のん主演『MISS KING / ミス・キング』今後の展開・最終回ネタバレ予想!最新話までのあらすじとキャストも解説
2025年9月から配信スタートしたABEMAオリジナルドラマ『MISS KING / ミス・キング』。のんが主演を務める本作について、ネタバレあらすじやキャストを詳しく解説します。
タップできる目次
- ドラマ『MISS KING / ミス・キング』作品概要・相関図
- 【あらすじ】将棋×復讐のヒューマンドラマ
- 【第1話ネタバレ】飛鳥(あすか)の復讐劇がスタート
- 【第2話ネタバレ】飛鳥が藤堂と共犯になり復讐を覚悟
- 【第3話ネタバレ】師匠・上田三吉との出会いで復讐が動き出す
- 【第4話ネタバレ】明かされる藤堂の過去と揺らぐ二人の関係
- 【第5話ネタバレ】早見由奈と飛鳥の頂上決戦
- 【第6話ネタバレ】香の痛みと義弟との対決
- 今後の展開・最終回ネタバレを予想!勝利か赦しか
- 『MISS KING / ミス・キング』キャスト!主演はのん
- 『MISS KING / ミス・キング』飛鳥(あすか)は史上初の女性棋士になれるのか
ドラマ『MISS KING / ミス・キング』作品概要・相関図

| タイトル | 『MISS KING / ミス・キング』 |
|---|---|
| 配信日 | 2025年9月29日(月)~ |
| 脚本 | 荒木哉仁 , 石田剛太 , 山岸聖太 |
| 監督 | 山岸聖太 , 椿本慶次郎 |
| キャスト | のん , 藤木直人 , 中村獅童 |
【あらすじ】将棋×復讐のヒューマンドラマ

