI技術を駆使し、荒井由実時代、1990年代・2000年代の松任谷由実の歌声を合成し、“第3のユーミン”ともいえる新たなボーカルを創出。そして現在のユーミンと共演させています。

脚本は『最後から二番目の恋』『余命10年』など岡田惠和

本作の脚本を担当したのは、1990年代から数々の名作ドラマ、映画を排出してきた脚本家・岡田惠和(おかだよしかず)です。本作について「バカだねと笑ったり、“わかるわかる”とうなずいたり、ちょっぴり泣けたり、愛らしいドラマをお届けしたい」と意気込みを語っています。 映画では『余命10年』(2022)や『メタモルフォーゼの縁側』(2022)、『いま、会いにゆきます』(2004)など。フジテレビ系ドラマでは、大ヒットシリーズ「最後から二番目の恋」を生み出してきました。

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ドラマ『小さい頃は、神様がいて』見どころを解説

ドラマ『小さい頃は、神様がいて』最大の見どころは、北村有起哉と仲間由紀恵が演じる夫婦が、自らの人生を改めて問い直していく"大人のための物語"である点です。 「子供が20歳になったら離婚する」という約束を胸に秘めた妻と、それを忘れた夫。この対照的な2人が織りなす、リアルで繊細な心理描写から目が離せません。実力派俳優の2人が、長年連れ添った夫婦の複雑な空気感や繊細な心の揺れをどう表現するのか注目です! さらに、草刈正雄や阿川佐和子、小野花梨、石井杏奈ら豪華俳優陣が演じる近所の住人たちとのユーモラスな交流が、悩める夫婦の心をほぐす重要な存在になっていきます。

『小さい頃は、神様がいて』小倉夫婦は離婚するのか?結末が気になる

ドラマ『小さい頃は、神様がいて』は、2025年10月9日スタート!毎週木曜夜10時放送です。 北村有起哉と仲間由紀恵が演じる小倉夫婦の離婚騒動から、隣人たちとの温かい交流を通して、やがて「家族とは、夫婦とは何か」という普遍的なテーマを優しく問いかけます。2025年秋ドラマ、注目の一作です。