是枝裕和新作映画『箱の中の羊』あらすじ・キャスト解説!綾瀬はるか×大悟(千鳥)が夫婦役に?

『誰も知らない』『万引き家族』『怪物』などの是枝裕和監督による最新作『箱の中の羊』が、2026年に全国公開されることが決定しました。 原案・監督・脚本・編集をすべて是枝監督が手掛ける本作は、“少し先の未来”を舞台に、家族の形を問い直す意欲作です。 この記事では、本作のあらすじやキャスト情報を一挙紹介していきます。
映画『箱の中の羊』あらすじ・作品概要
原案・監督・脚本・編集 | 是枝裕和 |
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キャスト | 綾瀬はるか , 大悟(千鳥) |
公開日 | 2026年 |
建築士の甲本音々(綾瀬はるか)と、工務店二代目社長の夫・甲本健介(大悟)が、ヒューマノイドを息子として自宅に迎え入れることから物語は始まります。 最先端テクノロジーと人間の内面との衝突、そして新たな家族の形を描く、これまでにない“未来の家族劇”が展開されることに。
映画『箱の中の羊』キャスト解説!綾瀬はるか×大悟(千鳥)が映画初共演
監督は「綾瀬さんは相変わらずチャーミングで素敵。大悟さんは勘が良く、掛け合いのお芝居が上手」と主演ふたりに太鼓判を押しており、この夫婦とヒューマノイドの子供が織りなす“見たことのない家族劇”に期待を寄せています。
甲本音々(こうもとおとね)役:綾瀬はるか

建築士の甲本音々役を演じるのは綾瀬はるか。『海街diary』(2015)以来の是枝監督作品出演になります。
甲本健介(こうもとけんすけ)役:大悟(千鳥)
音々の夫役を演じるのはお笑いコンビ千鳥の大悟。本作が映画初主演かつ是枝作品初参加。綾瀬はるかとは初共演となります。
監督は是枝裕和!映画の構想の根源は死者を蘇らせるテクノロジー?

是枝裕和監督は、これまで『そして父になる』(2013)でカンヌ国際映画祭審査員賞、『万引き家族』(2018)でパルムドール、『ベイビー・ブローカー』(2022)でエキュメニカル審査員賞、主演ソン・ガンホが韓国人俳優初の最優秀男優賞、『怪物』(2023)でクィア・パルム賞と脚本賞(坂元裕二)を受賞するなど、国内外で高い評価を受けてきました。 本作の企画は「最新テクノロジーで“死者を蘇らせる”」という発想から始まり、テクノロジーの進化と人間の内面との衝突を題材に、近未来の家族像を描きます。 監督は「中国で“死者の蘇り”ビジネスが人気を博していること、日本でも起きる可能性、そして技術進化の速さに興味を持った」とコメントしています。
映画『箱の中の羊』は2026年公開予定!タイトルは「星の王子さま」のインスパイアされた?
妻・綾瀬はるか、夫・大悟、息子・ヒューマノイドという意外性のある家族を、是枝監督がどのように描くのか注目が集まります。作品タイトルは「星の王子さま」にインスパイアされた『箱の中の羊』。撮影は2025年9月から進行中で、公開は2026年を予定。続報にもぜひ注目です。