『ちょっとだけエスパー』ネタバレ考察&最終回まであらすじ!四季を救って未来が変わるのか?
ドラマ『ちょっとだけエスパー』は、2025年10月からテレビ朝日系の火曜ドラマとして放送が始まりました。主演は大泉洋、脚本を手がけるのは数多くの名作を手がけた野木亜紀子です。 本記事では期待のドラマ『ちょっとだけエスパー』について、ネタバレあらすじやキャストの情報を紹介していきます。
タップできる目次
- 『ちょっとだけエスパー』あらすじ【ネタバレなし】
- 【最新話】最終回「Si,amore.」あらすじ・ネタバレ
- 【考察①】四季は兆(文人)の妻!亡くなったのは兆ではなく四季だった
- 【考察②】兆は2055年の未来人!目的は四季の命を救うこと
- 【考察③】市松のボスは未来の「市松博士」だった!
- 【考察④】文太もナノレセプターを飲んだ?
- 【考察⑤】白い男(麿赤児)は未来の兆だった!
- 『ちょっとだけエスパー』全話あらすじ・ネタバレ
- 第1話「愛してはいけない妻」あらすじ・ネタバレ
- 第2話「天使」あらすじ・ネタバレ
- 第3話「世界を救う私たち」あらすじ・ネタバレ
- 第4話「未確認因子」あらすじ・ネタバレ
- 第5話「Bit Five VS Villain」あらすじ・ネタバレ
- 第6話「兆し」あらすじ・ネタバレ
- 第7話「選ばれし者」あらすじ・ネタバレ
- 第8話「ぶんちゃん」あらすじ・ネタバレ
- 『ちょっとだけエスパー』キャスト・登場人物解説!能力は?
- 作品概要・脚本は野木亜紀子が手掛ける
- 『ちょっとだけエスパー』に期待の声が早くも!
- ドラマ『ちょっとだけエスパー』ネタバレ考察&あらすじをチェック!
『ちょっとだけエスパー』あらすじ【ネタバレなし】
会社をクビになった文太(大泉洋)は、妻と離婚。貯金は財産分与と慰謝料に消えてしまい、ネットカフェを泊まり歩くどん底の日々を送っていました。 そんなある日、文太は「ノナマーレ」という会社から面接の案内を受け取ります。そして最終面接に合格した文太が、社長から言われたのはまさかの言葉――。「君には今日から、ちょっとだけエスパーになって、世界を救ってもらいます。」というものでした。 しかも文太が社宅に向かうと、そこには見知らぬ女性が「妻」として自分を出迎えます。わけがわからないまま「ちょっとだけエスパー」になった文太ですが、果たして世界を救うことはできるのでしょうか。
【最新話】最終回「Si,amore.」あらすじ・ネタバレ
あらすじ
10年後の四季(宮﨑あおい)の死を防ぐため、1000万人を犠牲にしようとしていた兆(岡田将生)。文太(大泉洋)は愛する四季を救うため、四季にナノレセプターを渡して立ち去りました。 桜介(ディーン・フジオカ)と半蔵(宇野祥平)が生きる意味を見失う中、円寂(高畑淳子)は結城(吉田鋼太郎)への復讐を企みます。その頃崩壊したディシジョンツリーを見た兆は、ある恐ろしい計画を実行し始め……。
ネタバレ
文太たちは結城を殺そうとする円寂を止めることに成功。その頃兆はツリーが壊れた原因が市松(北村匠海)たちにあると思い、市松たちを殺すことに決めます。兆はクリスマスマーケットの会場で、天井のLEDパネルが落下して34人が亡くなった事故を利用することにしました。 文太は兆の計画を知り、兆に加担するフリをして34人、そして市松たちも助けて未来を変えようとします。 文太は会場にこの時代を生きる文人(岡田将生)を呼びます。すると四季が現れ、四季はパネルの下に移動して自分と文人を殺そうとしました。文太たちが四季を説得して助けた瞬間、パネルが落下して文太たち4人は下敷きになってしまい……。 その時白い男(麿赤児)が、兆の前に現れます。白い男は2070年の未来の兆。自分が壊してきた過去を修正するために姿を見せていました。 ナノレセプターを飲み、半年分の記憶を失った四季は病院で文人と出会います。この出会いのミッションを遂行していたのは、文太たち4人。死ぬはずだった文太たちは慣性の法則を使って、今も生き延びていたのでした。
