『ちいかわ』悪夢(あくむ)編ネタバレ考察!ゾウ(バク)の正体とトラウマ級に怖いと話題の理由を解説
かわいいだけじゃないところが魅力の『ちいかわ』。不穏なエピソードのなかでもとくに人気の回が悪夢編です。 今回はその内容をおさらいしながら、ゾウ(バク)に似た怪異のモデルや、このエピソードがトラウマ級といわれる理由などを解説。また、悪夢解決後に描かれた、ハチワレキメラ化の伏線ともとれる描写についても考察していきます! ※この記事は『ちいかわ』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
『ちいかわ』悪夢(あくむ)編とは?
| 連載時期 | 2023年2月~3月 |
|---|---|
| 掲載巻 | 7巻 |
悪夢編、またはバク編と呼ばれるエピソードは全21話で掲載されました。ちいかわが像のようなバクのような怪物に出会い、悪夢に苦しめられる回です。最終的に悪夢は解決するのですが、夢の内容がシンプルに怖かったり、ハチワレのキメラ化フラグのような描写が不穏だったり……。 本作特有のかわいいだけではない不気味さが漂い、ファンの間でも屈指のトラウマ回として知られています。
【ネタバレ】悪夢編をラストまで解説
にらめっこに負けたちいかわが⋯⋯
草むしり検定の試験に向けて勉強中のちいかわ。すると外から夜食の屋台の音色が聞こえ、ちいかわは買いにいくことに。そこにはゾウに似た怪物が待ち受けており、ちいかわ相手に有無を言わさず「にらめっこしましょ、笑うと負けよ、あ・く・む」と催眠をかけます。 強制的ににらめっこが始まり、ゾウは腕を伸ばしちいかわを捕まえてくすぐり笑わせました。「負け」と言い残してゾウは去り、ちいかわは自宅で眠りにつきます。
悪夢で検定不合格!?
待っていたのは悪夢でした。検定会場で眼の前で門を閉められ、検定が受けられないという悪夢を見ます。クマを作って元気のないちいかわのそばには、いつの間にかうさぎがいました。うさぎが一緒にいてくれたことでホッとしたちいかわは、一緒に昼寝をします。 すると再びの悪夢。ちいかわはゾウに水攻めにされ、さらにちいかわ以外が全員合格し、ちいかわだけが検定に落ちるという夢を見ます。昼でも隣に誰かがいても悪夢は避けられないようです。
うさぎの協力で討伐!
うさぎとちいかわはゾウの討伐に出かけます。悪夢を見なくすることも可能だというとゾウは鼻でちいかわをつかみ、食べようとしました。さすまたが刺さり危機は回避するも、ゾウは2人にまたにらめっこ=催眠を仕掛けます。 自分を笑わせてみろと挑発的なゾウを笑わせることができず、今度はゾウが笑わせるターンに。ゾウはうさぎを掴み、笑わせようとします。うさぎが必死に耐えている間に、ちいかわはネタを取りに行くことに。 ゆっくり溶ける謎の物体と猫じゃらしのコンボで足の裏をくすぐられたゾウは、笑って消滅しました。
ハチワレの姿が変わる?
悪夢は終わったはずなのに、夢の中には強くなったハチワレ(キメラ化)の手が登場します。しかし次のコマでは楽しい夢に変わっており、ちいかわは悪夢から解放されてホッとしました。 翌朝、ちいかわがハチワレの洞窟にいくとうさぎとハチワレの姿が。うさぎから話を聞いたハチワレが、ちいかわの武勇伝を聞きたがるコマで悪夢編は終わります。
【考察①】悪夢編が怖い・トラウマと言われる理由は?
悪夢というのは誰にでも起こりうることなので、余計に怖さが想像しやすいエピソードです。 ちいかわの場合、試験勉強の真っ最中で、検定に合格できるかどうか不安を抱えていました。そんな状態のときに、より精神を追い詰めるようなピンポイントな悪夢を強制的に毎日見せるというのは相当な恐ろしさです。 不安に思うことを悪夢としてリアルに体験させられるというのはトラウマものでしょう。それに対して、発動条件が笑わせるという一見すると楽しそうなものというのも不気味。 後述のハチワレの件も含め、うっすらと後味の悪さが残ります。
【考察②】ハチワレがでかつよに!?今後の伏線か

悪夢は終わったはずなのに、「こんなになっちゃった……」と、洞窟から伸びるハチワレのキメラ化の手の夢を見たちいかわ。結局は見間違いというオチでしたが、潜在意識下でちいかわに仲間がキメラ化するという恐怖があるから、夢に見たのではないでしょうか。 オフィスグリコちゃんがあのこになった変容したことが映画でほぼ確定。それ以外にも、ちいかわ族がでかつよになることは何度も示唆されており、この夢もその前兆かもしれません。
【ゾウ】悪夢を見せる怪異の正体・モデルは?
悪夢を見せる怪異はゾウのような長い鼻を持ち、体型もゾウに似ています。声優は山根雅史(やまねまさし)。くすぐり攻撃をする際は、脇腹から別の腕が生えてきます。 体のデザインはゾウ寄りですが、悪夢との関連でいえばバクがモチーフでしょう。本来のバクは悪夢を食べてくれる存在として、日本では昔から言い伝えられています。それが本作では、悪夢を見せる側の怪異のモデルとして登場しました。 ゾウは2回目に会ったときに「悪夢以来でございまス」と言っていたので、催眠対象の夢の中に入れるのだと考えれます。
【仲良し?】うさぎがちいかわのハイタッチを無視!?
うさぎとちいかわの共闘でなんとかゾウを倒し、ちいかわはうさぎにハイタッチを求めます。しかしうさぎはハイタッチを無視して帰ってしまいました。やっと終わったから帰ろう感が溢れ出ていて、うさぎの自由さが出ています。 いつものことながら悪意はなかったのでしょう。翌日にはうさぎは朝早くからハチワレのもとを訪れて、ちいかわが頑張ったことを報告していました。マイペースなうさぎらしさが見て取れる言動です。
『ちいかわ』作中屈指の人気回・悪夢編を詳しく解説!
『ちいかわ』の不穏なエピソードのなかでも、とくにトラウマ回といわれる悪夢編を紹介しました。悪夢は単に夢として終わるのか、それとも今後の伏線なのか……。考察という意味でも何度も読み返したいエピソードです。



