2025年2月11日更新

ドラマ『地獄の果てまで連れていく』のネタバレあらすじ・キャスト解説!韓国の脚本家による復讐劇に原作はある?

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佐々木希

2025年1月期のTBS系列「ドラマストリーム」枠にて、佐々木希主演の『地獄の果てまで連れていく』が放送スタートしました。 この記事では、『地獄の果てまで連れていく』のあらすじ・キャストを解説します。 本記事にはストーリーのネタバレが含まれるため、未視聴の人は注意してください。

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ドラマ『地獄の果てまで連れていく』ネタバレなしあらすじ・作品概要

タイトル 『地獄の果てまで連れていく』
放送日 2025年1月14日
脚本 イ・ナウォン
キャスト 佐々木希 , 渋谷凪咲 , 井上祐貴 , 板尾創路
原作 なし

『地獄の果てまで連れていく』のあらすじ【ネタバレなし】

高校時代、父親が殺人事件の容疑者になり、「人殺しの娘」と揶揄された坂東幸和子(亘理舞)。彼女の平穏な日々を壊した元凶は、唯一の味方だと信じていた後輩・麗奈(渋谷凪咲)でした。麗奈に父親の命を奪われ、自身も殺人の罪を着せられてしまいます。 幸和子は整形して顔も戸籍も変え、「橘紗智子(佐々木希)」として人生を歩んでいくことに……。14年後、佐和子は復讐を決意し、ベビーシッターとして麗奈の家に潜り込むのでした。

ドラマ『地獄の果てまで連れていく』のネタバレあらすじを解説

第1話ネタバレ・あらすじ

橘紗智子はベビーシッター採用面接のため、インフルエンサー兼ピアニスト・花井麗奈を訪ねます。紗智子の正体は、14年前に麗奈と同じ「水崎学園」に通っていた坂東幸和子。新聞記者の父・啓介が同僚を殺害後に自殺したと疑われ、高校でイジメにあっていました。 そんな中、幸和子を助けてくれたのが後輩の黒川(旧姓)麗奈。とある夜、呼び出されて向かった音楽室には、血に染まる彼女の姿とピアノ講師の死体が……。 麗奈は幸和子の身体を刺し、凶器のハサミを握らせると、“啓介を殺害したのは自分”だと示唆します。 時は現在に戻り、長女・こころの卵アレルギーに対処したことで、紗智子は無事採用されました。

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第2話ネタバレ・あらすじ

「水崎学園ピアノ講師殺人事件」の犯人に仕立てられ、母も自殺してしまった紗智子。家族の仇をとるため証拠探しを開始し、麗奈の父で犯罪社会学者の黒川稔を探ります。 麗奈は稔の車を使い、気に入らないインフルエンサー仲間・優子を夜道で撥ねました。 紗智子は協力者・コミからの情報提供により、稔が一連の麗奈の犯行に関わったと推理。研究室で拉致した稔に正体を明かし、「板東啓介を殺害したのは麗奈。後始末は手伝ったが、動機は知らない」という自白を引き出します。 一方、麗奈の夫・誠も「水崎学園」の卒業生であり、紗智子に既視感を抱いていました。実は当時、2人は密かに想い合っていましたが、麗奈の策略で引き裂かれていたのです。

第3話ネタバレ・あらすじ

稔から麗奈が啓介とその同僚の殺害経緯を語る動画を入手し、紗智子の復讐は次の段階へ。麗奈の外出中を狙い、もっとも大切な娘を殺害しようとします。 コミはそれと並行して、カフェで盗撮した麗奈とマネージャーの動画をネット上に拡散。麗奈はSNSで大炎上しており、イメージキャラクターに抜擢した企業にも訴えられかけます。麗奈はストレスを発散のためにホームレスを撲殺。ライブ配信では泣きながら謝罪するのでした。 その夜、紗智子が見守りカメラの映像を見ると、泣き止まない娘にイライラが止まらない麗奈が包丁を手にベビーベッドへ近づいていて……。

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第4話ネタバレ・あらすじ

麗奈は誠からの電話で機嫌を直したものの、計画変更を強いられる紗智子たち。子どもに愛情が無いとしたら、こころを殺して罪を着せてくる可能性すらあります。 こころの初めての寝返りを祝うため、家族と紗智子を誘ってケーキ屋へ向かう誠。彼が押すベビーカーにバイクが突っ込んできますが、麗奈は誠の心配しかしていません。紗智子は「麗奈の弱点は誠」だと確信し、誠から別れを切り出せようと考えます。 インフルエンサー仲間のともみを利用し、彼女の息子に貰った熱帯魚を麗奈が殺す現場を撮影。その映像を観せられた誠は麗奈をかばい、紗智子をクビにしようとするのでした。

第5話ネタバレ・あらすじ

誠は麗奈の残酷な一面も受け入れており、「すべて受け止める覚悟で結婚した」と語りました。 紗智子は自分もピアニスト志望だったと明かし、誠に謝罪して何とかクビを回避します。そして、麗奈の誕生日を祝うサプライズの準備と称して、彼との距離を縮めていくのでした。 一方、夫が仕事だと嘘を吐き、紗智子と出かけていたと知った麗奈。彼女がバターナイフを振り上げた瞬間、誠やインフルエンサー仲間たちが現れました。誠が「紗智子の協力でサプライズを企画した」と説明し、麗奈の誕生日パーティーが始まります。 誠やともみたちが盛り上がる中、樹利亜は意味深な視線を紗智子に向けていて……。

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ドラマ『地獄の果てまで連れていく』の原作は韓国ドラマ?