【考察①】四季は兆(文人)の妻!亡くなったのは兆ではなく四季だった
四季は夫が事故で死んだのを目の前で見てしまい、心が壊れていました。ずっと記憶が不安定でしたが、第6話で四季の夫は文太ではなく兆だったことが明らかに!そして第8話で、亡くなったのは兆ではなく四季であり、兆は四季が亡くならない未来を作ろうとしていたことが分かりました。 兆の本名は文人で、今見えているのは2055年の未来から来た姿です。四季と文人が出会うのは2026年の4月。そこから結婚するのですが、2025年4月に兆は四季の前に現れます。 四季は未来から来た兆に「自分はあなたの未来の夫で、1年後の2026年に出会う」と説明。「四季の命を救うために2025〜2035年の記憶をインストールしてほしい」と言われ、ナノレセプターという液体を飲みました。 ですが飲んでいる最中に停電が発生し、インストールは不完全状態に。記憶があやふやになった四季に対し、兆は「もう一度ナノレセプターを飲んで記憶を最適化する=半年間の記憶を失う」ことを提案しました。ですが四季は文太との記憶を失いたくないと提案を断り、第8話ではEカプセルを大量に服用してしまったのでした。 結局四季はナノレセプターを飲み、半年間の記憶を失いました。これから文人と出会って10年後に死ぬかもしれないという可能性を受け入れ、生きていくことを選んだのでした。
【考察②】兆は2055年の未来人!目的は四季の命を救うこと
第6話で兆の正体が四季の夫ということだけでなく、本名は文人(ふみと)、2055年から来た未来人で実体は2055年にあることが分かりました!文太たちが見ている兆はホログラムで、未来ではタイムマシンは発明されておらず未来から現在に通信ができるようです。 兆の目的は「四季の命を救うこと」。ずっと亡くなったのは兆で、ショックを受けた四季が記憶を失っていると思っていました。しかし実際に亡くなったのは四季で、兆の目的は「2035年に四季が死なない未来を作ること」だと明らかになりました。 兆が四季に飲ませたナノレセプターで2025年~2035年の記憶をインストールさせれば、四季が死ぬ未来が回避できるそう。兆はたとえ1000万人を犠牲にしてでも、四季1人の命を救うために壮大な計画を立てていたのです。 結局兆は未来の自分=白い男に会い、パネルが落下したあと兆も白い男も姿を消しました。兆は四季と過ごした10年という時間に想いを馳せ、もう過去にやってくることはないのではと予想します。
【考察③】市松のボスは未来の「市松博士」だった!
第4話から本格的に登場した市松は、「アイちゃん」と呼ばれる人物から指令を受けている様子。なんとこの「アイちゃん」は未来の市松自身で、市松は将来博士となって活躍していることが判明しました! 市松博士は10年後に亡くなる1000万人を救うため、過去の市松に指令を送っています。要は、兆の暴走を止めることが目的。1番まともなのは市松だと分かりますね。 市松は今後博士になり、Eカプセルの副作用を抑える薬の開発に貢献していくことになります。
【考察④】文太もナノレセプターを飲んだ?
第1話冒頭、文太がビルから飛び降りてゲームオーバーになるものの、実はARのゲームだったというシーンがありました。これはゲームという展開になっていましたが、文太は過去に全てを失った辛さから本当にビルから飛び降りたのでしょう。 「いてもいなくても変わらない」人間であったことから、兆は文太たち4人をメンバーに選びました。このシーンはEカプセルを飲まなかった本来の歴史であったことが分かります。
【考察⑤】白い男(麿赤児)は未来の兆だった!