天才棋士・結城彰一(中村獅童)を父に持ち、母と親子3人で仲睦まじく暮らしていた飛鳥(のん)。しかしある時、彰一は突然家を出ていってしまい、やがては母も病で他界します。 孤独な人生を送る飛鳥とは対象的に、彰一は将棋界で大成功を収めていました。一方、元棋士の藤堂成悟(藤木直人)も彰一との間に因縁があり、「将棋で復讐をしよう」と飛鳥に持ちかけます。飛鳥は成悟とその恋人・堺礼子(倉科カナ)に支えられながら、史上初の“女性棋士”を目指すのですが……。
【第1話ネタバレ】飛鳥(あすか)の復讐劇がスタート
国見飛鳥は棋士である父・彰一が勝利を渇望して家を出ていき、母・桂子と暮らしていました。 やがて母は胃がんを患い、「最期に父親に会わせたい」と願う飛鳥。彼女は彰一の自伝出版イベントを訪れますが、彰一の現在の妻・香に門前払いされます。 母の死後、飛鳥は自伝に母や自分に触れた内容がなかったことに絶望し、ナイフを持って彰一の対局会場へ向かいました。すると突然、謎の男・藤堂成悟に「彰一を殺すなら(彼の人生と言える)将棋で」と諭され、衝動のまま目の前の盤面を指し進めます。 飛鳥の指した手はその瞬間、彰一が勝利したのと全く同じであり、成悟は衝撃を受けるのでした。
【第2話ネタバレ】飛鳥が藤堂と共犯になり復讐を覚悟
藤堂は、恋人・堺礼子(倉科カナ)が働くバーで、飛鳥との対局を静かに振り返っていました。 一方、その飛鳥は人生のどん底にいます。母を亡くし、職と住居を失った上、窃盗犯の濡れ衣まで着せられてしまったのです。さらに異母弟・龍也(森愁斗)の策略で父・彰一と絶縁させられ、彰一の妻・香(山口紗弥加)からは、「お悔やみ」の大金まで渡され、プライドはズタズタに。 すべてに絶望し、母との思い出の場所で命を絶とうとした飛鳥ですが、藤堂によって止められます。藤堂も彰一に人生を狂わされた過去を告白し、彰一のすべてである「将棋」で復讐を果たそうと持ちかけました。一度は拒否した飛鳥ですが、藤堂の説得を受け入れ、共闘の握手を交わします。
【第3話ネタバレ】師匠・上田三吉との出会いで復讐が動き出す
飛鳥は「史上初の女性棋士」を目指しますが、20年のブランクは大きく、アマチュア戦で中学生に惨敗します。藤堂から「最弱だ」と言われた飛鳥は、礼子の家に身を寄せながら、藤堂が紹介した将棋倶楽部へ。そこで師匠となる老人・上田三吉(五頭岳夫)と出会い、修行に励みました。 翌週のアマチュア名王戦では修行の成果が現れ、快進撃を続けます。その強さは、龍也の婚約者で女流棋士・早見由奈(鳴海唯)も注目するほどでした。 しかし、飛鳥は会場に現れた龍也から、誓約書を盾に「将棋はするな」と釘を刺されます。さらに、龍也が藤堂を「先生」と呼んだことで、2人の過去の関係性が明らかに。妨害が交錯する中、飛鳥は決勝戦に挑みますが、重要な局面で体に異変が起き、窮地に立たされてしまい……。
【第4話ネタバレ】明かされる藤堂の過去と揺らぐ二人の関係
対局中に倒れ、「将棋をするな」という幻聴を聞いた飛鳥は将棋を諦めます。「私といたら不幸になる」と藤堂に告げると、「悲劇のヒロイン気取りか」と突き放され、2人は決別しました。 しかし、藤堂の恋人・礼子は、彼が過去に彰一を殴り将棋界を追放されたと飛鳥に明かし「2人は似ている」と語りかけました。 礼子に諭されて飛鳥を見つけた藤堂は、父が亡くなった直後、彰一に「あなたは将棋指しに向いていない。お父様はお気の毒だ」と言われ、殴ってしまったと真相を告白。飛鳥も母の幻影を見た恐怖を打ち明けます。互いの弱さを共有し、呪縛から解かれた2人は再起を決意。 「投了するには早い」と激励された飛鳥は、「アマチュア棋匠戦」で勝利を収めます。その頃、彰一も飛鳥を認知し始めていました。
【第5話ネタバレ】早見由奈と飛鳥の頂上決戦
若手棋士の登竜門「宗桂杯」に、飛鳥が参戦します。飛鳥はその会場で由奈と初めて言葉を交わしました。 飛鳥は由奈に対し「棋士になって結城彰一を倒す」と宣言。しかし由奈は、飛鳥の理想論に「女には限界がある」と現実を突きつけ、「明日、あなたをブチのめしてやる」と宣戦布告したのです。 決勝戦で2人は激突。由奈は“優等生将棋”を捨てた激しい攻めを見せますが、接戦の末、飛鳥が勝利を収めます。会場には彰一も姿を見せており、藤堂は因縁の相手に「必ず倒す」と誓いました。一方、敗れた由奈は、婚約と引退を発表します。 その頃、藤堂は飛鳥の編入試験エントリーが却下される異常事態に気づき、何者かが圧力をかけている疑惑が浮上します。
【第6話ネタバレ】香の痛みと義弟との対決
飛鳥が妨害を受け出禁状態だと知り、藤堂は将棋会館で香に抗議しますが追い返されます。2人は次に香の師匠・安藤鉄斎(西岡德馬)を訪問。香による妨害を訴えるはずが、飛鳥は鉄斎と対局することになります。 鉄斎は、弟子の香も「女性」という理由で理不尽な扱いを受け、夢を絶たれた過去を語りました。その後、飛鳥は「クソみたいな世界を否定するためです」と目標を語り、鉄斎に勝利。 鉄斎の後押しで大会に復帰した飛鳥は、編入試験をかけ龍也と対決します。嫌がらせを乗り越えて勝利し、「みんなを踏み台にして超える!」と宣言した飛鳥。 しかし直後、週刊誌記者が藤堂に接触、彰一のもとにも“隠し子スキャンダル”の記事が届き……。
今後の展開・最終回ネタバレを予想!勝利か赦しか
飛鳥(あすか)と父・彰一(しょういち)の真剣勝負

第1話では飛鳥が父・彰一の仕打ちに絶望し、将棋で彼に立ち向かっていくと示唆されました。親子の勝真剣勝負が勃発するわけですが、勝つのは果たしてどちらでしょうか? タイトルの「ミス・キング」から考察すると、キングをミスする(取り逃がす)=“飛鳥が負ける”とMiss King(王となる女性)=“飛鳥が勝つ”の2つの意味が読み取れます。将棋界における王となった彰一に対し、飛鳥が勝利を収める可能性も十分にあるでしょう。
彰一(しょういち)や龍也(たつや)は単なる悪役ではない?

