映画『ダ・ヴィンチ・コード』の謎の考察・解説まとめ

2017年7月6日更新

2006年に大ヒットした映画『ダ・ヴィンチ・コード』。トム・ハンクス、オドレイ・トトゥ、イアン・マッケラン、ジャン・レノなどのフランスの有名俳優も起用したこの作品の謎に迫りたいと思います。

徹底考察・解説!映画『ダ・ヴィンチ・コード』は、超難解?

原作『ダ・ヴィンチ・コード』では、詳細に書かれていたり、時間をかけて説明していたりするストーリーが、映画の時間制約のために謎への解釈がかなりテンポよく進んでいます。

あまりのテンポの良さに、集中していないと置いてきぼりをくってしまうことがあり、そのために難解だ、原作を読まないとわからないなど、と言われています。今回は、難解なストーリーを解説してみたいと思います。

映画『ダ・ヴィンチ・コード』あらすじ

ルーヴル美術館で起きたソニエール館長殺害事件。容疑者候補となっているのは、その日の夜に関東と会う約束をしていた宗教象徴額の専門家であるラングドンでした。

警察はラングドンを捕まえようとしますが、ソニエールの孫である暗号解読官のソフィーは、ソニエールが残した暗号で、ラングドンは犯人ではないとわかり、警察の手から救い出してくれます。

ソニエールが床に残したメッセージから始まった暗号解読の旅を続けるうちに、2人は、ソニエールが実はキリストの聖杯を守秘密結社シオン修道会の総長であることを知り、「キリストの聖杯」の謎を追うことになります。

レオナルド・ダ・ヴィンチって?

万能の天才です。ルネサンスを代表する芸術家である一方、彫刻家や音楽家などの芸術方面から、解剖学、生物学、土木、築城などの科学者的にも実績を残し、さらには思想家・哲学者でもありました。

館長ソニエールはなぜ、ウィトルウィウス的人体図を作ったのでしょうか?

ソフィーとラングドンにしかわからないようなメッセージを残すためです。死にゆく意識の中でも、わざわざあの姿とそばの暗号を作ったことで、ダ・ヴィンチの作品を調べるように伝えていたのです。

レオナルド・ダ・ヴィンチが隠した暗号「最後の晩餐」

レオナルド・ダ・ヴィンチが生きていた当時、イエス・キリストの異説を唱えることはとても困難でした。そのために、言いたいことを画に隠したのではないかというのが、この「ダヴィンチ・コード」です。

「最後の晩餐」は12人の弟子と、処刑前の最後の夜に過ごしている絵です。

キリストに向かって左側にいる人はヨハネ?

普通、キリストの左横は、ヨハネであるとされています。しかし、この絵画の中では、女の人の様にも見えます。男女の書き分けに長けているダ・ヴィンチが、わざとヨハネではなく別人の女性を描いたのではないかといわれています。

別の人というのが、マグダラのマリア

つまりこの絵に描かれているのは、キリストと親密に関係ある「マグダラのマリア」だというのです。彼女は復活したキリストを最初に目撃した人物でもあります。

キリスト教のタブー

キリストは神の子であると信じているキリスト教の人たちにとっては、キリストに妻がいて、子供がいたという事はあってはならないことなのです。そういった背景で、映画『ダ・ヴィンチ・コード』では、子孫がいるかもしれない可能性が出てくる「聖杯」を抹消したいという「オプス・デイ」と、聖杯を守る「シオン修道会」との戦いになりました。

キリスト教になじみのない日本人にとっては、難解かも知れませんが、キリスト教について勉強してみると、より一層たのしめるかもしれませんね。

『ダヴィンチコード』の解説でした

『ダ・ヴィンチ・コード』の考察・解説をお送りしました。設定や世界観が複雑で前提知識がないとしっくりこない部分も多い作品ですが、だからこそ裏の設定が理解できると深く楽しむことができます。

ぜひ深く理解してロバート・ラングドンのシリーズの世界に浸りましょう!