第5話でビットファイブとヴィランの戦いの最中、突然現れた謎の老人。白い服を着ていて突然雪を降らせ、指を鳴らしてヴィランの3人の姿を消しました。 兆もこの男のことを知らず、市松たちも知らないと発言していました。年齢的に未来から来た文太かと思っていたのですが、正体は2070年からやってきた兆自身=京。2025年で変えてしまった歴史を元に戻すためにやってきたのでした。 市松は今後、Eカプセルの副作用を抑える薬を開発すると言っていました。京は指を鳴らして場所を移動させる能力を持っており、市松の薬を使って副作用なく能力を使い続けているのではないかと思います!
『ちょっとだけエスパー』全話あらすじ・ネタバレ
第1話「愛してはいけない妻」あらすじ・ネタバレ
あらすじ
会社をクビになり、金も家族も失ったサラリーマン・文太(大泉洋)。他の社員と同じように経費で接待費を捻出してネクタイを購入した文太は、それを見せしめのように「横領」だと言われて逮捕され、会社をクビになりました。このことが原因で、妻にも離婚を突きつけられています。 ある日文太の元に、「ノナマーレ」という会社から面接の案内が届きます。最終面接で社長の兆(岡田将生)からとあるカプセルを飲むよう告げられた文太は、恐れながらも赤と青の色をしたカプセルを飲み込みました。 兆から「あなたは今日からエスパーです」と合格を告げられた文太。文太は今後、見知らぬ女性・四季(宮﨑あおい)と偽夫婦として生活すること、毎日送られてくるミッションをこなすことが仕事だと告げられ……。
ネタバレ
まず文太はアプリに送られてきたミッションをこなします。それは鈴木に1日中傘をもたせる、佐藤の目覚まし時計を5分早める、高橋のスマホの充電を0%にするなど。この時文太は、自分に“人に触れると心の声が分かる”能力が備わっていることに気づきます。 しかも四季は、どうやら自分のことを本当の夫だと思っている様子。文太は同じく社員の円寂(高畑淳子)に、「お芝居じゃないのよ。話を合わせてあげて」と言われました。 文太のミッションのおかげで、鈴木も佐藤も高橋も幸せが訪れたとのこと。その後桜介(ディーン・フジオカ)が庭の木をなでまわすと花が咲く、花咲か系エスパーの能力を文太に披露している様子を市松(北村匠海)という男が見つめていました。 エスパーのことは四季には内緒で、四季は社員でもなくエスパーでもないと分かった文太は、そっと四季に触れてみると……。 「幸せ。ずっとこうしていたい。愛してる」という声が聞こえた文太。四季のことが気になり始めた文太でしたが、兆はミッションをこなすだけでなく「ノンアマーレ。人を愛してはならない」ことを条件として提示したのでした。
第2話「天使」あらすじ・ネタバレ
あらすじ
翌日、文太(大泉洋)の元に「ノナマーレ」から新たなミッションが届きます。それは「ある画家が目的地に着くのを阻止する」というもの。文太は仲間のエスパー、桜介(ディーン・フジオカ)、円寂(高畑淳子)、半蔵(宇野祥平)とともにミッションに向かいます。 しかしなぜか四季(宮﨑あおい)を巻き込むことになり、一同は世界を救うべく箱根大涌谷へ向かい……。
ネタバレ
その前に文太は兆(岡田将生)に、文太が救った鈴木や佐藤や高橋の未来がなぜ分かるのかと問います。すると兆は「自分は未来を救う仕事をしている」と答え、四季(宮﨑あおい)の夫のふりも続行するよう告げたのでした。 文太たちのミッションは、千田(小久保寿人)という画家が芦ノ湖に行かないよう阻止するというもの。文太は円寂(高畑淳子)が触るとほんのり温めることができるレンチン系エスパーだということを知り、千田の膀胱を温めてトイレに行かせようと提案。しかし効果はなく、文太は自分がトイレに行きたくなってしまったのでした。 次に、自身がアニマルお願い系エスパーであることを利用して、千田の車のフロントガラスに鳩の糞を大量に落とした半蔵(宇野祥平)。ですが千田はフロントガラスを綺麗に掃除してしまい、結局芦ノ湖にたどり着いてしまったのでした。 今回のミッションは、贋作師である千田がパウル・クレーの作品を芦ノ湖にいる画商に引き渡すのを防ぐというものでした。文太は自分が10年間で300万を横領して捕まったことを話しつつ、千田の気持ちに同情し初めて千田を芦ノ湖へ向かわせたのです。 しかし千田は「お元気で。やりたいことやってください」という文太の言葉に心が動き、引き返します。芦ノ湖で皆で食べた黒いたまごを描きたいという夢を持った瞬間、千田は突然トラックに轢かれ亡くなってしまったのでした。 文太はそれを知らず、「千田は画家として一生を終える」というミッションクリアの連絡に喜んだのでした。
第3話「世界を救う私たち」あらすじ・ネタバレ
あらすじ
文太(大泉洋)は桜介(ディーン・フジオカ)に息子がいることを知り、円寂(高畑淳子)や半蔵(宇野祥平)にもそれぞれ秘密を抱えていることに気づきます。 四季(宮﨑あおい)との生活にも慣れてきた中、次に提示された文太へのミッションは「爆発で人が死ぬのを止める」というもの。しかもその場所は、お祭りで人が賑わう神社で……!
