『血の轍』静子の本当の顔とは?過去の生い立ちや老婆となったその後を徹底解説
「毒親」をテーマにした衝撃的な内容で、大きな話題になった漫画『血の轍』。 この記事では本作の主人公・長部静一(おさべせいいち)の母親にあたる、静子(せいこ)について徹底解説!穏やかな母に隠された本当の顔やその生い立ちなど、気になるポイントをまとめて紹介していきます。 ※この記事は『血の轍』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
『血の轍』長部(田宮)静子とは
長部静子(旧姓・田宮)は本作の主人公・静一の母親にあたる人物です。黒髪のロングヘア―がトレードマークで、その容姿は同年代の女性よりもかなり若め。とても穏やかな性格をしており、家族にも優しく接しています。 一見すると良い母親に見える静子ですが、静一に過剰なスキンシップをするなど危うい一面も。彼女はその異常性を所々で見せながら、ついに静一のいとこにあたるしげるを崖から突き落とすという、まさかの事件を起こしてしまいます。
静子の本当の顔とは?静一の美化の真相に迫る
中学生の子供がいるとは思えないほど若々しく、美しい容姿をしている静子。しかし、11巻89話において、これは「静一のなかで美化された静子」だったと判明します。実際の静子は年相応の見た目をした、どこにでもいる普通のおばさんだったのです。 この事実が発覚する場面において、静子の幻影が静一に対し「おまえは、おまえの見たいものしか見てない」と発言。さらに、静一が自分自身も美化して認識していたことが匂わされています。 もしかしたら、静一は自身が美しい人間だと思い込むために、自分を生んだ母を美化していたのかもしれません。
静子の過去の生い立ちを解説
15巻において語られた静子の過去。彼女は両親にきつく怒られながら育ち、6歳になった頃に妹が生まれました。妹は体がとても弱く、親は彼女にかかりきり。やがて両親は静子に対し、「いらない子」と心ない言葉をかけるようになりました。 その後、父が浮気していると発覚し、母はその怒りを全て静子にぶちまけます。中学生になった頃、静子は自分が人間であることも女であることもイヤだと、絶望に近い感情を感じていました。 彼女は過酷な家庭環境で育った裏返しとして、息子への過剰な愛を持つようになったのかもしれません。
静子と一郎(夫)の出会いとは?離婚のきっかけにも迫る
静子は高校で佐知子という友人ができ、彼女に誘われて行った場所で一郎と出会います。この時はさほど仲良くならなかったものの、静子が高校卒業後に上京して再会。そこから親交を深めてゴールインし、静一が生まれてからは家族3人で暮らしていました。 順風満帆な人生を送る静子たちですが、しげるに関する事件で全てが崩壊します。まず、しげるを崖から突き落とした犯人が静子とわかり、彼女は警察へ連行されることに。そこで一郎に対して、「離婚して。私はもう戻らないから」と語りかけます。 さらに、静一が一命を取り留めていたしげるを殺害し鑑別所へ。これにより長部家は完全に壊れ、静子と一郎も正式に離婚することになります。
静子は最後に死亡した?認知症となった結末は
結論から言うと、静子は作中で命を落としています。 様々な事件を通して、疎遠になってしまった静子と静一。長い時を経て再会したものの、静子は認知症になっていました。静一は母の世話をするため、2人きりでの生活をスタートさせます。 そのなかで、静一はとある夢を見ることに。そこにいたのは子供の頃の静一と若かりし日の静子。2人は胸に秘めていた想いを存分に語り合いました。その夢から覚めたとき、静一は息を引き取った静子を目の当たりにします。彼は乾いた笑みを浮かべながら、「死んだ」と静かに呟くのでした。
静子の行動が怖すぎる!『血の轍』は背筋が凍るヒューマンホラー

優しい母親かと思いきや、その内側に恐ろしい本性を秘めていた静子。 しかし、物語が進んでいくなかで静子の生い立ちなどが明らかになり、静子もある意味で被害者だったと示唆されることになります。本作は非常に複雑な物語ですが、そのぶん読み応えがある作品です。物語の詳細が気になる方は、ぜひ本編をチェックしてみてください!





