2026年4月8日更新

映画「プッシャー」3部作あらすじ・見どころ解説!レフン監督×マッツ・ミケルセン映画デビュー作

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映画『プッシャー』
©1996 Zentropa Entertainments3 ApS

マッツ・ミケルセンの映画デビュー30周年を記念した特別上映『プッシャー3部作 4Kデジタル修復版』が、2026年5月1日(金)より新宿武蔵野館・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開されます。 デンマーク映画史を塗り替えた伝説の犯罪映画3部作が鮮烈な4K画質でスクリーンに帰還する本企画は、マッツ・ミケルセン生誕60周年祭の特別企画として実現。若き日のマッツ・ミケルセンとニコラス・ウィンディング・レフン、ふたりの天才の原点がここにあります。 この記事では、「プッシャー」3部作 のあらすじ・見どころを解説していきます。

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映画「プッシャー」3部作 作品概要【ネタバレなし】

タイトルプッシャー3部作 4Kデジタル修復版
公開日2026年5月1日(金)全国順次公開
公開劇場新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか
監督・脚本ニコラス・ウィンディング・レフン
プッシャー1996年/デンマーク/110分/R15+ 出演:キム・ボドゥニア , マッツ・ミケルセン , ズラッコ・ブリッチ
プッシャー22004年/デンマーク/100分/R15+ 出演:マッツ・ミケルセン , レイフ・スリヴェスター・ピーターセン , アンネ・ソーレンセン
プッシャー32005年/デンマーク/108分/R15+ 出演:ズラッコ・ブリッチ , アイヤス・アガク , マリネラ・デキク
配給SYNCA
公式サイト公式サイトはこちら

『プッシャー3部作 4Kデジタル修復版』は、ニコラス・ウィンディング・レフン監督によるデンマーク映画3部作の4Kデジタル修復版です。2026年5月1日(金)より新宿武蔵野館・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。 マッツ・ミケルセンの長編映画デビュー30周年、および生誕60周年を記念した特別企画として公開される本作は、コペンハーゲンの裏社会を舞台に麻薬密売人たちの運命を描いた傑作群。世界中の映画ファンや批評家から高い評価を獲得し、レフン監督の国際的な大躍進の礎となった作品です。

『プッシャー』あらすじ

映画『プッシャー』
©1996 Zentropa Entertainments3 ApS

コペンハーゲンの裏社会で麻薬密売人(=プッシャー)として生きるフランク(キム・ボドゥニア)は、相棒のトニー(マッツ・ミケルセン)とドラッグを売りさばき、優雅な生活を送っていました。しかしある日、組織のボス・ミロ(ズラッコ・ブリッチ)から大量のドラッグを代金後払いで預かったフランクは、取引中に警察に踏み込まれ、ドラッグをすべて川に流してしまいます。 金も商品もなくなったフランクを待ち受ける、容赦なく追い詰められていく日々。マッツ・ミケルセンが相棒・トニー役で強烈なインパクトを放った、シリーズ第1作にして犯罪映画の傑作です。

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『プッシャー2』あらすじ

映画 プッシャー2
©2004 NWR Films ApS / Pusher 2 Ltd.

刑務所から出所したトニー(マッツ・ミケルセン)は、ギャングの父(レイフ・スリヴェスター・ピーターセン)の仕事を手伝い始めます。そんな中、知人のシャーロット(アンネ・ソーレンセン)との間に子どもがいたことが発覚。犯罪から足を洗い、まっとうに生きようと決意します。しかし、断りきれずに協力した麻薬取引の失敗で多額の借金を背負い、再び裏社会の深い沼へとはまっていきます。 父との葛藤、子どもへの責任、逃れられない裏社会——マッツ・ミケルセンがデンマーク・アカデミー賞最優秀俳優賞を受賞した演技で体現した圧巻の第2作です。

『プッシャー3』あらすじ

映画 プッシャー3
©2005 NWR Films ApS / Pusher 3 Ltd.