ネタバレ
文太は、半蔵が元警察官で警察犬係をしていたことを知ります。しかし悪徳ブリーダーを殴って実刑くらい、懲戒免職に。それからノナマーレに入り、アニマル系エスパーとなったのでした。 桜介には17歳の紫苑(新原泰佑)という息子が。妻(徳永えり)と結婚していた桜介でしたが、陣内という男に悪い仕事に誘われ、殴り殺してしまいます。紫苑とも親子ではなくなってしまいましたが、桜介は紫苑の通学路の花屋から時折息子を見つめていました。 神社のお祭りに行こうとしていた文太たちは、ミッションを受け取ります。何も知らない四季を円寂が足止めし、3人は祭り会場でガス漏れを発見。ガスが引火したとき桜介は会場にいた紫苑、半蔵は犬の佐助を、文太は迷子になっていた少年を庇いました。 その時会場には、お面を被った市松(北村匠海)の姿があって……。兆(岡田将生)は「未確認因子がある」と話していました。 夜、ホームレスたちとりんご飴をかじっていた円寂は、「前の男にかじれって言われたの」と語っていました。 翌日熱を出した四季は、なんと文太が兆から与えられているEカプセルを風邪薬と間違えて飲んでしまい……!
第4話「未確認因子」あらすじ・ネタバレ
あらすじ
四季(宮﨑あおい)がエスパーになってしまうのではないかと怯える文太(大泉洋)。すると四季は「いつも誰かに見られている気がする」と言い始めます。 ある日四季と意気投合したという、「たこ焼き研究会」に所属する大学生・市松(北村匠海)が文太たちの前に現れます。文太は市松が四季のストーカーではないかと、半蔵(宇野祥平)と調査することに。 その頃桜介(ディーン・フジオカ)にもある驚きの出来事が起こっていて……。
ネタバレ
四季が市松と仲良くし始め焼きもちを焼いた文太。市松の素性を調べるため半蔵と大学に潜入するも、普通の大学生であることが分かりました。 文太は四季が誕生日ということで、プレゼントを探します。しかし何を買っていいか分からず、しかも誕生日が明日ということが判明。この時文太は怪しい男を見て、後をつけました。 やはり四季をつけていたのは市松で、市松は「それは見つけた。会うことになってる。名前は久条」とPCに向かって話しています。この時文太が市松の部屋に突入。市松は「超能力研究会」に入っており、文太の能力が欲しいと明かしたのです。 休日に改めてデートをし、お揃いのアクセサリーを買った文太と四季。その後四季が誕生日ケーキのろうそくを吹き消そうとすると、何と文太が風で吹き飛ばされてしまい……。 一方桜介の店には紫苑(新原泰佑)が出入りし、桜介から花束を購入。しかし紫苑はその花束をゴミ捨て場に捨てたのでした。 その後紫苑は市松の部屋で、九条(向里祐香)という女性からEカプセルを受け取っていて……。2人はカプセルを飲み込んだのでした。
第5話「Bit Five VS Villain」あらすじ・ネタバレ
あらすじ
文太(大泉洋)たちは「吹っ飛ばしエスパー」となった四季(宮﨑あおい)を迎え入れ、「ビットファイブ」を結成。しかし一連のことを兆(岡田将生)に報告しておらず、そろそろ話すべきなのではと思うのでした。 そんな中、兆から「ある組織が受け渡しを行うアタッシェケースを奪って海中に沈める」というミッションを受け取った文太たち。どうやら人命がかかっているようで、ここから「Bit Five vs Villain」の戦いが始まり……。
ネタバレ
