2025年4月9日更新

歴代スーパーマン俳優一覧!初代から最新8代目まで網羅

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『マン・オブ・スティール』(2013)スーパーマン、ヘンリー・カヴィル
MAN OF STEEL and all pre-existing related characters and elements TM and © DC. Man of Steel program and all related new characters and elements TM and © Warner Bros. Entertainment Inc.

アメコミヒーローの原点にして頂点、スーパーマン。彼の物語はこれまでたびたび映像化され、さまざまな俳優がスーパーマンを演じてきました。 この記事では、これまで歴代のスーパーマンを演じた俳優を紹介します!

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歴代スーパーマンの俳優一覧

初代:カーク・アレン

名前 カーク・アレン
出演作 『スーパーマン』(1948年) 『アトムマン VS スーパーマン』(1950年)
時代 1948年〜1950年
特徴 世界初のスーパーヒーローとして、子どもにも大人にも人気に

1938年の誕生から10年後、1948年に一躍国民的人気を得たスーパーマンが、連続活劇としてついに映像化されました。 初代を演じたのは、カーク・アレンです。赤と青のコスチュームに身を包み、超人的なパワーでヒールを倒す姿に、子どもだけではなく大人たちも夢中になりました。 世界で愛され続けるスーパーマンの歴史はここから始まりました。

2代目:ジョージ・リーヴス

名前 ジョージ・リーヴス
出演作 『スーパーマンと地底人間』(1951年) テレビドラマ『スーパーマン』(1952年〜1958年)
時代 1951年〜1958年
特徴 CG等ない時代の生身のアクション

1951年に『スーパーマンと地底人間』が公開されました。このときのスーパーマンは、ジョージ・リーブスが演じ、初代スーパーマンの人気を上回るほど話題となりました。 アメコミ初の長編映画ということも、起爆剤のひとつになったようです。 映画の大ヒットによって、翌年テレビシリーズの放送が開始されました。それが、1952年~1958年放送の『スーパーマンの冒険』です。テレビシリーズでも、リーヴスが引き続きスーパーマンに扮しました。

3代目:クリストファー・リーヴ

『スーパーマン』(1978年)
名前 クリストファー・リーヴ
出演作 『スーパーマン』(1978年) 『スーパーマンⅡ 冒険篇』(1980年) 『スーパーマンⅢ/電子の要塞』(1983年) 『スーパーマンⅣ/最強の敵』(1987年)
時代 1978年〜1987年
特徴 口から冷気、目から熱戦発射・透視などの能力追加 甘いマスクで女性人気も獲得

クリストファー・リーヴは1978年に『スーパーマン』で、スーパーマンに大抜擢され、これ以降3作に出演を果たしています。 1981年公開『スーパーマンⅡ 冒険篇』では、ニューヨークでのアクションシーンなど、スピーディーな展開と迫力の映像が絶賛されました。 続く、1983年公開『スーパーマンⅢ/電子の要塞』では、スーパーマンの心に悪が芽生えてしまうというシリアスなストーリーに注目が集まりました。 1987年公開の『スーパーマンⅣ/最強の敵』では、太陽から誕生したヒール、最強の超人ニュークリアマンの登場など話題とはなったものの、ストーリーがイマイチとの声も上がりました。 その後、1995年にリーヴは落馬事故によって首から下が不自由となり、その壮絶な人生を追ったドキュメンタリー『スーパーマン/クリストファー・リーヴの生涯』が制作されました。同作は2024年にアメリカで限定公開され、日本ではU-NEXTで観ることができます。

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4代目:ディーン・ケイン

名前 ディーン・ケイン
出演作 テレビシリーズ『LOIS&CLARK/新スーパーマン』
時代 1993年〜1997年
特徴 恋人ロイス・レインとの関係にもフォーカス

ディーン・ケインは、1993年~1997年まで放送されたテレビシリーズ『LOIS&CLARK/新スーパーマン』で、スーパーマン/クラーク・ケントを好演しました。 ディーンは、このスーパーマンの後、一気に人気者の仲間入りを果たし、テレビはもちろん、映画への出演も数多く果たしています。

