2017年7月6日更新

『THE FLASH/フラッシュ』についてあなたの知らない25の事実

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『THE FLASH / フラッシュ』

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DCコミックの隠れたヒーロー、フラッシュ

フラッシュ
DCコミックの人気ヒーロー・フラッシュは近年ドラマシリーズの主人公になるなど、注目を集めているヒーローです。スーパーマンやバットマンらが集結したスーパーヒーローチーム「ジャスティスリーグ」のメンバーでもある彼は、目にもとまらぬ俊足を武器としたスーパーヒーローです。 今回はそんなフラッシュについてのトリビアの数々をご紹介します。

1.フラッシュには双子の兄弟がいる!?

実はバリー・アレン(フラッシュ)の母親ノラ・アレンは双子を出産しています。つまり、バリーには双子の兄弟がいるのです。 ある医者が裕福なソーン家の子供の取上げに失敗。医者がノラの双子のひとりを盗みソーンに渡し、バリーの母ノラに双子のひとりは死産だったと告げます。 ソーン家で育った双子マルコムは虐待受けていたため、幸せな家庭で育ったバリーに嫉妬、ヴィランのコバルト・ブルーとなりフラッシュの超高速能力を奪うために襲い掛かることとなります。つまり、悲しいことですが、双子の兄弟が敵として対峙することになってしまったのです。

2. 人を殺していた!?

フラッシュ
ヒーローといえば、正義の味方であり尊い命を守る存在ですよね。殺人なんてもってのほかです。しかし、フラッシュはその一線を越えてしまったヒーローだったのです。 ヴィランであるリバース・フラッシュがバリー・アレンの婚約者殺害を計画、ふたりの結婚式に現れます。彼は、このことを予測していたため、リバースを返り討ちに。最後は首をへし折って殺害してしまいます。 バリーはこの事件以降、罪の意識に囚われることになります。コミック史上最もダークなエピソードのひとつです。

3.テストに1発合格していた!?

DCコミックのグリーンアローンを基にしたドラマ『ARROW/アロー』にバリー・アレンがゲスト出演していました。
アロー
ネットワークtheCWは『ARROW/アロー』の同じシーズンでバリー・アレンを再登場させてフラッシュのドラマの可能性を探るテストをする予定だったそうです。 しかし、ネットワークはテストの必要はないと判断し、『THE FLASH/フラッシュ』の製作が決定しています。そのくらい、バリーのインパクトがすごかったのですね!

4.甥がフラッシュを引き継いでいた!?

アンチモニターの地球滅亡計画を阻止するため、彼は命を落とすことになります。その後、甥ウォーリー・ウエストが叔父バリー・アレンの意志を引き継ぎ、3代目フラッシュが誕生しました。 アメリカン・コミックではヒーローが襲名することは珍しくなく、フラッシュも例にもれず襲名されています。

5.頭の回転も超高速!?

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フラッシュといえば、超高速で動く能力がトレードマークのヒーローですが、走ることに限らず頭の回転も超高速なのです。戦闘時には瞬時にベストの行動を割り出し、数々のヴィランを倒してきました。 フラッシュ最大のヴィランのひとり、ゴリラ・グロッドは彼の頭の回転が超高速だったことが原因で敗れています。 ゴリラ・グロッドはサイキックで人の精神を操る能力を持つキャラクターです。しかし、フラッシュの頭の回転の速さが尋常ではないため、彼の行動や思考を読むことが出来ませんでした。

6.クイックシルバーよりも高速!?

DCコミックの高速キャラ代表はもちろんフラッシュですが、アメコミのライバル会社マーベルの高速キャラといえばクイックシルバーです。このふたりの高速キャラクターはどちらが最速かを決めるため、度々勝負をしていました。 マーベルユニバースではフラッシュはスピードフォースがないため、クイックシルバーに負けていましたが、本来の実力を発揮すればクイックシルバーに速さで勝ることが出来ます。 クイックシルバーの最高速はおよそ音速の4倍、フラッシュは光速と同等、もしくは光速以上のスピードに達します。

7.ウォーリー・ウエストが全くの別人に!?

2011年発表のDCコミックリブートシリーズの『フラッシュ』ではウォーリー・ウエスト(3代目フラッシュ)の物語や設定に多くの改変が加えられていました。 ウォーリーはアフリカ系の母親がいる設定となり容姿は黒人、コスチュームもオリジナルとは全くの別物になっています。古くからのコミックファンは相当怒りを覚えていたようです。

8.バリー・アレンは初代フラッシュではない!?

