『純愛上等！』ネタバレあらすじを解説！山中柔太朗×髙松アロハで実写映画化

山中柔太朗×髙松アロハで実写映画化する『純愛上等！』。2026年2月13日に公開が決定しています。ケンカでトップを張る2人の恋の行方とは！？七緒による原作BL漫画をもとにあらすじをネタバレありで解説します！

停戦協定を結んでいる紅桜高校と白岩高校。両校のトップはムードメーカーの亀井円(かめいまどか)と、クールな一匹狼の佐藤美鶴(さとうみつる)と正反対です。 なぜか紅高にやってきた美鶴は円に会いたかったと言います。美鶴の選んだ下宿先が、まさかの円の祖母のところだと聞いて、顔を見に来たんだそう。 奇妙な形で接点を持った2人ですが、お互いに兄と弟にまつわる言えない過去と秘密を抱えていたのです。

紅桜高校のトップ・亀井円(かめいまどか)はケンカからも恋からも距離をおいています。佐藤美鶴(さとうみつる)がトップを務めるライバル白岩高校とも停戦協定を結んでいました。 ある日、なぜか美鶴が円の祖母の駄菓子屋の2階に下宿することに。夕方は店を手伝う円とも自然と接する時間が長くなっていきます。 何やら円は少し前までケンカ三昧で荒れていたそう。そこからケンカも恋愛も遠ざけるようになった背景には、弟・樹(いつき)がトラブルに巻き込まれそうになった事件があったから。一方で美鶴は円に兄は死んだと伝えます。

下宿前から美鶴は円のことを知っていました。兄・貴明(たかあき)がケンカに負けた腹いせに傷害事件を起こし、その際に円の弟・樹を刺したのです。当時中学生だった美鶴は、被害者のリハビリの様子をこっそり覗きにいき、そこで偶然、樹につきそう円を目にしていました。 最悪の兄を持った美鶴にとって、亀井兄弟は憧れであり、円は理想の兄だったのです。美鶴は円に好きだと伝えますが、同時に円に好かれるような人間じゃないとも伝えます。 その頃、円の幼馴染が白高連中に襲われる事件が発生。そこで円は初めて美鶴が貴明の弟だと知ります。

美鶴は貴明を兄だと思いたくなかったから兄は死んだと言ったのです。真実がバレた美鶴は円と樹に謝罪し、片をつけるために貴明のもとへ。円も幼馴染の露木(つゆき)や樹に背中を押され、美鶴のあとを追いかけます。 貴明のもとには、美鶴の幼馴染の本田の姿が。美鶴を一帯のトップにしたいという思いから、貴明側についていたのです。騒動の場に追いついた円の言葉によって本田は改心。最後まで悪者だった貴明も、美鶴によって倒され一件落着となります。 日常に戻れるかと思いきや、美鶴は嘘をついていたことを気にして、下宿先から出ていこうと考えていました。

出ていくという美鶴に、円は「ここに居てよ」と伝えます。経験豊富ながら本気の恋は初めてで、円は美鶴の前ではうぶな反応ばかり。改めての美鶴からの告白と抱きたい宣言にも、はっきり答えを返せずにいました。 これまでの心地よい関係が壊れる怖さもあって一歩踏み出せずにいた円ですが、文化祭の日、久々に美鶴に会って心を決めます。屋上から美鶴への公開告白をして、2人はやっと両想いになりました。 その晩、円は駄菓子屋の2階へ。2人は気持ちを確認しあいながら、心も体も結ばれてハッピーエンドとなります。

円が樹に向けているような笑顔を、自分にも向けてもらいたいと思ったからです。最初に美鶴が円を認識したのは、リハビリ病棟の裏で泣いている姿でした。涙する姿を美しいと感じた美鶴は、それから円から目が離せなくなります。 たしかに美鶴は白高のトップとされていますが、本人はそのつもりはありません。周りがそう担ぎ上げているだけ。なので美鶴にとっては、白高と紅高の関係性や力関係は眼中になく、ただ好きな人の近くにいっただけなのです。

佐藤美鶴は白岩高校のトップとして知られるクールな高校2年生。黒髪年下攻め。トップを張っているつもりはありませんが、ケンカをすれば1人で数人を倒すほどの腕っぷしの持ち主です。 演じるのはM!LKの超クール王子担当の山中柔太朗(やまなかじゅうたろう)です。BLドラマでは『飴色パラドックス』での主演経験もあります。

亀井円は紅桜高校のトップとしておおらかに仲間を率いる笑顔の絶えないムードメーカー。一見するとちゃらく、ゲイ寄りのバイ受け。1つ下の弟・樹を大切に思っている他、幼馴染や後輩からも慕われている人物です。 円を演じるのは髙松アロハ。超特急のメンバーとしても活躍中です。『4月の東京は…』でも主演を務めました。

2026年2月13日公開の映画『純愛上等！』。今回は七緒の原作漫画をもとにあらすじを詳しく紹介しました。青春＆兄弟要素強めな作品なので、BL初心者にも読みやすい1冊。映画も漫画もぜひ楽しんでみてください！