5代目:トム・ウェリング

トム・ウェリング
© The CW Network
名前 トム・ウェリング
出演作 テレビシリーズ『ヤング・スーパーマン』
時代 2001年〜2010年
特徴 スーパーマン/クラーク・ケントの高校時代からの成長を描く

歴代スーパーマンの中でも最も長くスーパーマンを演じたのは、トム・ウェリングです。 テレビシリーズ『ヤング・スーパーマン』は2001年から2011年までの10年間、10シリーズまで放送される大人気ぶりです。 ここでは、スーパーマンことクラーク・ケントの高校時代から始まり、大人へと成長しスーパーマンになるまでを描いているので、とても長い物語となりました。1989年の隕石群とともに地球に落下した、クリプトン人の少年が、ケント夫妻の養子となり、大人に近づくにつれて人とは違った特殊能力があることに違和感を感じながら生活を送ります。 またその生活と並行して、恋も経験し、淡く切ない青春ストーリーも見事に描き出しています。

6代目:ブランドン・ラウス

名前 ブランドン・ラウス
出演作 『スーパーマン・リターンズ』(2006年)
時代 2006年
特徴 クリストファー・リーヴ版の続編 主演のラウスは、リーヴに顔が似ているのもキャスティングされた大きな理由といわれている

ブランドン・ラウスが主演を務めた2006年公開の『スーパーマン・リターンズ』は、1978年公開『スーパーマン』と1980年公開『スーパーマンII/冒険篇』の続編という設定で作られています。『スーパーマンⅢ/電子の要塞』や『スーパーマンⅣ/最強の敵』での出来事が無視されているのが驚きですが、物語はスーパーマンが地球を去ってから5年後経過したところから始まります。 同作は多くの映画賞を席巻するほどの大ヒットとなり、続編の予定もあったのですが、様々な事由により中止されてしまいました。

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7代目:ヘンリー・カヴィル

マン・オブ・スティール、ヘンリー・カヴィル、スーパーマン
© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC.
名前 ヘンリー・カヴィル
出演作 『マン・オブ・スティール』(2013年) 『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016年) 『ジャスティス・リーグ』(2017年)
時代 2013年〜2017年
特徴 『マン・オブ・スティール』では、ヒーロー誕生までの苦悩が描かれる

2013年公開の『マン・オブ・スティール』で8代目スーパーマンが誕生しました。イギリス出身のヘンリー・カヴィルが演じるスーパーマンは、コスチュームもイメージを一新し、より力強いデザインへと変貌を遂げています。 意外にも、史上初となるアメリカ人以外のスーパーマン誕生も話題となりました。 その後の『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』や『ジャスティス・リーグ』でも彼がスーパーマンを演じ、今では徐々にそのスーパーマン像が定着しつつあります。

2025最新8代目デヴィッド・コレンスウェット

名前 デヴィッド・コレンスウェット
出演作 『スーパーマン』(2025年)
時代 2025年〜
特徴 人間らしさが強調されたキャラクター

2025年7月11日に日米同時公開となる『スーパーマン』で主演を務めるのは、デヴィッド・コレンスウェットです。 本作のスーパーマンは、これまでより人間臭さが強調されたキャラクターになっていると言われており、『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党・集結』(2021年)を成功に導いたジェームズ・ガン監督がどのようなスーパーマンを描くのかに注目が集まっています。 主演のコレンスウェットは、これまでに『Pearl パール』(2022年)や『ツイスターズ』(2024年)などに出演しています。

あなたは歴代スーパーマン俳優で誰が好き?

初代から現在に至るまでのスーパーマンたちはそれぞれ個性がありつつも、スーパーヒーローとして違和感のない存在感を持っていました。 2025年7月には新キャストでの新作が公開されることでも注目が集まっている元祖スーパーヒーロー。この機会に今までのスーパーマンを振り返るために過去のシリーズ作品を見てみてはいかがでしょうか。