脚本家が韓国出身

本作には原作がなく、イ・ナウォン脚本による完全オリジナル作品となります。 しかし放送前には、記憶に新しい「わかっていても」(2024年)などと同様に、「近年流行りの韓国ドラマの日本リメイク版ではないか?」との噂が流れていました。 イ・ナウォンは韓国出身ですが、『地獄の果てまで連れていく』の原作は韓国ドラマではありません。

「復讐劇」というテーマや演出

家族を殺された主人公が復讐を決意し、過去の自分を捨てて宿敵に近づいていく。いかにも韓国ドラマらしい、「復讐劇」がテーマの作品には“あるある”の設定と言えます。幸和子へのイジメの演出も、日本のドラマとは思えないほど凄惨です。 雰囲気は「ザ・グローリー」シリーズなどに近く、既視感を覚える人は多いかもしれません。

ドラマ『地獄の果てまで連れていく』キャスト・登場人物は?

橘紗智子 佐々木希
花井麗奈 渋谷凪咲
花井誠 井上祐貴
黒川稔 板尾創路

橘紗智子役/佐々木希

佐々木希

主人公・橘紗智子(たちばな・さちこ)は、花井家に雇われたベビーシッター。元は坂東幸和子という名前で裕福な家庭に育つも、麗奈の裏切りにあって人生が崩壊します。彼女に生き地獄を味わわせるべく、謎の協力者と共に復讐計画を企てました。 佐々木希はTBSドラマ初主演となり、キャリア初の復讐に燃える役どころで新境地を拓きます。

花井麗奈役/渋谷凪咲

渋谷凪咲

紗智子の復讐相手・花井麗奈(はない・れな)は、人気インフルエンサー兼ピアニスト。旧姓:黒川。明るい笑顔の裏側に暴力性と残虐さを隠し持つサイコパスです。他人への興味もなく、自分の思い通りにならない相手を平然と殺害します。 麗奈を演じる渋谷凪咲は、2023年12月に「NMB48」を卒業。ホラー映画『あのコはだぁれ?』(2024年)で映画初主演を果たしました。

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花井誠/井上祐貴

井上祐貴

花井誠(はない・まこと)はフラワーショップを経営する実業家。幼馴染みの麗奈と結婚して一人娘にも恵まれましたが、次第に紗智子のことが気になって……。 優しい夫を演じる井上祐貴は、朝ドラ『虎に翼』(2024年)で注目されたネクストブレイク俳優です。

黒川稔役/板尾創路

板尾創路

黒川稔(くろかわ・みのる)は麗奈の父親にして、大学で教鞭を取る犯罪社会学者。紗智子の父親とも生前に面識があり、彼女の登場で親子関係が壊れていきます。 演じるのはお笑いタレントで、俳優や映画監督としても活躍している板尾創路です。

ドラマ『地獄の果てまで連れていく』の脚本家は?

脚本:イ・ナウォン

明日、私は誰かのカノジョ
(C)「明日、私は誰かのカノジョ」製作委員会・MBS(オリコン)

本作の脚本を手がけたのは、韓国出身の脚本家イ・ナウォン。幼少期に茨城県で5年間、アメリカ・ポートランドで2年間過ごした経験があります。 韓国でドラマの脚本アシスタントとして勤めた後、2016年に留学で日本へ。東京藝術大学大学院映像研究科の脚本領域にて脚本家・坂元裕二に師事しました。卒業後は日本を拠点に活動し、「明日、私は誰かのカノジョ」シリーズなどに携わっています。

ドラマ『地獄の果てまで連れていく』のモデルとなった事件がある?

公式側は明言していませんが、SNSではモデルとなった事件が予想されています。 その事件とは、2023年7月に北海道札幌市で起きた「すすきのホテル殺人事件」。同事件の主犯格の女と麗奈は、“理不尽な理由での殺人に対し、罪の意識がない”点が同じです。相手を刃物で複数回突き刺す殺し方や父親が加担しているのも、偶然の一致なのでしょうか? それぞれの名前も瑠奈と麗奈でよく似ており、モデルになっていても不思議ではありません。

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ドラマ『地獄の果てまで連れていく』の怖すぎるネタバレを解説しました

韓国出身の脚本家が描く、スリリングな復讐劇が魅力の『地獄の果てまで連れて行く』。血みどろになりながら笑う、渋谷凪咲のシリアルキラーぶりも話題です。 協力者の正体など多くの伏線が残っていますが、紗智子の復讐を最後まで見届けましょう!