ドラマ『フラッシュ』の主人公バリー・アレンは初代ではありません。バリーはかなり有名なキャラクターとなりましたが、実は初代は別の人物。初代フラッシュであったのは、ジェイ・ゲーリック。実験中にハードウォーターを吸ったことで超高速の能力を獲得し、誕生したとのことです。 1940年に初登場、およそ10年シリーズが続いた後にバリー・アレンのフラッシュシリーズの連載が開始されました。 ジェイ・ゲーリックは年を取った姿でDCコミックに登場することがあります。

9.リブート作品成功の先駆者!?

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2011年のリブートのように、今までもDCコミックは時代に即した作品にするため度々シリーズのリブートを繰り返してきた歴史があります。 1950年代後半にもDCコミックのリブートが敢行され、フラッシュも新たな容姿や設定が与えられていました。 このリブートが成功したことで、バットマン、スーパーマン、グリーン・ランタンなど人気キャラクターシリーズのリブートが続き、アメコミ一大ムーブメントのひとつ“シルバー・エイジ・オブ・コミックス”につながったと言われています。

10.殺人容疑で裁判に出廷!?

リバース・フラッシュ殺害後、バリー・アレンは殺人容疑で裁判にかけられ、有罪判決を受けます。 しかし、後にリバースが生きていたことが発覚、さらに殺害された婚約者アイリスが新たな身体を手に入れて復活、ふたりは結婚することになるなど、いろいろとややこしい設定になっています。

11.テレビ版ヴィランは凶悪過ぎる!?

キャプテンコールド
ドラマシリーズ『フラッシュ』に登場するヴィラン、キャプテン・コールドやヒート・ウェーブはコミックバージョンよりも凶悪度がかなり増したキャラクターになっています。 コミック版では女性や子供を傷付けない、警官やヒーローであっても死に至るほど残酷なことをしないなど、道徳観のあるキャラクターたちでした。ビジネスとしてフラッシュとチームを組むことさえありました。

12.隕石の衝突と同等のパンチ力!?

フラッシュの能力、高速移動は強さには直結しないと思う人が多いかもしれません。 しかし、バリー・アレンは並外れたスピードを活かして強力なパンチを繰り出します。そのパンチの威力は恐竜を滅ぼしたといわれる隕石が地球に衝突した時と同等です。

13.ランニングマシンでタイムトラベル!?

フラッシュは本気を出せば、そのスピードによってタイムトラベルが可能です。しかし、スピードをコントロールしなければ目的とする時代へ行くことが出来ないため、彼はある意外な解決方法を見つけます。 それは、ランニングマシンを使ってスピードをコントロールするという画期的なアイデアでした。テレビシリーズにバリー・アレンがランニングマシンを使う場面があるのはコミックへのオマージュでしょう。

14.4代目フラッシュが存在する!?

初代フラッシュのジェイ・ギャリック、2代目はバリー・アレン、3代目はウォーリー・ウエスト。すると4代目は…? コミックによると、バリー・アレンの孫バート・アレンが4代目フラッシュを引き継ぐことになっているようです。

15.リバース・フラッシュはバリー・アレンの人生を破滅させるために生まれてきた!?

スパイダーマンのグリーンゴブリン、バットマンのジョーカーなどアメコミには象徴的なヴィランが登場しますが、フラッシュの象徴的ヴィランはリバース・フラッシュです。 リバースはバリー・アレンの人生の破滅されるために生まれてきたような人物です。バリーの両親や婚約者アイリス・ウエストを殺害、自身を殺害した罪までバリーに背負わせた男です。 そんな彼のモチベーションはフラッシュをこの世から葬り、自らがセントラルシティのヒーローになることです。

16.スーパーマンよりも高速!?

スーパーマン
DCコミックファンの間ではフラッシュとスーパーマンどちらが高速なのかよく議論されています。 コミックで度々ふたりのレースがセットアップされてきましたが、最後の最後にヴィランが登場して決着がつかない展開が繰り返されていました。 しかし、中には最後までレースが行われてどちらが高速なのか判明するエピソードが存在します。そのエピソードではフラッシュがスピードフォースによってスーパーマンを圧倒していました。実際の映画でも見たい対決ですね!コミックによるとフラッシュに軍配が上がったようです。

17.グリーン・ランタンのリングをはめていた!?

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アメコミにおいて、違うシリーズのヒーロー同士がクロスオーバーして初対面する場面は非常に重要、2011年のDCコミックリブート作品ではその重要な初対面シーンに改変を加えています。フラッシュはグリーン・ランタンと関りが深いキャラクターですが、彼らの初対面シーンも変更されていました。 リブート作品ではふたりは闘技場で初対面することになります。その中でバリー・アレンはハル・ジョーダン(グリーン・ランタン)のリングをはめる展開があります。 この瞬間、フラッシュはグリーン・ランタンのリングをはめた数少ないヒーローとなりました。

18.ブルース・ウェインが殺害されていた!?