兆は文太に「今から10年後、1万人が死ぬ大惨事が起こる。未来の1万人の命があなたの肩にかかってます」とミッションの目的を説明。ちょっとどころではないミッションを遂行していることが分かったのでした。 円寂(高畑淳子)は35年間結城(吉田鋼太郎)という男に尽くしてきましたが、横領や詐欺の罪を着せられ10年の実刑を食らった過去が。ホームレスになったところを兆に救われ、兆には感謝をしていました。 アタッシェケースを海に沈めるミッションに挑んだ文太たち。すると市松(北村匠海)、紫苑(新原泰佑)、九条(向里祐香)たちが邪魔に入り、乱闘騒ぎになります。この時文太は「1000万人が死ぬ。あんたのせいで」と市松の心の声を読み取り……。 いきなり現れた謎の老人(麿赤兒)は雪を降らせ、「ジャンクションを戻しに来た」と市松たちを指さします。指を鳴らすと市松たち3人は消え、四季はケースの中身が空っぽであることに気づいたのでした。 未確認因子が拡大していることに気づいた兆。兆は今回のミッション現場に四季がいたことに驚き……。一方の四季も、事故現場で倒れていたのが文太ではなく兆であることを思い出していたのでした。
第6話「兆し」あらすじ・ネタバレ
あらすじ
ヴィランの3人は「文太たちのミッションのせいで、1000万人が死ぬ」と思っているようで、文太(大泉洋)は何を信じていいのか分からなくなります。そこでヴィランの3人を呼び出し、話し合いを行うことに。 一方兆(岡田将生)は、「吹っ飛ばし系エスパー」になった四季(宮﨑あおい)を呼び出します。事故に遭った文太が兆に見え始めていた四季は、「私、兆さんに会ったことありますか?」と問い……。
ネタバレ
文太は市松から、ボスの名前は「アイ」で「兆のせいで1000万人死ぬ」ことを阻止するために動いていることを聞きます。 改めて文太、半蔵(宇野祥平)、円寂(高畑淳子)は、市松、九条(向里祐香)と対面。以前出会った白い男(麿赤児)は仲間ではないようで、九条は友人の八柳(小島藤子)の話を始めました。八柳はバイト先のミッションで、エスパーになれる薬を作っていたよう。 その薬が入ったケースを九条に預け、「全部片付いたら取りに来る」と言われていたものの八柳は亡くなってしまいました。八柳の残した手紙には、「自分は兆しを作っているだけだ」と書かれていて……。九条は、八柳の死と兆が関わっていると思っていました。 四季は兆に会ったことで、少しずつ記憶を取り戻し混乱していきます。文太が兆を問い詰めると、兆に触れることができません。実は兆の姿は立体映像で、実態は2055年にあるとのこと。過去にデータ送信していると言いますが、文太は理解に苦しみます。 一方市松は、ボスの「アイ」が2055年の自分自身、市松博士だと気づきます。この時桜介(ディーン・フジオカ)が現れて、桜介に触れられた市松は皮膚が変色し倒れてしまい……。
第7話「選ばれし者」あらすじ・ネタバレ
あらすじ
兆(岡田将生)の告白に混乱していた文太(大泉洋)の元に、桜介(ディーン・フジオカ)から連絡が入ります。桜介が触れた市松(北村匠海)は半身の皮膚が変色し、倒れていました。桜介のエスパーの力は、何らかの理由で異変が起こり始めます。 そんな中、円寂(高畑淳子)と半蔵(宇野祥平)は以前自分たちがミッションで救ったはずの千田守が、突然死していたことを知り……。
ネタバレ