麻薬王ミロ(ズラッコ・ブリッチ)は愛娘の誕生日パーティーを準備しながら、ヘロインの取引を進めていました。しかし手に入ったのはヘロインではなく1万錠ものエクスタシー。ヘロインの取引益で借金を返す計画が崩れたミロは、部下のムハンマド(アイヤス・アガク)にエクスタシーを捌くよう命じます。ところがムハンマドは薬ごと姿を消してしまいます。 孤独の中で権力が少しずつ崩れていく麻薬王の姿。レフン監督が「3部作で最も好きな作品」と語る圧巻の完結編です。

若きマッツ・ミケルセン×N・W・レフン——ふたりの天才の原点がここにある

マッツ・ミケルセン(トニー役/プッシャー・プッシャー2)

映画 プッシャー2
©2004 NWR Films ApS / Pusher 2 Ltd.

マッツ・ミケルセンは、第1作『プッシャー』で主人公フランクの相棒・トニー役として長編映画デビューを果たしました。ダンサー・舞台俳優としてキャリアを積んできた彼は、この作品で大きなインパクトを残します。 続く第2作『プッシャー2』では主人公に抜擢され、刑務所帰りの男の葛藤と苦悩をリアルに演じ切り、デンマークのアカデミー賞・ロバート賞の最優秀主演男優賞を受賞。演技派俳優としての地位を確立した記念碑的な作品です。

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ニコラス・ウィンディング・レフン(監督)

映画『プッシャー』
©1996 Zentropa Entertainments3 ApS

本3部作の監督・脚本を務めたのはニコラス・ウィンディング・レフンです。第1作『プッシャー』は24歳の若さで手がけた長編映画デビュー作であり、才気にあふれたスタイリッシュな映像とリアルな緊迫感で犯罪映画の新傑作として映画史にその名を刻みました。 この3部作がその後の国際的な大躍進の礎となり、『ドライヴ』(2011年)・『ネオン・デーモン』(2016年)など世界的な話題作を生み出していきます。

「プッシャー」3部作見どころ解説

映画 プッシャー2
©2004 NWR Films ApS / Pusher 2 Ltd.

ふたりの天才の原点——24歳のレフン×映画デビューのマッツ

映画 プッシャー2
©2004 NWR Films ApS / Pusher 2 Ltd.

世界的な映画監督ニコラス・ウィンディング・レフンが24歳で撮り上げた長編デビュー作に、のちに「北欧の至宝」と呼ばれるマッツ・ミケルセンが映画デビューを飾った——この事実だけで本3部作の歴史的な価値は明らかです。 ともに世界へと羽ばたく前夜の、若き才能がぶつかり合う熱量が今なお画面から溢れ出しています。

ひとつの裏社会が3つの視点で語られるループ構造の妙

映画 プッシャー3
©2005 NWR Films ApS / Pusher 3 Ltd.

第1作の主人公・フランク、第2作では相棒・トニーが主役へ昇格、第3作では第1作でボスとして登場したミロにスポットが当たる——同じコペンハーゲンの裏社会を異なる人物の視点で描くことで、見えていなかった人間関係の全体像が浮かび上がる構造が本3部作の醍醐味です。 3本続けて観ることで完成するモザイク画のような物語体験をぜひ劇場でご体感ください。

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『プッシャー3部作 4Kデジタル修復版』は2026年5月1日(金)より全国順次公開!マッツ・ミケルセンの原点を劇場で

映画『プッシャー』
©1996 Zentropa Entertainments3 ApS

『プッシャー3部作 4Kデジタル修復版』は、2026年5月1日(金)より新宿武蔵野館・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開となります。 24歳のニコラス・ウィンディング・レフンと映画デビュー直後のマッツ・ミケルセン——ふたりの天才が刻んだデンマーク映画史の伝説が、4Kの鮮明な映像でスクリーンに帰還します。ぜひ劇場でご覧ください。