コミックの中に、バリー・アレンがリバース・フラッシュから母親を守るためにタイムトラベルするエピソードがあります。 彼がタイムトラベルを通して過去を変えようとしたことでDCユニバースの世界がハチャメチャに、様々なキャラクターの運命が変わってしまいます。 たとえば、バリーの両親が殺害される代わりにブルース・ウェイン(バットマン)が死ぬ運命になったり、スーパーマンは生涯軍事施設に拘束された状態となっていました。

19.旧映像作品のキャストが新シリーズにカムバックしている!?

90年代にもドラマやビデオ映画など、さまざまなフラッシュの映像作品が制作されていました。あまりクオリティは高くなかったものの、今でもカルト的人気を誇っています。 新たなドラマシリーズ『THE FLASH/フラッシュ』は、そんな旧シリーズへオマージュを捧げています。 たとえば、旧シリーズでバリー・アレンを演じていたジョン・ウェズリー・シップがバリーの父ヘンリー役で出演、ティナ・マギー役アマンダ・ペイズは同じ役で出演しています。 また、ビデオ映画に出演していたスターウォーズのルークとしてお馴染みのマーク・ハミルがトリック・スター役でカムバックしています。

20.ゴーストライダーと融合したキャラクター!?

ゴーストライダー
一時期、マーベルとDCコミックのキャラクターをマッシュアップさせて新たなキャラクターを生み出す試みが数多く行われていました。その時、フラッシュはゴーストライダーとミックスされ、スピードデーモンというキャラクターが生まれました。まさかのマーベル作品とのコラボ!ファンには胸アツな展開ですね。 スーパーマン、バットマンとまではいかないものの、アメコミファンを中心に高い人気を誇るフラッシュ。ジャスティスリーグが主人公の映画も制作されており、注目のヒーローとなっていくことでしょう。

21.母親の死と父親の逮捕

バリー・アレンは、アメリカはアイオワ州のちいさな町で暮らすヘンリー・アレンとその妻ノラのもとに生まれました。 ところがノラは、未来からやってきた宿敵リバース・フラッシュの閃光によって殺害されてしまいます。追い討ちをかけるように、ヘンリーも妻殺害の容疑で逮捕されるのでした。 この事件をきっかけに、バリーは真犯人を捕まえ父の無実を証明しようと誓います。彼の強い正義感は、辛い体験から来るものなのです。

22.超人パワーを得たのは事故だった?

彼が超人的なスピードを手に入れたのは、ある日稲妻に打たれたから。稲妻といってもただ雷に打たれたのではありません。実験室にいた彼は、電気が身体を駆け巡る瞬間に様々な化学薬品を浴びてしまいました。つまり、彼がスーパーパワーを得たのはアクシデントだったのです。 瞬間移動したような感覚を味わったり、ダイナーの店員が落とした食器を宙で受け止めたりしているうちに、自分がスーパーパワーを宿したことを自覚しました。

23.速さを応用した様々な技

フラッシュの能力は「速さ」ですが、スピードフォースから力を引き出すことで様々な技を使うことができます。スピードフォースというのは、運動エネルギーで満ちた次元のこと。 スピードフォースのエネルギーを応用してできることは以下の通り。透明化や分身、物質も通過したり、宙に浮いたり、高熱を発することもできるのです。さらにヒーリングファクターのように回復速度を飛躍的にアップさせることもできます。 さらにスピードフォースを上手く使いこなせば、時空や次元を超えた移動も可能です。

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24.得意分野は化学

青年期のころから彼の得意分野だったのは、化学でした。得意の化学を農業に活かした彼は、地元の大会で優勝した奨学金で大学に進み、有機化学を専攻します。 大学四年の時、彼は警察が銀行強盗を逮捕するのを助けます。悪と戦うことに憧れを抱いていた彼は、警察で科学調査官として働こうと決めます。科学者の立場から正義を行おうとしたのです。 彼がスーパーパワーを得るのは、警察で働き始めてからのこと。だから雷に打たれたとき、実験室にいたのです。

25.フラッシュにもサイドキックがいた

バットマンにとってのロビンのように、フラッシュにも、「キッド・フラッシュ」と呼ばれるサイドキックがいます。 初代キッド・フラッシュはアイリス・ウェストの親戚ウォーリー・ウェスト。フラッシュにとって甥にあたります。彼もまたアクシデントで超速を手に入れた人物で、キッド・フラッシュ卒業後は3代目フラッシュに襲名しました。 2代目キッド・フラッシュになったのはバート・アレン。未来からやってきたバリー・アレンの子孫です。 時空や血縁を超えて、フラッシュというヒーローが受け継がれてきました。