映画『ワンオペレーション』あらすじ・キャスト解説!ローズ・バーンがベルリン銀熊賞に輝いた衝撃作
仕事も家事も育児も、たったひとりで背負う——現代社会の“ワンオペ”という構造をブラックユーモアとともに描いた話題作『ワンオペレーション』が、2026年9月18日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開されます。 主演のローズ・バーンは、本作で第75回ベルリン国際映画祭の銀熊賞(主演俳優賞)、第83回ゴールデン・グローブ賞の女優賞(コメディ/ミュージカル部門)を受賞し、第98回米アカデミー賞の主演女優賞にもノミネートされました。製作は『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022年)などで知られるA24です。 この記事では、『ワンオペレーション』のあらすじ・キャスト・見どころを解説していきます。
映画『ワンオペレーション』作品概要・あらすじ【ネタバレなし】
| タイトル | ワンオペレーション |
|---|---|
| 原題 | If I Had Legs I'd Kick You |
| 公開日 | 2026年9月18日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開 |
| 製作国 | アメリカ |
| 監督・脚本 | メアリー・ブロンスタイン |
| 出演 | リンダ役/ローズ・バーン , ジェームズ役/エイサップ・ロッキー , セラピスト役/コナン・オブライエン |
| 製作 | A24 |
| 配給 | 東京テアトル , シンカ |
| 受賞・出品歴 | 第75回ベルリン国際映画祭銀熊賞(主演俳優賞) , 第83回ゴールデン・グローブ賞女優賞 , 第98回米アカデミー賞主演女優賞ノミネート |
| 公式サイト | 公式サイトはこちら |
『ワンオペレーション』は、仕事・家事・育児のすべてをひとりで抱え込む女性の日常が、少しずつ崩壊していくさまを描いたアメリカ映画です。原題は If I Had Legs I'd Kick You で、スリラー、心理ドラマ、ダークコメディが融合した予測不能な物語として展開します。 製作を手がけたのは、『ミッドサマー』(2019年)や『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022年)などを送り出してきたA24。日本では東京テアトルとシンカの配給により、2026年9月18日(金)からヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開されます。 本来は複数人で担うべき負担をひとりで背負う“ワンオペ”という現代の構造的な問題を、圧倒的な没入感で映し出す衝撃作です。
あらすじ

主人公のリンダは、仕事に育児に、そして次々と押し寄せる現実に追われ、心身ともに限界へと近づいていきます。娘の治療方針をめぐって主治医と向き合い、崩れかけた家の問題に苦しみながら、彼女の日常からは少しずつ余裕が失われていきます。 リンダの周囲には、感情をぶつけられる同僚のセラピストや、人懐っこく近づいてくる謎めいた青年ジェームズなど、さまざまな人々がいます。しかし、その存在が彼女の苦しみを解いてくれるわけではありません。 助けを求めながらも、まっすぐ人に頼ることのできないリンダ。追い詰められた彼女のアイデンティティーが揺らいでいく“ワンオペ地獄”を、本作は観る者に追体験させていきます。
映画『ワンオペレーション』キャスト解説!ローズ・バーン×エイサップ・ロッキー×コナン・オブライエン
リンダ役/ローズ・バーン

主人公リンダを演じるのは、ローズ・バーンです。仕事、家事、育児をひとりで抱え、限界へと追い詰められていく女性を、痛切なリアリティで体現しています。 この演技で、ローズ・バーンは第75回ベルリン国際映画祭の銀熊賞(主演俳優賞)と第83回ゴールデン・グローブ賞の女優賞を受賞し、第98回米アカデミー賞の主演女優賞にもノミネートされました。まさにキャリアの最高峰と呼べる熱演です。
ジェームズ役/エイサップ・ロッキー
リンダに近づく謎めいた青年ジェームズを演じるのは、エイサップ・ロッキーです。お節介とも親切ともつかない絶妙な距離感で、追い詰められたリンダの日常に入り込んでいきます。 ミュージシャンとしても知られるエイサップ・ロッキーが、つかみどころのない青年の存在感を印象的に立ち上げています。
セラピスト役/コナン・オブライエン
リンダが唯一感情をぶつけられる同僚のセラピストを演じるのは、コナン・オブライエンです。張り詰めたリンダの心を映し出す重要な相手役として登場します。
監督・脚本はメアリー・ブロンスタイン——実体験から生まれた没入型の衝撃作

監督・脚本を手がけたのは、本作が長編2作目となるメアリー・ブロンスタインです。心理学の修士号を持ち、国立病院で子どもを対象としたプレイセラピーに携わった経験もある彼女は、重病の娘とモーテルで暮らした自身の実体験をもとに脚本を書き上げました。 主人公の視点に徹底的に寄り添う没入型の演出と、生々しい現実感とシュールな不条理が入り混じる映像表現が特徴です。プロデューサーにはサラ・マーフィやジョシュ・サフディらが名を連ね、編集はアリ・アスター監督作を手がけてきたルシアン・ジョンストンが担当するなど、実力派が集結しています。
映画『ワンオペレーション』見どころ解説
世界の賞レースを席巻——ローズ・バーン、キャリア最高峰の熱演
最大の見どころは、ローズ・バーンの圧巻の演技です。仕事も家庭も限界寸前まで追い込まれた女性を、彼女は繊細かつ大胆に演じ切りました。 その熱演は、ベルリン国際映画祭の銀熊賞やゴールデン・グローブ賞の女優賞、米アカデミー賞のノミネートという形で、世界の映画祭・賞レースから高い評価を受けています。
“ワンオペ”という現代のリアル——共感と痛みの物語
本作が突きつけるのは、“ワンオペ”という現代社会の構造的な問題です。本来は複数人で分担すべき育児や家事、仕事を、ひとりで背負わざるをえない状況が、リンダを静かに追い詰めていきます。 誰かに助けを求めたくても、うまく頼れない。そんな切実なテーマが、多くの観客の共感と痛みを呼び起こします。
A24流の予測不能な語り口——没入型の“ワンオペ地獄”
スリラー、心理ドラマ、ダークコメディが溶け合った予測不能な語り口も、本作ならではの魅力です。主人公の視点に密着したカメラが、現実と悪夢の境界を曖昧にしていきます。 笑っていいのか、恐れるべきなのか——その感覚さえ揺さぶられる没入体験が、A24らしい挑戦的な作品づくりのなかに息づいています。
映画『ワンオペレーション』は2026年9月18日(金)公開!“ワンオペ地獄”を追体験する衝撃作
仕事も家事も育児も、たったひとりで——限界寸前の日常を圧倒的な没入感で描いた衝撃作が、いよいよスクリーンに到達します。 映画『ワンオペレーション』の公開は、2026年9月18日(金)。ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開されます。主演のリンダ役/ローズ・バーンが、ベルリン銀熊賞に輝いたキャリア最高峰の演技を見せ、監督・脚本はメアリー・ブロンスタインが務めます。 崩れゆく日常の果てに、リンダは何を選ぶのか。その“ワンオペ地獄”の行方を、ぜひ劇場で見届けてください。