これまで悪役として描かれてきた彰一の妻・香でしたが、「女性の壁」にぶつかった過去が明らかになりました。そして、そんな香の前で結婚前の彰一は「自分も弱い」と吐露しており、将棋の壁、そして過去の苦悩がこれから描かれるのではないでしょうか。 そんな彰一を演じる中村獅童は「演じる上では、彰一の暴力的ではなく淡々と内面に秘めた闘志のようなものを意識しました。」と語っていました。 彰一の棋士としての品格に繋がるような所作や仕草、佇まいを意識したとも明かしており、非人道的な「単なる悪者」としては描かれないと思われます。飛鳥が悪を打ち倒すのではなく、同じ将棋の鬼になることで彰一の内面を理解し、そして彼を赦すことで自らも救われる展開になるかもしれません。 また、龍也に関しても、父・彰一から棋士としての道を諦め、連盟理事になるよう勧められていると由奈に明かしていました。偉大な父を持つ「2世棋士としての苦悩」が描かれるのかもしれません。
飛鳥(あすか)がジェンダーの壁を破り女性棋士革命を起こすか?

主人公の飛鳥は、「史上初の女性棋士」という困難な夢を追求していきます。この挑戦は、奇しくもかつて同じ夢を目指しながら、志半ばで挫折せざるを得なかった香や由奈の姿とは対照的です。 この挑戦は飛鳥自身だけでなく、棋界の性別・既成概念を揺るがす象徴的な存在になっていくのではないでしょうか。 そして物語の主題も、「父への復讐」という動機から、将棋を通じて「1人の人間として認められたい」、「自分自身の価値を証明したい」という、飛鳥自身の成長の物語へと向かっていくことが予想されます。
『MISS KING / ミス・キング』キャスト!主演はのん
国見飛鳥役/のん

国見飛鳥は「将棋の神」と呼ばれる名棋士・結城彰一の娘。かつて自らと母を捨て、記憶からも消し去っていた彰一への復讐に燃えます。 彰一に将棋で勝つその第一歩として、「史上初の“女性棋士”」を目指すことにしました。 本作の主人公を演じるのはのん。演技力が高く評価され多くの話題作に出演していますが、ダークヒーロー役は初挑戦となります。
藤堂成悟役/藤木直人

藤堂成悟は将棋界を追放された過去を持つ元棋士。飛鳥の父・彰一に強い憎しみを抱いているらしく、飛鳥の才能を見込んで自身の夢と未練を託します。 飛鳥の共犯者を演じるのは、歌手や番組MC、俳優としてもマルチに活動する藤木直人です。2025年7月期に放送されたドラマ『最後の鑑定人』では主演を務めました。
堺礼子役/倉科カナ

堺礼子は飛鳥たちの復讐計画を支える藤堂の恋人。行く宛のない飛鳥の面倒を見てくれ、自身が経営するバーに居候させてくれます。 そんな礼子を演じるのは、ドラマ「刑事7人」シリーズの水田環役などで知られる倉科カナです。
結城彰一役/中村獅童

結城彰一は飛鳥の実の父であり、将棋に取り憑かれて家族すらも捨てた天才棋士。_飛鳥にとっては人生をかけて復讐する相手となります。 演じるのは歌舞伎役者にして、ドラマや映画などでも活躍している二代目・中村獅童です。
脇を固める豪華俳優陣に加えお笑い芸人・村上健志も出演

飛鳥と敵対する結城家などその他キャストとして、数々の豪華俳優陣が名を連ねました。 彰一の再婚相手で将棋連盟の専務・香役には、エキセントリックな役柄に定評がある山口紗弥加。元将棋連盟会長の安藤鉄斎を西岡德馬が演じています。 飛鳥の異母弟・龍也役の森愁斗、その婚約者・早見由奈役の鳴海唯らフレッシュな顔ぶれも揃うほか、第1話では村上健志の出演が話題に!将棋好きとして知られる村上は彰一の対戦相手を演じ、「本物の棋士かと思った」と絶賛されました。
『MISS KING / ミス・キング』飛鳥(あすか)は史上初の女性棋士になれるのか
ドラマ『MISS KING / ミス・キング』は、2025年9月29日からABEMA・Netflixで配信中です。 天才棋士の父に人生を壊された主人公が、憎しみを糧に自らの人生を取り戻していく本作。復讐の先に待つものは何なのか、ぜひその目で見届けてください。