2017年7月6日更新

ジェニファー・ジェイソン・リーの魅力に迫る【ヘイトフル・エイトの紅一点】

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ジェニファー・ジェイソン・リー
©Sthanlee Mirador/Sipa USA/Newscom/Zeta Image

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ジェニファー・ジェイソン・リー

ジェニファー・ジェイソン・リーは、1962年2月5日生まれのアメリカのカリフォルニア州出身の女優です。両親は、人気テレビシリーズ『コンバット』の主演を演じていた父親ヴィッグ・モローと女優でもある母親バーバラ・ターナーという芸能一家です。 そのため小さなころから端役で映画に出演し、14歳からリー・ストラスバーグやステラ・アドラーのもとで本格的に演技の勉強を始めました。 本格的な役者デビューは1979年『誰がウェブスターを殺した』で、スクリーンデビューは、1980年『他人の眼』です。 役柄ごとに徹底的に調べ上げることで有名で、1995年に公開された『黙秘』では、名女優といわれるキャシー・ベイツに劣らない演技力を披露しました。 彼女の魅力は何といってもその徹底したリサーチから作り上げられる、生き生きとしている人物たちの感情を見せてくれることですね。 ハリウッド大作にも出ていますが、ロバート・アルトマンや、コーエン兄弟などのアート・フィルム系の監督にも好かれる演技派女優に成長しました。

ジェニファー・ジェイソン・リーの出演映画

名前を世に広めた作品

アメリカ高校生の恋と青春を描く1982年公開の映画。ジェニファー・ジェイソン・リー以外にも後々に有名になる俳優たちが多く出演しています。

ジェニファーがちょっぴりエロい

日本では劇場未公開となり、ビデオが発売、テレビでも放送されたことのある映画。中世ヨーロッパを描いたロマンティックラブストーリーです。本作で彼女は裸を披露するセクシーなシーンもあります。

サスペンスに定評のあるジェニファー・ジェイソン・リーがヒロインを熱演。

ロバート・ハーモンが描く1986年制作のサイコサスペンス映画。ジェニファー・ジェイソン・リーは、ドライブインのウエイトレスのナッシュ役で出演しています。

消防士の感動物語に出演

本物の炎を使用して、消防士の姿を描いた本作で、ジェニファーはウィリアム・ボールドウィン演じる消防士の元恋人役として出演しました。

代表作といえる作品

女同士の異常な本音を描く1992年製作のサイコスリラー映画。ジェニファー・ジェイソン・リーの怪演がすごいです。生理的な部分にまで迫る生々しい嫉妬を見事に演じています。

この演技対決は見逃せない

1995年にスティーブン・キング原作の小説『ドロレス・クレイボーン』を映画化にした作品。 圧巻ともいえるキャシー・ベイツの演技力もさることながら、娘役のジェニファー・ジェイソン・リーのトラウマに苦しむ姿を好演しています。

ジェニファー・ジェイソン・リーのプライベート

2005年9月に『ベン・スティラー 人生は最悪だ!』の映画監督ノア・バームバックと結婚しましたが、2010年には離婚の申請中であると報道され、2013年に離婚しました。 ローマーという一人息子がいます。

人気ドラマ『リベンジ』に出演

ジェニファー・ジェイソン・リーは2011年から放送が開始された、アメリカの大ヒットドラマ『リベンジ』のシーズン2に出演したことで話題となりました。 エミリー・バンキャンプ演じる主人公、エミリー(アマンダ)が、家族を崩壊させた人々に復讐をしていくというドラマのなかで、ジェニファーはその主人公の血縁関係にある人物を務めました。 本作では日本人俳優の真田広之が出演していることでも注目を集めました。

タランティーノ監督作品『ヘイトフル・エイト』出演

2016年2月27日に日本公開される『ヘイトフル・エイト』。南北戦争後の雪深いワイオミング州を舞台に、吹雪で動けなくなった8人の人間たちがが登場する西部劇です。 前回2012年にも『ジャンゴ 繋がざる者』の西部劇でしたが、今回は前回以上の西部劇が観られそうです。
監督作品に出演経験のある俳優たちも多く登場します。 ジェニファー・ジェイソン・リーは、その中で紅一点。女囚人を演じ、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされました。

ジェニファー・ジェイソン・リーの今後

一つ一つに全力で取り組むジェニファー・ジェイソン・リー。2016年4月にはホラー映画『Amityville: The Awakening(原題)』が全米公開されます。その他にも、元アメリカ大統領のリンドン・ジョンソンの伝記映画『LBJ(原題)』にも出演予定です。 2017年にはテレビドラマ『Twin Peaks』に出演することが決まっており、映画ではSFスリラーの『Annihilation(原題)』に出演することが噂されています。 今後の活躍にさらなる期待が持てそうです。