市松にEカプセルを飲ませて助けた文太。回復した市松は「アイ」は2055年の未来の自分であること、アイがEカプセルを発明したことやそのレシピを兆が盗んで歴史を変えようとしていることを文太に説明しました。 千田が死んだことに動揺する円寂と半蔵は、市松のアパートの近くにブロックを積むというミッションを行います。一方文太は四季(宮﨑あおい)と兆がよく行っていた定食屋に行き、2025年の兆に会うことに。兆はまた結婚しておらず、四季にも出会っていないことが分かりました。 四季も兆=文人と出会った日を思い返します。四季は未来からきた兆から「未来の夫」だと聞かされ、四季の命を救うため「2025〜2035年の記憶インストール」を提案されました。四季はナノレセプターを飲んだのですが、停電のせいで現在と未来の記憶があやふやになっていたのです。 兆はもう一度ナノレセプターを飲ませようとしますが、四季は半年分の記憶を失いたくないと文太と一緒にいることを選び……。 その時兆は文太や円寂をスカウトした理由として、「世界に必要とされていない人間を選んだ」ことを明かしたのでした。
第8話「ぶんちゃん」あらすじ・ネタバレ
あらすじ
文太(大泉洋)たちは、「いらない人間」だから兆(岡田将生)にスカウトされたことを知ります。その時、桜介(ディーン・フジオカ)の体にある異変が起こりました。 四季(宮﨑あおい)は全ての記憶を取り戻しますが、文太と一緒にいることを選びます。果たして兆が言っていた「四季を救うため」とは何だったのか……。 文太や桜介、円寂(高畑淳子)、半蔵(宇野祥平)は社宅を出ようとしますが、兆にまた新たなミッションを課せられたのです。
ネタバレ
桜介は鼻から血が出るなどEカプセルの副作用が出始め、円寂と半蔵と桜介は兆からクビを言い渡されます。文太だけはあるミッションを課され、その前に文太は四季と江の島に「記憶の上書き」に向かいました。 江の島で兆との思い出に浸る四季に、文太はナノレセプターを手渡します。これが兆から託された最後のミッション。兆はずっと、大災害で亡くなってしまう四季を救うためにこれまで動いていたのでした。 四季は文太との思い出が消えてしまうことを拒みますが、文太は「私には荷が重い」と逃げるように四季の前から立ち去ります。その頃社宅を追い出された円寂は、恨み続けている不倫相手・結城(吉田鋼太郎)の家の前にいて……。 一方市松(北村匠海)は兆の手下に拉致され、兆と対面。兆は2025年に自分が自首をするから、自分から手を引いてほしいと取引を持ちかけました。市松は四季1人を救うために過去を変えて1000万人を犠牲にしようとする兆を許せず、提案を断ります。 四季は未来で自分が死ぬことを思い出し、Eカプセルを大量に服用。するとディシジョンツリーが壊れ始めて……。
『ちょっとだけエスパー』キャスト・登場人物解説!能力は?
文太(ぶんた)役/大泉洋

主人公・文太(ぶんた)は穏やかで優しい人物ですが、会社をクビになったうえに妻と貯金も失い、最悪な状況に追い込まれます。ところがある日、「ノナマーレ」という会社の最終面接に合格し、与えられるミッションを遂行していきます。 文太が与えられた能力は、「触れている間、その人の心の声が聞こえる」能力。最初は能力を楽しんでいた文太でしたが、徐々にその人の「闇」に触れ落ち込む姿も見せていました。 「人を愛してはいけない」という奇妙なルールのもと、世界を救う仕事を与えられた文太。そんな文太を演じるのは、大泉洋です。コミカルもシリアスも演じられる実力派の彼が、「ちょっとだけエスパー」という独特な役をどう演じるのか楽しみですね!
四季(しき)役/宮﨑あおい

「ノナマーレ」が用意した社宅で文太と共に暮らすことになる謎の女性・四季。彼女は文太のことを本当の夫だと思い込んでいるようです。 そんな四季を演じるのは宮﨑あおい。なんと13年ぶりに民放連ドラに出演するとのことです。脚本を担当する野木は、約2年前にダメ元オファーをし宮﨑に決定したと明かしています。
桜介(おうすけ)役/ディーン・フジオカ

「ノナマーレ」の社員で文太の仲間、桜介を演じるのは、ディーン・フジオカ。なでまわすと花が咲く、花咲か系エスパーの能力を持っています。 演じるディーン・フジオカは、「対岸の家事」(2025年)など話題のドラマに次々出演中です。
市松(いちまつ)役:北村匠海

たこやき研究会に所属する謎の大学生・市松を演じるのは北村匠海。 北村匠海といえば、25年前期朝ドラ『あんぱん』でやないたかし役を演じ大評判を得ています。大ベテランの大泉・宮崎、そしてヒットメーカー野木の脚本の手によって、どんな役柄になるか楽しみですね。
円寂(えんじゃく)役/高畑淳子

桜介と同じく「ノナマーレ」の社員で文太の仲間・円寂を演じるのは、高畑淳子。念じるとほんのりあったかくなるレンチン系エスパーの能力があります。 演じる高畑は、テレビ朝日の同枠ドラマ『Destiny』(2024年)にも出演していました。
半蔵(はんぞう)役/宇野祥平

同じく「ノナマーレ」の社員で文太の仲間・半蔵を演じるのは、宇野祥平。少しだけ動物と話せる、アニマルお願い系エスパーです。 宇野は2025年11月公開の映画『平場の月』にも出演予定です。
兆(きざし)役/岡田将生

「ノナマーレ」の社長で文太たちをエスパーにした張本人・兆を演じるのは、岡田将生。兆は「人を愛してはいけない」と「不思議なミッション」を、文太たちエスパーに託します。 演じる岡田は、『御上先生』(2025年)など話題作に出演。プライベートでも女優の高畑充希と結婚するなど、公私ともに充実し活躍を続けています。
作品概要・脚本は野木亜紀子が手掛ける
| タイトル | 『ちょっとだけエスパー』 |
|---|---|
| 放送日 | 2025年10月21日~ |
| 放送局 | テレビ朝日 |
| 脚本 | 野木亜紀子 |
| キャスト | 大泉洋 , 宮﨑あおい , ディーン・フジオカ 高畑淳子 , 宇野祥平 , 岡田将生 |
| 主題歌 | こっちのけんと『わたくしごと』 |
| 原作 | なし |
本作は野木亜紀子の完全オリジナル脚本です。野木亜紀子といえば、これまで『アンナチュラル』(2018年)、『MIU404』(2020年)、『海に眠るダイヤモンド』(2024年)など、数多くの名作ドラマを世に送り出してきました。 そして今回、2016年の映画『アイアムアヒーロー』以来となる大泉洋とタッグを組み、SFという新しいジャンルの脚本に挑戦。巧みな構成力とエンタメ性に定評がある野木の脚本だからこそ、どういったSFになるのか期待が膨らみます。
『ちょっとだけエスパー』に期待の声が早くも!
エスパーの能力が「ちょっとだけ」っていう設定が面白そう!大泉洋や仲間たちが、それぞれどんな能力を手にするのか気になるな~。野木亜紀子と大泉洋のタッグは「アイアムアヒーロー」で立証済みだから絶対観る!
野木さんの脚本に大泉洋が主演なんて絶対面白いに決まってる!期待値が高すぎて、他のキャストがこんなに気になるのも初めて。妻役は宮崎あおいって噂は本当だった!
ドラマ『ちょっとだけエスパー』ネタバレ考察&あらすじをチェック!
大泉洋の主演ドラマ『ちょっとだけエスパー』は、2025年10月21日から放送がスタートしました。脚本の野木亜紀子をはじめ、「忍びの家」や『トリリオンゲーム』を手がけた監督、『JIN -仁-』の音楽担当など、最強のスタッフが集結する本作。初回から「おもしろい」と話題になりました。 TELASAでは、出演者が放送を見ながら第2話撮影秘話を語る「ウォッチパーティー」の様子が公開されています!カットされたまさかのシーンや、和気あいあいとしている撮影現場について語られています。 ciatrではあらすじ・ネタバレや考察を更新していきます!ぜひチェックしてください。


